満足度★★★★
玉の井家
内容を理解するのに時間はかかったけど、ほんと独特の世界観で不思議な気分になりました。最後のほうで話が飲み込め、理解できました。二人の個性的な役者の演技がほんとに上手くて、素敵な劇団に出会えたと思いました。
満足度★★★
これまでは
才能と世界観に依拠して、やりっぱなしな印象があったけど、今回の作品は作品世界がうまく完結していたと思う。
これは劇作家としての能力の向上だと思う。
満足度★★★
謎に引き込む女優2人の腕力
会場は地下の小さなカフェで、舞台は小さなダイニングと併設されたキッチン。実際に料理をして食べるシーンもあります。東京、大阪、福岡の3都市を2人芝居でまわるカフェ・ツアーなんて、いいアイデアだと思いました。
両親が死んでから7年間2人きりで生活してきた姉妹が、キューピー人形の姿をした“神様”に導かれて過去を回想していきます。登場人物は“美しい女(三坂恵美)と不細工な女(中村雪絵)”(←当日パンフレットではっきりと役名紹介。どちらが姉でどちらが妹かは明記なし)。片方が人間ではないかもしれないという意外な展開から、さらにそれをも覆す事実が現れます。
チラシの第一印象からきっとコメディなのだろうと思っていたら、全くそうではなく・・・これは残念でした。でも、予想外の出来事が次々に起こって、目の前の人物が誰なのかがわからなくなり、小さな食卓に漂う空気がドラスティックに変わっていく感覚は、とても演劇的で面白かったです。
女優さんも堂々とした演技を見せてくださいました。歌うシーンでは、お2人ともお腹からしっかり声が出ていてお上手でした。
チケットが飛行機の切符のデザインになっており、開演前におしぼりを手渡しでもらったり。これからフライトをする気分を素敵に演出してくださいました。
洗練された小品
場所の雰囲気から伝わる閉塞間が、ストーリーとリンクしていて、
全体として空気がよかった。
ストーリーや演技に説得力があって、最初は何がなんだか分からなかった
けれど、だんだんラストに近づくにつれて、
ぼんやりと全体が見え、納得できた。
夢と現実とその他が交錯したような時間の中で、
怖さと共に、姉妹の心理がしっかり描かれていたと思う。
おかえり♪
おもしろかったぁ!
東京、大阪と武者修行の成果なのか、11月に見たときよりも、役者2人が余裕があるというか堂々としている感じがしました。
11月のお話とうまくリンクさせつつ、オリジナルでも楽しめると言う設定。
でも11月よりも、演出が細かく丁寧になったような気がします。
満足度★★★★
予想以上におもしろかった
こんなことならもっと人を誘えばよかった・・。ま、今回の公演は、あまりお客さんが詰めかけても入れないような会場だったんだけど。贅沢した。
この距離感でお芝居できる度胸に、すごいなって思った。
次は本公演が観てみたい。
満足度★★★★★
こわおもしろい・・・!?
最初からず~っとだまされて見ていました・・・・
ぎゃははは・・・笑いながら・・・・
いや、これ以上は・・・・やめときましょ。。。
まだ観に行きたいと言いつつ、まだ観に行っていないあなた
観に行きたいとは言ってないというあなたも
ぜひ行ってみて!
満足度★★★★★
面白かったです
「カフェ公演なのに2000円は挑戦的だなぁ」などと思いながら行ったのですが、十分に面白い公演でした。
きつい挑戦的な演出や、あんまりハッピーじゃないお話や、過剰な作はあんまり好みじゃないんですが、センスの良さや感度の高さは「面白いと言わなきゃしょうがない」と思わせる作品でした。
なんか自分と全然違う意見なのに、完全に論破された気分です。
「すげー」という気持ちと、「悔しいなぁ」という気持ちが混ざっています。
また、大阪に来たら多分見に行くと思います。
満足度★★★★★
たぶんココ・・・。
こりっちに登録したばかりで、初心者らしい失敗投稿をしてしまいました。
どうすりゃいいのか放っておいて、こちらに書かせて下さい。
今回、旅行の行程に観劇を含めました。
なので、大阪人ではないです。でも、福岡人でもないですよ。
ぎゃ。の公演は2回目です。
こんな舞台設計ステキ♪キッチンが作らなくてもそこにあるんですもの。
照明のカンジが良かったです。
そして、すんごく近い!福岡でも近いのかな?
満足度★★★★
距離
いい臨場感でした。
匂い立つと言いますか、ほんとに匂いまで届いたという感じです。
あの距離で初めての経験でした。
おもしろかった!ありがとうございます。
満足度★★★★
二人の女優魂を見た。
私も前の人の意見と似ている。劇団名、タイトル、そして何より強烈なチラシのイメージ等から、とびきりのコメディを見せてくれる劇団だとかってに勘違いしていた。
その先入観が抜けるまでに若干時間を要した。その先入観を除けば質の高い二人の姉妹の心理劇である。あたかも寺山修二の初期の作品を見ているような感じだった。実際に料理を作り、その料理を食べながら、夢の中と現実とが次から次へと交差し、物語は進行していく。
幻想的な芝居だ。狭い空間をうまく生かし、女優二人だけで独特の世界を見事に作り上げた。
満足度★★
結果、ホラー。
福岡からの交通費が26000円、場所代が96000円。客席は14席。こんなことを聞いちゃうと、酷評を書くには残酷だと思うが、忌憚なく書かせていただきます。
以下はネタばれBOXにて。。