満足度★★★★★
【R18回】珍妙な設定にくるまれた美しさに涙
土曜ソワレを観劇。
初演が、私の初「PMC野郎」でした。
(そしてその時もR18回を観てました・笑)
上演時間は約120分。
再演、嬉しかったです。
役者が変わって演出なども変わって、
とても楽しかったです。
大人になった小学生男子達の
アダルティかつ馬鹿馬鹿しい遊びが入ったR18公演でも、
本筋の楽しさと切なさ、
残酷さや愛情の美しさは損なわれることなく、
ぼろぼろに泣いてしまいました。
開演前パフォーマンスは開演20分前くらいから開始。
開場時間の時点で、
すでに開演前パフォーマンスの登場人物は舞台の上にいるので、わくわくです(笑)
あれを東京で観れるとは思いませんでした(笑)
有料の販売パンフレット(2000円)には
役名やビジュアルが記載されていますが、
劇場入ったときにスタッフさんがくれる束に入っている
「忙しすぎるキャスト達」一覧には
正式な役名は書いておらず、
でも本編を観れば
「あぁ、この役はあの○○○のことだな!」
ってピンとくるように書いてあるので、
奇想天外な登場キャラクター達を上演中新鮮に楽しめるのも上手いなぁと思います。
終演後は役者さんがロビーに出てきてパンフレットにサイン等書いてくれるのですが、
スタッフさんが通路の確保に細かく気遣ってくれていて、
すぐに帰りたいなって思ってる人(電車の関係とか…)にも
優しいなと思いました。
満足度★★★★
祭りのあと
頭を空っぽにして楽しめる敷居の低さと、あちこちに隠されている笑いの要素が魅力です。そうやって馴染みきった特徴的なキャラクターに、最後は感情移入していました。サービス精神たっぷりの舞台です。
満足度★★★★★
終演後、涙
良かった。
観劇中はそうでもなかったが、なぜか終演後に涙が出た。
初演時よりも洗練され、見やすくわかりやすくなっており、感情が揺さぶられた。
スケールが劇場の規模にぴったり合っていたのも理由のひとつと思う。
満足度★★★★★
やっぱりすごい芝居
やっぱりすごい芝居だと思う。
再演で話の筋は判っているのに、同じように衝撃を受ける。
このアイデア、構成、ナンセンスと批判精神、そして被り物の存在感。
増田赤カブトさんの成長と、顔が小さくすっきりしたことに改めて感動する。
相変わらず誰だかわからないぬいぐるみが似合いすぎる加藤慎吾さん、
この芝居のシリアスな重みを一身に背負う横尾下下さんの凄み、
シンプルな舞台でスピーディーな場転と効果的な映像の使い方、
効果音のタイミングの良さ、キャバレーのダンスのレベルアップなど
「ん・・・?」と思うところをチャラにしてしまうパワーとドラマ性がある。
役者さんは大変だろうに、客入れの時間までエンタメに徹するところが好き。
満足度★★★★
より贅沢に
2年前の初演よりもより贅沢な感じに。
いろいろ「遊び」を増やしたからこそ、ラストがより際立つ、そんなところ。
あと、開場パフォーマンスもパワーアップしていた。
満足度★★★★★
大当たり
CoRichの評で、絶対好みだと思って行ったら、想像以上に好みだった。
いや~、面白い、というか、なんかすごいわ。
「心温まるひどい話」の意味が、やっとわかった。
なんか、いろいろと観客サービスがユニークで、すごく楽しんだ。
たしかにちょっと台詞が聞き取れなかったところもあったけど、なんとかなったし、あでも、音のボリュームは微妙かな。
満足度★★★★★
良い舞台を観れて、大満足!!
2年前の初演を観た時の衝撃と感動が忘れられず、かなり期待して観に行きました。そして、その期待以上の素晴らしい舞台でした!!各シーン、各キャラクターがパワーアップしていて、新たなキャラクターも良いアクセントになっていて、もうホントに凄いのです。シヅ子の歌がとても上手くなってて驚きました♪話の流れやオチも知っているけど、それでも感動のラストシーン、ゴルバチョフから目が離せない。。あっと言う間の2時間、『ホントに良いもの観たなぁ』と心が温かくなりました。
開演前のパフォーマンスがまた楽しい!日替わりゲストとかR-18公演とか、客を楽しませる工夫がたくさんあって、本当にありがとうございます!
満足度★★★★
二年前の思いが蘇る
二年前の今頃、美津乃あわさんを目当てで見に行ったこの公演の再演があることを知り、家庭の事情でしばらく遠のいていた「劇場」に足を運びました。
見に行けて本当に良かったです。
新しい演出や追加の場面も加わって、吹原さんの才能の幅を存分に堪能しました。まだまだ才能の引き出しをたくさん隠し持っている余裕さえ感じました。
半年空いていた観劇人生のスイッチがまた入ってしまいました。嬉しい悲鳴です。頃をみて後半またリピします。
満足度★★★★★
2年ぶりの再会
もともと初演が大好きなので、贔屓目はあると思いますが、やはりこの作品が私は大好きです。
喜怒哀楽の全てがそこにある、豊かな作品です。
初演から2年、追加された要素と、演出家や役者・劇団全体のレベルアップにより、キャラクター達の魅力が増し、物語自体にも深み増したように思います。
アウグストゥス(野口オリジナルさん)と正田主任参謀(岡田達也さん)は特に初演から変わったキャラクターです。
初演で伝説的だった珍太郎(サイショモンドダスト★さん)の戦闘シーンも健在です。健在どころか長くなりました(笑)
他のキャラクター達も、皆初演より更に魅力的になっています!
という訳で、初めての人には勿論、初演を観た人にも楽しめる再演でした。
劇場が大きくなったことで、キャバレーのシーンがより華やかになり、特にラストナンバーは初演よりぐっと輝きが増しています。キラキラしている!
あのシーンは輝いていれば輝いているほど切なくなるので、とても良いです。輝くシヅ子(増田赤カブトさん)と、輝きの向こう側のゴルバチョフ(加藤慎吾さん)の二人の表情が涙を誘います。
そもそも、劇場が大きくなったことにより、客席で感じられる熱量が薄くなってしまうということが無かったのが良かったです。
そして相変わらず、開場中パフォーマンスの問題作(笑)に始まり、唐突に客席を巻き込んできたり、唐突に投げられるサインボール、そして個性的な物販等々、作品だけでなくいろんな部分で十二分に観客を楽しませてくれる劇団です。
パワーアップしたこの作品にまた出会えて、本当に嬉しい。
満足度★★★★
哀しい未来。
みんながハッピーエンドを迎える未来は計算できないのか。戦災や人体・動物実験を受けた者の末路はかなしい。本編は、笑いを交えて観させてもらえますが、もっと和むために、早めの入場をオススメします。
満足度★★★★
楽しかったけど…
R18の回を観劇。 なかなか良かったのですが、 ちょっとわかりずらいところもあったかな。。
本編前の パフォーマンスが 最高でした!
満足度★★★★★
あっとゆう間
あっとゆう間に終わった。内容は1つ間違えれば重苦しくなるようなものだったのに、そうはならずに、テンポよく、1つ1つの芝居のキレもよく、あっとゆう間に終わった。初めて見る劇団さんだったが見ていなくて損をした。
満足度★★★★★
やはり面白い!
初演も観ているが、変えている箇所もあり、笑いが更にパワーアップしていた。何でもありの世界観の舞台であるが、観劇後に残る余韻は単なるコメディでは無い。心温まるひどい話であるが、ラストシーンがとても好き。
また、毎度御馴染の開場パフォーマンスは必見。短編作品として完成度も高い(笑)
満足度★★★★★
やっぱりPMC野郎はこうでなくちゃ!
前回のシブゲキは、ちょこっとよそ行きというか「置きにいった」感があった気がします。やっぱりPMC野郎はこうでなくちゃ!ロックでなくちゃ!って気がしました。かなり荒々しい感じだったサンモールスタジオ時代をほうふつとさせる作風がよみがえる!役者の躍動感や「何でもあり」感が半端じゃないんですよね。そして初演とちょっと変わったところもまたGood!これからもい~い感じでファンを振り回してほしいです!出来ればこの路線で新作が観たい!!!今後とも、何卒よろしくお願い致します!!!
満足度★★★★★
うちの犬はサイコロを振るのをやめた
前座(笑)のお芝居からして心温まるひどい話に、ここ笑うとこじゃないはず・・・だけど笑っちゃいました。なんでもありの中国が話の発端なのでしゃべれることが災いとなり、ある能力を持たされた犬のゴルバチョフの愛と絶望の 心温まるひどい話。ハチャメチャなお話なのに、ゴルバチョフの一途な思いに泣かされました。初日のバタバタ感はありましたがとても面白くて、今までポップンマッシュルームチキン野郎さんを見て来なかったのが残念です。日替わりゲストの平山佳延さんも美しくて、今日行って良かったです。
当日チラシにありましたが「忙しすぎるキャストたち」・・・以下ネタバレで