大原さん素敵
あらすじの前半読むと、あれ?ファンタジックな話?と思ったけど、あらすじの後半ではあれ?リアルな話?ってなったのとおんなじように、
芝居も2つの芝居が楽しく融合する。
大原さんが素敵。存在しえないキャラなのに、しっかり存在してて素敵。
そして女優がかわいい。憎たらしい気持ちになるくらいそれぞれかわいい。
満足度★★★
あれっ!
言いたい事は大よそ理解できるのだが、細部に気になることがあった。
刑事ふたりは熱演だったが、犯人の所在場所の講釈がこの芝居において必要なことなのか。
ワニと鳥の存在が無くても問題ないのでは?
シェアハウスの住人の過去が暴かれたあとにもう一工夫欲しかった。
アクアリウムとシェアハウスを重ねたのだろうが、シェアハウスの住人は家族のように互いに助け合うことは難しくはないか。
一色洋平さんは滑舌いいですね。
満足度★★★★★
プレ観劇してきました
金曜日、風姿花伝にて、プレ観劇してきました。
この作品は、ちょっとした感想がネタばれになりかねぬ稀有な作品だと思うため、ネタばれ防止機能に書かせて頂きます。
満足度★★★★★
プレビュー観劇
120分、惹きこまれっぱなし。
「え!?つか!?」な驚きから始まる「つか!」れない人たちの話、食物連鎖から外れ餌を与えられて安定させられ続ける苦しみについての話、に見えた。
『くろねこちゃんとベージュねこちゃん』をさらに進化させた、みたいな語り口のうまさはさすがだなあ、ホント。
もう一回観に行きたいけど「少年A」ゲストが誰の時に観に行こう?
大原さんの喉と魚たちの健康を祈ってます。
満足度★★★★★
(やっぱり)でっかい芝居だった
ここ数年、演劇の魅力に取り憑かれたもうすぐ50歳間近の者です。
なんで演劇は身近なことをねちねち大声で語っているんだろうという疑念が高校時代にトラウマのようにあったからだったんですが、でかい演劇ってのがあるというのを知りました(見ているものはごく一部なのですが)
野田地図と谷賢一の芝居は比べちゃどちらにも失礼なんでしょうけど。
オリジナルの脚本でもここまで持って行けるってのは流石(ちょっと褒めすぎですけど、必見の演劇でしょう)
プレビュー公演と、本公演では変わりそうなシーンがちょっとありそうな予感がするので、また見に行きたい。
(同じ芝居は2期はみない主義なんですが、これは見る価値ある)
満足度★★★★★
最上の空気
最上の作品は空気を作る。この芝居の空気の作り方は心臓に来る。えも言われぬ恐怖に苦しくなる。でも笑える。1か月のロングラン。日々進化することが運命づけられている芝居。何度も観てこちらも進化したいと思える芝居であった。
満足度★★★★★
素晴らしい演出と演技(追記あり)
さりげなく、ポップな作風なれど、その奥に強い現代への問いかけがある脚本。
緩急の絶妙な演出。
共に、素晴らしかった。
個性的で、力のある役者たちも、とても魅力的だった。
冒頭から中盤までは文句なく素晴らしかった。
後半<あと一歩、、、>と思う部分があったが、それは、プレヴュー公演だからだと思いたい。
※ネタバレの最後に、生活保護を受給して生活している田所優美の描き方についての違和感、その違和感から生じた作品全体についての印象の変化を追記しました。(12/18)
初ダルカラ!
すごい面白かった。
ほんとに面白かった。俳優さんがみんな素敵で、一人一人見応えあって。
台詞がまた、嚙みごたえがあるというか。台詞を聴いていて、情景が淡い色彩で浮かんでくるようなかんじ。
あと、渡邊亮さんがよかった!長台詞がぬめっとしてて、気持ち悪いかんじが素敵。キモ愛おしいかんじ。
あと、制作さんにご親切に対応していただいて、ありがとうございました。
震えて眠れ
いやぁ〜、興奮しました。ヤバすぎる。DULL-COLORED POPの、というよりも谷賢一の作品、という印象を抱きつつ観ていたのだけれど。表現における禁忌、そこに分け入ろうとする意思を強く感じて震えた。エンタテインメントの衣を着てとんでもないことやってるんじゃないかしらん。そして初日だというのに、シェアハウス住人(動物含む)の演技の質感がすごく良かった。フリーフォームというか自由な感じがして相当好ましかった。物質的な距離感に初日ぽさ、手探り感みたいなものは感じたけれど。ゲストがゲストである意味も納得の使い方がされていて、これは全キャスト観てみたくなる。今月の予定を再考しなければ。余談だけれども、タイトルコールで清水那保さんの声がいちばんよく聴こえたような気がするのは空耳だろうか笑