ミュージカル 『レディ・ベス』 公演情報 ミュージカル 『レディ・ベス』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 満足度★★★★

    史実に基づくから
    ストーリー的には淡々と進むのだけれど、ロビンとベスの恋愛があるから、生オケと歌にもぐっと来るものがあって、占星術をイメージした美術も含めて、堪能いたしました。

  • 満足度★★★★

    見応えのあるミュージカル
    運命に翻弄されながらも望みを捨てず粘り強く生きるエリザベスを描いて、楽しいばかりではないが見応えのあるミュージカルだった。

    詳細は、「福岡演劇の今」 http://f-e-now.ciao.jp/ に書いています。

  • 満足度★★★★

    美しい
    レディ・ベスを完璧に仕立てた作品。ミュージカルではメリハリのついたキャラクターが好まれるのか、善悪をはっきりさせるなぁ。
    ストーリーは史実に基づいたフィクションだろうけど、舞台装置、音楽、衣装、演出、役者ら全てが融合して実に美しいミュージカルだった。

  • 満足度★★★

    楽曲が素敵
    シルベスター・リーヴァイ氏の楽曲は、どれも好きです。

  • 満足度★★★★★

    リアルさに貢献する首切り役人
    先日も書きましたが、アンブーリンの登場場面に必ず現れる首切り役人役の方が気になって、とうとう2000円もするパンフレットを購入してしまいました。
    (父の存命中は、常に東宝のパンフレットには原稿を執筆していましたから、生まれつき、パンフレットを購入するという観念がなく、実に久々の自腹パンフでした)

    笠原竜司さんというジャパンアクションクラブ出身の俳優さんでした。この方の筋肉隆々の佇まいが、本当に首切り役人らしさ満載で、彼が、和音さんの横で存在するだけで、アンブーリンからべスに伝わる悲劇の連鎖を具象化していて、観劇する度に感嘆します。

    3度目の観劇でしたが、アンサンブルの進化が著しく、舞台が活性化していました。

    育三郎さんのロビンには、べスへの愛情が増し、平方さんのフェりぺ王子には、楽しんで役を演じられる余裕が生まれ、吉野・石川コンビの悪役ぶりには更に拍車が掛かり、二人の掛け合いの楽曲は、絶品の境地に…。
    ロビンの仲間の3人組は、舞台を明るくする役割をきちんと務められ、花總べスには益々気品が具わりました。

    後5回ぐらい観たくなる、素敵な作品に成長していて、これが、世界初演作であることが、ちょっと日本のミュージカルファンとして、誇らしい気持ちになってしまいました。

    3回目にして、口ずさめる楽曲も数曲できたので、初ミュージカルとしては、大成功ではないでしょうか?

    パンフレットによれば、首切り役人の登場は、演出の小池さんのご発案だそうで、この作品、東宝の手で、小池さんの演出で、世界初演できて、ラッキーだったのではと思いました。

    ネタバレBOX

    改めて思うのですが、吉沢さんて、確執のある女性同士が、お互いの気持ちが通じ合う瞬間に歌う楽曲に、いつも才気を見せつけて下さる女優さんですね。
    「ルドルフ・ザ・ラストキス」の時もそうでしたが、今回の舞台でも、憎んでいた腹違いの妹べスに、自分の気持ちを吐露して、憎しみが徐々に癒えて行く過程での歌唱に、心が籠っていて、何度観てももらい泣きしてしまいます。

    花總さんのべスは、最初の頃観た時より、べスの成長の変化をより丁寧に演じていらしたと感じました。ロビンに誘われて、男の振りをして街の様子を見に行くシーンで、ロビンの演技指導に、男っぽくする所作が、少女べスの楽しさを感じさせて、こちらまで嬉しくなりました。

    本当に、皆さん進化して、どんどん素敵な舞台になりつつありますので、是非、近い将来、また再演して頂きたいと願わずにはいられません。
  • 満足度★★★

    数人キャストが替るだけで
    同じ内容の芝居なのに、こうも雰囲気が変わるものかという驚きがありました。

    前回拝見したキャスト陣の方が、それぞれ、強い個性があったので、芝居の流れに、緊迫感や、緩急があったようで、今日の舞台はやや平板に感じました。

    期待した加藤さんは、予想の通り、見栄えは素晴らしいロビンでしたが、演技や歌唱では、やはり育三郎さんに軍配が上がる気がしました。ただラブシーンの世界観では、加藤さんの方が勝っているようにも感じます。

    加藤さん、平方さん、未来さん、更に、情感を込められた舞台進化に期待したいと思います。

    特に、加藤さんは、まだ、演出の通りに、演技して歌って動いて…という演じ手の素顔が見え隠れしている感じがするので、もっと公演を重ねて、役を生きられるようになられた頃が楽しみだなと思いました。

    カテコの後に、プレゼントコーナーなどがあり、出演者の楽屋グッズが、抽選で、12名の方に当たりましたが、こういう催しがあると知らずに、帰られた方もずいぶん見受けられました。
    せめて、幕間に告知すればいいのにと思います。

    ネタバレBOX

    先日も思いましたが、簡素なセットの使い方が、機知に富んで本当にお見事。円盤を何通りにも使って、背景を映したり、後方の舞台として活用したり、場転の度に、心の中で、感心してしまいます。
    その都度の照明の美しさにも息を呑みます。

    べスの母親が、亡霊として登場する度に、処刑役人の男性が、首切り道具を持って現れますが、その方の筋肉隆々の腕が、死刑執行人として大変リアルで、こういう細部にも、適任の役者さんを配したスタッフの心意気が嬉しくなりました。
  • 満足度★★★★

    力強く
    女ってたくましい。でも弱さも秘めている。そんなことを感じたミュージカルでした。力強い楽曲が多かったですよね。これぞミュージカル!!とも感じましたよ。舞台美術の効果が良かったです。物語もすごく分かり易かったし。

  • 満足度★★★★

    衣装と演出が美しい!
    wキャストでは花總、石丸、加藤、吉沢、平方を観劇。
    舞台衣装素晴らしく、演出も良い。観劇時の席は多少遠くなっても中央がベター。曲は節々にリーヴァィらしいメロディ。ただもう一つパンチの利いた楽曲ほしい。
    歌手は皆良かったのですが、アン・ブーリン役和音美桜さんは本当に素晴らしい!ぜひ近い将来彼女のエリザベート観たいものだ。メアリ役吉沢梨絵さんは母校の後輩(鑑賞会貸切公演)の前で熱演(やや力は入すぎかも)でした。
    花總、石丸は期待通り!次回は5月末に平野べス観ます。

    ネタバレBOX

    ヘンリー8世とアン・ブーリンの子レディ・ベスがエリザベス1世として即位するまでの話。
    世界初演ミュージカルでクンツェ&リーヴァイコンビに小池修一郎が演出。
    母親の問題で姉のメアリー1世との確執そして和解!
    バルコニーシーンはロミジュリ、、さらにラストシーンはエリザベートをダブらせる。
  • 満足度★★★★★

    天にも昇る気持ち
    何しろ、ずっと待ち侘びていた花總さんの主演舞台復帰作、拝見できただけで、夢見心地でした。

    花總べス、山崎ロビン、吉沢メアリー、古川フェりぺ、石丸アスカムのキャストスケジュール日でした。

    一番目を奪われたのはセットの美しさ。簡易なセットなのにもかかわらず、映像と照明で、その場をそれらしく感じさせるスタッフ技術に息を呑みました。

    べスにとっては、敵役の、石川、吉野コンビの見事な息の合い方にも拍手喝采もの。

    曲は、難解なものも多く、訳詞があまりはまっていないようにも感じましたが、全体的に、キャストがすこぶるはまり役ばかりで、これは、久しぶりに、リピートしたくなるミュージカルでした。

    ネタバレBOX

    先日、別の劇場で、「9デイズクイーン」を観たばかりだし、たまたまテレ東の歴史情報番組で、ヘンリー8世の知識を仕入れた矢先だったので、幾らヨーロッパの歴史に疎い私でも、人物関係が容易く理解できて、助かりました。

    「9デイズクイーン」の後日譚でもあり、その舞台では、上川さんが演じたロジャー・アスカムを石丸さんと山口さんが演じています。

    濡れ衣を着せられ処刑された、悲劇の王妃アン・ブーリン役の和音さんの透き通るような歌声が、わが子べスを見守る亡霊として、慈愛に満ちて、素晴らしい歌唱ぶりでした。

    べスを亡き者にしようと画策する、ガーデイナーの禅さんと、シモン・ルナールの吉野さんの名コンビが、相性ピッタリで、歌も、台詞も息の合い方が気持ちいい!二人のデュエットシーンは、極上の一言でした。

    ロンドン塔に幽閉されて以降の、花總さんのべスには、気品と威厳が供わり、待ち侘びた甲斐があったと、心が舞い上がる心地でした。

    ロビンは、虚構の人物なんでしょうか?これまで観たエリザベス関連の映画や舞台では、知らなかった人物ですが、彼が、どうしてべスの心を射止めたのか、今ひとつ理解できず、二人のラブシーンにはあまり共感できないのですが、育三郎さんよりは、加藤さんの方がこのシーンには向いていそうなので、急遽、加藤ロビンも拝見する予定を立てました。

    先日の、テレ東の番組で、ロンドン塔を実際観ただけに、べスが、船着き場に着くシーンが胸に沁みました。幽閉された壁だらけの寒そうな部屋から、ちょうど断頭台が見下ろせるのですね。あの部屋で、精神の異常をきたさずに、しっかりと自分を保つことができたエリザベスは、やはり、偉大な女王になるべき運命だったのだろうと、実感します。
  • 満足度★★★

    平野さんの回
    エリザベスが女王になるまでの話。
    有りがちな物語に感じたが、
    分かりやすくて面白い。
    それにしても、観客は女性が大半だったなあ。
    上演時間3時間10分(休憩時間25分含む)。

    ネタバレBOX

    「自由に生きること、愛する人と生きること」
    「国家のために生きること」
    揺れ動いたがエリザベスは自由ではなく、国家のために生きることを
    選択する。
    自由に生きることを選択して欲しいなあと
    心では思ったのだが、エリザベスがなぜこの男を愛するようになったのか、説得力がなかったので、これでいいかも(笑)。
    別バージョンもみようかな。
  • 満足度★★★★★

    石丸幹二さん
    ベスの家庭教師役の石丸幹二さんがとても素晴らしかったと思います。
    近くの劇場でやっている「ラブネバーダイ」の鹿賀さんが体調が思わしくなくて入院されていると新聞で読みました。
    体調がよくなるまで代役してさしあげたらなんて(無理だとは思いますが)思ってしまいました。

  • 満足度★★★

    期待ほどではなかったけれど・・・
    花総さんのレディベスは女王になってからが輝いていました。うん、もう、最後の最後で。オーラ出てました。
    残念ながら、少女時代のベスには魅力が感じられない。
    ストーリーも、感動できなかった。

    たぶん何度か観ると、好きになると思います。ヅカマジックと同じで。

    曲は悪くないけれど、歌詞があっていない。
    『エリザベート』や『ロミオ&ジュリエット』ほどの作品にはなってないかな。と、あくまで個人の感想です。

    アン•ブーリンの和音美桜さんの歌がよかったです。
    なんだかんだいって、あと3回観ます。

    ネタバレBOX

    ロビンのキャラがどうしても好きになれない。
    中二のニートにしか見えない。
    馬車くらい直してやれ。俺はアーティストだからそんなことしないって、どんだけだ。
    バルコニーのシーン、ブラブラしてるんじゃない。
    追っ手が来たとたん、スルスル上りやがって(笑)


    ブログにもう少し詳しく書きました。当日の配役とか。
    http://ameblo.jp/imacoco2010/entry-11827314425.html

    言ってることは変わらないけど。
  • 満足度★★★★★

    【花總・山崎・未来・古川・山口の回】観劇
    ラストは豪華絢爛、花總まりさんのベスは気品がありました。

    ネタバレBOX

    自分の幸せよりも責任を選んで女王になったベスの、波瀾万丈かつ恋もあった前半生を描いた話。

    命の危機は何度もありましたが、姉で女王のメアリーは、もしかしたら全く血の繋がりが無いかもしれない妹ベスに対して、口で言っている割には殺すことに躊躇していたようにも思えました。メアリーの側近が、それこそ北朝鮮の金正恩並みに邪魔者は消すという考えに至りましたが、メアリーの夫としてスペインから来たフェリペの意向もあってベスは助かりました。

    女王の座に着けたのはもちろん生きていたからですが、メアリーが年増のブスで子宝に恵まれなかったことと癌に罹ってしまって早世したためだったのも事実です。

    楽曲的には牧歌的なものからスペイン風のものまで多彩でした。キャストスケジュール的にはかなり理想的な組み合わせだったと思います。花總まりさんは気品がありました。

    歌唱としては亡き母アン役の和音美桜さんが素晴らしかったです。家庭教師ロジャー役の山口祐一郎さんの甘い歌声も健在で、愛に生きることの重要性を説くアンと、女王として国民の期待に応えるべきと説くロジャーの二人が相反する生き方をベスに同時に歌い聞かせる楽曲は素敵でした。

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