満足度★★★★
結局、最期にみんなが帰るところは皆同じではないか
ダイジェストが走馬燈か。
母の記憶はないのだろうか?
家=母のイメージなのだけど。
きっと帰れる。
当パンが、窓があって家の形の、小さな封筒に入っているのがとてもカワイイ。
満足度★★★★
何かを忘れない様に
何かを忘れない様にしているのか、今回の作品はその何かを忘れないようにという部分が凄く出ていたと思う。家の解体という題材はとても分かりやすい。故郷を捨てるという言い方が正しいか分からないですが、そこに残った人、去って行った人、そこに残らざるを得なかった人など様々な人間の描写が上手く映しているのだが、今回は少し何かが足りなかったyぽうな気がします。でもその何かが分からないです。何かとは?
次の作品も楽しみです。
勉強になりました。ありがとうございます。
満足度★★★★
共感。
幾たびも繰り返されるいくつかのシーン(想い出)、棒読み的なセリフからはじまる同じセリフと動作も、繰り返すごとに感情が入っていき、共感してしまいます。
満足度★★★★
リフレイン体験、納得と不満と
リフレインという技法の効果は体験することができたが、ややたいくつな舞台だった。生身の俳優がリフレインという技法で的確に表現することのむずかしさを感じた。
詳細は、演劇感想サイト「福岡演劇の今」 http://f-e-now.ciao.jp/ に書いています。
満足度★★★★
家の映像が流れる
物語に続きがあったというか結末があったことに新鮮さを覚えた。作風が変化しても構わないという感じが、自由さに通じている様な気がして、追いかけて観ているこっちも自由になれた。でも、今までの選曲から言って、哀しい時に哀しい音楽が流れているところは、ちょっと違和感を覚えましたが。。。何よりも家にを失くすということに対してリアルに表現したいという作者の素直な思い入れを感じた。英の、家が主役の映画を思い出しました。題名なんだっけ、、、
満足度★★★
あやふやな記憶
色々と突っ込みどころはあるだろうし、あの繰り返しの手法を嫌いな人は嫌いだとも思う。でも演劇初心者としては「こういうのもあるんだなー」と思ったし、描かれようとしているものの(この時代における)普遍さは、数多の(目的を忘れたのではないかと思わせる)その他の演劇よりもリアリティがあった。
満足度★★★★
観た。
初めて観たときの衝撃は無いが、より洗練された印象の劇団。
セットが豪華になった変わりに役者の負担は減ったのかも。
それでも、この独特の手法は訴えてくるものがあって面白い。
満足度★★★
いつものマームらしいけど、物語の詰めが甘い気も
「大きな古時計」という歌の「古時計」を「木造家屋」に変えたようなお芝居。チクタクチクタク過ごした日常を台詞とダンスで幾度も繰り返す。そのリズムが観客の記憶に作用し、それぞれの「チクタク」が脳内に立ち上る。
今回の公演を「自己模倣」と言って批判してたひともいたようだけど、マームはずっと「喪失」それ自身と、喪失という事象により望むと望まざるとに関わらず変化を強いられる人々の姿と記憶を描いていたように思うし、今回の公演もそういう感じがした。
満足度★★★
反復して増幅される感情
かつて暮らしていた家に対してのノスタルジックな思いを、先鋭的でスタイリッシュな表現手法を用いて描いた作品でした。
長女、長男、次女の3人が生まれ育った家が道路拡張の為に取り壊されるその日の3人の様子をメインにして、友達が家に遊びに来た時、長女が家を出る時といった過去のエピソードが織り込まれ、それぞれのシーンを何度も立ち位置を変化させながら繰り返す構成でした。
観客に説明するような文体、一般的な意味では下手な演技、時系列の頻繁な跳躍、ダンスのような往復運動や円環運動といった、観客を物語の世界に単純に没入させない仕掛けを用いながらも、普遍性のある感情が描かれていて、同じシーンが繰り返される内に強度が高まって行くのが印象的でした。
感極まった涙声で台詞を言うのが個人的に苦手で、作品の世界観に共感出来ませんでしたが、激しい身体表現によって感情表現を増幅させる手法が興味深かったです。照明を落とし、大音量の音楽が流れる中で激しい動きが行われていたのが印象に残りました。
役者の台詞と動きだけで十分に表現力があるので、スモークや映像、叙情的な音楽の使用は過剰に感じられました。
満足度★★★★
ちょっと長すぎた
「今日マチ子さんとジプシー」に続いて二度目のマーム。面白かったし、リフレインの手法に飽きたということもなかった。
一時期の野田秀樹が言葉遊びの可能性を徹底的に追求していたように、一時期の平田オリザが同時発話を追求していたように、今の藤田貴大はリフレインの手法を追求する時期なんだろう。でも、ちょっと上演時間が長すぎた。80分くらいにまとめてあったら、五つ星。
みた
途中退席した。
制作の方にはご面倒をかけてしまった。
育った家を壊す・壊されるという経験が私にもあって、だから、というのもおかしいかも知れないけれど、登場人物の感情の訴えがしつこ過ぎた。そこは分かってるから先に進めて、という気持ちが限界に来てしまった。最後までみたらまた違った感想なのかも知れないけれども。
満足度★★
うーん
前にマームとジプシーは前衛劇だと書いたが、今回は何というかオーソドックスな作品。
正面席より演者に近い正面斜めの席がお勧め。
声が良く聞こえるから。
マームとジプシーに少し飽きてきたかも。