満足度★★★★★
じっくり見れば
人間の会話や動きってこんなにおもしろいんだな
関西弁バージョンだったけど、人間の感情がちゃんと描かれているから
笑えるし、泣ける。あそこまで人間のやりとりの細部を描ける平田オリザさんは天才だ!!!!
満足度★★★★
【青森編】故郷の訛り激しき。
青森編は、兄姉夫妻と弟妹夫妻の対比の妙を楽しめた。
青森出身者としては、微妙な会話のニュアンスにほくそ笑み、どこか優越感。
言葉選びに手抜かりなし。おみそれしました。
明日は、帯広と広島。言うなればアウェーです。
満足度★★★★
夫婦ってなに?
客席は超満員。だけど丁寧な案内で特にトラブルはない感じ。
平田さんのアフタートークにもほとんどのお客様が残ってました。
客席からの質問もたくさん出て、いい雰囲気で終了。
夫婦ってなんだろう?
なんで一緒に暮してるんだろうとあらためて自問自答しました。
満足度★★★★
【三重編】にゃあにゃあ。
にゃあにゃあ言う以外は、外の者には関西弁との差違は判らず。
しかしながら、全体的にまるっとしていて、関西編とは違った魅力が。
特に弟のおっとり感は、一番好きだったかも知れない。
満足度★★★★
【熊本編】青森編に匹敵する面白さ!
やっぱりコレぐらい色が出る方言の方が、
グッと来る!なと。
何気ない問いかけや、返事が既に面白い。
個人的には鹿児島編、名古屋編なども
観てみたいなと。
満足度★★★★
【広島編】あれっ?広島って
もうちょっと抑揚のついた訛りがあるんじゃなかったっけ?
と思うほど標準語化されている広島編。
ま、その分理解不能な言葉はなく100%戯曲を理解。
そして、平田オリザ的不条理劇を堪能。
満足度★★★★
【青森編】伝説の名優 畑澤聖悟(渡辺源四郎商店店主)の怪演を堪能!
それを迎え撃つ森内美由紀(青年団)、工藤倫子(青年団)も
存在感をアピール、翻弄される小寺悠介も好演。
満足度★★★★
【青森編】役者の力を感じる作り。
兄姉夫婦の力量が長年連れ添った雰囲気に、主人公の二人の個性の弱さが状況に対応しきれていない初々しさににマッチしてる。67分。
満足度★★★★
【関西編】各キャラの押出しが強い。
テンポよい言葉に乗って、全員の姿勢が攻めている。このバージョン自体が芸になってしまってるような印象。面白いからよいけど。64分。
満足度★★★★
【広島編】意外にもスタイリッシュ。
若いチームということもあるのか、どこか都会っぽい感じで広島弁での応酬。
やりすぎない感じが、逆に「こんな感じなのかな」とか思わされたり。
割とニュートラルな感じ、そしてポップな感じが好みならこのチームかも。
満足度★★★★
【盛岡編】故郷の訛り懐かし2。
青森県出身なのですが、言葉は南部弁なので、盛岡編は本当に親近感。
ぐっとまとまった感じのバランス感覚の良さは戯曲の良さを伝えてくれる。
それでいながら、しっかり脱線する具合がなかなか◎。
満足度★★★★
【関西編】軽妙だからこそ。
関西弁の軽妙さが観客をくすぐり、空気が暖まってくる。
徐々に節々の台詞が不条理状況から見える“問題”を気づかせてくれる。
平田オリザメイドの不条理劇は優しい問題提起をするなぁ。
これが、他のバージョンでどうなってしまうのか。
関西編を基準点に定めて、残り7作品を楽しみたい。
次回は我が故郷・青森編。
満足度★★★★
【英語編】Suddenly GAIJIN
外国人の方がかなり多い客席の反応も楽しみつつの観劇。
正直な所、前もって4本観ていたから何とか理解ができたという感じ。
翻訳の難しそうな部分など、興味深く……お勉強したかな、と(苦笑)。
リーディングとは言うものの、しっかりアクトがついており、
ほとんどフルパフォーマンスと変わらぬ感じで観ることができた。
英語版ならではのアクトがあり、言葉が変われば身体も変わるんだな、と。
8本観るからこそ、これくらいの刺激物がちょうどいいなっ、てのが正直な感想。
満足度★★★★
*青森*面白い!!
見る前は各地の中で自分の故郷に近いところにしようかと思うところもあったが、無用な気遣いでした。
訛りは、所々わからない部分は在れど芝居や流れで想像するのが楽しく
独特な訛りの会話はテンポが実に心地よく(達者な俳優さんだからと思いますが)
私が見たバージョンは個々のキャラ立ちが楽しく、いい一時間を過ごしました。
満足度★★★
【熊本編】南端の曲者。
今回のシリーズの南端ということで、流石に曲者。
癖のある熊本弁を堪能しつつ、やっぱり大袈裟になるなぁと思ってしまう。
言葉によって本当に性格が出るし、戯曲のニュアンスが変わるなぁと。
満足度★★★
【広島編】とてもオーソドックス。
淡々とした会話の中、突然テンションがあがったりする以外は大きな変化もなく。方言もあまり気にならないつくりに。68分。
満足度★★★
【帯広編】平田オリザの手を離れるということは、
ここまで仕上がりが変わってしまうのか!と驚く。
今回唯一演出は平田オリザではなく、片寄晴則(帯広演研)。
元々は7年前にこの帯広演研という
アマチュア劇団のために書き下ろした作品とのこと。
つまりはこれがオリジナルバージョン。
満足度★★★
【三重編】おかずがない分早い。
関西弁のテンポのよさが他のバージョンより早い展開に。関西編とは違って台詞にネタ的要素が見られない分余計に短い仕上がりに。55分。