隣にいても一人 公演情報 隣にいても一人」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-20件 / 28件中
  • 満足度★★★★★

    じっくり見れば
    人間の会話や動きってこんなにおもしろいんだな
    関西弁バージョンだったけど、人間の感情がちゃんと描かれているから
    笑えるし、泣ける。あそこまで人間のやりとりの細部を描ける平田オリザさんは天才だ!!!!

  • 満足度★★★★

    【青森編】故郷の訛り激しき。
    青森編は、兄姉夫妻と弟妹夫妻の対比の妙を楽しめた。

    青森出身者としては、微妙な会話のニュアンスにほくそ笑み、どこか優越感。
    言葉選びに手抜かりなし。おみそれしました。

    明日は、帯広と広島。言うなればアウェーです。

    ネタバレBOX

    畑澤聖悟+森内美由紀が、想像通りにいい塩梅。
    やや激しすぎるきらいはあったけれど、その存在感は代え難いものがある。
    往年の弘前劇場を思い出してしまった。
  • 満足度★★★★

    夫婦ってなに?
    客席は超満員。だけど丁寧な案内で特にトラブルはない感じ。
    平田さんのアフタートークにもほとんどのお客様が残ってました。
    客席からの質問もたくさん出て、いい雰囲気で終了。
    夫婦ってなんだろう?
    なんで一緒に暮してるんだろうとあらためて自問自答しました。

  • 満足度★★★★

    【盛岡編】程よい方言のミックス加減。
    コレ位からがおかしみが効いて来るのかなと。

    ネタバレBOX

    角舘玲奈の淡々とした感じが良いなぁ。
    くらもちひろゆき×高橋縁の夫婦は出オチ級の面白さ。
    この作品は配役のバランスが大事だと実感。
  • 満足度★★★★

    【三重編】にゃあにゃあ。
    にゃあにゃあ言う以外は、外の者には関西弁との差違は判らず。
    しかしながら、全体的にまるっとしていて、関西編とは違った魅力が。
    特に弟のおっとり感は、一番好きだったかも知れない。

  • 満足度★★★★

    【熊本編】青森編に匹敵する面白さ!
    やっぱりコレぐらい色が出る方言の方が、
    グッと来る!なと。

    何気ない問いかけや、返事が既に面白い。

    個人的には鹿児島編、名古屋編なども
    観てみたいなと。

  • 満足度★★★★

    【広島編】あれっ?広島って
    もうちょっと抑揚のついた訛りがあるんじゃなかったっけ?
    と思うほど標準語化されている広島編。
    ま、その分理解不能な言葉はなく100%戯曲を理解。
    そして、平田オリザ的不条理劇を堪能。

    ネタバレBOX

    面白いな~コノ演劇。
    夫婦になってしまった若い2人の問題が、
    ことあるごとに離婚寸前の兄夫婦の話に脱線するが、
    自分たちのことを棚に上げて、
    もっともらしい説教を述べる姿が、
    物凄くリアルで大笑いする。

    今回8バージョンあるのですが、
    もちろんコンプリート致しますよ。
  • 満足度★★★★

    【青森編】伝説の名優 畑澤聖悟(渡辺源四郎商店店主)の怪演を堪能!
    それを迎え撃つ森内美由紀(青年団)、工藤倫子(青年団)も
    存在感をアピール、翻弄される小寺悠介も好演。

    ネタバレBOX

    この3年程観た青年団の演劇の中で、
    最もドタバタした作品だったかも。
    演技の大きさでいうと【帯広編】の倍以上なのだけど、
    それがまったくもって気にならない程、
    めちゃめちゃ面白い!

    で、理由を考えてみた。
    答えは簡単に見つかった。

    そういう人が本当に存在しそうか?どうか。
    というコトでした。
    リアクションが大きくても、
    役者の技術力が高く、
    リアルに感じる人物造形であれば、
    OKなのだと。

    このバージョンで言うと、
    スキンヘッドで強面で大柄な男が、
    弟に対して高圧的だったり、
    奥さんに対して弱気で子供じみた態度だったり、
    それに伴うリアクションの大きさや、
    また、そんなダンナに対する、
    奥さんの容赦ない強力な突っ込みは、
    物語を勢い良く展開させる為にはアリだなと。

    しかしこれが一転、
    キャラクター造形が中途半端だったり、
    役者の技術が低かったりする場合に、
    やたら芝居が大きいと正視に堪えなくなる。
    ということかなと。

    残りのバージョンも、
    どんなキャラクターが飛び出すのか、
    とても楽しみであります。
  • 満足度★★★★

    【関西編】所々会話の間がズレてしまい、
    笑いに繋がらなくもったいない箇所が、
    気にはなったものの、
    役者陣が芸達者で、面白く観る!

    ネタバレBOX

    <以下大阪生まれ故に偏見に満ちたコメントです。>
    平田オリザの戯曲は関西弁(正確には大阪弁)には、
    あまり向かないのかなと。

    思うに大阪弁の会話においては、
    動詞や形容詞、形容動詞が、ニュアンスのみの擬音になったり、
    むりやりボケたり、突っ込んだりと、
    内容の約半分(時に半分以上)が、
    会話の内容とあまり関係が無い発語だと感じるので、
    平田オリザの戯曲だと、間が良ければ良い程。
    よく出来たベテラン漫才師のネタを聞いているようで、
    面白いのだけれど、リアル感覚は薄れるのかなと。

    イントネーションでニュアンスが出せる京言葉や
    さめた印象の神戸弁なら向くのかなとも思い。

  • 満足度★★★★

    【青森編】役者の力を感じる作り。
    兄姉夫婦の力量が長年連れ添った雰囲気に、主人公の二人の個性の弱さが状況に対応しきれていない初々しさににマッチしてる。67分。

    ネタバレBOX

    畑澤×森内はさすがの貫禄。離婚を間近にしているけれども、そこには積み重なった思い出がたくさんあるのが滲み出ている。対して小寺×工藤の”なって”しまった新?夫婦は現実を認識させられただけのための辿々しさが若さに合っていたと思う。青森編はそのこなれた方言が互いの関係の距離感をうまく表現していたように思う。
  • 満足度★★★★

    【関西編】各キャラの押出しが強い。
    テンポよい言葉に乗って、全員の姿勢が攻めている。このバージョン自体が芸になってしまってるような印象。面白いからよいけど。64分。

    ネタバレBOX

    いろいろと台詞に余計なおかずを入れているにもかかわらず、上演時間が短いのはそのテンポのせいか。ちょっと間が悪かったり、ウケを狙ってる台詞でハズしたりするのはご愛敬か。

    芝居として気になったのは、昇平が物書きを終えてファミレスから帰ってくるときに手ぶらだったのにはちょっと違和感。
  • 満足度★★★★

    【広島編】意外にもスタイリッシュ。
    若いチームということもあるのか、どこか都会っぽい感じで広島弁での応酬。
    やりすぎない感じが、逆に「こんな感じなのかな」とか思わされたり。
    割とニュートラルな感じ、そしてポップな感じが好みならこのチームかも。

    ネタバレBOX

    統一教会のエピソードって重要だから入れてるのかと思いきや、広島編は無し。
    若いチームだからっていうのが理由なんだろうか……。
  • 満足度★★★★

    【盛岡編】故郷の訛り懐かし2。
    青森県出身なのですが、言葉は南部弁なので、盛岡編は本当に親近感。

    ぐっとまとまった感じのバランス感覚の良さは戯曲の良さを伝えてくれる。
    それでいながら、しっかり脱線する具合がなかなか◎。

    ネタバレBOX

    特に兄姉夫婦のくらもちひろゆき×高橋縁のバランス感覚は絶妙。
    個人的には、今回のベスト1に挙げたいくらい。
  • 満足度★★★★

    【関西編】軽妙だからこそ。
    関西弁の軽妙さが観客をくすぐり、空気が暖まってくる。
    徐々に節々の台詞が不条理状況から見える“問題”を気づかせてくれる。
    平田オリザメイドの不条理劇は優しい問題提起をするなぁ。

    これが、他のバージョンでどうなってしまうのか。
    関西編を基準点に定めて、残り7作品を楽しみたい。

    次回は我が故郷・青森編。

  • 満足度★★★★

    【英語編】Suddenly GAIJIN
    外国人の方がかなり多い客席の反応も楽しみつつの観劇。

    正直な所、前もって4本観ていたから何とか理解ができたという感じ。
    翻訳の難しそうな部分など、興味深く……お勉強したかな、と(苦笑)。

    リーディングとは言うものの、しっかりアクトがついており、
    ほとんどフルパフォーマンスと変わらぬ感じで観ることができた。
    英語版ならではのアクトがあり、言葉が変われば身体も変わるんだな、と。

    8本観るからこそ、これくらいの刺激物がちょうどいいなっ、てのが正直な感想。

    ネタバレBOX

    PPTにて、共同演出の工藤千夏が、
    「朝、起きてみたら夫婦になっていただけでなく、
    いきなり日本人が英語を喋り出す状況も不条理だ」と言っており、
    こじつけながら、そこもまた確かな魅力であった。
    お辞儀しながら、「I'm sorry」とか、本当にシュールだったものね。

    投稿タイトルは、隣で外国人のお客さんが、
    「Suddenly GAIJIN」と言っていて、言い得て妙だな、と。
    ちなみに、英訳タイトルは、『Suddenly Married』である。
  • 満足度★★★★

    *青森*面白い!!
    見る前は各地の中で自分の故郷に近いところにしようかと思うところもあったが、無用な気遣いでした。
    訛りは、所々わからない部分は在れど芝居や流れで想像するのが楽しく
    独特な訛りの会話はテンポが実に心地よく(達者な俳優さんだからと思いますが)
    私が見たバージョンは個々のキャラ立ちが楽しく、いい一時間を過ごしました。

  • 満足度★★★

    【熊本編】南端の曲者。
    今回のシリーズの南端ということで、流石に曲者。
    癖のある熊本弁を堪能しつつ、やっぱり大袈裟になるなぁと思ってしまう。
    言葉によって本当に性格が出るし、戯曲のニュアンスが変わるなぁと。

  • 満足度★★★

    【広島編】とてもオーソドックス。
    淡々とした会話の中、突然テンションがあがったりする以外は大きな変化もなく。方言もあまり気にならないつくりに。68分。

    ネタバレBOX

    この演目にはなぜか昇平の部屋に最初から熊のぬいぐるみが。最後の方ですみえが抱くシーンはあるのだが、基本的には似つかわしいというかその必要性には疑問を覚えた。
  • 満足度★★★

    【帯広編】平田オリザの手を離れるということは、
    ここまで仕上がりが変わってしまうのか!と驚く。

    今回唯一演出は平田オリザではなく、片寄晴則(帯広演研)。
    元々は7年前にこの帯広演研という
    アマチュア劇団のために書き下ろした作品とのこと。
    つまりはこれがオリジナルバージョン。

    ネタバレBOX

    客入れや暗転時に音楽が流れる違和感。
    目に付いてしまうリアクションの大きさ。
    4人中3人が帯広の役者ということで、
    仕事をお願いすることもないなぁ...。
    と思いつつ心を閉じる。
  • 満足度★★★

    【三重編】おかずがない分早い。
    関西弁のテンポのよさが他のバージョンより早い展開に。関西編とは違って台詞にネタ的要素が見られない分余計に短い仕上がりに。55分。

    ネタバレBOX

    仕草の面白さはあるものの、このバージョンとしての特徴というのがあまり感じないようにも思えて。

    小さな事だけど、朝食の際に全然使わなかったパターは余計だったかなぁ。これのせいで片づけが1回増えてるし。

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