キャンパーズ シークレット 公演情報 キャンパーズ シークレット」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★

    枯れ葉の敷き詰められた開場、そこはまさにキャンプ場で
    舞台美術さんと照明さんは凄い良い仕事してた
    キャンプが本当にスキなんだろうなとわかるくらい、キャンプのやり取り部分は面白かった
    しかし、その後の物語部分になると途端に粗や設定の無理が出てきて
    まるで別の作品のような酷さだった
    とくに作品で語りたいことを前説と中説で延々と語っており
    自覚もしているようだが、作品で語り得ることは作品で語らないと
    こっちは説教を聞きに来ているわけじゃない
    作品から受け取るメッセージは作品やそこに登場する人物、台詞から観客がちゃんと自分なりに解釈して自分のものとして持って帰る

  • 満足度★★

    小竹向原の地下にあんな空間があることにびっくり。
    キャンプ場のセットの見事さにうっとり。

    ここまでは良かったのだが、最初の40分はひたすら集まった人の雑談で、とくに盛り上がりもなく、伏線かと思ったものも後から振り返ると回収もされない。その後も小さな事件とかアクセントのおちゃらけはあるものの淡々と進んで行く。アラフォー会社員あるあるをキャンプ場でやっているだけだ。

    これは作、演出、出演の林灰二さんのファンクラブのミーティングなのだろう。一見さんの私にはお金を払って近所のおじさんのお話を聞いてきたようなものだった。

  • 満足度★★★★★

    非常に深い内容の舞台でした。いろいろと考えされられ、一つの人生の在り方のような意味合いを持った舞台です。とても面白かったです。

  • 満足度★★★★

    初の劇団を、数年ぶり二度目のサイスタジオで。密かに期待を膨らませていたがその理由は今思えば(以前来た時の朧ろな印象だが)作り込み自由で逆に大変そうな空間(一から仕立てなきゃならん)、既成のやり方に囚われない人達・・そんな連想をしていたらしい。
    私の勘違いはOi-SCALEをもっと新しい集団だと思い込んでいたことで実は10年選手である。想像(勝手な想像だが)に反して時系列に進む比較的折り目正しいストレートプレイであった(ただし奇想な要素はある)。であるので、劇団色を明確に感知するに至らなかったが、展開や舞台処理に独特の筆致がある。作・演出の林氏が主要人物として出演もし、毎回なのか今回いきなりなのか型破りな手段も使い、しかし処理にはこなれた感もある。が一定レベルの劇団公演にしては(台詞量に比して)役者の噛みがやや見られ、本の上がりの問題か、稽古がうまく組めなかったか・・色々想像した。ストレートプレイとは言え組み立て方が見えない分、想像の羽が伸びる。
    さて入場すると四角の舞台エリアが真ん中にどかんとあり、闇ではなく星明りの下に沈んでテントその他のキャンプグッズの数々が見える。エリアを囲むように客席があり、メインの正面に二列、サイドはメインに近い方から10席程度、一列。各自の席までは舞台エリアと客席を区切る低い塀の内側を歩く。キャンプのエリアに踏み入る感覚。林氏の語りからぬるっと芝居に入っていく。
    青春謳歌した「あの頃」から20年経ったというから恐らくは今やアラフォーとなった仲間が集った、その物語を縦糸に、キャンプ場関係者やたまたま行き逢った人らが横糸に絡む。キャンプあるある的なマニアックな会話が効果的に挟まれ、キャンプ好きである林氏だけにディテイルに信憑性が生まれている。作劇の端々にちりばめた具体イメージがおいしい。
    ただ、創作の出発点にあるのだろうと推察される「時間」への慨嘆、記憶の甘味さといった概念化・言語化の困難な感覚的要素を、軸に据えようとしている印象で、これは演劇としては難物に挑戦しているという他ない。そこから踏み出した後、本当は物語はさらに続いていくものではないか、などと考える。登場人物全てが十分に役割を遂げる作りになっているとは言えない憾みもある。
    しかし都市生活者にとって「見なきゃ分からない」範疇である、山の夜がもたらす言葉にならない何か、例えばそれを探る感覚的思考を促すものは、このキャンプ場という設定、作り込まれた風景そのものにある。

  • 満足度★★★

    キャンプ場の疑似体験は楽しかったです。案内されるのは夜のキャンプ場、やっと目が慣れてきても全部ははっきり見ることができないもどかしさが良かったので、一晩ものにして夜が明けて明るくなったら(当然会場も明るくなって見えなくても良かったようなものまで見えるわけで)目が覚めました・・・現実に引き戻されました・・・みたいなのが良かったかなと。

    ネタバレBOX

    あの河童は何だったんだろ。

    林さんは作・演出に専念した方が良いのではないかと思いました。
  • 満足度★★★★★

    暗い階段を懐中電灯に照らされて係の人に案内されていきついた先はキャンプ場。広くて自然の匂いのするこの場所は本当のキャンプができると思われるほどリアルな舞台。まずこれに驚かされます。そのほかこまごまとした小道具も圧巻です。観てきたの口コミの評価の良さに期待して出かけましたがまさに期待を裏切らない芝居でした。

  • 満足度★★★★★

    まずは舞台セットに驚かされました。本物のキャンプ場。客席に案内される時も、まるで本物の山の中を歩いているような感じでした。客席と舞台上の垣根が無い感じになるので、キャラ達の会話を実際に自分が隣で見聞きしているような気分にさせられました。
    中年おじさんの葛藤も共感できる所が多く話にガッツリとハマっちゃいました。
    ありがとうございました!

    ネタバレBOX

    自動販売機に群がる虫と同じ
    東京という光に引き寄せられてるけど、東京には何があるのか… 自分も人生の半分近くは東京だけども何も残ってない。田舎が恋しくなりました。
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2019/03/19 (火) 19:30

    価格4,000円

    いつもの「真冬の良く晴れた日の午前2時」を思わせる澄んでいてそれでいて張りつめた空気感ではなくちょうど今の時期の遅い夜のような少し冷えるがだいぶ穏やかになってきた感覚で進行しつつ、終盤でOi-SCALEらしさが全開に。タマらん♪
    大半を占めるキャンプ場での会話スケッチ集的な部分はそのリアルな舞台美術(キャンプ用品は林さんの私物だそうで)も相俟ってまるで本当の会話をすぐ横で見聞しているようだが気分はあくまで傍観者。
    が、終盤のある時点で風太の心情を我が事のように感じられて一気に劇中に引きずり込まれる……と言うか、もしかすると自分が風太としてあのキャンプ場の夜にいたかも知れない、と思ってしまうのはある意味メタ?(以下ネタバレBOXへ)

    ネタバレBOX

    さらに林さんの語りで「物語の共有」「想像力の翼」「居場所」などについて考えさせられて「あー、やっぱりOi-SCALEだぁ!」状態。(笑)

    で、作・演出で出演もする方(林さんの他にはX-QUESTのトクナガさん、Peek-a-Booの武末さん、リジッター企画の中嶋さんなど)って、芝居の中で自在になおかつ自然にふるまっているように見えることが多いが、本作終盤の林さんは作品を司る神、ゲームマスターならぬプレイマスターではなかろうか?
    終盤の語りに入る直前の林さんを(役としての)神ではないか?としばし思ったことから考えを発展させてそんなことも感じた。
  • 満足度★★★★★

    まるで秘密基地、地下へと降り通路を通り抜けて、目の前に出現した会場は、
    舞台スペース、広っ!まさに「キャンプ場」という異空間。
    スタッフさん(後に役者さんと判明)の誘導を必要とする手間をもっても、徹底したこだわりを優先させる姿勢が思いっきり楽しい!

    キャンプ場に続々と集まってくる慣れ親しんだ仲間達を観客が取り囲んで観る舞台。
    一歩踏み出せば自分も参加できそうな空間。
    そこは都会の喧騒から遠く離れた「特別な場所」であり、不便とリラックスを楽しむ人達が創り出す空気が程よく流れ込んできます。
    最初のうちこそアウトドアの空気感や都会から持ち込まれた会話を参考に登場人物達を傍観する面白味をじっくり楽しんでいたものの時折ピリッとくる緊張感のせい?徐々に作品の奥部へと引きずり込まれていく不思議な感覚に。
    冷たい風が吹き抜けていったような錯覚。
    本物の炎は当然使用されていないにもかかわらず、まるで闇夜を妖しく照らす炎の魔力に一緒になって惑わされてきた後味が残ります。

    パンフレットに掲載された「銭亀の滝キャンプ場」MAPだけを取っても、どれだけ練りに練られた賜物であったか想像に難くない作品であり、その手腕の流れにただただ身を委ねられる幸せ。
    キャンプ場を舞台にした人間模様を臨場感たっぷりに鑑賞する作品であったとしても満点な質の高さでしたが、更にその先・・・炎の奥に見えたモノ・・・作者の内面世界にまで引き込まれてしまったかの様な体感を得られるなんて、うなされるにも似た燃え広がっていくミステリアスな時間、まさに身をもってゾクゾクっとしました。

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