黴-かび- 公演情報 黴-かび-」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
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  • 満足度★★★★

    あの一言で、 美化されたもうひとつの黴の存在へと心は暗転。 打ち消し合い、吹き掛け合ったのだろうか、さわやかフローラルな茫然に目を瞬いて 残るはさっぱりと無毒?な空間。かさかさと心が揺れる。

  • 満足度★★★★

    作品のモチーフからしてもっと重くドロッとした感じになってしまうかと思っていたけども、丁寧にな芝居で少しずつ崩壊へ詰め寄るような作りが好印象。舞台装置も良く日常の手触り。一部内面表現の演出が分かりにくいところも。特にラストはパラレルな解釈の余地を与えているかに見えてしまう。でも総じて期待以上の満足感でした。

  • 満足度★★★★

    結婚なんてさ、そんなに深く考えず、イヤになったら離婚すればいいんだよ。下手にずるずるいっしょにいるから、家庭内で喧嘩したり殺人が起こったりするんだよ。がまんして一緒にいることないんだよ。と、離婚経験者のわたくしは思う。
    重苦しい雰囲気に、のけぞる。途中たすけてー、逃げ出したかった。重苦しいテーマだけど、もっと軽くやる手もあったのでは。雰囲気が重いので、お笑い担当のあの人が面白くても、なんとなくおおっぴらに笑ってはいけないような雰囲気が客席にあって、それがなんとも。

    ネタバレBOX

    ちがう、ちがう、あれは他人の眼を意識した着替え方。ひとりで部屋のなかで着替えるときは、もっとちがうでしょ! 、、、すいません。
    最初、怖かった弟が、途中からなんだほんとはいいヤツなんじゃんって。最後まで、怖い存在であってほしかった。しゅっしゅっが説明的で、余計なんじゃないかなあ。
    長男がショックを受けたとき、じゃじゃじゃーんみたいなそれっぽい音楽が流れて、いやいやいやそういうのを音楽で表現しちゃうのは安っぽくない? と思ったり。
    最後に、向こうのお母さんが謝りに来るところも、おいしいコメディになるのになあと思ったけど、そういう方向には行かず。そりゃそうだろうけど。そういうのもアリだったかもとも、、
    少年が死んでるけど、この芝居のなかでは記号でしかなくて、そこに感情移入はできなくて、なんでこの人たちはこんなに重いのって。死んだ少年ももっと出すべきでは。ただそうすると話が変わってしまいそうだけど。
    いろいろ文句いってごめんなさい。でも、よく出来てて、飽きずに観ることができて面白かったです。

    お笑い担当の人が、長男役だったら、全然違う芝居になったのかなあ。想像すると面白い。
  • 満足度★★★★★

    初めての劇団さんですが、演者がすばらしい。引きこまれて、1時間50分を堪能しました。

  • 満足度★★★★

    タイトルはもちろん衣類等につく目に見える黴ではなく、人という物に憑く見えない傷を表している。パンフにある「僕の心の黴は水では洗い流せない…」とあるが、涙で浄水-浄化することが出来るような、そんな心魂奮える作品。
    (上演時間1時間50分)

    ネタバレBOX

    舞台はある板金工務店の居間。上手側手前に台所・食卓、奥に玄関。下手側に座卓が置かれ中央奥に2階へ上がる階段が見える。階段横に、今は物置と化した黴臭い部屋がある。2階は高校生の妹の部屋で全体的に現実・生活感漂う造作である。

    梗概…主人公は立石板金工務店の主、7年前に母を同乗させた車でひき逃げをしてしまった。もうすぐ時効になるが、この間、そしてこれからも心の荷を背負い続けていく。この主人公を中心として登場人物全員が何らかの傷を負っている。黴のように除菌出来ない苦しさを抱えた日々の暮らしは陰鬱だ。その心情、閉塞感はじっとり纏わり付くようだ。

    舞台構図から見ると1階は心痛の場、2階はその逃避先の場であり、二重空間を用いて怒哀(もちろん喜楽はない)を見事に演出している。何となく俯瞰しているような。
    結末は、予定調和のような気もするが、それはそれで良い。しかし黴と同様、早めの手当て(正直なこと?)が必要だというような寓意劇と言うよりは教訓的な流れに観えたところが勿体無い。7年間黙してきた現実、もう少しで時効という目に見えない壁を前にして悔悟・謝罪の気持が、そういう流れなのだろう。

    次回公演も楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    重すぎるストーリーでしたが、登場人物の闇の部分が明らかになっていくにつれ、怖いもの見たさ(?)で、どんどん惹き込まれました。黴というタイトルに納得という感じで、ジメジメした汚さがあり、眉間に皺を寄せて観ていた気がします(良い意味で)。役者さん達の演技力が感じられる舞台でした。

  • 満足度★★★★

    カビ~じめっとした感じですね
    作品も そんな印象をもたせてます

    何となくオチの予想が二択に思えたんだが
    上手にかわしたかなぁと感じたデス

    ネタバレBOX

    板金工の男が不仲の母親を乗せて車で移動中に男の子を撥ねて死なせます
    パニックにおちいる男に母親が逃げることを薦め運転も代わって逃げ
    そのままバレずに7年目=ひき逃げの時効になる時期より
    物語は開始され・・・・
    心折れた男が轢き殺した家族の前で事故を告白するのですが・・・・
    それは想像の中で?
    夢だった?
    わかりません現実は
    どう進んだのか・・・観客に結末を委ねられたオープンエンドで幕です

    たぶん告白するだろうなぁ~とかは思っていたが
    有耶無耶にして煙に巻くとは思わなんだ(^-^;)

    作品の雰囲気から
    男を周囲が守っていて事件の露見を無くして
    無事に逃げ切ってしまうのもアリとは思ったんだが・・・ね

    ラストの幕引きが面白かったんで
    星数はオマケします~♪
  • 満足度★★★★

    心に深く、重く、痛みを残すシリアスな作品でした。

    ネタバレBOX

    主人公は、7年前に起こしてしまった車によるひき逃げ死亡事故の犯人
    その後の生活、心の中はカビに覆われて、、、

    罪を背負い生きている。
    逃れながら、怯えながら、心を湿らせながら生きている...
    湿り、湿り、湿り、湿り……心には黴が生えていた....
     犯してしまった罪から、逃れようとしても
    消せない事実、決して消えることのない記憶、
    常につきまとう罪の意識に幸せを感じることのできない荒んだ心で怯えた日々を送って、、
    被害者もまた家族を崩壊させられて今までの幸せな人生を狂わされてしまったように描かれていて、

    ラストシーンも、主人公の本心はすべてを告白して楽になりたい、償いたいという気持ち、
    しかし、家族を思う保身の気持ちがそれを阻んでしまう、、、
     たぶん、これからも深く重く痛みを伴って人生を生きていかねばならないのだろう、と思わせられる舞台でした。
     役者皆さんの表現豊かな演技力に引き込まれてしまいました。
  • 満足度★★★★★

     良く作り込まれた舞台美術。開演前には、水の滴る音がずっと流れている。如何にもタイトルに相応しい。

    ネタバレBOX

    下手手前壁際が母の部屋、中央の居間とは襖で仕切られている。居間の上手がキッチン、壁に沿って奥からかなり大型のフリーザー、上段が大きく下には3段程引出型の収納庫が付いたタイプ。手前にシステムキッチン、流し、水屋が置かれている。キッチンの奥が正面玄関、三和土と居間に挟まれた奥に2階への階段と物置部屋、若干の空間があり、2階には妹の住んでいる部屋がある。
     物語は、長い間、夫子を置き去りにして失踪していたのに夫の死後ふらり舞い戻って、自分が相続した家だと居座り続ける母と口論しながら運転していた車で、子供を轢き殺してしまった長男が、母の助言もあり、轢き逃げをした罪の意識を抱え込みながら生きてきた7年間を描く。
  • 満足度★★★★

    黴は”動植物”にも寄生する下等の菌類のようです。
    いずれにしても元から絶たねば、知らないうちに内外に悪影響を及ぼす。
    培養する場合も有りですか(笑)!

    ネタバレBOX

    車を運転中に家と子供たちをすてた最低の母親と口論になりあやまって子供を轢き殺した主人公が母親の”お前の人生が終りなる”という言葉に恐怖を抱き自首できなくなる。さらに家出をして主人公の家に泊まり来ていた妹の友人が轢き殺した子供の姉であったことが解りいつバレルのではないかと不安とその苦悩を家族とその周辺の人たちを絡めて描いている。
    主人公の職業が車の修理ができる板金に関係していたことは”なるほど”と思いました。
    そしてまさかの”夢落ち”でした。
    上手く落ちたとは思いますが、どの場面からが夢なのかそこが微妙!
    事故は起こしてないのか?東京から実家に帰ってきた次男が出てくる場面からか?
  • 満足度★★★★

    ズッシリと重く、救いようのない、なんともやるせない話ですが、2時間弱のめり込んでしまいましたね。お見事!

  • 満足度★★★★

    黴ーかびーという題名から明るい話ではないなと想像しましたが、深刻でした。

    ネタバレBOX

    緊張感のある深刻な話の展開でした。カビの題名と例えが、まさに的確、絶妙でした。それぞれがつらい過去や現実をせをって生きている、その重さがじわじわと、そしてひしひしと伝わってきました。緊張感があるにもかかわらずひきこまれたせいか、疲れなかったです。最後の終わり方の意味するところがわからなかったです。
  • 満足度★★★★

    重々しい、重々しい物語。っていうのが直後の感想。母親、平沼直子役の奥山美代子さんの存在感で最初からドキドキ、何か起こりそうな怖さをずっと感じていた。ラスト間近で、「ああ、そうか」ということが分かったけど、ラストシーンでは今後の晴れない暗示に持っていかれる。上演時間を感じない舞台ではあったが、台本を書いたコウカズヤ氏はこれで何を伝えたかったのか?疑問が残った。舞台美術はよく出来ているし、見応えのある公演だと思う。

  • 前にBuzzFestTheaterの舞台を観たとき(今日と同じ劇場)、主演女優のモノローグが妙な音響で気になったけど(要は聞き取りにくい)、今回の男優さんのモノローグも同じで、これはこの劇場の特性なのか、それとも劇団の好みなのか、どうもモヤモヤ。だってモノローグ、今回の方が多いから。

    家出した同級生と長女夫婦の娘がよかった。でも歌の使い方は嫌いというか、かなり冷めた目であのシーンを観ることに。

  • 満足度★★★★

    黴をメタファーに使い、登場人物の葛藤を上手く描いていた
    舞台装置もかなり精巧に作られていた
    キャストの人物描写も良かったと思う

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