プラスチック・ピノキオ/モンストロ・メモリ 公演情報 プラスチック・ピノキオ/モンストロ・メモリ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★★★★

    プラスチック・ピノキオ
    たすいちの作品にはいつも「大切な人との記憶」というのが根底にあって
    薄れていったり忘れようとしたり思い出そうとしたり固執したり
    自分を世界に認識させ、世界を自分が認識する為の記憶
    そんな媒体に色々なキャラをぶち込んで火を付けて
    向き合い方を探る物語

    モンストロ・メモリ
    情報を得られる速度とかテンポとか、どこまでも考えていられそうなテーマとか凄い好みで
    細かい設定や各キャラの配置とか90分という時間に狭い舞台で本当に上手くまとまっている作品

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2018/10/06 (土) 19:00

    【モンストロ・メモリ】
    日常系の「プラスチック・ピノキオ」に対してこちらはSF(「少し不思議」ではなく本来の)系。これもいかにも目崎作品。
    作品構造としては「プラスチック・ピノキオ」はスキゾ型で「モンストロ・メモリ」はスキゾ型と言えるかも?(ワカるヤツだけワカればイイ)
    観ていて映画化もされた短編SF小説の題名を思い出したのはσ(^-^)だけではあるまい。なんせキーワードが2つ入っているし。(笑)

    ネタバレBOX

    「不思議な夢」を導入部として記憶に関して展開するのは映画「トータル・リコール」(原作:フィリップ・K・ディック「追憶売ります」)などSFの定番だし、さらに「アンドロイドと感情」も大定番と、どちらも大好きな身としてタマらん!(先日のqui-co.「ラット11」は後者系だし、今年の春頃には記憶(の保存・移植や操作・改変)に関する芝居・映画が複数あったのはシンクロニシティ?)
    そこにまた喪った人への気持ちなども絡めるのはある意味日本的?ってか、たすいちの持ち味か。
    そして「人の死」を絡めることで「アンドロイドにとっての死」についても想いを馳せる(←科学と哲学の混合?)よう仕向けるのは巧い。

    なお、思い出したSF短編のタイトルはもちろん「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」(フィリップ・K・ディック)。
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/10/06 (土) 14:00

    【プラスチック・ピノキオ】
    あるアパートに入居している人々はそれぞれワケありの過去を持っているようで……な物語。
    複数の入居者の現在と過去が錯綜し、80分余の尺にしてはあれこれ詰め込んでちょっととっ散らかった感はあるも「逃げることの是非」や「帰る場所」などを描いて登場人物(と彼らに感情移入した観客)を優しく包み込む感覚はいかにもたすいち。
    また、中盤の台詞からタイトルの意味が明らかになる時に、同時に「装置のデザインが意図するもの」にも気付くのがイイやね。

  • 満足度★★★★★

    よく出来た作品だと思いました。キャラ一人一人が立っていて、好きになれる瞬間が必ずある。川口さん・見米さん目当てで来ましたが、皆さんファンになってしまいそう。
    細かい感想はネタバレBOXに書きます。

    ネタバレBOX

    まず見米さんの七尾先生は、とても格好良かったです。白衣が似合いますね。信頼できるお医者さん(修理屋さん?)という雰囲気でした。「だから僕をしっかり見ておけ」の台詞が素敵。
    川口さんとの掛け合いもテンポが良くて心地よかった。私は見米さんの低めの声が好きなのですが、今回少し鼻声だったのが残念。
    川口さんのノイカはとても面白可愛かったです。てっきりシリアスなお芝居をされると思っていたので、いい意味で裏切られました(笑)
    眠らされる場面と、起きる場面と、『かもめぇ〜』の変顔がツボ。素なのかな?時折見せるくしゃっとした笑顔がとても素敵。
    見米さんは空の花壇、川口さんはナイゲンぶりですが、お二人とも上手くなっているなと思いました。また機会があったら観に行きたいです。頑張ってください。
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/10/14 (日) 19:00

    モンストロ・メモリを観劇。
    ストーリーが面白くて、楽しみにしていた大平さんと永田さんが躍動していたのが観れて良かった。
    舞台美術も、ストーリーのテーマを思わせる仕立てに感じて、良かったです。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2018/10/06 (土) 14:00

    座席1階2列

    価格5,000円

    結局両作品をリピートしました。しかも最終日。
    3週間というロングランもあってすっかり役に皆さん馴染んでいました。
    たすいち公演は多々あるのですが「謎」なストーリーなので細かいところまで追いかけることができません。要するにリピートは必須。「たすいち」はまさにその通りだと改めて思いました(勿論ほめています)。

    2度観感じたのは「丁寧に作っている」。役者が言葉を放ったときの表情、シーンに合わせた照明と音楽、とにかく細部に渡って妥協は許していません。目崎さんは今回は2作品同時に演出されたわけですが、これは偉業ですよ。しかも年々話は面白くなっているので全然飽きがきません。

    そう言えば「キズツクキカイ」から丁度4年になります。まだまだ期待できる劇団です。

    ネタバレBOX

    「プラスチック・ピノキオ」はヒラエスのような子供・人外一切なしの大人テイストな作品でした。
    笑いもあり90分は飽きの来ない丁度いいまとめかたでした。役者さんでは福富さんがまたおかえりのないまち。色のない(キ上の空論)の米良ちゃんみたいに弾けていたのが目立っていましたね。Twitterでも意欲的に色んな企画やワークショップにも挑戦している活発な役者さんです。それにしてもセットですが、クジラの中を表現していたんですね。皆さん気付きました?

    「モンストロ・メモリ 」は人間とアンドロイドと自我という少し未来のお話し。
    ラストがいままでのたすいち作品では有りそうでなかったテイストでしょうか。
    脚本を購入するとあとがきがあります。そこに目崎さんがこのラストにした理由が書いてあります。

    それと今回も役名は全てアナグラムになっています。
    プラスチック・ピノキオは全部解けましたが、モンストロ・メモリの役名は2つ解けませんでした。「菱あずみ」「臼井田昴」この2つ。 前者は解けた人はいるのかな?後者はね・・2つの「す」がやっかいでした。頭固いぞワシ。
  • 満足度★★★

    鑑賞日2018/10/07 (日)

    『プラスチック・ピノキオ』、7日ソワレ(90分)で拝見。

    ネタバレBOX

    中田晩良(なかた・あきら)さん演じる主人公を初め、登場人物の誰もが魅力的なのだが…
    その主人公・菊池尚人(きくいけ・なおと)の失踪した理由、散々匂わしておきながら、結局、最後まで明らかにしなかったのは、やっぱり消化不良に感じられた。

    また、あくまでも個人の嗜好かもしれないが、同じような暗示的シーンのリフレインも、あまり何度も繰り返されると、正直、観ていて辛かった。

    演技陣。

    上述の通り、(演劇作品では大変珍しいことだが)登場人物の誰もが魅力にあふれているのだが、敢えて名前を挙げると
    真っ直ぐな七世役・梁稀純(りゃん・ふぃすん)さん
    アンニュイな知代役・福富朝希さん
    歌舞伎町の名所?風林会館で遭遇したら絶対道を譲るだろう丸瀬役・橋本克己さん
    マイルドになった小橋建太(元プロレスラー)な感じの鳥田役・石井啓太さん
    がとりわけ印象に残った。

    なお、個々の登場人物の性格づけや生活背景を把握する上で、衣装が果たした貢献度が大だったことを付記しておく。

    最後に配役を記しておく。
    菊池尚人(以前の生活から失踪中)…中田暁良さん
    伊勢守七世(常に真っ直ぐな性格。マンションの住人)…梁稀純さん
    志賀うろみ(世話好きなマンションの住人。尚人に好意?)…土田香織さん
    鮫原知代(夜の商売?酒飲みなマンションの住人)…福富朝希さん
    三草文(放火癖のあるマンションの住人)…竹内なつきさん
    水淵葉澄(伊達を好きなあまり家出中)…田邉美保さん
    伊達敏光(葉澄をかくまっているマンションの住人)…瀧啓祐さん
    丸瀬刑事(放火未遂犯を探索中)…橋本克己さん
    鳥田秀樹(マンションの住人。現在、失業中)…石井啓太さん
    熊崎紗綾(尚人の行方を捜している友人)…熊坂真帆さん
    小樋忠(尚人の行方を捜している友人)…藤本悠希さん
    石野つみき(尚人との間に何かがあったらしい?)…中村桃子さん
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/10/06 (土)

    『モンストロ・メモリ』、6日初日ソワレの舞台(90分)を拝見。

    【追記】
    翌日観た『プラスチック・ピノキオ』との対比を勘案して、☆の数を3→4に引き上げました。

    ネタバレBOX

    倉木戸亜衣という、この世で初めて?「心」が芽生えたアンドロイドからパーツを移植された際、「彼女」の「記憶」まで、無自覚のうちに引き継がれてしまったアンドロイドたち。
    「心」を宿したアンドロイドはやがて人間に反抗するのではないか?と恐れた「機関」は、エージェント・臼井に命じて、協力者たちと共に、パーツを移植されたアンドロイドたちの行方をを追い、事情を把握していないアンドロイドと、その周囲の人々を混乱に巻き込んでいく…といったストーリー。

    でっ、題材はSFなのだが、そこはやっぱり、4年前の第20回公演からのお付き合いで、手の内はおおよそわかっている、安心と安定のたすいちさん。
    登場人物や「人物」たちの感情のゆらぎを、細かな笑いを交えながらも、丁寧に描いていく、ハートウォーミングな作品だった。

    演技陣。
    それこそワタシの「記憶」が影響しているのか、出演者の演技スタイルから
    Voyantroupe(ヴァイヤントループ)←大森さつきさん(出演)
    アガリスクエンターテイメント←熊谷有芳さん
    カムヰヤッセン←小島明之さん
    柿喰う客←永田紗茅さん
    劇団ミックスドッグス←見米克之(みこめ・かつゆき)さん、川口知夏さん(出演)
    といった所属(出演)団体さんの作品イメージまで、合わせて感じ取れた印象の90分だった。

    なお、個人的には
    愛想のいいT-1000 (『ターミネーター2』の、最新型・液体金属ターミネーター)なタッチの
    小島明之さん
    本作品のキー「パースン」・永田紗茅さん
    そして(役得かなぁ?)『ナイゲン2018』の文化副委員長役で完全に認識した、川口知夏さん
    がとりわけ印象に残った。

    最後に配役について記しておく。

    鶴野鴎(実は…瀬里佳の母を世話する介護用アンドロイド)…小太刀賢さん
    巌瀬里佳(最近?母親を亡くして茫然自失気味)…坪和あさ美さん
    菱あずみ(鴎を守ろうとする、実はアンドロイド)…大森さつきさん
    丸角小唄(鴎のストーカー。実は保育用アンドロイド)…永渕沙弥さん
    牛木レナ(鴎たちを追跡するも、実は自分自身も亜衣のパーツを移植されたアンドロイド)
    …細田こはるさん
    日富加恵(「心」を宿してしまったアンドロイドのメモリーを消去するプロだが、実は…)
    …白井肉丸さん
    七尾嗣(一見、心療内科の医師だが、実はアンドロイドの修理技師)…見米克之さん
    唐木田及衣香(七尾の助手。だが、陰で吾川と連絡を取り合って…)…川口知夏さん
    臼井田昴(鴎のメモリーを消そうと追跡する「機関?」のエージェント)…大平智之さん
    吾川千雨(亜衣たちを作った科学者。アンドロイドに「心」を宿そうと試行)…熊谷有芳さん
    鵜飼俊哉(吾川に仕えているアンドロイド)…小島明之さん
    倉木戸亜衣(この世で初めて?「心」が芽生えたアンドロイド。今は何らかの事情で破壊され、その「記憶」が移植されたパーツと共に、鴎たちへ)
    …永田紗茅さん
  • 満足度★★★★

    《『モンストロ・メモリ』鑑賞》
    初たすいち さん!自分の好きな早稲田演劇のノリが垣間見える感じがあったり、
    所々はさまれる脱力感や全力のおふざけ感(?)に笑いながら、最後らへんに涙を誘ったり、最後まで楽しんで観れました!
    初日だからなのか、役者さんの噛みが多かったのが残念です。

  • 満足度★★★★

    初日2公演どちらも見てきました。

    私自身ほぼ初めての小劇場でしたが、たすいちで本当に良かったと思える2公演でした。
    個人的にはプラスチックピノキオが好きですが、両公演共に初めて見る人でも楽しめるポイントが沢山あり、最後まで楽しく観劇することが出来ました。

    どちらの公演を見るか迷っている方は、プラスチックピノキオをおすすめします。
    モンストロメモリはファンタジーで、対照的にプラスチックピノキオは一つ一つがリアルでした。

    ロングラン公演ですし、セット割や前半割などもあるので、是非とも両公演見て頂きたいです。

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