プラスチック・ピノキオ/モンストロ・メモリ 公演情報 たすいち「プラスチック・ピノキオ/モンストロ・メモリ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2018/10/06 (土) 19:00

    【モンストロ・メモリ】
    日常系の「プラスチック・ピノキオ」に対してこちらはSF(「少し不思議」ではなく本来の)系。これもいかにも目崎作品。
    作品構造としては「プラスチック・ピノキオ」はスキゾ型で「モンストロ・メモリ」はスキゾ型と言えるかも?(ワカるヤツだけワカればイイ)
    観ていて映画化もされた短編SF小説の題名を思い出したのはσ(^-^)だけではあるまい。なんせキーワードが2つ入っているし。(笑)

    ネタバレBOX

    「不思議な夢」を導入部として記憶に関して展開するのは映画「トータル・リコール」(原作:フィリップ・K・ディック「追憶売ります」)などSFの定番だし、さらに「アンドロイドと感情」も大定番と、どちらも大好きな身としてタマらん!(先日のqui-co.「ラット11」は後者系だし、今年の春頃には記憶(の保存・移植や操作・改変)に関する芝居・映画が複数あったのはシンクロニシティ?)
    そこにまた喪った人への気持ちなども絡めるのはある意味日本的?ってか、たすいちの持ち味か。
    そして「人の死」を絡めることで「アンドロイドにとっての死」についても想いを馳せる(←科学と哲学の混合?)よう仕向けるのは巧い。

    なお、思い出したSF短編のタイトルはもちろん「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」(フィリップ・K・ディック)。

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    2018/10/16 11:47

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