白雪姫という女 公演情報 白雪姫という女」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-18件 / 18件中
  • 満足度★★★★

    なるほどね、色々考え込まれていると感じました。

    ネタバレBOX

    解毒剤を唇に塗って口づけすることで白雪姫を手に入れた王子が、犯罪を犯していたことと、白雪姫は自分を本当に愛しているのかと思い悩み罪を償う話をメインに、更正した王女をそそのかし、同じ手で美女を手に入れようとする卑怯な男らの話。

    宝塚的王女など楽しい要素も多かったのですが、全体として暗い王子の印象に引っ張られていました。

    罪を償って家に帰ったとき、白い髪になった白雪姫は待っていてくれ、めでたしめでたしでした。
  • 満足度★★★

    鑑賞日2018/08/25 (土) 14:00

    今まで観た何本かはスピード感のあるハイテンションコメディという印象だったが、元ネタが(一種の)古典だけに格調を保ちながらじっくり語る感じ?

    そうして描くのは「白雪姫」の後日譚。十数年後の王妃、王子、白雪姫、魔法の鏡(!)とそれを取り巻く一般人(!!)の「歴史は繰り返す」気味のハナシかと思いきや、終盤で驚くべき事実が!(笑)
    元ネタの「真相」を暴くとは見事な発想。
    で、そのクライマックス場面は「丘の上」という設定ながら、ついつい断崖の上のように錯覚。(笑)

  • 満足度★★★★

    今回の公演を観劇して思う処は、前作の「歌姫、ネバーダイ!」が番外公演だったと改めて感じました。
    「白雪姫」過去にグリムを読んだ事は無いし、アニメも見た事も無いのに「キス」の件って妙に記憶にありますね。「キス」の意味ってこの公演で解かりました。子供に読み聞かせの時にはさらなる後日談として話を盛ってください(笑)

  • 満足度★★★★★

    個性豊かな出演者だらけで最初から楽しめとても満足です。
    白雪姫が可愛いのはもちろんですが、特にお妃様役の比嘉さんのすっとした佇まいと歌声にビックリ!宝塚の人かと思ったほど素敵でした。
    次の公演が楽しみ!

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/08/26 (日) 13:00

    白雪姫とそれを助けた白馬の王子さま、そして鏡と王妃の後日談。あまりに人間臭い展開に苦笑の連続。鏡が最初の登場した時のインパクトが大。それだけで、ぷぷぷぷぷぷ。

  • 満足度★★★

    いつものライオンパーマでしたが、なんとなーく物足りないと思わないでもなく。物語のほうもなんとなーく腑に落ちなかった。

    ネタバレBOX

    チラシの絵だと、白雪姫がピストルもって暗躍する、みたいなのをイメージしてたんだけど、そんな感じじゃなかったのが肩透かしを食らったような。鏡さんがもっと活躍するのかと思ったら、そうでもなかったのが残念。
    笑いを取ろうとしなくたって、演技で魅せられる人たちだと思う。だからそういう方向へももう少し行って欲しい。でもそういうわけにも行かないのかなー。
  • 満足度★★★★★








    御伽噺には〈現実とは懸け離れた架空の話〉とする意味があるという。たしかにお椀に乗った小人は そう流れてこない。だがそれも、幼児向けであるため分量の都合でカットしたに過ぎず、絵本に書かなかった物語には、〈現実〉(オルタナティブ)がそびえているはずだ。ライオンパーマが得手するのはこういうことである。




    〈白く雪のような肌〉の白雪姫は善意だ。それに対し、加齢とともに老いていく妃はジェラシーの象徴として、今日捉えらているが、美女と名付けられる人間において、その絶世はたやすく移ろいやすい。まるでベルトコンベアーだ。常に次が待機するからであり、古今東西普遍的だといえる。30・40代になった白雪姫はソバカスをケアしているのか。爆笑する綾小路きみまろのカセットテープを家でこっそり聴いたりしているのだろうか…。





    ライオンパーマの舞台は笑えるシーンも多かったが、儚さと共存していたように思える。シチュエーション芸を活かしつつ、根底には人間を狂わせるジェラシーが横たわっているからであろう。

    誰が主役かと問われれば難問だ。なぜならラストのラストになって決するから。

    シーンごとの全体像が もっと まとまっていたら良かったか!?

    でも、はじめて観る方から劇通さんまでお勧めできます。丹羽さんの役柄、出身劇団がコミカルだっただけに適ってましたね。












  • 満足度★★★

    ふ~む ストーリーは・・・わりと正統
    というか まっとうに作られた有名作の後編
    という作りではあるのだが・・・2時間の長丁場よりも
    スパッと90~100分くらいで進行をUPにした方が・・とか感じました

    誰でも知ってる話が根底にあるから
    ある程度は説明省いてもいいよね~って感が強く
    説明とかをもっと厚めにした方がーとかも思いました

    ネタバレBOX

    なかなかにインパクトの強い「鏡」さん
    いまいち破壊力不足そうで残念に思えたっす

    オチとかはハッピーエンドで好ましいものであり
    マレフィセントみたいなお后さまは迫力があって良かったが
    皆 現状のみでなく 今に至った経緯とかも説明厚くして欲しかったかねぇ

    いまいち気に入ったネーちゃんに毒盛って
    解毒剤でモノにしようとする原動力が弱く感じ
    いまいちな感を強めていたかなぁ~と

    いろいろ惜しいかなぁとか思えたっす
  • 満足度★★★

    120分。

    ネタバレBOX

    とある方から鏡を贈られたリリアーノ(春木彩香)のモノローグを挟みつつ進行する作品。基本的に時間軸は過去になる。
    メイン筋は、お妃様(比嘉建子)からの毒リンゴで死にかけた白雪姫(絹川麗)をアダム(石毛セブン)が解毒薬を唇に塗って接吻するが、それは実は仕組まれたものだった。そんな罪を抱えた二人が、鏡工場のある町に逃げてきてアダムは工場で働きはじめる。ここにきて再度お妃様がライバルを消すため毒リンゴに手を出そうとするが…という話。
    アダムとその妻の白雪姫のラブストーリーとしては上々。この世の真実は鏡だけらしいが、二人の愛情もまた真実なものだったということか。

    ストーリー部分は良いが、笑える部分は少な目な印象。鏡工場とかマーガレット不二子(渡辺咲季)のシーンとかが面白かったけど、笑える部分少ないと、ややダレてしまうかな。
    大抵変態な役をやる瀬沼敦が、鏡役としていいトコ担ってた。白雪姫との会話シーンとか、結構じーんときた。
  • 満足度★★★★

    ライオンパーマらしい、安心して観られる舞台。約2時間の大作だが、舞台に集中しているからあっという間にエンディング。

    ただ、独特の笑いが過去の作品に比べて少ないような気がした。その分、真面目な部分が増えているから、出来としては悪くないのだが、もう少し笑いも欲しかったような。

  • 満足度★★★★★

    とても面白かったです。ふんわりとした雰囲気の中に、笑いや切なさや感動が詰まっていました。登場人物のキャラは、それぞれが面白く魅力的で、役者の皆さんは好演していました。緩いギャグが盛り沢山の舞台ですが、笑いだけではなくラストは涙腺が緩みます。良い舞台でした!

  • 満足度★★★★★

    ■125分弱■
    単なるパロディ、単なる童話いじりに終わらない、翻案の妙を堪能。本家『白雪姫』よりもずっと豊かで味わい深い。加えて、いつもながらのバカバカしいギャグの数々…。楽しみました♪

  • 満足度★★★★

    ハッピーエンドから年月を経た白雪姫の続編には、世間の手垢がいっぱい付きまくりの可笑しくもほろ苦い、もう一つのエンディングが用意されていました。
    長い人生は「めでたしめでたし」で簡単に終わるはずも無く、女の業と男の打算が入り乱れて一筋縄ではいかないのですね(笑)
    もはや童話の登場人物としては全く相応しくないキャラクターが沢山。
    毒りんごの義母もしっかり登場し、場末感あふれる大人の小演劇仕様な作品でした。

  • 満足度★★★★★

    できるサラリーマンは結論から言うというのでとりあえずそこを目指そうかと・・・

    そう思ったので結論から書くとこの舞台、とても良かったです。

    笑って笑って最後に泣けるみたいな。
    たまらないですね。
    感情の振れ幅が半端ないです。

    最後、アダムの奥さんであるところの絹川麗さんのお芝居は舞台の終わりを締めるのにこれ以上ないくらいに素敵なもので、その後はもう目を離せなくなり、舞台挨拶の時に涙を拭っているところでさらにグッと来てしまいました。

    一目惚れなのかこれは?と問われたとすれば出来るサラリーマンらしく僕は簡潔に感情的にそして結論として「イエス」と即座に答えるでしょう。

    平成最後の夏、最高のお芝居を観させていただきました。

    ありがとうございました。

  • 満足度★★★★★

    面白かった!笑いと切なさ。

  • 満足度★★★★★

     舞台美術は、かなりシンプルだが、使い方が上手い。奥中央はゴシック様式の半円を上部にあしらったような出捌け、下手は上半分が斜めに走る稜線を交錯させた模様の入った窓のような拵え、上手は壁面になっているが、状況に応じて仕掛けが機能する。舞台上は基本的にフラット。手前に掛かる2段階の額縁状の縁から植物の葉が長く、短く垂れ下がっている。

    ネタバレBOX

     「白雪姫」というファンタジーの後日譚。描かれるのは甦った白雪姫の20年後の物語だ。彼女は、毒りんごを彼女に食べさせた当時の女王と同じ年齢になっていた。この辺りの設定の上手さに感心する。何故ならこの因縁めいた設定が、プロットの宿命的な因果律を発動させるからである。実際、この子供向け世界的ファンタジーを大人の苦い寓話に変じてみせるのは、容易な作業ではない。筋運びの上手さは他にも白雪を救った王子と彼女が事件後まもなく王宮から姿を消したこと、鏡製作工場に新たに入った従業員、アダムさんは林檎を決して食べないこと等の伏線が、後半見事に生きてくることなどが挙げられる他随所で見られるが、取り敢えずはこれらの点を指摘するに留めよう。初日を終えたばかりだし、後は観てのお楽しみだ。
     この伏線を活かした後半と、アダムさんが担当している工程が、これまた因果律を為していて物語を自然にみせてくれる。最終部分の描き方も大人の寓話に相応しくハッピーエンドではあるものの、苦味を残した辺り流石である。
  • 満足度★★★★★

    最近どうも小劇場の演劇に満足できないでいましたが、それには
    ・単調な展開に私が正気に返って白けてしまう
    ・スピードが早すぎて私がついて行けない
    ・提示された謎が回収されないまま終わる(が何の深みもなく書き散らしただけ)
    というパターンがあったと私は認識しています(あくまで私の感想です)。

    この舞台は童話の後日譚というナンセンスな喜劇ですが、ストーリーがしっかり書かれていて、進行の早さも適切で、常に話の先を期待する要素があって白けることがありません。最後はすべて回収後の大団円ですっきりとした後味です。

    会場は本当に満席で年代も広く分布していました。

    ところでアダムの妻役の絹川麗さん、私はずっと白石まるみさんだと思っていました。同年代の方はうなずいてくれるでしょう。

  • 満足度★★★★

    浅いようで深い、深いようで浅い(?)ライパらしさ全開の作品。
    白雪姫が王子の愛によって生き返るという美談に隠された驚愕の真実。
    客演の丹羽隆博さんが、濃い悪役を魅力的な声と台詞回しで演じている。
    お妃さまの心理がリアルで面白い。
    終わってみれば、何だかめちゃくちゃ素敵なラブストーリーじゃないの!

    ネタバレBOX

    毒りんごを食べさせられた白雪姫(絹川麗)が、
    王子(石毛セブン)のキスによって生き返ってから20年、
    二人は小さな村の鏡工場で働きながらひっそりと暮らしていた。
    ところが、あのお妃(比嘉建子)にもう一度嫉妬の炎を燃え上がらせ
    再び毒りんごを買いに来るよう画策する男たちが居た。
    ミスタ―小助川(丹羽隆博)とりんご農園主バトラー(加藤岳仁)である。
    今回毒りんごを食べさせられるのは誰か、
    そして20年間誰も知らなかった秘密とは・・・!?

    冒頭の“意味深・実はナンセンス”な会話で
    悪者小助川を演じる丹羽さんの声に魅了された。
    鏡男(瀬沼敦)の佇まいも良い。

    この作品一番のキモは、“20年間秘密を抱えて来た王子”ではないか。
    白雪姫を純粋な愛情で生き返らせたのではなく、
    計画的に毒消しを注入しただけだったという、その事実は王子を長く苛んできた。
    鏡工場で働く王子の仕事は「目視」、完成した鏡に自分を映して曇りや傷を見つけること。
    それはそのまま自分自身の弱さと向き合うことだった。
    その辛さに耐えられず多くの者が「目視」を続けることが出来なかった。
    王子だけが、許せない自分自身から逃げずに向き合い続けた。

    真実を知った白雪姫が、一度はショックを受けたものの
    「一緒にいたこの20年間こそが愛情の証」と気づいて
    刑務所に送られた王子を待ち続ける。
    刑期を終えて出て来た王子は白髪交じり、迎える白雪姫の髪も真っ白。
    この愛が軸にあるから、周囲がおちゃらけても心に残るものがある。

    それともう一つ、悪役の妃を支える健気なマテス(草野智之)の純な気持ちが
    人間の多面性を描いて深みがあった。
    ライオンパーマが大人の恋愛を描くとこうなるのか、と新たな発見!


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