北枕動物園へようこそ 公演情報 北枕動物園へようこそ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★

    一粒で二度半から三度オイしい
    事前情報からオーソドックスな反戦系なのかと思いきや、前半は思いの外コメディタッチ。が、後半、園長の娘に「(動物たちを)もっと早く皆殺しにしちゃえば良かったのに」なんて残酷なことを言わせるあたりからは予想通り反戦色が濃くなる。
    動物に食べさせるための毒入り餌をそうとは知らずに空腹から人間が食べてしまうのもショッキングで、「動物園と反戦」ということではナニかと有名な「毒入りの餌には見向きもせずに芸をし続けた象のハナシ」と比べて人間も命を落とす分、よりメッセージも強い感じ。
    でありながら、エピローグの後日譚では予想外の落とし方をするのがまた独特。その意味では「一粒で二度半から三度オイしい」かも。(笑)

  • 動物園みにいきました
    主演の女の子のひたむきさに驚き、最後の挨拶で初舞台とききさらにびっくり ストーリーは、人の傷を客観的にみているようで、セクハラのように感じてしまった点も。 これからも女優さんを大事にしてあげてほしい いろんなお客さんを呼べそうだもの

    ネタバレBOX

    過去の戦争でいまなお悩む人間がすむ被爆地から見に行ったためか、戦争できづついた人が身近にいたらこんな風に描くだろうかと、すこしショックを受けました が印象強い舞台でした  役者さんたちの若さを感じます 
  • 生々しかった(-ω-;)
    精一杯働こうとする女の子がいっぱいイッパイでよかったけど、
    戦争の暗い、女性が虐げられる生々しい描写が強く印象に残ってしまい、
    ラストは楽しかったという感想ではなかった。ただ、覚悟の迫力は凄くあった。

    動物を大切に想っているシーンは盛り上がっていたのに、
    あと一歩のイイところで、
    (((;゚Д゚)))コワイ印象になってしまう感じだった。

    女優さんにカワイイ方が多く、観ていて華やかだった。

    ネタバレBOX

    良かったのは、動物園の園長さんのおじさんが雰囲気良かったし、
    ラストシーンで「戦い」に向かう青年が歌を唄う覚悟のシーンが
    熱く引き込まれた。

    こっけいで笑いを引き込ませる感じが少なく、
    笑いのポイントが引いてしまっていた感じがして、残念。
    ジョークが下ネタだったので、ちょっとついていけなかった( ´△`)

    おもしろくなる場所は色々あったので、
    異様な不気味さが所々に見えていたことで、
    あまり笑えなかったのかな?と思った。

    戦争について考えさせられる演劇だったけど、
    戦争が悪いからっていって幸せがなさすぎるのも、悲しい。
  • 満足度★★★★★

    感動
    クマ組を観劇。
    OPからテンポがよく勢いがあって、物語にすっと入っていけました。
    役者さんの演技が丁寧で、雑念なく物語を楽しめました。
    下ネタやギャグ満載で、ずっとクスクス笑ってしまいました。
    音楽のフェードアウトに違和感を感じたところが少々あったけど、意外な展開や、それに動かされた人間模様など、後半は怒涛でした。
    どの役者さんも魅力的でした。

    ネタバレBOX

    ぶちぐま音頭のあたりが楽しかったです。

    6曲入りCDや、当日パンフレットなどの「無駄に労力を費やした」などのお遊び、ああいうの好きです!いい団体さんなんだな、って感じます。
  • 満足度★★★

    象の花子のぱくり
    ぱくりがいけないと言ってるわけではない。
    むしろ涙を誘う感動ものはどんどん、ぱくって欲しい。

    問題は既存のストーリーにどんな肉付けをするかだと思う。

    以下はネタばれBOXに。。

    ネタバレBOX

    上野動物園の花子は戦争の激化と共に、処分されることになる。もしも爆弾が投下され動物園に落ちたら、猛獣が檻から逃げ出して人間に危害を加えるからだ。
    花子を殺す方法は餌のじゃがいもに毒を塗って食べさせて殺す。というもの。
    しかし、頭の良い花子は毒入りのじゃがいもを食べない。そのうちやせ細った花子は最後のお願いをするように飼育員に芸を見せて何度も餌のおねだりをする。
    芸をしながら・・・崩れて餓死してしまう。

    ・・・というのが象の花子の物語だった。


    今回の芝居は象がカバになった。

    そこに肉付けとして憲兵の飯島が昔中国に居たころ、負傷した際に介護をしてくれた中国人女性との間に出来た子供、早苗が工作員として日本に入って、北枕動物園のスタッフになったこと。
    後に、工作員ということがばれて多数の憲兵に犯され舌を切られて飯島に渡される。

    戦争によって人間の精神をも凶器に変えてしまった時代の膿。
    動物園のスタッフは死ぬ結果となてしまう。


    前半はゆるゆると芝居は演じられ、早苗(山川ひろみ)がラムちゃんのビキニ姿で2分くらい踊って客寄せパンダをする。。

    ワタクシはこの手のパンダが嫌いだ。

    芝居のストーリーとは何の関連性も脈絡もなく、ただただ客寄せの為にもんぺを脱いでビキニを着る。
    ワタクシはこれをピンクパンダと呼んでいるが、はっちゃけたストーリーでもなく、トリッキーさもない。冒頭から飛ばし続けるお笑いでもない。
    中途半端に被り物を着用し、挙句にピンクパンダだ。

    笑いのネタも古い。
    観客を無理に笑わせようとしてるさまが痛々しい。

    よって、観客の殆どは笑っていない。
    笑っていないが、観客の殆どは出演者の知り合いだから、「面白かった~。」「楽しかった~。」「良かったよ!」というはずだ。
    演じた本人に「つまらなかった。」と殴られるようなセリフを吐くヤツはいまい。
    今後の人間関係にもひびが入る。

    つまりだ、自分を信じるならピンクパンダは使わずに実力で勝負して欲しい。

    後半の本と演技が素晴らしかっただけに、惜しまれる。



  • 満足度★★★★

    役者揃いですね。
    飯島役の憲兵さん、軍服がヨク似合って所作もいい、歯切れがよくて顔がいい。それに声も。ほんと期待以上でした。中年クラスが多く、何となく悲哀が感じられてそれも+要因かな?今後に期待!また行きたい!

  • 満足度★★★★★

    楽しかった~
    毎度のことながら高いクオリティに加え、オジサンたちがくだらないコメディを真剣にやっている姿が最高に楽しい舞台でした。特に話の構成が秀逸。

    ネタバレBOX

    せんとくんがツボ。

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