非国民的演劇 公演情報 非国民的演劇」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★

    叫ぶ詩人たちの国産み神話。神様を他人の心に住まわせるがゆえに分かりあえない人たち
    リズムと詩に溢れた空間で交わされる言語は、僕らにはマシン語のようにわかるようで理解できない
    地上にある舞台で生まれたのは他人に伝えるための感情
    こういったこともできるのかと感心しつつもマイクが出てきた時の安堵感
    繰り返される動きと言葉の心地良さは変わらずに、舞台の真ん中に翻訳機が置かれていることでこれまで聞けなかった言葉を聞けた気がする。
    どっちの世界も好きな自分の心はアナログなんだなと
    大田彩寧さんはこの舞台の世界でも上手く生きられない人で、どうあがいてもそういう結末になるループものの物語世界に陥っているような感覚。
    あと何周したら因果から解き放たれるのだろう、、、
    梢栄さんとの見せ場の絵力。梢栄さんの衣装がなにげに素晴らしかった

  • 満足度★★★

    鑑賞日2018/01/11 (木) 19:30

    クラブハウスサンドウィッチの如く何層も「アレ」で「具」を挟んだ構造が独特。厚みゆえ「食べにくい」欠点もある、的な? そう言えば開場から開演までの大音響もクラブっぽい。あと、額縁と銀のテープが印象的な美術も含めて画的に美しい(ちょっと違うか)。
    ちょくちょく入るマイク・パフォーマンスもユニークで、やはりクラブ的なイメージか? そんな所も含めて演劇は音楽や美術も包括した総合芸術だな、とも。

  • 満足度★★★

    どこが非国民的なのかと思いました。

    ネタバレBOX

    左右のバルコニーで、古事記をモチーフにとあったのでそうなのでしょう、古事記に出てくる男女らしき人物が掛け合いをし、舞台前方ではラップをしながらダンスをするようなパフォーマンスがありつつ、ミサイルが落ち、外に出られなくなったストリップ劇場の踊り子控室の様子のようなものを描いた話。

    少し目新しさはありましたが、意味不明でした。もう少し、メインの控室の人たちのストーリーが必要だと思います。

    「非国民的演劇」は、「ひこくみん・てき・えんげき」だと思っていましたが、「ひ・こくみんてきえんげき」という言い方を主宰らしき人が前説等でしていました。その通り、全く非国民的ではありませんでした。
  • 鑑賞日2018/01/13 (土) 14:00

    座席1階1列

    たいへん申し訳ない。
    何のことやら、よくわかりませんでした。

    ストリップ小屋である必要はあるのか、なぜストリップ小屋なのか。

    理解と無理解との相克?などと言っても、何を言っているのかが、自分でも分からない。

    2番目に殺された女性の呼吸の度に上下する腹筋と、死体なので動けないために、捲れたスカートを直せない状況が、一抹の哀愁を誘いました。

    大音量は、何かそれで意味を持たせているような感じがするだけで、なぜあのような大音量を流すのかが、やはり分からない。

    フライヤーの得体の知れなさに誘われての観劇でしたが、私的には残念な時間でした。

    ごめんなさい。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/01/11 (木)

    11日ソワレ(90分)を拝見。

    ネタバレBOX

    しあわせさんの作品、以前、上野小劇場で『チル、幻滅。』を拝見しているので、ハウスミュージックな大音響「演劇?」への免疫はあったものの、正直なところ、今回もまた、只々圧倒される90分でした。
    でぇ、聴覚(セリフや音楽)・視覚(役者の挙動、セット)などから、感覚的には伝わってきた、作者からのメッセージだったが、終演直後、あまりにも曖昧模糊とした頭ん中の状態が気持ち悪くて、思わず台本買って・勝手に解釈を試みてみたものの…余計に理解が遠ざかったかも?(苦笑)

    誤った解釈だったら申し訳ないが、本作品、出自・思想・信条の多様性にあまりにも不寛容な、「普通」とみなされない存在は「排除」することでしか対処し得ない、今の日本の一定の人々への異議申し立て、だと理解しました。
    イザナギとイザナミに「猥褻」「生理」の名を冠した、国生み神話のエピソードからは、プリミティブな「性」へのアプローチを経て、人々が平等に・平穏に豊かな暮らしを享受していくという、この国の理想の在り方を感じ取りましたが、ミサイル発射→警報発令の現実下にある、この舞台を体験された若い観客の心に、どう響いたのかなぁ…そんな思いにもかられる作品でした。

    役者陣。
    梢栄さんの佇まい、木村みちるさんの悲痛な叫び、サカモト一家(息子・飯田紘一朗さん、父・源馬大地さん、母・小島望さん)のもろかった家族の絆、そして福井夏さんの絶叫、が印象に残りました。
  • 満足度★★★

    鑑賞日2018/01/14 (日) 18:00

    精神的に肉体的にいろんなレベルの崩壊がおこってることはわかりましたが、表現が抽象的で、私の石頭ではよくわからず。大音量の音楽がカッチョよかったよ。無意識と神話を結びつけているので、ユング的に解釈すればいいのかもと思いましたが、私の頭の中で何もひらめかないうちに、ステージは終わってしまいました。ハードル高かった。

  • 満足度★★★★

    時は世紀末だろうか退廃的で享楽的な雰囲気。
    ストリップ劇場の控室でのやり取りや、リズミカルに飛び交う様々な人達の言葉や感情を四方八方全身に浴びてきました。
    この体感をどう感想とすれば良いのか、ちょっと難しいのですが、

    「嫌われるかもしれない。」
    「叱られるかもしれない。」
    「捨てられるかもしれない。」・・・そして「殺されるかもしれない。」

    どの若者も何らかに怯え、親兄弟を含めた他者との共存に苦しんでいる一方、大人達は自身を守るため彼らを更に追い込んでいた印象。
    かといって暗く気が滅入る公演だったかというと、案外そうでもなく、どちらかというと元気をもらった気が。
    それは何故に?・・・苦しんでいる人間を上から目線で観る優越感?
    いや、そうではなく彼らの内部には濃厚なエネルギーが漲っており、迷い悩みながらも強い生命力を感じたからではないかと。
    作者さんの意図するモノとは、もしかしてちょっと違う所見かもしれませんが私はそう感じました。

    ネタバレBOX

    劇団背傳館の佐藤すみ花さんは一体どこに?
    消去法でようやくストリップ嬢のひとりである事が判明。
    (ほぼ最初から登場していたとは、女優さんってスゴイ!)
    感心しているうちに、あれっ!殺されてしまいました。もう動かない・・・
    でも悲壮感はあまり感じません。
    なんだかリセットボタンで次の日には生き返っていそう。
    そもそもこの世界では既に警察もほぼ機能しておらず、罪さえも音楽にかき消されていってしまうのでは。
    そして心の闇だけが残っていく感じ・・・こじれて病んだ世界・・・でもリズミカル。
  • 観客を詰め込みすぎ。窮屈は舞台を打ち消してしまう。

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