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非国民的演劇
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公演情報
しあわせ学級崩壊「
非国民的演劇
」の観てきた!クチコミとコメント
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byassist(843)
満足度
★★★★
鑑賞日
2018/01/11 (木)
11日ソワレ(90分)を拝見。
ネタバレBOX
しあわせさんの作品、以前、上野小劇場で『チル、幻滅。』を拝見しているので、ハウスミュージックな大音響「演劇?」への免疫はあったものの、正直なところ、今回もまた、只々圧倒される90分でした。
でぇ、聴覚(セリフや音楽)・視覚(役者の挙動、セット)などから、感覚的には伝わってきた、作者からのメッセージだったが、終演直後、あまりにも曖昧模糊とした頭ん中の状態が気持ち悪くて、思わず台本買って・勝手に解釈を試みてみたものの…余計に理解が遠ざかったかも?(苦笑)
誤った解釈だったら申し訳ないが、本作品、出自・思想・信条の多様性にあまりにも不寛容な、「普通」とみなされない存在は「排除」することでしか対処し得ない、今の日本の一定の人々への異議申し立て、だと理解しました。
イザナギとイザナミに「猥褻」「生理」の名を冠した、国生み神話のエピソードからは、プリミティブな「性」へのアプローチを経て、人々が平等に・平穏に豊かな暮らしを享受していくという、この国の理想の在り方を感じ取りましたが、ミサイル発射→警報発令の現実下にある、この舞台を体験された若い観客の心に、どう響いたのかなぁ…そんな思いにもかられる作品でした。
役者陣。
梢栄さんの佇まい、木村みちるさんの悲痛な叫び、サカモト一家(息子・飯田紘一朗さん、父・源馬大地さん、母・小島望さん)のもろかった家族の絆、そして福井夏さんの絶叫、が印象に残りました。
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2018/01/15 05:00
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