ノー・サイド NO SIDE 公演情報 ノー・サイド NO SIDE」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-14件 / 14件中
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/09/12 (火) 19:30

    価格3,800円

    SF編、人情編、コメディ+総括編という構成の妙により体感時間は90分程度。で、個人的には1編目の眼からウロコでありながら「それを言っちゃあおしまいだよぉ」な理屈(ネタバレBOX参照)に大いにウケる。「あーごもっとも!」と同時に「そこは見て見ぬふりをしてよぉ!」みたいな……(笑)
    次回公演は初の原作もので江戸川乱歩に挑むそうでどんなアプローチをするのか今から楽しみ。

    ネタバレBOX

    タイムスリップした時に自転し公転しさらに銀河系内を移動している地球上の同じ地点に現れるというのは確かに不思議だ。タイムスリップ作品は天動説に基づいているのでは?
  • 満足度★★★★

    前説のようにさり気なく話し始めた桜井こと中澤さんが一番初めの話が最後に繋がるとはびっくりです。
    頭の中に💡が浮かび楽しかったです。3つのストーリーがリンクする気持ち良さを味合わせていただきました。
    次は乱歩ということでどんな風に味付けされるのか期待してます!

  • 満足度★★★★

    公演は3話オムニバス形式で、ラストには緩く繋がってくるという手馴れた手法。チラシにある東京タワーでの出来事(話)が起点(契機)になっているが、それは1話目の台詞を聞き流すと意味が分からなくなる。饅頭のように真ん中(餡=2話目)が結構重みがある内容だったと思う。
    基本的な舞台セットは同じで、出入り口の対角線上にBOX椅子が数個並び、壁に幾つかの竹簾のようなもの。オムニバスで異なるセット(小物)は、掛けられている掛色紙、顔写真、レイという違いだけである。
    (上演時間1時間50分) 2017.9.23追記

    ネタバレBOX

    第1話は大学の研究室。タイムマシンを開発した教授とその教え子の会話から、教え子が過去に行きたいと。しかし時空間移動は映画「バック・トゥー・ザ・フィーチャー」のように単純ではなく、物理学上の制約が数多くあることを興味深く説明していく。東京タワー展望台のアベック…高校時代の早熟なプロポーズ。「『自我を捨てる 雪だるまになる』と書かれた色紙」が掛けられている。

    第2話は入国管理室。入国審査で不適格になった男2人を女性入国管理官が調査・審査する。最近のアメリカは観光と称して不法滞在者が増加している。移住する人々が増加したことによる入国審査が厳しくなる。どうしても入国したい男たち。自己主張が出来ない男たちの右往左往する様が、優柔不断と思われがちな日本人らしい姿を表しているよう。「トランプ大統領の写真」が掛けられている。最近は優柔不断ではすまされない”有事不断(普段)”の状況のような…。

    第3話は、ハワイの結婚式場。挙式にサプライズを計画している新郎。一方、新婦には妄想癖があるのか、マリッジブルーなのか、心配事が尽きない。新郎はマイペースで、その言動の端々に新婦の心は翻弄される。新婦には幼い時に行方不明(失踪?)した父が…。「レイ」の一部が飾られている。

    3つの話が緩く繋がって、それぞれの話の中でいろいろな問題が起きていたがどうにか乗り越え、また解決してきたように描く。タイトにあるラグビー用語の「ノーサイド」に結びつけるが、一方、曖昧な態度は「ノーコメント」を思わせる。

    さて、トランプ大統領にみる移民政策(第2話 入国管理のシーン)など、世界が直面する様々な問題を照らし出した上で、人と人の繋がりや理解に未来への希望を見出す。自分と違う考えの世界の人に対しても寛容にならなければ.…コメディタッチながらしっかり主張するところは、トツゲキ倶楽部らしい公演であった。
    キャストの演技は飄々としているようだが、その浮遊感と内容の重厚さが絶妙なバランスを成しており、観応え十分であった。

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★

    鑑賞日2017/09/18 (月)

    アインシュタインの相対性理論からはじまるTime Trip、イミグレでのハプニング、過去のトラウマと妄想との関係、、、3部それぞれに、重要なキーワードがちりばめられ、あれよあれよというまにEnding。タイトルNo sideの意味は薄く感じましたが、「すべては未来につながる」のメッセージ、しっかりと伝わりました。

    ネタバレBOX

    今回の作品は、どちらかというと、実験的試作という気がしました。演出のAYAさんの仰るとおり、Stage上の「間」を、どう活用していくか。舞台におけるSilenceとSoundのバランス、または共存を模索しているように感じました。
  • 満足度★★★★

    3話で構成されてる 珍しいなと思ったら、最終話につながる。なーる!と納得。面白かったです。

  • 満足度★★★★

    3話オムニバス。
    3話目が役者の巧さも話も好みでした。
    繋がりかたが、濃くもなく薄くもなく、いい塩梅。

  • 満足度★★★★★

    トツゲキ倶楽部の【ノー・サイド NO SIDE】とても良かった。
    役者さんとの距離の近さにドキドキ
    会話のテンポの良さと表情の豊かさ
    油断している時間は1秒も無い。
    ストーリーもよく練られていて
    楽しさと共感するセリフと
    観ていて飽きさせない。
    とても素晴らしいパフォーマンスだった。

    来週月曜まで!
    是非お勧めです。

  • 満足度★★★★

    三本のショートが上手く繋がって、盛り込まれたパーツが上手く生きていたとは思うが・・・“ノーサイド”確かに言葉は出ていたし、意味合いもうまく組み込まれていたが、全体からそれを強く印象として感じることはなかった。ライトで楽しい作品だったが、トツゲキさんらしいインパクトが足りないようにも感じた。出演者は良かったんだけど・・・。

  • 満足度★★★★★

    3編のショートストーリ全て楽しめました。

    ネタバレBOX

    3つの一見関係ないと思えるショートストーリーの登場人物に、それぞれ縁が有り、最後はハッピーエンドに終わったので、とても楽しめました。
    あと1話目の「それでも地球は廻っている」の大学講師の古谷さんの恋人は2話目の「ハブアナイストリップ」のイミグレのアサマさんなのかな?そこが凄く気になった。
  • 満足度★★★★

    いつものことながら、『トツゲキ倶楽部』の作品は感想がむずかしい。
    なにげない感想のひと言がネタバレにつながり、バタフライ効果のごとく
    多大な影響を及ぼしかねないからだ。

    ネタバレBOX

    SFの「タイムトラベル」物に目がない自分としては、
    「それでも地球は廻ってる」での『トツゲキ風タイムトラベル理論』を
    興味深く拝見しました。タイムトラベルするのは、今おっさんの自分で、
    過去の自分になれるわけではない、とか、地球は公転してるから、
    同じ場所にタイムトラベルすると宇宙空間に放り出されるとか、
    うん、うん、そうなんだよなぁ。。。っと、ひとつひとつに相づちを
    打ってましたが、問題のタイムマシンが、会話の中のみの存在で、
    本当に桜井が発明したのかがあいまいだったのが心残りでした。

    それに、いくらちくわの実験に失敗したとはいえ、
    桜井がマシンを発明したことをひた隠しにしたかったのはなぜなのか?

    実は、桜井は「NOSIDE」の信二からいづみの父親ユウキを探してほしいと頼まれ、
    タイムマシンを使って過去に行くが、失踪する直前のユウキ(もちろん彼に
    そんな気はまったくなかったはず)を無理矢理マシンに乗せようとして
    もみ合いになり、しかも、わずかながらもタイムトラベルをしてしまったことで、
    ユウキは北海道に飛ばされ、そのショックで記憶を失った。。。

    つまり、信二の父親が失踪した原因は自分にあったから、
    桜井はタイムマシンを封印しようと思った。。。
    という裏設定があるんじゃないかと、妄想しています。

    いや、みなまで言うな!みなまで言うな!!

    なんか、長くなりそうなので、
    「ハヴァナイストリップ!」や「NOSIDE」なんかの感想は
    また別の機会にしてみようと思います。

    追記
    いや、違うな。
    過去にタイムトラベルしたちくわが、過去のユウキにぶつかり、
    それが原因で記憶を失う。って考える方が自然かな?。。。
  • 満足度★★★★★

    短編が3本。それぞれ別々に観ても納得できる内容だが、なんとうまいストーリー展開なんだ。ちゃんと一本につながっている、という芸の細かさ。間の取り方が上手く、誤解を生むすれ違いや会話の妙でクスクスと笑ってしまう。ドカンとくるバカ笑いはないけど、全編に散りばめた伏線がだんだんと腑に落ちる小気味良さが見どころ!楽し〜い舞台だ。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/09/13 (水) 19:30

    価格3,800円

    無題2134(17-137)

    19:30の回(晴)

    18:30受付、受付順に整理番号、19:00開場。いつものように入って右。

    椅子(箱)が数個だけの舞台、上演時間105~110分という案内。

    9:25前説(アナウンス、静かに飴玉くらいなら可)、ハワイアンが流れ、波の音。

    開演前、ふらりと仲澤さんが白衣姿、新聞片手に登場、その穏やかな語りとは逆にどんどん期待が膨らむ、前説、横森さんも顔をみせて開演~21:21終演。

    相対論、ルール、サプライズ。三つのピースがひとつに揃ったときに見えるもの。

    あ~、なんておもしろいのでしょう。ひとつずつ完結しつつ、それでも物語りは、自転と公転、終着点のない物語として廻っている。

    役者さん13名、懐かしい映画のエピソードあり、トロピカルな明るさ、ちょっとしたしっとり度合い、ゆっくりと溶け合ってゆくお話に身をゆだねる。が、しょっちゅう笑いの刺激が襲ってくるので油断はできません。

    単なるドタバタだけではなく、実は細かいシチュエーションの組み合わせが本作をこんなに面白くしているのだろうと思いながら。

    小森健彰さんは「teafortwo」の公演をずっと観ていて「ヒットパレードvol.10(2013/6@キッド)」「人数の足りない三角関係の結末(2013/10@「劇」小)」「持続可能な恋(2015/5)」「瞳を閉じて、られるか(2016/2)」
    「10の銃と10の自由(2016/11))」「世界の終わりはCメロを待ちながら(2017/5@Blue-T)」とたくさん。

    木所真帆さんは「音速アキレス(2015/8@BASE)」--田久保さんとですね?

    タイムトラベルの問題点ってどうやって気がついたのでしょう。SF小説か映画にでもあったのか...、自然科学、相対論、星と星座などの本を読むと星にからめてでてくることがあり、、宇宙を飛ぶ竹輪という絶対の違和感とともに感心してしまいました。
    ※月をみるものが「骨」ではなく「竹輪」を放り上げるシーンまで想像。

    余談
    2話と3話との間にかかった曲(はじめのストローク1発でピンとくる)Bad Company"Can't Get Enough"。
    だれの選曲だろう。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/09/12 (火) 19:30

    座席2列

    隔てている何かを無くしていく、というテーマを持つ3つの短編からなるオムニバス作品。ラグビーとはあまり関係ありません。
     前説を受け持った桜井が、そのまま第1話に導入し、また第3話の最後の台詞も受け持つという構成も見事でした。
     アンケートを書いた人の中から抽選で次回公演の割引券がもらえるということでしたが、筆記具を持っていなかったので、泣く泣くそのまま帰ることになりました。

    ネタバレBOX

    「それでも地球は廻っている」
     壁が無くなったのは、桜井と鈴川の関係だけだったのでしょうか。まあ、財津のおかげで登場人物間の隠し事は無くなったのかも知れませんが。
     タイムマシンネタなのに、タイムマシンの装置は出てこず、観客の頭の中で想像させるのは巧いと思います。また、その原理を人間で説明するのもわかりやすくて良かったです。
     また3話を通じて唯一のラガーマンである古谷がボーダーを着ていたのも、在学中のプレーヤーを髣髴とさせ、良かったです。

    「ハヴァナイストリップ!」
     前話の古谷の恋人はアサマだったのでしょうか。
     頑ななナンバの心が解けていく様子は感動的でさえありました。
     時間経過を示すのに、マサルとアサマはほぼ動かさず、ユウキだけいじるというのには笑わせられました。

    「NO SIDE」
     前話のマサルとユウキが、この話の登場人物がいない間に舞台をちょろちょろするという展開が面白かったです。また、どちらがいづみの父であるか、というのは、三宅ならずとも観客が惑わされたと思います。
     しかし、なんといっても面白かったのは、いづみの妄想のショックを示す照明と音楽でした。
  • 満足度★★★★★

    ノー・サイドとは無論ラグビー用語だ。通常は試合終了の意味で用いられるという。唯試合後は敵味方と分かれていた面々が、もう陣地の境も分からなくなって互いの栄誉を称え合うか否かは兎も角、健闘を祝すなんてことができたら素敵には違いない。こんな意が籠った今作、結果として所期の目的を果たせているのではないか。

    ネタバレBOX

     内容は3つの短篇を組み合わせその一部を関連させて全体を纏める構成を取っている。第1話が、タイムマシン発明とその余波の顛末。第2話は、入管で別室に連れて来られた2人の日本人壮年男性を襲う入国管理法違反容疑の顛末、ラストがハワイで明日挙式という新郎・新婦を巡る愛の危機とその克服譚。ということになろうか。全体として落ち着いた大人の演技がベースになっているのだが、その重みを軽減するような様々な笑いが芝居全体に軽味を持たせ男と女が協力し合えば、憂き世も何とか乗り越えられるという希望を持たせてくれる作品に仕上がっている。笑いに関して少し例を挙げておくと、桁外しは無論のこと、初心な人間をちょっとからかうような悪戯心に発する意地悪、オーバーな物言いや所作、そぐわない所作で笑わす、間の伸縮のおかしみで笑わす等々様々なバラエティーに富み、決して派手ではないものの手練れのテクニックがそれとなく用いられ効果を上げている。更に、1か所だけ、肝を上げておくなら、子供だった新婦を置いてふらっと居なくなってしまった父親が、実は記憶を喪失しており、訳も分からず失踪していたのが、新郎の計らいで再開することができたシーンなど心底胸を撃つ。初日が終わったばかりなのでネタバレは此処まで。人生、昏いことばかりのように見えても、男と女がキチンと協力すれば、様々な難題も何とか乗り越えることができる、そんなメッセージを感じ取ることができる作品であるのは先ほども記したとおり。

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