満足度★★★★★
鑑賞日2017/09/13 (水) 19:30
価格3,800円
無題2134(17-137)
19:30の回(晴)
18:30受付、受付順に整理番号、19:00開場。いつものように入って右。
椅子(箱)が数個だけの舞台、上演時間105~110分という案内。
9:25前説(アナウンス、静かに飴玉くらいなら可)、ハワイアンが流れ、波の音。
開演前、ふらりと仲澤さんが白衣姿、新聞片手に登場、その穏やかな語りとは逆にどんどん期待が膨らむ、前説、横森さんも顔をみせて開演~21:21終演。
相対論、ルール、サプライズ。三つのピースがひとつに揃ったときに見えるもの。
あ~、なんておもしろいのでしょう。ひとつずつ完結しつつ、それでも物語りは、自転と公転、終着点のない物語として廻っている。
役者さん13名、懐かしい映画のエピソードあり、トロピカルな明るさ、ちょっとしたしっとり度合い、ゆっくりと溶け合ってゆくお話に身をゆだねる。が、しょっちゅう笑いの刺激が襲ってくるので油断はできません。
単なるドタバタだけではなく、実は細かいシチュエーションの組み合わせが本作をこんなに面白くしているのだろうと思いながら。
小森健彰さんは「teafortwo」の公演をずっと観ていて「ヒットパレードvol.10(2013/6@キッド)」「人数の足りない三角関係の結末(2013/10@「劇」小)」「持続可能な恋(2015/5)」「瞳を閉じて、られるか(2016/2)」
「10の銃と10の自由(2016/11))」「世界の終わりはCメロを待ちながら(2017/5@Blue-T)」とたくさん。
木所真帆さんは「音速アキレス(2015/8@BASE)」--田久保さんとですね?
タイムトラベルの問題点ってどうやって気がついたのでしょう。SF小説か映画にでもあったのか...、自然科学、相対論、星と星座などの本を読むと星にからめてでてくることがあり、、宇宙を飛ぶ竹輪という絶対の違和感とともに感心してしまいました。
※月をみるものが「骨」ではなく「竹輪」を放り上げるシーンまで想像。
余談
2話と3話との間にかかった曲(はじめのストローク1発でピンとくる)Bad Company"Can't Get Enough"。
だれの選曲だろう。