ホテル・ミラクル4 公演情報 ホテル・ミラクル4」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-20件 / 22件中
  • 満足度★★★★★

    観なかったのは1回だけ、と言うこのシリーズ。脚本家の充実してきて、ちょっとアダルトなR-18のところも魅力です。自作はどうなる??池田さんの手腕に注目です。

  • 満足度★★★★★

    新宿シアター・ミラクルは初めて。すぐ近くの新宿FACEには格闘技を観戦する為に年に数回行っているが、こんな近くに劇場があったとは。小さなエレベーターで数名づつ案内され会場に入ると椎名林檎の懐かしい曲が流れている。開演直前には代表曲「歌舞伎町の女王」が流れ思わずほくそ笑んでしまった。120分で4短編。個人的には1番目の「メキシコ」がいちばん面白かったが、どれも甲乙つけがたい内容でした。こういう褒め方が相応しいかどうかは別として、誰が観ても面白い公演だと思います。「後戻り出来ない女」では渡辺美里の「マイレボリューション」が年の差を表現するカラオケ曲として使われましたが、開演前の椎名林檎の曲も知らない世代がいただろうな、そんな事を思いつつ歌舞伎町を後にしました。明日までですが、観て無い方は時間を作って、ぜひ。

  • 満足度★★★★

    観てきた!
    今回も安定の面白さでした。
    4作それぞれ違った作風で2時間飽きずに楽しめました。

    『メキシコ』
    高村光太郎の名前オチ感(笑)
    起承転結の「転」が非情に良かった。
    これからどうなるのか!?と一気に惹きつけられました。

    『楽しい家族計画』
    序盤はやや退屈に感じたのですが、
    お互いの本音が見え始める後半から見違えて面白くなりました。
    添島のキャラクターがとても良かった。

    『後戻り出来ない女(まもる 2016年版)』
    一番好みの作品。
    設定が抜群に面白いです。
    小林さんとゆとりの木村くんの掛け合いが楽しすぎる。
    短編ならではって感じです。

    『クリーブランド』
    とても静かな作品。
    物語性が少なめなので観る側がある程度行間を読む必要がある作品なのかもしれません。
    ラストの二人が甘酸っぱくほろ苦い。

  • 満足度★★★★

    鏡越しに見た感じ
    劇場に着くまでに歌舞伎町を通ったことと、音響と折り目のないシーツがいかにもで、一室を垣間見たような気になった。年代や立場によって、面白い出来事があるものだなと納得と共感の作品でした。

  • 満足度★★★★★

    まさに地産地消
    劇場のある歌舞伎町にふさわしい魅力あふれる作品群。
    面白い話と役者さんをそろえる卓越したプロデュース能力に脱帽。
    演劇の楽しみ方の幅が広がる企画だと思う。
    どれも頷け、のめり込む物語が並ぶが、
    「楽しい家族計画」の熱い会話劇と、何処までも転がってゆく展開、
    気付けば立場も入れ替わる秀逸な脚本にワクワク。
    役者さんも男女ともにハマった感じで良かった。
    演出がいいのか、役者が良いのか、
    相乗効果ってこういうものなのかと思える一本。
    今の世では居るなこいつと共感できる「後戻り出来ない女」も秀逸。
    これからのラインナップにも注目。
    前節から流れるように展開される物語も良かった。

  • 満足度★★★★★

    小劇場の良さが凝縮
    ホテルの一室で男女が4様のシチュエーションで対面し、さまざまな危ない会話や心理戦を繰り広げる。小劇場の良さがぎっしり詰まった小劇場でしかできない小劇場ならではの見事な4作品で4通り楽しめて大満足。
    これまで見逃していたのが残念!

  • 満足度★★★★

    楽しめました
    やはりこのシリーズにハズレなし。どの作品もレベル高いなー。作家も妙に気合が入るのかしらん。順番付け難いけど、個人的には、大いに笑えてそれで切ない登米裕一氏の作品が一押し。

  • 満足度★★★★

    ミラクル
    ラブホテルの一室をほんとうにのぞき見しているかと錯覚しました。

    ネタバレBOX

    恥じらう男性、女性は、本当に恥じらっているかのようで、また、いかにも恥じらいそうな人となりが出ていました。建築士の女性の恥じらう姿、女上司の大胆な姿、面白く、また、魅力的にも思えました。すべての話に共通していますが、最後の終わり方がなんともいえず、ん~と考えさせられるので、いい感じですね。20時ちょうどにスタートのはずが、20時13分に始まったため、終了時間も遅くなったので少し疲れました。
  • 満足度★★★★

    切ない
    劇場をラブホテルに見立てたシリーズの第4弾。今回は良く知ってる作家4人が脚本を書いているが、何だか切ない終わり方が多かった。でも、こういった企画/このシリーズは大好きです。

  • 満足度★★★★

    ホテミラ4
    初日に観てきました!
    前回3も好きで2回観ましたが期待を裏切らない面白い作品。
    とくに「楽しい家族計画」はめちゃくちゃ面白くて大爆笑でした!
    他も男女のシリアス~少しのサスペンス要素入ったのあったり、脚本も様々な方が書いていて、キャストも面白いし、飽きさせない。
    今回もリピートで再び行ってきます♪

  • 満足度★★★★

    愛と欲望と思いに溢れて
    4つのそれぞれ良くできた短編集。各作品とも愛と欲望と思いに溢れていて,全体としても見応えのある作品になっています。面白かったなぁ。女優さんは皆魅力的,演技も良かったけど,ついついそーいう目で見てしまって,ちょっと興奮しちゃいました^^;ホテル・ミラクル,この次も期待ですね。

  • 満足度★★★★

    連れ込まれたのは?
    優位なようで思うにまかせぬオンナたち。エサに乗らぬ男に焦れるオンナたち。ジャンルを超えた賢い"競争社会"で最早ヤラしいものは希少になりつつあるのだろうか・・・ たどり着いた『クリーブランド』では引き摺る感じのヤラしさがぼんやりと思い出される。アスクとリスクに満ちたかけ引きの中、最後まで煙に巻いた苦みを残す。

  • 満足度★★★★

    それぞれ個性的な作品4つ。面白かった!
    ラブホテルの一室を舞台にした短編集。シリーズ4作目だが、自分はこれが初見
    前説代わりのちょっとしたお芝居が楽しい。feblabo恒例のオープニングアクトも有り。
    劇場が歌舞伎町ラブホ街の片隅というところで、ここでやるべき演劇というものもあるなぁと
    一組も普通の男女関係のカップルは出てこず、それぞれの関係性は最初明かされないが
    その関係性を軸に絶妙な按配の会話のやり取りで、近づいたり離れたり躊躇ったり、心地よく巻き込まれることが出来た
    ラブホという空間で女性と二人というのは、男にとって単純に一つの気持ちだけを抱えることは難しいところ。
    男性側の気持ちは凄いわかるところがあったので、女子側の意見も聞いてみたい思った
    役者さんで言うと、川島佳帆里さんの歌い狂う肉食系アラフォー女子が印象的
    浅見臣樹さんの独特な雰囲気もいそうでいないようでちょっといる感じで惹き込まれた
    4つの短編はテンポや雰囲気、男女間の抱える問題、それぞれで飽きずに楽しめた

    ネタバレBOX

    「メキシコ」
    明らかに女性慣れしていない男性を演じる富田庸平さんの葛藤や逡巡の表情が良かった。
    謝ることや、本当を知ってどうするか、など短いながらもフリとオチがちゃんと効いていて
    物語として見やすくわかりやすく良い構成

    「楽しい家族計画」
    浅見さんの独特の雰囲気と温井さんの真っ直ぐにズレたうえに滲み出る自意識感が混ざりあって、一番笑った

    「後戻り出来ない女」
    コント的なストーリーなんだけど、川島さんの野獣感が凄くて、本当に竹内さんが喰われてしまうのではと思う勢い
    歌い狂う肉食系アラフォー女子の画が頭から離れない

    「クリーブランド」
    4つの中では一つ空気感が異なる作品。リアルな会話とか間とか、ぽつりぽつりと伝わる女の想いとか、
    群青色の世界にたゆたうアイコスの煙とか。
    音の無い世界が似合う二人の距離感と関係性。あえてエアコンを消してまでして作りたかった世界は納得ではあった
    (おかげで会場内が暑くてみんなうだってしまったが)
    自分のラブホテル感はこの作品が一番しっくりくる。ラブホテルはやっぱり切ないものだよ
    大垣さんが好みの役者のタイプというのもあるが、そこに男と女がいるんだけど、男女を感じさせない雰囲気とか空気感があって、添い寝している時のリアルな会話とか、観劇における個人の経験や思い出が感情を揺り動かす時のハマリ具合なのかな


    好きだったところ追加、温井さんの全然そそられないドヤ顔セクシーポーズ、大垣さんの喋り方と雰囲気、福富さんの相手を「キミ」っていう呼び方、富田さんの目の泳ぎ方
  • 満足度★★★★★

    よく出来ている
    ホテルを舞台としたオムニバス的な作品。4本ともよく工夫されており、どんな展開になるのだろうとワクワクドキドキが止まりませんでした。役者さんの演技レベルも高く、芝居であることを忘れてしまうくらい自然体でリアルな会話劇が楽しめました。あっという間の120分。大満足です。次作は勿論、今作もまた別角度からもう一度観てみたいと感じています。

  • 満足度★★★★

    観たよ、ラブホテルでの男と女
    感想はまだ頭の中で整理中ですので、後日書くよ、書くよ、書くって言ってるだろw

  • 満足度★★★★

    続編も期待
    既にシリーズ4作目となったが、今回も秀作揃いの舞台でした。
    妖しいホテルの一室を垣間見れました。
    以下、公演中なのでネタバレで。

    ネタバレBOX

    メキシコ~女性にナンパされホテルについてきた童貞男性が、期待と女性の秘密に気づき、葛藤する物語。葛藤する様が笑いを誘うが、最後の決断がとても格好良く映る。(正しいかは別ですが)タイトルも面白い。

    楽しい家族計画~ラブホテルの改装を依頼する男と依頼された一級建築士の女性の物語。最初どことなく男性を警戒していた女性が、自分の性生活を話始め、関係が変化していく。ふりきれたエリート女性とそれを諭す男性の掛け合いが面白い。また、男性の子供に対する思いも共感を覚える。個人的には、今回の作品の中で一番好きな作品。

    後戻り出来ない女~出会い系サイトで出会った男女が会社の上司と部下だった話。41歳の女性上司とまだ入社年数の浅い部下の男性の微妙な駆け引きと噛みあわない会話やジェネレーションギャップが面白い。困った部下が、先輩社員を呼び混乱が拍車する。今作品は何といっても上司の小林さんを演じられた川島香帆里さんの熱演につきます。

    クリーブランド~飲みすぎてホテルに泊まった友人関係の男女の話。結婚が決まっているが、男性に好きで思いを伝えたい女性と結婚する事を知っていてそれに付き合う男性の見えない壁が切なくもある。会話が洒落ていて、ラストシーンも想像通りではあるが、洒落ている。
    ちなみに、i QOSは ⅰPHONEの「ⅰ」から取って(目指して)、 「QOS」は、クオリティーオブサービスの意味らしいです、気になって調べた(笑)

  • 満足度★★★★

    どれも面白い!
    4作品共、負けず劣らずの面白さでした。

    以下、ネタバレにならない程度にちょこっと感想を。

    『メキシコ』
    訳あり女に逆ナンされた童貞男のお話。
    二人のやりとりにタイトルの意味や伏線が・・・。
    後半からエンディングのドラマにグッとくる。

    『楽しい家族計画』
    勘違いしちゃってる、自分に良いように理解する。
    こういう女っているよな~。
    でも嫌いじゃない。ちょっと惹かれちゃう(笑)。

    『後戻り出来ない女』
    そこに至る、男のそもそものきっかけが・・・。
    だんだんと、アラフォー女性が可哀相になってくる。
    でも、男の気持ち解ります。

    『クリーブランド』
    若い男女のありがちのシチュエーション。
    最後のオチになるほどね~・・・。
    ユル~イ感じで、リアルチックな芝居がイイ。

  • 満足度★★★★

    花四つ星
    危ないシチュエーションや、際どいすれ違いを巧みに描いていて楽しめる。

    ネタバレBOX

     「ホンバンの前に」「メキシコ」「楽しい家族計画」「後戻り出来ない女」「クリーブランド」という作品構成だ。「ホンバンの前に」は、Wミーニングで、にゃにと劇の本番とを掛けてあり、実質前説なのだが、完全に芝居仕立てになっていて粋な悪戯に思わず笑ってしまう。見事なセンスである。
     舞台装置は変わらない。舞台を逆くの字で観客席が囲う形になっていてWベッド、二段のサイドテーブル。一段目にはティッシュ。二段目には真っ赤な電話機とコンドームの入ったクリアケース、ミニスタンド。その横には冷蔵庫。部屋の奥には、赤いソファ。出入り口の横にシャワールーム。そしてベッドの反対側の壁際にラウンドテーブルと椅子。テーブル上には灰皿が置いてある。ラブホの基本セットが揃っていて、無論、カラオケも使える。
     「メキシコ」は、彼に飽きられて振られた女が、逆上して彼を刺し殺し、街中で逆ナンした男をホテルに連れ込むが、彼は人が良過ぎて、彼女と寝ることを拒否、挙句財布から金を抜くことを示唆して彼女の逃亡を助ける話。メキシコは良くアメリカ映画に出てきて、国境を越えてしまえば、捜査権が及ばないので自由の身、というアレである。
    「家族計画」息子の宿題にパパのお仕事、というテーゼを出されたラブホオーナーが、他の人々の楽しく過ごせるような仕事をしているという印象を持たせるべく、ラブホ改修の見積もりを一級建築士に依頼。建築士は内寸を取る為、ホテルにやってきたが。様々な提案の中に夫婦のセックス頻度やセックスレスの問題などが入り込んで際どい会話の連発で楽しませてくれる。無論、時代の移り変わりの中で、今までにも改装はしてきたのだが、そんなホテル史の一面も出てきて楽しめる。
    「後戻り出来ない女」は、上司の仕事に対する厳しいプレッシャーから逃れる為に出会い系で憂さを晴らしていた若手社員が、出会い系で連絡を取り合い、ラブホで合流することになったのだが、やって来たのは、当の上司。20歳ほども年の違う部下と、ヤバイ状況であればこそ、関係して秘密を保持したい上司と、何としても逃げ出したい部下との葛藤が描かれる。追い詰められた部下は直属の上司に連絡、話は増々こんがらがってゆく。
    「クリーブランド」は、明日にも結婚という情況の女が心を寄せている男を誘って飲みに行き泥酔してホテルに泊まる話だが、女の入れ込み具合が真剣で哀れを誘う。彼も良い奴で、好かれるのも当然というキャラではあるのだが、彼には彼女を抱いてやれない事情があった。人生の皮肉を表して素敵な作品。
  • 満足度★★★★

    ラブホテル・ミラクルでの一夜
    ラブホテルのイメージは、欲望と情念のようなジュクジュクした感情が滲み出てくるもの。本公演は、その陰湿・猥雑よりは、どちらかと言えばカラッと乾いた印象である。

    短編5本はどれも面白いが、それは単純にギャク的なことではなく物語...男女の距離感をしっかり表現している。
    上演時間2時間、それは新宿ラブホテルの一般的な休憩時間をイメージさせるもので、観客がソッと隙間から覗いている気分にさせる。

    ネタバレBOX

    客席はL字型ひな壇で、ホテル室内の肢体・痴態を覗いている。
    薄暗い部屋...ダブルベットとサイドテーブル、ソファー、テーブルと椅子2脚。出入り口近くにスモークガラスのシャワールーム。ベットにそうように黒ソファーがあったが、芝居で使用することはなかった。帰り際に聞いたところ、客席だったようだが、誰も座らなかった。

    梗概(5編)は次のとおり。
    1.「ホンバンの前に4」
      前説を兼ねており、特に携帯電話の電源OFF。

    2.「メキシコ」
      冴えない童貞男とかわいい女の訳あり一夜。女は彼氏を殺し警察の捜査から逃げている。そのために童貞男とラブホヘ逃避行?

    3.「楽しい家族計画」
      男が家族のために部屋を改装したい、その相談事をラブホで行う。男・女(建築士)とも既婚者で、改装相談が、いつの間にか男女の人格・性癖へ話が逸れて...。男はこのラブホの経営者で、この部屋を改装したいと。

    4.「後戻り出来ない女(まもる 2016年版)」
      出会い系サイトで知り合った年の差カップル。女性は独身キャリアウーマン、ミラクル4ならぬアラフォー。男性は24歳。ホテルへ入ったはいいが、年の差で話題やカラオケの選曲が合わない。この2人は特別な関係であり、それを解き明かす第三の男が登場する。

    5.「グリーブランド」
      酔い潰れた女とラブホで一夜を過ごすが...。ヤるチャンスがあったのに行為をしない男に向って女は、明日遠くへ行くという。それはグリーブランド...それってどこにある国なの。女の誘惑にも優柔不断な態度の男。女が部屋から出たところで...一言。

    どの物語にもクスッと笑えるオチがある。全作品にラブホという少し妖しげな雰囲気の中で、男女の距離感が伸び縮みする。または話を適度にねじり、巧みに流れに渦を作り掻き回す。室内の濃密な関係が、軽快なテンポで繰り広げられる。このアンバランスのような演出がたまらない。
    シャワーを浴び、バスローブ姿の女優陣がエロティックでドキドキ、そして展開にハラハラして楽しめる。

    最後に、薄明かりの中で次作品のベットメイキングをしているが、出来れば女優陣(ラブホのベットメイキング=女性のイメージ)のほうが艶めかしいかも。

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    観てきました!
    ホテルミラクル3から私観させていただいています!
    今回4 短編のお話 最近ショートフィルムもいい作品が多くなってますが、舞台のショート版も短くてもひとつひとつ脚本がしっかりしているので面白いです。

    各々ちょどよいストーリーで今回も楽しめました。

このページのQRコードです。

拡大