恋人ができないが、もういい 公演情報 恋人ができないが、もういい」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-20件 / 25件中
  • ベストテン投票用です。
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  • 7月19日(土)S
    後半の社会派に向かう変化球に驚く

  • 満足度★★★★

    言葉
    タイトルと説明に惹かれて観に行った。ちらほらと「良いな」と思えるセリフやフレーズがあり、ちょっと考えさせられた。全てを言葉にするのではなく、小道具やシチュエーションでさりげなく登場人物の気持ちや関係性を提示していて、じっくり味わいながら観ることができた。個人的には満足。

  • 満足度★★★★

    まるで自分もそこに居合わせているよう
    初見であった前回公演『お前がダメな理由』同様、会話がとてもリアルで、広告業界の内側を覗いているような内容も「あぁ、そういうものなんだぁ」と妙に納得。
     
    また、仕事と絡んだ人間関係も実生活でそうであるように「これが正解」というものがないので、それぞれの考え方に「その通り!」と共感したり「それは違うのでは?」と異論を持ったり、まるで自分もそこに居合わせているように錯覚させてしまうのは上手い。脚本と演じる役者陣のリアルさの相乗効果か。
     
    雨降って地固まる、なハッピーエンドかと思わせておきながらも安易な結末にせず、まだまだ続いて行くんだよ、とする終わり方も上手い。(ってかこれまたリアル?)
     
    そんな中、終盤で出てくるキャッチコピーに関する「作り手側だけ良いと思っていてもダメで、クライアントの評価が第一、そしてライターも楽しく思えるのがベスト」という内容の台詞が印象的。これってつまるところ劇作に関してのものでもあり、「劇中で宣言したな」的な?(笑)
     
    さらに「でも、こうしている時が一番楽しい」というラストの台詞にはイタく共感。さりながら「稽古している時が一番楽しい」では観客としては困るのだが…(笑)

  • 満足度★★★★

    三度目の箱庭
    緊張感のあるお芝居。ここの人が書く本に出てくるキャラはたいがい友達になりたくないタイプ。だが、そこがいい。ということにしておく。

    終わり方が惜しいな、というのは他の方々も書かれていることではあるけれど。
    そこが洗練されてくればもう1段階レベルが上がるであろうと期待。

  • 満足度★★★

    初見。もうひとこえ。
    劇団初見。プロフェッショナルに徹しきれていないアマチュア感が
    垣間見れて、OFF・OFFの狭い空間でさえも物語の空気で
    完全には埋めつくしきれてないのが残念かつ致命的。

    ちょっと古臭いくらいの直球勝負ができそうなのに
    下手な変化球を下手に連投しすぎて
    直球も変化球も中途半端になってしまった印象。


    別の人が書いていたが声の出し方が不快な方が数人。
    その中で役者では高木充子が好印象。

  • 合いませんでした
    自分には合わなかったお芝居。
    なんか昔のトレンディドラマを見たような気分。最後まで馴染めず。
    でも最近、ロンバケをユーチューブで見つけて、面白くて全話見てしまった。
    どうでもいいですね、こんな話。

  • 満足度

    「ひどい」の一言
    本も役者も「ひどい」の一言。
    声帯をプッシュする甲高い発声も、過剰に喧しい音響もあまりに耳障り。
    会話が会話として成立していない。
    本の内容も底が浅い。
    最後の、実際に喫煙する場面は、不愉快そのもの(受動喫煙!)。
    金をとって見せるレベルに達していないと、私は思う。

  • 満足度★★★★

    後半の失速が残念
    タイトルで観に行き、全く違う内容でしたが、
    それでも十分楽しめました。
    ただ、前半の面白さが後半、ぐっと失速
    普通の話に収まってしまい、もったいない。

    設定の広告製作会社に
    必然性がなかったことが大きな原因か。
    すごく安易な設定であったように感じられ残念。

  • 満足度★★★

    恋愛の話かと思ってたら
    恋だの愛だの浮わついたものなど一切ない、仕事の話だった。
    面白かったです。
    ここで終わるといいなぁって思ってたとこで終わらないとこも、味なのかなぁという気がして。
    また観に行きたいです。

  • 満足度★★★

    安定感
    が不思議な感じだった。面白かったです。

  • 満足度★★★

    予想を裏切る内容でも○
    タイトルや前説から、恋に頑なな女性の話かと思いきや
    そういうわけでもないお話でした。でもおもしろかったー

    須貝さんのお芝居はいいですねー。ぼく大好き。
    演出も秀逸で、適度な驚きや発見に楽しませて頂きました。

    最後、「ああ、ここで終わってくれたら後味いいな」という
    ところがあったのは確か。でも窓のシーンで挽回かな。

    次回も期待です!

  • 満足度★★★★

    おもしろい〜
    少し毒のあるのほほん系を想像していたのでそのギャップにちょっと驚きました。相手を責め立てるように発せられる言葉やドライな関係から感じる、舞台全体に漂う冷たさというか温度の低さが気になりましたが、ラストの演出でなんだかあったかい気持ちになりました。とてもおもしろかったです。

  • 個人的に前回が40点。
    今回は70点まで上がりました。楽しめてよかった。しかも今日の感じではこれから更に伸びそうな予感。80点近くまで行くんじゃないな。まぁ個人的な感覚ですので、あんまり当てにしないでください。前回は場面が終わるタイミングが悪く思えたのです。人物の感情が上がり切らず落着もせずに次のステップに行っていた気がして。今回はそれを感じなかったのが評価プラスの要因かと。
    『あと10分短ければ…』の意見には賛同。「あぁ、このままの余韻で終わったら気持ち良いな」というのが、終盤で場面の終わりごとに2、3回出てくるのです。楽章形式を取っている分、一度にまとめてではなく一つずつ紐解いているからそうなっちゃうのかな?芝居全体をバランスで観ようとすればするほどこの違和感が出るのかもしれない。一点集中で観る方は恐らく何の支障も沸かないんじゃないでしょうか。
    どうでもいいんですけど、扇風機の稼動範囲に感動しました。最近のやつはあんなに動くのかー。

    ネタバレBOX

    お湯に溶いたクリープはねぇ、不味いんですよ。やった事あります。
    箭内が初めにフリスクを食べる時に客席から見え辛いのは意図的な演出なんでしょうか?初めの内はタバコを吸おうとしているのかと思いました。フリスクの事を初めて知るのがここなのか、次にソファーで食べる時なのかで大分印象が変わってくるかと。
    役者の能力。差というよりは質なのかな。実はよくよく観ると噛み合わせの良くない人が混じっていた様な。現実にも色んな人が居ますからそのほうが自然っちゃあ自然なんですけど。
  • 満足度★★★★★

    面白かった!
    観終わったあと満足感あり!芝居を観た帰り道の充実感は久しぶり!

    途中「えっ」て思う所もあったが、それをも払拭する満足感でした。
    前説も好きだな〜!
    (古川さんの照れてるのか・まじめなのか・その姿を観るのも楽しい)
    楽日近くに、もう一度観に行こうと思います。

  • 言葉が刺さってた
    帰り際、背中がかゆい。よくみると言葉が突き刺さっていた。

    ネタバレBOX

    「好き」からはじまり、「こういう時が楽しい」で終わる。
    構成が出来ているのかなぁ?言葉、「が」「は」この違いはえらく違う!とは、いとうせいこうさんが言っていましたが、そういうひとつひとつを大切につくっているのですね。良かったなぁ。
  • 満足度★★★★

    こうゆうの好きですね・・。
    いい感じです・・。

    自分、こうゆうの好きですね・・。

    公演中ですのでネタバレBOXに・・。

    ネタバレBOX

    あの業界のことはまったき知らないのですけど・・。

    ただ、トレンディドラマのように、とてもオシャレに、スピーディに、そして何よりも、とてもリアリティがあるのが良かった・・。

    たった一言で万人の心にうったえかけるキャッチ・コピーの世界・・。
    現代社会に欠かせない広告ビジネスの世界は華やかな反面、何とも残酷だ。
    そこでは勤勉、優しさ、古来日本人が尊んできた価値観ではなく、万人、とりわけ、クライアントを納得させるセンスを表現できる者のみ生きてゆける。

    実力も包容力もあるボス、いずれは大きな仕事を自分の今いる秩序を越えても思いを遂げたい野心家のライター、履歴は旧いが才能が枯渇した忠臣、様々なキャラが鮮やかに描かれる。

    自分の仕事を天職とする活き活きとした生き様を、スピーディーなタッチで描写する。
    音楽もとてもいい感じ・・。
    全編を刻む歯切れ良さがとてもいい感じ・・。

    好きですね、自分。
    次回も観たいですね、この劇団・・。
    期待に応えてくれそうな、そんな予感がします・・。

  • 満足度★★★

    いいとこわるいとこの両面性。。。
    よくまとまっていて、ストーリーの構成、展開面白いと思います。
    恋愛職の強いお芝居かと思いきや、最初から予想を大きく裏切られ、
    どちらかといえば仕事面でのプライド、葛藤、嫉妬、後悔等の人間の感情の重なり合いが強くでたお芝居かと思います。

    役者さん方の台詞の重なり合い素敵でした。
    日常ではよく目にする光景?、女性の脈絡のない話の飛び方や男性のはちゃけたやりとり。リアルに感じました。

    ただ…少なからず恋愛ネタが絡んでいるはずなのに、恋愛に対してぞんざいな感じがしました。
    また、なかなかお芝居の中に入っていけず、後半にかけてやっと観られたといった感じを受けたような気がしました。。。

  • 満足度★★★★

    偶然の産物・・・
    お話的に面白かったし、テンポも良かったけど、ちと言葉のチョイスに疑問あり。

    社長がオリエンに行っているのに、社員の会話はプレゼンに行っている様に聞こえてしまったし、代名詞の使い方も違っている様に感じた。

    営業担当のボケがちと酷かったかな・・・だから小さな仕事しか取れないってコトに繋がるかもしれないけども・・・

    広告代理店のお話なんだから、もう少し言葉のチョイスに関して、考えて欲しかったですね。

    ネタバレBOX

    ラストに窓を開け、街頭の雑音をセリフに被せるという演出だと思うのですが、窓を開けた瞬間、街頭からは、雑音ではなく、路上でライブしている音楽が入り込んで、良い塩梅にラストのセリフを引き出していましたね。

    偶然の産物だけど、良いラストになっていたと思うし、演出家もこんな結果が出るとは思ってもいなかっただろうな・・・
  • 満足度★★★

    タイトルから想像すると、
    もっと、柔らかい作風だと信じて疑わなかったけれど、違った!

    とある広告製作会社での物語。

    以下はネタバレBOXに。。

    ネタバレBOX

    小さな広告制作会社では、キャリアウーマンとして冴えた感を働かせ、少人数だが社員を雇用してバリ働く女社長、ボスがいた。

    出来る社員は引き抜かれ、出来ない社員は残る。

    トーゼンの事ながら、恋愛の話もちょっとは出てくるが、この物語の軸はソコではない。

    むしろ、元カレがこの女ボスに仕事を持ってくるあたりから、劇中、ヤマ場があるが、引き抜かれた人間と、そうでないニンゲンの感情の戦いがある。

    小野哲史のセリフのキレがいい。
    聞いていてすっきりしてしまうのは何故なのか?
    水戸黄門が「この紋所が目に入らぬか~。。」
    と、そんなでかい紋所、痛くて入る訳がないのに、

    うんうん(・・)(。。)(・・)(。。)と頷いてしまう、あの爽快感に似ている。


    伊豆味夫婦のあの設定は何か意味があるのだろうか?
    この物語を逆に壊してるようで、ウザくて仕方がなかった。



    一方、ボスも他の従業員も恋人を作る為のインパクトのあるキャッチコピーを模索する。

    本当に言いたい事は、たった一つ。

    「好きです。付き合ってください。」



    これだ!しかし、これが中々言えなくて人は悩む。


    キャッチコピーは、

    「恋愛なんかいらない。私には夫ができた。」

    から、

    「恋愛なんかいらない。私には妻がいる。」

    に、変わり、クライアントが満足し、自分も満足すればそれでいい。と妥協策も飛び交う。



    たった一文字の妥協が出来ないボスと、仕事と割り切って妥協する道を提示する元カレ。


    それでも、一度決まった事案は通す他ない事実に、脱力感と虚無感を感じるボス。

    「それでもこうゆうときが一番楽しい。」と言って、幕は閉じる。。




    まあ、仕事とはそんなもんなんだよねーー。。
    ワタクシなど、毎日が妥協の連続ですわ!(^0^)
    未来は無限に開いていて、同時に無限に閉じている。
    二十年先、三十年先の自分が簡単に想像できてしまう世界に常に身を置いており、それでも、何か楽しい事を見つけて歩くほかないんだよねー。

    そう、むんと胸をはって!(^0^)




    恋愛ものというよりも、仕事に関してのせめぎ合い的な要素が強いです。。


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