理想の不幸 公演情報 理想の不幸」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-17件 / 17件中
  • 満足度★★★★

    果たして
    理想の不幸があるのかは解らなかったですが、劇中での「不幸は連鎖する」の言葉には、なんとなくわかるような気がしました。なかなか難しい内容でしたが面白かったです!

  • 満足度★★★

    主役が光っていた
    人から見ると幸せでも当人にとっては苦痛以外の何物でもない・・・
    斬新な演出ではあるが、時間軸が前後するので分かりにくい事があった。

  • 満足度★★★★★

    High colors
    展開が面白かった

  • 満足度★★★

    万人受けではなく勝負に出たところは好感
    主人公の心の闇に浮かび上がり一生付きまとう白い魔物。 
    視覚的なこだわりを強く感じました。 
    主演女優さんは、しなやかな西洋猫の様でつかみどころがなく魅力的です。 
    ただ、この女性の性格、思考面においては、理解が到底及ばず、この作品の要となる部分を楽しめなくて残念な思いが残りました。 
    価値観が周りと違う焦燥感は解らなくもないのですが、あまりにもこじれすぎていて病的。 
    主人公以外の人物は理解の範疇内で、共感したり、滑稽だったり、とても面白い。 凡人の私にとっては見所ポイントでした。 
    主人公のどこかに共鳴し、彼女の最期のシーンにメッセージを受け取れるか否かが感想の分かれ目ではないかと思いました。

  • 満足度★★★★★

    理想の不幸
    誰しもが心の奥底に抱えているであろう不満、平凡でたわいもない日々に対して満足しきれない不満…
    でも本当は、平凡であることが1番だと感じさせてくれるような、そんな奥深さのあるストーリーでした。
    もう一度観たくなりました。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2016/10/08 (土)

    「理想の不幸」。タイトルに惹かれて当日券での観劇。「本日は満席を予定していますので~」と席をなるべくつめて欲しい旨のアナウンスを聞き、人気公演である事を知る。それぐらい予備知識がない状態での観劇。主役の女性とその女性の精神に住む様な白い男を中心として話が展開されて行く。環境や能力が恵まれている人ほど、心の奥につまらなさや葛藤を抱えながら生きて行く。人生、楽ありゃ苦もあるさ。幸せな事もあれば不幸な事もある。「理想の不幸」という難しいテーマは土曜の夜には難し過ぎたかも。

  • 満足度★★★

    一生ずっとああだったの?
    思い出したのは。小学校のとき先生がですね。「勉強ができる子供は、案外つまらない人生を送るんだよ、普通に会社に就職して働いて。勉強ができなかったり、問題のある子どもが面白い人生を歩む」
    それを聞いて子供のわたくしは。「それはマズイ!けっこうそれなりに勉強できちゃうぼくはつまらない人生を歩むってこと?はやくどこかで踏み外さなくては!」
    ま、そんな心配しなくても、普通に踏み外すことが出来て、非常にラッキーでございました。てへへ。

    ネタバレBOX

    白い人、首が太くて羨ましい。どうしたらあんな首が太くなるのか。
    高校の先生の演技。わたくし、ああいうの好きであります。もっと出番があればよかったのにな。
    眠たくなる場面がちょいちょいあったのは、俳優の演技が台本をはみ出てないからなのかなあ。エラソーでごめんなさい。
    冒頭出てくるイタリアンになにか意味があるのかなあーと思ってたけど、なんにもなかった。なくていいんですけどねー。
    子供を産んでからもずーっとああいう感じでシニカルで、子どもをストレス発散に使ってたの?
    ぼくも子供のときは、母親に対して、大きくなって立場が逆転したら、絶対に復讐してやる!と思ったものでございます。
  • 満足度★★★★

    結構むずかしかったです!
    でもまた観たいです!

  • 満足度★★★

    となりはとなり
    黒白に呻吟する女は変じゃない。黒・白どちらも「理想」じゃない。バランスに意志と努力を傾ける女は嫌いじゃない。最期に残るもの、刹那によぎる「理想」はそこにあるんじゃない?

  • 満足度★★★★

    おもしろかったです
    どんな話か何も知らずに行きましたが、共感できる部分が多々あり、とてもおもしろかったです。
    先生の場面は笑いました。
    理世ちゃんもとてもよかったです。

  • 満足度★★★★

    自我を捕え、捕われた女の生涯
    この世には、幸も不幸もなく、ただただ個々の価値観による現実があるのみ。冒頭から「死」を漂わせ、終始、「白い男」の存在が視界に鬱陶しい。主人公の「女」は、恵まれた環境に生まれ育った者特有の(精神面において)贅沢な習性を持つ。向かうラストは明らかで、想像は容易い。が、舞台の構成、意匠デザイン、そして音響の巧みさは見事。終盤、女が「白い男」と抱き合い、これまで一度もみせることのなかった安堵の素顔を見せた一瞬に救われた思いがした。

    ネタバレBOX

    劇中、先輩(中川さん)の語る「平成と幸福の合併」「すごいよ、ほんと」というつぶやきにも似た台詞にノックアウト。昭和生まれと平成生まれの人間の差は、この一言につきる。自分のみを見続け、ゆるぎない自分だけの物差しをもった人間は、きっと長生きする。
  • 満足度★★★★

    理想の不幸
    ひと際大きな白い人の存在が小さな舞台上で邪魔に感じなかったのは、演者さん達の考えられた所作にあったと思う 舞台上で行なわれる舞台転換も違和感なく照明 ベッドの使い方といい一つ一つの動きにこだわりを感じた。今までのハイカラ公演とはテイストは違ったが根底は同じ 今回も自分に問いかけるモノを残してくれた。

  • 満足度★★★★★

    理想の不幸
    誰もが一度は通り過ぎる命、生き方への自問自答。心の声はまさに生きる上での本音と立前。白い人の演技が実に迫力があり舞台の醍醐味を感じました。全体を通し脇役陣の演技力も素晴らしく 演出家のピュアな精神がちりばめられた見応えのある舞台でした。

  • 満足度★★★★

    舞台がよかった
    初めての小さい劇場でしたが小さい劇場なりの面白さがありました。
    あんなに小さい舞台でも大きく見えたのは照明の演出がよかったのだと思います。

    ネタバレBOX

    葬式の棺桶がわかりませんでした。
    笑ったのは盆踊りがみなさん踊りが滅茶苦茶そろってませんでした。それは演出?
  • 満足度★★★★

    理想の現実は
    他人からみて理想と思える事、悲しいと思える事は、その本人の心の奥底にある本音、本能では違っていることがある。そういう部分を上手く表現出来た舞台だと思う。
    感想は見方によってわかれるかもしれないが私は面白かった。芳賀優里亜さんの好演や白い人が面白い。

  • 満足度★★

    エパーブの甘え
     家庭は経済的にも恵まれ、主人公である姉は容姿端麗、学業優秀、無論、クラスの憧れの的。だが、その「幸福」が彼女には退屈。

    ネタバレBOX

    おまけに自分の本性を曝け出して逆らうこともできない。生きているのか死んでいるのか分からないが、空虚の中で足掻いたつもりにもなれない。受け身に唯、偶発的な爆発を待つのみ。ひねくれた“かまってちゃん”の甘えを描いた作品と言えるだろう。
     唯、作家は設定に失敗している。新たなことにチャレンジしてみたかったようだ。が、それにしても演劇でそれをやるのだから、話がスムースで自然に運ぶようなシチュエイションと場を設定すべきであった。船でいえばビルジキールに当たる部分くらいはキチンとした設計がなければいいシナリオにはならない。
     テーマが一本調子で反作用が無いのも欠点である。これではドラマツルギーが成立しないからだ。結果、話は単調なものになり、陳腐なものになってしまった。
     捻りといえば言えるかも知れないのが舞踏家の起用とその役割の変化であるが、シナリオ自体の構造が弱いので、この工夫も十全に生きているとは言い難い。
  • 満足度★★★

    散発的に好演が光る
    劇団初見。
    いい俳優が揃った座組みですね。
    でも、自分にはちょっとネガティブ過ぎたかな。
    後半以降、一本調子な展開で観ていてキツイ。

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