満足度★★★★★
2016年に拝見した舞台の中で、間違いなく最高の1作の1つ。
笑いながら泣けて、泣きながら笑えるというか・・・。
そのバランスが本当に見事でした。
表現として特に奇をてらったものは無くて、寧ろベタなくらいの表現も多かったのですが、
その不器用な、おずおずと差し出すラブレターの様な表現がとても良かったです。
それぞれの登場人物達、誰にどの様に共感し共鳴するかは観る人によるかと思いますが、
どこかで少なからず、この世界の人達は繋がっているんだな、となんかそう思えました。
残念ながらある有名バンドの有名曲を使っているのでDVD化はされませんでしたが、
編集版が6番シードのファンミーティングで配られたとかなんとか?
それだけでも観てみたいものである。
本当に好きな、最高の作品でした。
満足度★★★★
観に行けて良かったです。
狭い舞台に入れ代わり立ち代わり多くの役者。上手で下手で色々な恋や友情が巡っていくので、目が足りないほどでした。切なかったり、苦しかったり、それぞれの恋や友情にそれぞれの想いを寄せて観ていました。1回しか観れなかったのですが、観劇終了後も馴染みのあるあの音楽にエンディングのあの場面を思い出したり、沢山いたはずなのに頭の中に印象深く生きているキャラクターがいました。不思議な魅力を感じました。今までの6Cとは違う舞台、とのことでしたので定番と言う舞台もまた拝見してみたいと思いました。
満足度★★★★★
これもまた6C!
派手なオープニングアクトで始まる6Cもいいけれど、今回の様な、じっくり見せる6Cもすごくいいと感じた。様々な数字がシンクロする物語も面白く、開始早々から引き込まれた。愛すべき登場人物達の幸せを願わずにはいられなくなる、素敵なロマンチックストーリー。
満足度★★★★★
素敵な大人の物語
いくつかの恋愛を軸に、人の繋がりと優しさに溢れた舞台でした。6Cらしく、笑えるシーンも随所にありますが、普段より少しシックにまとめた大人の物語で、決して明るい話では無いのだけど、主演の藤堂瞬さんの何とも言えない柔らかさが滲み出て、前向きにさせてくれます。
主演級の役者さんが集まっているので、どの組み合わせのストーリーも素敵です。中でも藤堂さん演じる拓実と上田さん演じる遥のカップルと、椎名さん演じる環奈と高田さん演じる孝之のカップルの会話や雰囲気が特に好きでした。
満足度★★★★★
泣き笑い
こんばんは、最初は笑いが多かったですなが話が進むにつれて涙が出て止まりませんでした。良かったです、感動をありがとうございました。人と人の繋がりの良さを感じました。
満足度★★★
感化するロマンティック☆
ちょっと変わってると思うような人から何かを感じ、
感じたことを話し、その話を聞いた人が「それロマンティック」と思う。
たぶん最初の人はロマンティックな人で
次の方は別になんとも思ってなくて、
最後の人に最初の人のロマンティック魂みたいなものが届く。
そうやって徐々に、感化するロマンティック!
恋人チームと医者チームのロマンティックがかっこよかったし憧れる。
満足度★★★★★
ほっこりしました。
初日、2日目と観劇。
劇団6番シードの大人の素敵なストーリー。
人との繋がりは、偶然なのか?必然なのか?
身近な所に潜んでいる人生の数字を使って、
テンポよく、スマートに物語が進みます。
何回観ても、いろいろな役の気持ちになってみれるので、
新しい発見がありそうです。
きっと、あなたの目には自然と涙があふれでると思います。
ぜひ、おすすめの名作です。
満足度★★★★★
「17人のオーケストレーションで送るロマンチックストーリー。貴方は誰に共感する?」
開始5分の無声openingで泣いた。
その先、どんな物語か知らないのに。
上質な映画を見ているような、小説を読んでいるような、自分の過去を見ているような。
『あ、この気持ち、知ってる…。』って、物語のどこかで誰もが感じる優しいストーリー。
絶対にDVDに出来ない理由は察していたけど、往年ロックのど真ん中すぎて想定外。でも、見終わるとそれしかあり得ない。
建築デザイナー・環奈の行動も、SE・孝之の行動も、どちらも自分の中にあるもので、外でのある場面では「環奈、めっちゃそれ分かるよ!!!」って思ってたり、部屋の場面では「ですよねー、孝之さーん…」って同調してたり、「なんで二人ともそうなるの!」って自分のこと棚に上げてしまったり。2人のやりとりが、自分の心に刺さって抉って辛い。だからこそ、嬉しい。こんな恋がしたい。いや、したくないけど…。でも、それでもいいやって思えるのは何でだろうね。同世代の希望。
どの恋人ペアも、友情ペアも、全力で人生を楽しんでて、一人残らずいとおしい登場人物。
瞬さん理絵ちゃんの主役ペアの明るさが、物語全体の色彩をワントーン上げてる。樋口さんリズちゃんペアの純真さが透明度を上げてる。土屋さん図師さんペアが強度を上げてる。
そもそも、瞬さん演じる主人公のあの柔らかさと優しさと明るさと全力っぷりを同居させられる人は少ないね。
いろんな人が入れ替わり立ち替わり主導権を握って物語を動かしていく様子が、合奏の指揮者の楽譜(全部の楽器の譜面が集合してる)を見ているみたいだな、というか、オーケストラだなって思っている。
やっぱり6番シードが好きです。すごい人たちです。ゲストさんもスタッフさんも含めて。
満足度★★★★
テンポの良い群像劇
6番シードさんの公演は初見だったが見終わったあとに不思議と楽しい気分になれる公演だった。
題材としては暗く、重いピースばかりなのに、それが各々の個性によって科学反応を起こす感覚。
テンポが良いというのは前情報で入っていたが想像以上だった。
特に笑いのシーンのテンポ感は秀逸。そのセンスも絶妙。随分と笑った気がする。
その反面惜しいと思ったのがシリアスなシーン。
場面の切り替えが早すぎて余韻を楽しみたいのに楽しめない、感情移入しきれないところが何度かあった。
個人差はあると思うが場面が切り替わる度にそこで感情が途切れてしまう。もう少し要所要所で構わないので間が欲しかった。
けれど最終的に明るく、楽しい気分で帰れる素敵な作品。
また次回の公演にも足を運びたいと思えた。
久し振りの6番
久しぶりの6Cを観劇。しばらくホームの観劇をお休みしてたら新しい方が何人か。ストーリーも今までにない感じかなと思い楽しみに。ストーリーが進んでいくうちに 主人公が何故そこまで数字に拘るのかが理解出来ずに観終わってしまい期待外れに終わってしまった。 が最後の場面は 私も落ち込んだ気持ちでいてもオーロラビジョンを見ていたら少しは笑顔になれるだろうと思えた。