ベストテン投票用です。
http://kawahira.cocolog-nifty.com/fringe/2009/01/post-f59f.html#more
満足度★★★★
理解しきれない感じがいい
小難しい感じの始まりだったけど、ストーリーはシンプル。演者さんもそれぞれ個性的で狭い空間が何倍にも広がったような感じがしました。
最後まで皆がホントはなにを考えているのか理解しきれない部分が残りますが、それも強い余韻の原因かも。堪能しました!
満足度★★★★
「本当は怖いグリム童話」ちっくな話
思いっきりおとぎ話的で、よくよく考えるとちょっと恐いって内容だった。
紹介は小難しい感じだけれど、内容はシンプルで分かりやすく、万人にお勧めできる印象。
レイトショーに行ったのだけれど、お酒が入った観客もいるのか、異様ににぎやかな開演前の様子。
これは劇中も変わらず、過剰な笑い声にちょっとイライラした。
満足度★★★★
おとぎ話あります。
たとえ話に次ぐたとえ話で、出現したのは現代のおとぎ話である。
芳醇なおとぎ話の世界に、ぐっと引き込む力は、確かなテキスト力。
おとぎ話を目にも鮮やかなものにするライブペインティング。
計算が行き届いた作品空間に、酔わされぬわけがない。
ホームでの清水那保は初めてであったが、想像以上の少女力。
これほど想像力を支える/掻き立てる女優は、そうそういるものではない。
満足度★★★★
難しいけど入り込む
最初科学的かつ概念的なテーマが語られる部分から難しそう、と思ったけど、見ていて普通にその特異な世界にのめり込んでしまいました。
若い科学者や養護施設の人たちの、エゴ丸出しの駆け引きと、更にその上をいくマリー。脚本がとっても良いですね。
御注意あれ。
物語でもなく出来事でもなく、人物を書いた戯曲です。心情の変化や芽生えを追うべき内容ですので、くれぐれも目先の印象に囚われずに御覧あれ。印象に強く残る行動が目の前で起きても冷静に観るくらいでちょうどいいかも。むしろ印象にジワジワ残る様な所が観るべき部分。友達に相談を受けて、解決に至る回答が出せなくて後でモヤモヤする感じ。うん、そんな感じ。それは気にしてるって証拠です。
満足度★★★★
まさに演劇的思考実験
彼らの作品は何度か観ているが、やっとdull-coloredでpopな作品を観れた。旗揚げから観ているから成長の過程が見れて面白いし、そういう意味では★×5つだが、更なる成長を期待して4つ。