星の果てまで7人で 公演情報 星の果てまで7人で」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
21-33件 / 33件中
  • 満足度★★★

    土田卓の独壇場じゃん、オチは高校演劇チックだし







    ※職業ランキングの常連が「宇宙飛行士」ね。ひょんなことから任せられたら どこかしこのヤングピープルも「国家的偉人」ってわけで、『地球は青かった』のガガーリン氏が そうよ。日本に やってきた暁には沿道の歓声が ひっきりなしだったらしいぜ、文献によれば。いっとくけど大学の人間科学部の源流はNASAだからね。あのね、宇宙飛行士がホームシックにかかったり、色恋沙汰おこしたら国家的事業の数百$億がパーじゃん。米国式マネタリズムが、密室における そういうザレごとを 調べようっていう人間科学を 生んだのさ。





    ※俺からすれば 脚本の飛葉 喜文氏、宇宙飛行士を描くにあたっての ツメが甘かったといわざるをえない。メディアは宇宙空間を「滞在」って書くけどさ、おいおい、「擬似」は とっくのとっく何ヶ月も 経ってるわけじゃん、地球の専門施設でさ。4年間、恋人に逢えず「帰りたい」っていう問答、これ、イライラしたよ、マジ。だって、宇宙飛行士は人間科学の申し子さ。おいおい、デトロイトの街を闊歩してる そこらへんのヤングマンじゃねえんだからよ。




    ※「口コミが命」って挨拶するわりに客層が幅広いのよ、『トツゲキ倶楽部』。ただし、土田卓のファンらしき層が客席下手を管理しちゃってさ、これがまた 黄色い声じゃん。おいおい、上手は70歳がいいとこのジイさん連中だったぜ、俺の鑑賞回は(笑)
    こんなにも相性悪かったんだね。信号、届いてますかーってね。




  • 満足度★★★★★

    面白かった!
    舞台上はとてもシンプルでしたが、冒頭はしっかり宇宙を感じました。
    前半部分の台詞の端々から、なんとなく真相は想像できたのですが、コメディタッチながらもサスペンスな展開でワクワク。
    SFだけどクドい説明などはなく、余計な部分に頭を使うことがなかったので本質的な部分がすんなり入ってきたのも良かった。
    役者さん全員良かったし、脚本も演出もとても好み。
    初トツゲキ倶楽部でしたが、次の作品も観たいと思いました。

    そうそう、初めからサラッと8人いたのが妙に面白かったです。

  • 満足度★★★★★

    まるで
    スペースマウンテン内のような黒バッグに数々の星のセットにちょっとワクワク。
    見始めている内に前半の謎が少しづつわかり始めていくのだが、面白くもあり切なくもあり・・・またはまっちゃいました。
    次の芝居はちょっと趣が違うようなのでまた見に行かなければ。

  • 満足度★★★★★

    無題1756(16-046)
    19:30の回(曇)。

    18:40会場着、受付(整理券あり)、19:00開場。

    舞台は黒い(宇宙)空間だけ。

    最初はやや不自然にも思える動きとセリフですが、トツゲキ倶楽部の作品(6作目)に何もないはずはなく、いろいろと想像しながら観続けました。そのあたりはネタバレになりそうなので。

    桑原さんはもちろん桟敷童子の作品(最近では炭鉱三部作)、土田さんは初めて、2作続けて出ていらした田久保さんはスタッフで。

    目を見張るSFXがあるのではなく、凝った美術があるのでもなく、不思議なシチュエーションのなかで進むお話はやはりホロリとさせられるものでした。

    お話をかき混ぜる佐竹さん、そうかそういう設定もあるなぁ、と感じた前田さん、無重力シーンは雰囲気十分、そして横森さんは毎度のことながら不思議さでいっぱい。

    SETI(Search for Extra-Terrestrial Intelligence)

    それにしても前田さんがアガリスク(前日、「キングオブコント2016への道」を観ました)に出るとは...こちらもすごく楽しみ。

    ネタバレBOX

    カウントダウン、箱、闇に赤く点滅するのは閃光灯か、みんな同じ方向(反時計方向)へ進む、船内なのか、それにしては無重力ではなさそう、直接通信を受けている...サイボーグのような存在かと思う(ロボットにしては人間に近すぎるし)。

    ニール・R・ジョーンズの作品に「ジェイムスン教授シリーズ」というのがあり箱型のロボットのような不死の存在として冒険をします。クラークの「都市と星」では精神が保存される(記憶バンク)、劇中でてきたレム「ソラリス」は「海」が創造する「お客さん」、ハインライン「悪徳なんかこわくない」は脳移植、ポール「マン・プラス」はサイボーグ、「ブレードランナー」はレプリカント。

    人ではないものの「意識」

    調べると、たしかに土星まで(遠いとき)16億㎞、4年くらいでした。
  • 満足度★★★★

    なるほど
    初めての劇団。他の作品は知らないが、この独特な切り口は面白い。確かに途中まで意味がわからなかったが、キャラとキャスティングの妙で楽しめた。さらに全貌がわかって面白さが増した。

  • 満足度★★★★

    宇宙への Boarding Pass
    地球を離れておよそ4年。7人(+1人)を乗せた宇宙船。ある女性乗組員の「帰りたい」とつぶやいた【禁句】がもとで、他の乗船メンバーそれぞれに過去の思惑が湧きあがる。
    冒頭、各人が手にする木箱が、自身の棺に見えたのは気のせいだろうか。
    自分(身体)を地球に残したまま、その分身(意識)だけが宇宙を彷徨う。一見、理想的だが、ほのかに寂しさがつきまとう。大事なのは、過去でも未来でもなく、今なのだということを強く印象付けるstageだった。
    目下、シリアでのテロや難民問題など、国境と宗教の壁はとてつもなく厚いが、「国なんてどうでもいい、オリンピックじゃないのだから」の言葉に救われる思いがした。
    それにしても、1600000000kmって想像もつかない。いっそ「光」になって、ひとっとびにあちらの世界へ行ってみたい。

    ネタバレBOX

    とある会社の組織を想わせる乗船者7人。作者は「役者の肉体に揺れる心を託し、ひとの気持を描く。それもストレートに」と詠う。それぞれの役者の肉体(スタイル)を意識した配役に脱帽。マネージャー的存在のリーダー(ホタルさん)は、やはりこの役がぴったりであり(苦笑)、ゼッタさんのような男やもめの存在はかなりリアル。個人的には、モスさんのような政治家や経営者が欲しいところ。。。
  • 満足度★★★

    好意的な「観てきた」が多いですね
    たまたま現在A・クラークの本に嵌っているのですが、身体を別にした精神の実在性が描かれている作品が多いので、ネタはここからかな?と思うような本でした。

    8人目の人は何故存在しているのでしょう?
    エイリアン云々のキャラクターではなく、物語の要素として何故必要なのかという問いです。

    宇宙の話というより、所属を離れた人間が俯瞰する立場に立って、地上の諸々をどう思うかという設定の話でしょうか。

    個人的には、深みが欲しいと思いましたが、この軽さが劇団の持ち味で、それを楽しむファンが多いのかもしれませんね。

  • 満足度★★★

    国なんてどうでもいいじゃん!
    ストレートなメッセージでした。

  • 満足度★★★★★

    「いま、万感の想いを込めて。。。」
    下北沢「劇」小劇場で、無限に広がる大宇宙を体感してきました。
    映画やドラマはもちろんのこと、アニメでも表現できないと思われる、
    まさに舞台ならではの演出と展開で、
    【トツゲキ倶楽部】十周年記念第一弾にふさわしい作品でした!!

  • 満足度★★★★

    観てきました
    土田さんが観たく初めての劇団さんでした。
    箱をずーっと持っている理由が長いこと分からず

    1時間位は少し予想違いかと

    オデッセイの映画を観てた印象が、違っていて少し前半は展開ゆっくり


    最後ですっきりできました

  • 満足度★★★★

    2016年宇宙の旅
    時折シリアス調になる箇所がいい具合のスパイスになっていたと思います。シンプル極まりないステージでしたが、随所で宇宙が感じられました。

  • 満足度★★★★★

    開幕から異次元へ
    タイトルではどんなメルヘンなの??と思っていましたが、なかなか奥が深い内容でした。幕開けにこの舞台は成功と思わせる不思議さがありました。
    小説でいう出だしの言葉でます引き込まれるような…
    次に期待を持たす演出に、これは成功だと思いました。
    役者の個性も星のごとくでした。
    私は高齢者ですが、異次元を理解できましたよ。
    結局は人間の心。あるのかな?という心。教えてもらいました。
    ぜひみてくださいね。

  • 満足度★★★★

    なるほどねー(*゚Д゚*)
    こうして長期に渡る宇宙探査を行うのか!!
    発想が面白かったです。

    登場人物それぞれのキャラクターがたっていて、会話も小気味良い舞台でした。
    2回目の観劇が楽しみです♪

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