台風の夜に川を見に行く 公演情報 台風の夜に川を見に行く」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-20件 / 23件中
  • 満足度★★★

    上演時間の長さに内容が伴なわず…
    初見の団体だが、メガバックスコレクションの大里冬子が客演しているので、それだけのために観劇。 

    新聞のようなスタイルの当日パンフ(A3判2ツ折、片面)に出演者紹介が写真入りで掲載されているが、よく見ると役名が書かれていない。困るんだよなぁ、こういうの。初見の団体でいい役者を見つけても(メーキャップで素顔の写真とは異なることが往々にしてあるから)役名が書いてないとどの役者だかわかりゃしない。客のことを考えてないからこういう当パンを作っちゃうんだよなぁ。それだけでもう作品の内容にもあまり期待が持てそうにないなぁ、と感じてしまう。 

    舞台には上手と下手にそれぞれ低いテーブルと椅子が置かれているが、上手テーブルの縁に置かれたひしゃげて曲がった丸時計がダリの絵を思い出させる。上手の壁には映画「アニー・ホール」のB2ポスター、そのからちょっと離れて雑誌LIFEの表紙が貼られている。上手奥の壁に貼られているのはオロナミンCの大村崑のブリキ看板らしきもの。
    チケットにもこの大村崑のオロナミンCのデザインが全面に施してあったが、劇の内容に直接関係がある訳ではない。何の意味があったのだろう(因みに私が今使っているラジカセは、大村崑が使っていたものを動物愛護のチャリティでオークション出品したものだ。笑)。 

    定刻にちょっと遅れて開演。上演時間2時間。 

    (以下、ネタバレBOXにて…)

    ネタバレBOX

    舞台中央に金髪で白塗り顔、赤いワンピースを着た女が無表情で座っている。横に立った白衣の男がこの女は自分が誰だかわからず、どんな薬も利かない、どんなことに対しても無反応だが唯一ある曲を聴いた時だけ反応を示すのだと説明し、指を鳴らす。
    と、「アメイジング・グレイス」が流れ出し、女はビクンと反応し、動き出す。男が白衣を脱ぎ、所々破れたセーター姿になると、女は道行く人たちに「お金を恵んで。お金をくれたらハーモニカを吹いてあげる(“尺八を吹く”のではない。笑)」と大声で呼びかける。盲目の男がハーモニカで「アメイジング・グレイス」を吹くことを代償に金を稼いでいるのだ。舞台奥の壁には“1950”という年号が映し出される。通行人の男が立ち止まり千円やると言ってハーモニカを吹かせた挙句に女に唾を吐きかけて去るが、盲目の男は女が千円を隠したと思い込み執拗に女を責める。女は「心を千円で売り渡してくる」と言って走り去る…。場面は変わって1992年の流行らないスナックらしき場所。喪服の男女3人が入ってくる。山井という男の葬式帰りらしいのだが、3人が受けているショックは並大抵のものではなさそう…。
    こうしてこのスナックにいるマリーと呼ばれる金髪の元娼婦を柱にしていくつかのエピソードが語られていくのだが、舞台奥に頻繁に年号が表示されるものの、いつも同じ服装の人物たちが動き回るだけとあっては、その時系列的な流れも判然とはしない。 

    どうやらマリーを買って蹂躙しようとした男(刑事だったらしい)を盲目の男が殺してしまい、マリーは盲目の男に刑事のポケットから財布を奪って渡して「時効になる15年間、なんとしても逃げて」と逃がし、15年後にその男が帰ってくるのをひたすら待っていた、ということなのだが、どうにも話が盛り上がらない。 

    2時間も使ってこれではツライ。もっと枝葉を刈り込んで、緊迫感のある空気を創らなければ、ただただダレてしまうだけだ。最近はなぜかこうした上演時間だけ長くて、内容がそれに伴なわない作品が多すぎる。小劇場にやってくる客の多くは上演される作品に上演時間の長さを求めている訳ではない(と思う)。もっとテーマに絞り込んだ作品創りに努めてもらいたい。
  • 満足度★★

    キャラに魅力がない
    うーん、何の話をそして誰の話を見せたかったのか?最後まで見えなかったかな(あのキャラの妄想?) また、年代のテロップを出した意味は?
    後、どのキャラにも魅力が全く感じられなかった。 ただよく二時間持ったな。その点は凄いかも。

  • 満足度★★★★

    嗚呼、人生劇場
    人間賛歌な群像劇、大いに楽しめました。人生ヒサンなことばっかりだけど、それでも生きていかねばならないのですね。

  • 満足度★★★★

    あまりにも悲惨。
    掌に、千円札の代わりに吐きかけられた唾。それから始まる悲劇、哀しみ、苦しも。マリーさんのあまりにも不幸な、無情な生涯がずっと後を引く舞台でした。人生ってこんなにも苦しまないといけないのか?そんなことを自問自答する帰路になりました。 更に、登場人物の誰もが背負った傷、苦痛。 重苦しい2時間でした。

  • 満足度★★★★

    マリーさん
    メリーさん

    ネタバレBOX

    元AV女優が開いたスナックに出入りする同級生たちや娼婦の話。

    平均的な人間の話でしたが、人生における喜びと悲しみの、悲しみの部分を強調したような感じで少し切なくなりました。

    事故、自殺、殺人、災害のときにどさくさに紛れて何が起こっても不思議はないと思いました。

    私はメリーさんを2回程見掛けたことがあり懐かしく思いました。
  • 満足度★★★

    娼婦が見てきた人たち!
    思い描いた人生とは違ってしまった人たちばかりでした。
    娼婦が思い出すきっかけの曲がアメージング・グレイスとは皮肉なものです。

  • 満足度★★★★

    観てきました
    台風ということで、岸辺のアルバムのような舞台を想像していってしまい。。。思惑と内容は違ってました。

    マリーさんと絹川麗さんが良い演技だったので、もう少し話が失格していれば勿体ない感じがしました。

  • 満足度★★★

    好みの問題だけど
    なんか思わせぶりっていうか、単純に好みじゃなかった。
    でも役者はうまいね~。
    チラシはキモチ悪くてやだった。

  • 満足度★★★★★

    すごく良かったです!
    「生きる」…何故?
    死ぬために生きる
    歓びを感じるために生きる
    色んな「生きる」に関しての意見はあるのでしょうが、
    実存主義(高校時代に習いますが…)
    「在るが故に在る」というのが今回の舞台のテーマでしょうか。

    「生きているから生きる」とでも云うのか、でも「生きる」という事に特別な思い入れもせず「生きている」ということがひしひしと伝わる作品でした。

    「生きている」の裏側には勿論十色の道程が存在します。
    死んでもいいかなという場合にも、本作の人々は生き続けます。
    かといって、「生きる」事に特別執着はしていません。
    そう、日々の我々もそうです。

    「何故生きるのか」その答えは在りません。実際の人生だって大方がそんなものです。
    かといって、流れるままになりさえもしません。

    50代も後半に差しかかる筆者も最近特に「生きる」意味というか、人間の存在意義というかそんな物に心が揺れます。
    答えなんか見つけられません。
    「生きているから生きている」のです。
    何か立派な事をしなくてはいけないのでしょうか?
    誰に対して???
    そして結局は命は尽きるのです。どんな生き方でも同等に。

    本作は「生きる」事を美化していません。
    しかし、「生きるということ」を的確に捉えていると思いました。

    良い舞台でした。

    難を言えば、男性陣ののび放題の髪の毛はちょっと考えものです。
    もう少しきちんとしましょう。
    蛇足でした。

  • 満足度★★★★

    映画のような演出
    映画のカットバック、フラッシュバックのような演出...その年代を映し出し、過去や現在など年代に関係なくランダムに描きだす。シーンの切り出しで、時間の連続性が不規則になり時系列でないことが物語の展開を難しく観せるようだ。しかし、だからこそ一定の時間内に描きたい内容を凝縮し、緊張感と臨場感溢れるシーンが生まれる。物語を時間軸(過去から現在)を一定方向で理解しようとすると混乱が生じるかもしれないが、少なくとも自分はその描かれた人物の人生(半生)とそれに関わった人々の日常起こるかもしれない出来事(事件)をダイナミックに捉えた舞台として楽しめた。全員が、それぞれの人生においては主人公であるような…。
    (上演時間2時間)

    ネタバレBOX

    登場人物にして、主人公(佐竹麻希サン)は、横浜マリーまたはメリーをモチーフにしているのだろう。その彼女のドキュメント映画が約10年ほど前に某映画祭の一環で上演されたことがある。その独特の風貌(メイク・衣装など)は、その時代に道化として現れるタイガーマスクやピエロメイク、現代的に言えばコスプレも入るかもしれないが、その自己主張(表現)の一種であろう。そこには他者から認めてもらう、というような面と”生きている”をアピールしているような気がする。
    演技は、各キャラクターを確立しバランスも良い。その陰陽ある生活状況等を表現する照明と音楽は印象深い。特に横浜マリーが壁際で佇む姿に照射し、壁に映し出された陰影が悲しい。

    彼女のエポックとなるような出来事を年代映写し、その時代の特徴(状況)を後景にしつつ、スナックという場を設け、客(1962年生まれの高校の同級生という設定)、店の人たちを従えて、というよりは登場人物全員がカットバックしたシーンに応じて主人公になるという群像劇。

    その舞台セットは、スナックの客席(2つのボックス席、テーブル上には飲食物)、上手にポスター・雑誌表紙、下手にオロナミンC(大村昆)が貼られている。細かい工夫であるが、恵み(施し?)を請う時に出される新千円札(1950年)、オロナミンC(1965年)、復刊した新ロゴ LIFE(1978年)など、登場人物のエポック時期を象徴するもの。

    横浜マリーの半生を中心に、その人生は戦中・戦後という時代に翻弄されたが、必死に生きて来た。そして出入りしていたスナックで出会う人々の人生を衛星のように上手く切り出し、男女間の嫉妬・すれ違い、家庭内で堆積する不満・鬱憤、親子の諦めと断絶、大都市で成功したい・自立したい、そのような関係・願望が、斜に構えつつも温かく見つめるような公演。その描いた姿は、多少コミカルに、シーンによってはシュールに使い分け、その根底には逞しく生きるが見える。登場する人々を通して街路を行き交う、平凡にして日常を淡々と生きる。
    この一瞬乾いたようなシチュエーションであるが、一方応援歌のような...その潤いも感じられる。その大きな流れ(台風)の中で身を委ねて面白さに浸(溺)れた。

    次回公演も楽しみにしております。
  • 満足度★★★

    技巧というか作り込みというか・・・
    熱量の向いた方向が少しちゃうかなぁ・・と感じた2時間強の作品
    眠気とかは起きませんでしたが何とはなしの今ひとつ感あったです

    ネタバレBOX

     西暦2016年、舞台中央に一人座る行動意欲の無い老婦人がアメージンググレイスを聞くと過去を思い出すらしいとの見解を白衣の男性が述べ、何を思い出しているのかは知りようがありません・・と物語がスタートします=その女性=マリーさんが思い出すA.D.1950からの過去再現・回想物語。

     舞台セットは左に長椅子、左右に小型のテーブル+折り畳み丸椅子といった配置なのですが、妙に右のテーブルが面白い作りで。作品中に何かあるのかなと思っていたが、なんも使わんかったですよ。

     開演前BGMも何も無いです=で開演時間に小笠原氏が前説と引き延ばし担当で笑わせてくれました
     開演前と上演後のカーテンコールは写真撮影自由&ネットの拡散希望とのコト

     マリーさんを主軸にスナックに集うメンバーによる群像劇かな

    1950年マリーさんは盲目のハーモニカ吹きとコンビを組んでいたが、貰えるはずだった報酬を巡って二人仲違いしてしまいます。(舞台セット後方に西暦年代を投影してます)男とは15年後に再会できたが妄想の世界に入り込んで壊れてしまってた・・。が最初の回想でしたが、本当(?=人の記憶だもんで、曖昧というか明確であるよという示唆・表現はしなかったですね=冒頭の白衣のDr(?)の意見通り人の思考や思い出などは他人は窺い知れない=まぁ人間個々の思考ベースはベーシックモデルあるけど、ヴァリエーションは星の数だよねぇ・・と感想)売春していたマリー女史、見逃す代わりにと身体差し出すことを要求していた警官を盲目の男が殺してしまいマリーが時効(=15年)まで逃げろと追い出し死体はマリーが片付けた・・。というんが真相らしい。

    マリーさん/白い化粧に金髪赤いワンピース・ハイヒールに白タイツ。横浜で実在した方がモデルでしょうね。’16には廃人様となってる
    マイ/スナックの従業員、ヤマイに2万で身体売ってた。
    ヤマイ/’92台風の夜、タイトル通りに行動して行方不明になった男。死んだはずだが友人たちが時々姿を見掛け都市伝説化しかかってるらしい(^^;)無職で結婚し案の定、妻に借金など咎められて愛人(?)の提案から殺されそうになって自分から川を見いった・・・・。 だが死亡保険などは入ってなかった(^^;)とオチ
    タケモトサユリ/秋田出身、子供のころになりたかったのは女優だったが。AV
    に出て金を貯めてスナックを開く、割とKYな方。のちスナックたたんで田舎に戻るが借金のカタに結婚させられる。
    タムラカヨ/夫の友人と浮気。のち癌を患い新興宗教に逃げるが結局亡くなる。
    タムラ/妻と息子にDVしていた元運送業=現コンビニ店員
    サトウ/お笑い芸人、日本ではあまり受けないスタンダップコメディに挑戦するも ’99末に引退する タムラ・ヤマイの同期

     音楽や言葉遊びとかも楽しめた♪(150オボカタっつ~単位とか笑えた)

     時系列はトビトビとなり、過去から順に再現されるわけでないので理解がちと苦しく思うとこもあるですね。=人の記憶だしとの演出意図もあるのかしらん

     ハーモニカは生演奏でして♪上手でしたわ
  • 満足度★★★★

    一生の儚さ
    地味な普通の人の目線で人の一生の意義や儚さ、挫折、思い出と忘却をしっとりと描いた作品。心がすっきりするテーマでないものも、たまに見ると、思索のきっかけになっていい。

  • 満足度★★★★

    救いは・・
    あったのか無かったのか・・・色々と考えさせられる舞台だった。
    女優さん達の演技が特に良く、ところどころで胸が締めつけられるような苦しい思いがした。
    他の人も気になっているようだが、年代や、役柄に応じて洋服は変えた方がいいと思う。同じ服だと役がごっちゃに見えてしまい、勿体ないからだ。

    最後演者さん達が出てきたところで写真を撮っていいとのことだったが、なんとなくチャンスがなく撮れず残念。

  • 満足度★★★★

    学生演劇の完成形?
    という感じで、青臭い演出があちこちに見受けられ、興味深く観劇。失われていく時間や記憶への哀切感、無常感がよく描かれ、こうしたものへのこだわりが強かったせいか、青臭く感じてしまうのだと思う。ハマのマリーなどは知らなければ何のことかさっぱり分からなかっただろう。でも役者さんたちの演技のクオリティの高さで、学生演劇とは全く違う完成度の高いものになっていた。それにしてもこの劇は、私にかつて感動した色々な映画や漫画、小説などを思い起こさせてくれた。もう一度これらに触れたくなるような不思議な味わいの舞台でした。

    ネタバレBOX

    私が思い出したものは、映画では最初と最後の楽曲からの連想で「アメイジング・グレイス」。でもこれ、奴隷解放に半生を捧げたイギリス人のお話だけど。あの楽曲の成立とそれが広まった意味を踏まえて使われたのだとすると、このお芝居の見方がガラッと変わってきてしまいますね。でも、劇中で盲目のハーモニカ吹きが吹くので、脚本家の方はご存じだったのかもしれません・・・・。漫画は「虫師」の一日で老い、死んでいく少女の話。時間の流れの不思議さを感じさせてくれる作品で、その時間のユニークな解釈はいまだに
    心に鮮明だ。小説ではミステリー関係で島田荘司氏の作品一般、特に「異邦の騎士」。記憶を取り扱ったものつながりということで。どれも温かい涙を誘う名作で、この劇がここまでのレベルに達していなかったのは残念。
  • 満足度★★★★★

    とても面白かった!
    いつものマニンゲンとは一味も二味も違う演出で、グレードアップされた感じです。
    笑って泣いて感動し、充実した2時間でした。但し、観客も想像力と感性を要求されます。いつもながらの心に響く町田さんの脚本と演出に脱帽です。もう一度観たい‼︎

  • 満足度★★★

    人生の意味・・・
    全体を通して、作者のメッセージは伝わってはくるのだが、
    色々と盛り込みすぎたか、それぞれのドラマの繋がりがやや煩雑で、
    メインストーリーがわかり難くなってしまった(ぼやけた)感がある。
    また、説明も多すぎるようにも思った。

    脚本を見直すことで、より良い作品になるのではないだろうか。

    サスペンス的な作り方が良い感じ。

  • 満足度★★★★

    劇団の地力を感じます
    マニンゲンの舞台を観るようになって何回目だろうね。

    いやすごいわ。

    自分たちの武器(とまわりから思われてるもの)を軽やかに捨て去って、それでいて自分たちのオリジナリティをきちんと残してる。

    今回はね。本当は鑑賞は今日だけのつもりでいたんです。

    いたんですが、明日も仕事頑張って終わらせて観劇します。

    ネタバレBOX

    LUNA SEAの前フリがまさか回収されるとは思いもしなかったのでブフフフと笑ってしまった。

    昔読んだ評論で「ユーモアとは“にも関わらず笑うことである”」とあったけど、マニンゲンの舞台はまさにそれを体現するようです。

  • 満足度★★★★

    川に流されて…。
    『台風の夜に川を見に行く』タイトルからは大きく飛躍するような深いテーマ。生きることの意味を考えさせられる結構ヘビィな物語でした。
    幼馴染の3人組、元セクシー女優のスナック、娼婦のマリー、
    個性的な面々の人生観と時間軸が交差して綴られるニッチな群像劇。
    バランス的にみんなの人生が重すぎたのかなぁ…。
    そういえば、当日パンフに役名を入れていただけると
    後日の見返しにとても役立つと思います。




    ネタバレBOX

    短い時間に詰め込むには登場人物が多すぎたのかな?
    時代をまたぎ時間軸も行き来するのだから、
    もう少し解かりやすく、
    ストーリーテラーが要所を締めても良かったかもしれない。
    タイトルにもある川を見に行った人が薄かったかな…残念。
    でもでも骨太な話はキライじゃない。
    次回作にも期待します。
  • 満足度★★

    ちょっとレトロな雰囲気。
    観ている最中、感じたのは「こういうタッチの演劇、80年代の学生演劇によくあったなー」ということ。

    以下、ネタばれ。

    ネタバレBOX

    生硬な台詞と演技、強引なストーリー展開、異型の人物設定などなど、どこか懐かしく、その部分では楽しめました。

    残念なのは、ラストシークエンスで、2人のマリーが喋り過ぎ(解説過剰)ということ。

    冗長で、演者は思い入れたっぷりだが、観客(私)には全く響いてくるものはなかった。

    作者は、すべてを解説しなくては不安だったのか。


    私はラストは蛇足だったと思う。あの部分をカットして終わったほうが、より余韻が残ったはず。
  • 満足度★★★

    台風の夜に川を見に行く
    それはドキドキとちょっと後ろめたいワクワク。と思っていたので、今回はタイトル負けかなと。

    ネタバレBOX

    白塗りのマリーさんは娼婦としての象徴と思ったので、舞台が横浜でなくても白いレースでなくても気にしませんが、バックに表示される年代と、舞台で語られる内容に私でも「あれ?そうだっけ?」と思ってしまった箇所がありました。年代が前後するたびに、あれ今みなさんいくつだっけ?とか、これはさっきの人とは違う人ね?と考えなくてはならないのがめんどうだったので、もっと親切に作っていただければと思いましたが、そうしないのがポリシーならそれはそれでしかたないです。
    後で当日チラシ読んで知りましたが、小笠原さんて元お笑い芸人さんなんですね。でしたらなおのこと、会場からのリクエストに即答していただきたかったです。

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