満足度★★
キャラに魅力がない
うーん、何の話をそして誰の話を見せたかったのか?最後まで見えなかったかな(あのキャラの妄想?) また、年代のテロップを出した意味は?
後、どのキャラにも魅力が全く感じられなかった。 ただよく二時間持ったな。その点は凄いかも。
満足度★★★★
あまりにも悲惨。
掌に、千円札の代わりに吐きかけられた唾。それから始まる悲劇、哀しみ、苦しも。マリーさんのあまりにも不幸な、無情な生涯がずっと後を引く舞台でした。人生ってこんなにも苦しまないといけないのか?そんなことを自問自答する帰路になりました。 更に、登場人物の誰もが背負った傷、苦痛。 重苦しい2時間でした。
満足度★★★
娼婦が見てきた人たち!
思い描いた人生とは違ってしまった人たちばかりでした。
娼婦が思い出すきっかけの曲がアメージング・グレイスとは皮肉なものです。
満足度★★★★
観てきました
台風ということで、岸辺のアルバムのような舞台を想像していってしまい。。。思惑と内容は違ってました。
マリーさんと絹川麗さんが良い演技だったので、もう少し話が失格していれば勿体ない感じがしました。
満足度★★★★★
すごく良かったです!
「生きる」…何故?
死ぬために生きる
歓びを感じるために生きる
色んな「生きる」に関しての意見はあるのでしょうが、
実存主義(高校時代に習いますが…)
「在るが故に在る」というのが今回の舞台のテーマでしょうか。
「生きているから生きる」とでも云うのか、でも「生きる」という事に特別な思い入れもせず「生きている」ということがひしひしと伝わる作品でした。
「生きている」の裏側には勿論十色の道程が存在します。
死んでもいいかなという場合にも、本作の人々は生き続けます。
かといって、「生きる」事に特別執着はしていません。
そう、日々の我々もそうです。
「何故生きるのか」その答えは在りません。実際の人生だって大方がそんなものです。
かといって、流れるままになりさえもしません。
50代も後半に差しかかる筆者も最近特に「生きる」意味というか、人間の存在意義というかそんな物に心が揺れます。
答えなんか見つけられません。
「生きているから生きている」のです。
何か立派な事をしなくてはいけないのでしょうか?
誰に対して???
そして結局は命は尽きるのです。どんな生き方でも同等に。
本作は「生きる」事を美化していません。
しかし、「生きるということ」を的確に捉えていると思いました。
良い舞台でした。
難を言えば、男性陣ののび放題の髪の毛はちょっと考えものです。
もう少しきちんとしましょう。
蛇足でした。
満足度★★★★
映画のような演出
映画のカットバック、フラッシュバックのような演出...その年代を映し出し、過去や現在など年代に関係なくランダムに描きだす。シーンの切り出しで、時間の連続性が不規則になり時系列でないことが物語の展開を難しく観せるようだ。しかし、だからこそ一定の時間内に描きたい内容を凝縮し、緊張感と臨場感溢れるシーンが生まれる。物語を時間軸(過去から現在)を一定方向で理解しようとすると混乱が生じるかもしれないが、少なくとも自分はその描かれた人物の人生(半生)とそれに関わった人々の日常起こるかもしれない出来事(事件)をダイナミックに捉えた舞台として楽しめた。全員が、それぞれの人生においては主人公であるような…。
(上演時間2時間)
満足度★★★
技巧というか作り込みというか・・・
熱量の向いた方向が少しちゃうかなぁ・・と感じた2時間強の作品
眠気とかは起きませんでしたが何とはなしの今ひとつ感あったです
満足度★★★★
一生の儚さ
地味な普通の人の目線で人の一生の意義や儚さ、挫折、思い出と忘却をしっとりと描いた作品。心がすっきりするテーマでないものも、たまに見ると、思索のきっかけになっていい。
満足度★★★★
救いは・・
あったのか無かったのか・・・色々と考えさせられる舞台だった。
女優さん達の演技が特に良く、ところどころで胸が締めつけられるような苦しい思いがした。
他の人も気になっているようだが、年代や、役柄に応じて洋服は変えた方がいいと思う。同じ服だと役がごっちゃに見えてしまい、勿体ないからだ。
最後演者さん達が出てきたところで写真を撮っていいとのことだったが、なんとなくチャンスがなく撮れず残念。
満足度★★★★
学生演劇の完成形?
という感じで、青臭い演出があちこちに見受けられ、興味深く観劇。失われていく時間や記憶への哀切感、無常感がよく描かれ、こうしたものへのこだわりが強かったせいか、青臭く感じてしまうのだと思う。ハマのマリーなどは知らなければ何のことかさっぱり分からなかっただろう。でも役者さんたちの演技のクオリティの高さで、学生演劇とは全く違う完成度の高いものになっていた。それにしてもこの劇は、私にかつて感動した色々な映画や漫画、小説などを思い起こさせてくれた。もう一度これらに触れたくなるような不思議な味わいの舞台でした。
満足度★★★★★
とても面白かった!
いつものマニンゲンとは一味も二味も違う演出で、グレードアップされた感じです。
笑って泣いて感動し、充実した2時間でした。但し、観客も想像力と感性を要求されます。いつもながらの心に響く町田さんの脚本と演出に脱帽です。もう一度観たい‼︎
満足度★★★
人生の意味・・・
全体を通して、作者のメッセージは伝わってはくるのだが、
色々と盛り込みすぎたか、それぞれのドラマの繋がりがやや煩雑で、
メインストーリーがわかり難くなってしまった(ぼやけた)感がある。
また、説明も多すぎるようにも思った。
脚本を見直すことで、より良い作品になるのではないだろうか。
サスペンス的な作り方が良い感じ。
満足度★★★★
劇団の地力を感じます
マニンゲンの舞台を観るようになって何回目だろうね。
いやすごいわ。
自分たちの武器(とまわりから思われてるもの)を軽やかに捨て去って、それでいて自分たちのオリジナリティをきちんと残してる。
今回はね。本当は鑑賞は今日だけのつもりでいたんです。
いたんですが、明日も仕事頑張って終わらせて観劇します。
満足度★★★★
川に流されて…。
『台風の夜に川を見に行く』タイトルからは大きく飛躍するような深いテーマ。生きることの意味を考えさせられる結構ヘビィな物語でした。
幼馴染の3人組、元セクシー女優のスナック、娼婦のマリー、
個性的な面々の人生観と時間軸が交差して綴られるニッチな群像劇。
バランス的にみんなの人生が重すぎたのかなぁ…。
そういえば、当日パンフに役名を入れていただけると
後日の見返しにとても役立つと思います。