満足度★★★★
学生演劇の完成形?という感じで、青臭い演出があちこちに見受けられ、興味深く観劇。失われていく時間や記憶への哀切感、無常感がよく描かれ、こうしたものへのこだわりが強かったせいか、青臭く感じてしまうのだと思う。ハマのマリーなどは知らなければ何のことかさっぱり分からなかっただろう。でも役者さんたちの演技のクオリティの高さで、学生演劇とは全く違う完成度の高いものになっていた。それにしてもこの劇は、私にかつて感動した色々な映画や漫画、小説などを思い起こさせてくれた。もう一度これらに触れたくなるような不思議な味わいの舞台でした。
ネタバレBOX
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2016/01/15 20:27
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