わからなければモモエさんに聞け 公演情報 わからなければモモエさんに聞け」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★★

    あんな風に歳をとりたい。
    楽しいことばかりの人生なんてあるわけない。
    辛かったことや悲しかったことだって、きっとあったはず。
    それでも、松子さんや彼女が出会う人達のように
    キラキラと目を輝かせる瞬間がそこかしこに散りばめられていたら、
    振り返った時に、頬を緩ませて逝けるような気がする。
    愛しい、暖かい時間をありがとう。

  • やっぱりあのモモエさん!
    私だったら迷わずエレベーターガールに応募するところですが、主人公は迷っていろんな人に相談に行きます。みんな怪しげでとんちんかんな気もしますが、ジャンヌ・ダルクの勇士に押されてエレベーターガールの面接に挑み合格したのに企画そのものが中止になって・・・。しかし、賞金はなくなりましたがエレベーターに乗らずに案内をする、エレベータガール(?)として働けることになりました。それから何年たったのでしょうか。すっかり歳をとった主人公が杖をつきながらデパートにやって来ますが、とても幸せそうな顔をしていました。やりたいと思ったことはいくつになってもやってみましょうよ!そんなメッセージを受け取った気がします。

  • 満足度★★★★

    年を重ねる息遣いを味わう
    何カ月に一度、お母さんとデパートへ行き、食堂でいつもと同じ大好きなオムライスを食べる。こんな子どもの頃の思い出を持つ世代のハートを直撃する。
    エレベーターガールも、特別な人だった。白い手袋、抑えているが透き通った声。夫が単身赴任中、息子たちが既に巣立った女性が、エレベーターガールの募集広告に惹かれる気持ちは、同じ世代なら男でも分かる。
    年を重ね、記憶を刻むというラストシーンに
    胸を打たれる。客席から手拍子が起きるリズムのいい舞台も魅力。寒いギャグやオーバーアクションはご愛嬌かな。

    ネタバレBOX

    女性だけで演じる舞台で、少し厳しい局面もある。山口百恵の名曲を堪能できるが、ある意味、モモエさんでなくても成立するのでは?
  • 満足度★★★★

    楽しめました
    女性がそれなりの年齢にならないと解らないであろう言葉、動作、はまりました。
    最後の場面では、モモエさんが白いマイクを置いたように、松子さんもなったんですね。

  • 満足度★★★★

    積み上げて、崩す
    私事で恐縮だが、10年前に亡くなった母も、「どうしてモモエちゃんは復帰しないのかなあ、もったいない。。。」と秋桜を鼻歌で歌いながら台所で料理をしていたことを思い出した。アイドルをきっぱり卒業して、妻(母)になるって、(女として)潔癖だよね。。。と当時、まだ子供だった私は、そんなふうに考えていた。けれど、月日がたち、自身が(いろいろな意味で)世の中のしがらみを認知したので、「百恵さんにも、今は今なりに、様々な悩みを抱え、考えることがあるだろう」と推測できる。

    「しっかりした内容を、そして自分たちが納得のいく作品を」という
    作家の意図が、強く映し出された「山田松子さん」の素直な生き方は、観ていて実に心地よい。母と一緒にでかけたデパートでの、出来事とそれにまつわる小さな思いは、永遠の宝物。ラストのタクシーを待つ彼女のまなざしが、とても優しく、穏やかで、印象的だった。

    40年間の卒業証書にふさわしい、Heart warmingなstageに乾杯!

  • 満足度★★★★

    日本橋高島屋本店のエレベーターを思い出してしまった
     初老の女性が、名門デパートのエレベーターガール募集のチラシを見つける。ちょっと気に掛かる。

    ネタバレBOX

    それがきっかけで、余り脈絡のない旅をする。旅と言っても実際の旅ではなく、精神的な放浪に近い。行く先は、占い師、心療内科病院、アメリカ帰りの女性が講師を務める演劇的要素を取り入れたカルチャスクール、そして遂に名門デパートの面接会場。登場人物たちは皆奇妙で、どこか箍の外れたような人々なのだが、特異な才能や、心理的瑕疵乃至は、状況に翻弄された異常な疲れを纏っており、現実的状況ともずれているのだが、そのずれの中では頗る個性的で面白いキャラクターである。半睡状態で見る夢のような不可思議な作りなのだ。それを支えるのは、主演女優の所作と見事な照明、効果的な音響、ぴたりと嵌る科白だ。この絶妙感が堪らない。
  • 満足度★★★★

    可笑しさと切なさ
    私の人生、やり残したことがない? 当日パンフにも各キャストが子供の時になりたかったのは、という自問自答が記されている。

    さて、1970年代の歌謡界...当時あった「スター誕生!」でデビューした中三トリオ(森昌子、桜田淳子、山口百恵)は、今それぞれの途を歩いている。ところで、タイトルにある“モモエさんに聞け”は、人気絶頂期にあった彼女に対して、やり残したことはない?という比喩的な問いかけでもあろうか。

    ネタバレBOX

    主人公(天光眞弓サン)は、タンタン(坦々or淡々?)デパートのエレベーターガールの募集チラシを手にし、応募するか否か思案している。何しろ年齢不問(自分は孫がいる年齢)なのだから、その気にもなる。さぁ、ここから彼女の心の彷徨が始まるのだが...。このデパート名の(音)韻が、それまでの人生の平凡さを物語るような響きがある。
    舞台セットは、ほぼ素舞台。場面に応じて子供用の椅子が数脚あるのみ。全体的にモノトーンであるが、場面に応じて照明照度、照射角度を変え、演出効果を高めていた。音楽も同年代であれば懐かしく、知らない世代でも楽しめると思う。

    心の旅は、占い師(葛西佐紀サン)による恍けた占い。その先には全てが見えるとか。
    心療内科医師(天衣織女サン)では、応募する動機と不安を相談するが、ズレた方向へ。
    インストラクター(近内仁子サン)のもとでは、自分の高所恐怖症・閉所恐怖症という課題を克服する訓練。その特異ある動きが魅力的。
    訪ね歩く先(シーン)の主役は入れ替わり、その場面をそれぞれ違った観せ方(コメディ風、ミュージカル風など)で牽引する。登場人物5名のうち4名が劇団員であり、そのチームワークの良さが十分観て取れる。
    全体としてはコミカルであるが、その仕草には愛嬌と哀切が同居しているようだ。
    ラストは、冒頭のシーンへ邂逅するような繋がりで印象に残る...お見事!

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★

    松子さんの心の旅
    松子さんを待ち受けていたものは、なかなかのものでした。●●について、わからなければモモエさんに聞け。

    ネタバレBOX

    「なぜモモエさんはカムバックしないのだろう」そんな疑問を胸にエレベーターガールを目指す松子さんは心の旅に出る。とありますが、モモエさんとのつながりがわからなかったです。一癖も二癖も三癖もある輩たちは個性がありました。

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