評価は良いようだが。
掛け合いが軽快に感じたところもあったが、自分にはしっくり来なかったのが正直なところです。従業員が主張だけ一人前にしていたり、時間軸とか人数とか妙な違和感が残ってしまいました。テーマであろう、働くということ、王国を持っていること。ここは納得したところが多い。題材としては結構好きな部類。
満足度★★★★
静かな空間。
音響照明ほとんど使わずで様々な会話が展開していく様子は面白かったです。
いろんな思いが重なって・重ならないでの人間模様。
「だったら、どうして?」と思ってしまうこともありましたが、面白かったです。
ほろ苦いというか耳が痛いところも多々ありましたが(笑)
満足度★★★★
観劇の感想です。
とても面白かったです.演劇で表現するのがふさわしいと言うか、観ていて刺激を受けました.前回も面白かったので期待していましたが,年末にふさわしいような題材でした.昨日は賃金のデモとかあったようですが,そんなことともリンクしていますね。ラストは救いがあるような...どうなのでしょうか?観ながら観ているこちら側の人生とシンクロしていく感じがいいです。
満足度★★★★
シアターノーチラスの「今」が今作=いろいろと右肩上がりかな(^^)と感じました
EX:個々の登場人物の作り込みは凄かったと・・・・・
BGMの少ない作品で=台詞と雰囲気が重苦しい感じで、
緊張感を観客に強くしいるかしら?と思えた1時間50分。
体調=特にメンタルな方が万全でないとダメージを食らうかも・・とも思えたデスよ
満足度★★★★★
お見事!
初演版とはかなり改稿されているようですが、よりパワーアップして洗練された気がします。以前も感じたイライラ感(登場人物を通して、自分自身の不甲斐なさに苛立っているんでしょうが)を覚えつつも、今回は割りと客観的に楽しむことができました。5年後にまた観たいですね。
満足度★★★★
“ドラマ”の描写が不足している
“シアターノーチラス”は本作が初見。
“カフェ”と“王国”とがどういう繋がりを持つのか観ていたが、
なるほど、そういうことなのか・・・。
見応えのある“群像劇”だったが、
登場人物の“人となり”、“ドラマ”の描写が不足しているように感じた。
終盤、“店長”の独白からエンディングにかけてのシーンが、心に響いた。
満足度★★★★
働くとは...問い直し
”働くことは”を命題にしたような喫茶店の話。この喫茶店を王国になぞらえて動く群像劇のような...なぜか某国の経済危機を想起するようなシュールな展開は、日々の仕事の中で、いつも何のために誰のために働くなど強く意識していないと思う。意識の確認は、何らかのキッカケがあって行うと思う。その契機が...。
満足度★★★★
見応え有るが・・
近年の作品を全て拝見しているが、本作は面白味が伝わりにくいかも。芸達者を揃えて見応え十分ではあるのだが、時折集中力が途切れそうになった。
登場人物各々の人物造形が作り込が過ぎて設定を飛び越えてしまった感じ。
・・照明も、やや暗いかな。
満足度★★★★★
締め付けられる面白さ!
なるほど、たしかに王国である。いまや王国の時代ではない、とはいえあの怖い顔の王様からにこやかに語りかけられてもぞっとしない、それでは別の国になってしまう・・・金太郎飴のごとく同じ顔の国が埋め尽くす想像に暗澹となる。余裕のない貧しい国になり始めたことへの気付きが民衆の、そして王様の不安と苛立ちに映し出された。そもそも他者の笑顔を夢とする国は豊かなのか。求める相手を‘差別’するエゴな夢を押しつけ合うなかで見失われたものが王様の独白によぎり、思わず目が潤んだ。王国を支持しながらも民主国でコーヒーをすする自分への言い訳に、正しいなんて誰にも言えない答えをひねくってみる。せめて出国のときには「ごちそうさま」と声をかけることにしよう。
満足度★★★★
良い題材だと思う
あなたの人生の目的はなんですか?
この題材は普遍性があるし、誰もが悩んで眠れぬ夜を過ごした経験があるのではないだろうか。
PCに向かってさえいれば、仕事をしていると思い込んでいるサラリーマン・OL。
参考書を開き問題集を解き、志望校に合格するためだけに勉強し続ける学生。
本来の目的は?それに即答できる人がどれだけいるのか?
少々ニヒルに問いかけるこの作品は貴重だと思う。
満足度★★★
もっと苦いコーヒーが欲しい
役者さん皆上手いなぁ凄いなぁって思いつつ、かと言ってこの人のこのシーンが良かった!というのが無かったです。主役が曖昧なのが良かったのか悪かったのか、最後にお客さんに答えを求める終わり方がいつもは良い余韻になってたんですが今回は尻切れトンボのように思いました。個人的にスカイが好きなのでそれに比べちゃうと物足りなさを感じました。現実的なようでどこか詩的で抽象的な台詞回しが好きなんですが、今回のテーマ、場所を考えるともうちょっと明確でも良い気がしました
満足度★★★★
拝金主義の行き着く場所の先の微光
企業や学校等、人が集まる立地条件の良い場所にあるカフェ。珈琲は不味くて有名。(追記2015.12.11:01:28)
傷口をガシガシえぐる感じ
心当たりのある人は、凄く傷口に塩を塗りこんでガシガシされているように感じる。
私には大変キツかったです。
でも、それが嫌だという事ではなく、むしろ再認識するいい機会な気がしました。