満足度★★★
あくまで個人の感想で
実験的な芝居だと思いましたが、よくわかりませんでした。
正直に言うと、面白くなかったです。
でも、こういう芝居を作ろうとする劇団と役者に☆ひとつ追加で。
集中が途切れ、子どものようにモゾモゾ動いてしまって周りの人に申し訳なかったです。すみません。
満足度★★★★
2度目はここが違ってた<2度観>
“2度観”を推奨している劇団夢現舎、二度目の観劇である。
「2度来てください」というだけあっていろいろ変えてくるのが夢現舎のすごいところ。
台詞も増えてるし、ラストの演出も違う、美術もヨゴシを加えているらしい。
パリでの公演を視野に入れているというが、このタイプは万国共通ではないか。
そちらはまたどんなふうに変化させるのか、興味津々。
海外公演バージョンも観る機会があったらいいなあ。
満足度★★★
難解かも…
物事の常識・非常識などは、その境界が曖昧であろう。そういう、いつの間にか思い込み、または刷り込みに対する警鐘のようであった。
一方、自分は何者か…という自問自答に時間を費やしたくない。目に見える物体は、その外形で何かを判断している(それの善し悪しは別)。人間に関しては、名前をはじめ何らかの証明書がある。その証明は、人間性になんら関係ないだろう。しかし、人物を特定するには案外役立つ。
さて、本公演は禅問答や比喩的な場面が内容を難しくしたようだ。芝居にある意義的なものが垣間見えるのが好きな観客には面白いだろう。しかし、観たままを受容し楽しむ観客には、少し抽象的に観えた。自分は、どちらかと言えば、後者のタイプ。
舞台美術は雰囲気があり、演出には工夫があって楽しめた。
主人公の「遺失物安置室の男」の特長(パンフレットの裏面に素っ気なく書かれている)を考慮して観ると面白いと思う。
満足度★★★★★
掲諦 掲諦 波羅掲諦
兎角、この世は、一切空、空即是色、これなり。(因みにタイトルは、般若心経の一節)維摩経は、一説によると仏教の本義とか。それが、判定できるほど、自分は仏教に詳しくないので、興味のある方は、ご自分で調べて頂きたい。(一部追記2014.12.4)
満足度★★★
悪くはないんだけど・・・
スッキリしないなぁ^^;劇団の世界観だろうけど,落ち着かなくなるよね。トーンは暗いし,ラストの崩壊は良いにしろ,あの人形にはなぁ・・・重くなってしまいました。でも,否定しているわけじゃないっすよ。面白い芝居ではあると思います。ただ一つ言えるのは,これから口説こうとしている女性を連れて行けはしないということかな^^:
満足度★★★★★
やはりうまい
物を通して、社会を俯瞰しているように感じた。久しぶりの公演(2年くらい前か)だと思うが、今回もやはり楽しませてくれた。(楽しませるというより心の奥底にある襞にうたい掛けるという感じか)
この劇団が持っている独特な雰囲気には、なぜか引きこまれる。次回作にも期待をしよう。
満足度★★★★
忽滑谷(ぬかりや)さんっ!<1度観>
様々な遺失物を預かる場所は、“据え置いて祀る”という意味の安置室となっている。
そこを管理するのは記憶を失くした、物と会話する男…。
“人よりモノを優先する”という価値観が面白く、普通の人々とのずれが可笑しい。
益田さん、声を封印するとはまた何という縛りだろう。
声なき声を聴きたかった…と思わせるラストが秀逸。