満足度★★★★
人の理性の奥底にあるもの
他の方のコメントにあるように、難解な作品と思います。
従来の演劇とは異なり、解りやすいストーリーや説明と言うものがなく、突然に人を驚かせるような表現が出てくる。
しかしじっとそれらを鑑賞して行くと、人の理性の奥底に眠らされている“何か”が見えてくる気がした。
私には理解不可能だった多くの部分も、問いかけの様で面白く感じた。全体的によかったと思う。
満足度★★★★
ROCK ACT!
全てを受け入れる大いなる海に生の声を話す!
抽象的な芝居でエピソードはあるが、話としての繋がりはない。
舞台は横に仕切られ、手前が秘密の園、向うの壁側が俗世間の日常。
生の誕生を想像させるラマーズ法の息使いが耳に残る。
満足度★★★★
倫理
読み違えも多くなる舞台だろう。というのも、フランス語、日本語の言語差を完全に埋めているというわけではないし、通常の演劇文法を踏襲しているわけでもないからだ。
満足度★★★★
無題1215(14-263)
19:00の回(曇)。18:25会場着、受付(整理番号券あり)、18:45開場。
入って右にひな壇席、左が舞台。かなり横幅のあるセットですが、中央に人が数人上がることができる小さなステージ。マイク、ギター、エフェクターがみえ、その奥はバーのようでもあり、楽屋のようでもあり、コーヒーメーカー、グラス、マイク。衣装、パーカッション、椅子…ただの控え室ではなく、パネルの向こう側やステージを使ったパフォーマンスがあります。
客席よりの床には白い円(スポットライトらしい)、低い位置にセットされたマイクが1本ずつ。開演前から役者は体を動かし、「7分前」のような声がかかる。
「風のBLOG」に稽古写真あり
19:04開演〜20:56終演。
ステージを挟んで左右に半透明の大きなパネルが各3枚あるので、端のほうの席ではみえないところがあるのではないかと思います。ですのでできるだけ中央の席で。また、このパネルには字幕(左右同じ)が映るのですが、中央位置からですと両端の文字がほとんど見えませんでした。
劇中の演奏は「異邦人(2012/8)」以来。半分ほどは後ろ向きで、そこにいる役者が聴いているという構図。
手前の白い円に出てくると観客にいろいろ訴える…のですが、何かまとまった物語ではなさそうでした。直接、海を示唆するものはなかったように思います(見逃している?)が、不可思議な力強さがあったこと、観客との対話が面白かったのと、目の前が渋谷さんだったこともあり楽しめました。
満足度★★★★
難解だが、力強い印象
「難解な芝居だ」というのが印象である。観客が素で観て分かるという、普通の芝居ではないと思う。その見せ方やセリフが独特だ。さらに字幕が映し出されるがその内容も理解し難い。しかし、どの場面も迫力があり印象深い公演であった。