満足度★★★
動画観劇は一旦停止もありUPもありとお得感ありますね♪
黒ベースの舞台セットに小道具などを配して
基本的に地主の北澤武生が住んでいる高級老人ホームの
最上階の個室を中心として物語が展開されてゆきます
役者さんは上手で
話をメインに堪能できたなぁと
健闘されているとは思うのですが。
長くそばにいるのになかなか分かり合えないやっかいな代物である家族や切れない血のつながりをモチーフに、愛憎渦巻く複雑な家族関係を通して命のつながりといったものを問いかけている作品で、ドラマとして難しいテーマに挑み健闘されていたとは思うのですが、個々の人物設定やその描写も含め全体として断片的になりそのつながりがスムーズでなくどこか運びが重たくなっている印象を受けました。
満足度★★★★
無題1187(14-235)
13:30の回(晴、猛暑)。13:20会場着、受付、日陰で待ち13:00開場。
受付で「文学座通信(100円)」を購入、登場人物の相関、長田さんのコメントなどあり。此処は初めてですが広いですね。椅子席が(たぶん)A〜G列、1列25人くらい。入口に段差があるので、スタッフ(ちゃんと名札をつけています)が1人1人に声をかけ、座席に誘導。いつもと客層が違います(女性の方が多い)…アフタートークで(てがみ座に触れ)「小劇場って??」という質問が出たくらい。
というお芝居を観に来たのは、脚本が長田さんだからで、てがみ座以外では「くれない坂の猫(2012/10@赤坂RED)」「by the sea(2013/1@エコー)」「凪の樹海(2013/7@スズナリ」と本作で4作目。
「カラマーゾフの兄弟」は読んだことがないのですが、そこは大丈夫みたいでした。
ほとんどの回が売り切れ、当日券電話申し込み(開演の3時間前から受付)、2ケ所ある通路の補助席(右)。
舞台は緑青をふいたような彩り。下手、白いテラステーブル、椅子。イーゼル。上手、木製のテーブルに椅子。数枚の衝立て。正面の衝立て裏にはソファが見えます。
13:34前説(65分、休憩15分、80分→160分)、開演〜14:38、14:54〜16:11、アフタートーク16:22〜17:00。
文学座関係では:Pal's Sharer「フラワーシャーベット(2014/6@楽園)」森さゆ里さん、青★組「星の結び目(2014/7@吉祥寺)」渋谷はるかさん、落ちないリンゴ「10978日目の鏡(2014/5@楽園)」藤崎あかねさん、ロ字ック「荒川〜(2014/5@サンモール)」増岡裕子さん等。
三男役の大場さんはてがみ座の公演で観ています。
絡まった糸と糸、そうなってしまったら元に戻せなかろう。どの糸(意図)を断つか…それともそのままにして捨て去るか、と思いながら観ていました。どうしてそうなってしまったのか、始まりは何処だったのか…それを知りたいと思うのでした。
自分が喪われつつあることを知ったその瞬間、人はどうすればよいのか、いや…何かしたくなるものなのか。
個人的には小さな劇場が好きなので、2/3くらいの広さでもいいかなと思いました。