満足度★★★★
鑑賞日2014/07/27 (日)
3月に観た『江戸系 諏訪御寮』というお芝居、大層、オイラの趣味と手が合いましたもんで、じゃあもう一回♪ということで、今日(27日)観てまいりました。
満足度★★★★
不思議と下品な感じがしない
ガッツリ劇中劇が挿入されているのに分かり易い演出と演じ分け。教え子のほとんどに手を出すという、ドロドロで酷い話だが、不思議と下品な感じがしない。何故か漂う純愛感。主人公に同情すらしてしまう。鬼畜なのに。
満足度★★★★★
素晴らしい!
旗揚げから観てるけど、進化のスピードが半端ない。今回の、よりエンターテイメントよりに振ってる感じも楽しかった。ストーリー、劇中劇、音楽どれも良かった。新戦力が加わった「あやめ十八番」期待も高まる。
満足度★★★★★
音楽が牽引する美しい劇。
今回の楽隊は吉田能さん率いる「花掘レ」+。前回公演ではオールディーズや昭和歌謡のアレンジが殆どでしたので彼の真の実力は発揮されていなかったと思うのですが、今回はそれが十二分に炸裂。花掘レ独自の魅力とともに、堀越涼さん率いる「あやめ十八番」の魅力を余すことなく表現した可憐かつ壮麗なオリジナルサウンドトラックを聴いていると、今でも美しい照明に彩られた光景がありありと目の前に再現されて。終演しても物語をなお愛しく、透明感のある記憶にと昇華してくれるのです。今回、全て楽隊のアクションが観られる席(特にピアノを弾く能さんの表情が見える、中央よりは外れた席が一番のお気に入り。)で拝見しましたが、私には楽隊が視界に入らない観方は在り得ませんでした。音楽劇という総合芸術としてのあやめ十八番が最高に輝いた作品だと思います。幸福な、この上なく幸福な公演でした。ありがとうございました。
満足度★★★★★
嘘と真実
複数の時間軸を行き来しながら描く、どうしようもない男の嘘と真実。
女子高演劇部の人間関係や劇中劇で描かれる戦時中の描写、神社で自死した高校教師を取材する女など、どの場面も繊細かつ鮮やかで、登場人物それぞれの想いが愛おしい。
現実と虚構のあわいにある、ほの暗い空間。
そいういう雰囲気が心地よくて、いつまでもそこにとどまっていたい、と思ってしまう。
もしもいま、好きな劇団や好みの作り手の公演がすべて同じ日に重なったとしたら、選ぶのはこのユニットかもしれない。
若々しさと老成した雰囲気。儚さとしたたかさ。そして、嘘と真実。この小さなユニットが、これからどこへ向かうのか、本当に楽しみだ。
迷宮入り
今回は謎が多くて、まだ整理しきれていない状態。最近の評価の高さゆえに自信溢れる役者さんたちが集まり始めると、あれもこれもと、見せ場が多様化してしまう。しかしながらあまりに足し算過ぎて少し息苦しいような。こうなると正直「ラブポ」のシンプルさが懐かしく思えてしまう。その後の2作も音楽は必然性があったし、選曲もうなづけるものがあった。
今回のBGMも楽曲としては、よかったと思えたが、大音量に負けじと大声を張り上げるセリフの洪水には、まだ続くの?もうそろそろ終わりにして~~と疲労感が感動に勝ってしまった。今後はやりたい思いや才能を少しだけそぎ落として、時には八分目くらいで、すかしてみせる余裕も感じさせてほしい。
満足度★★★
見せ物としての演劇
ちょっと弱い感じがしました。生演奏のおかげで物語に共感しにくいと言うか、中身が見えにくい気がしました。ショーアップとしては間違いないのですが、こういうタイプの芝居ではもっと集中力を中身にしたいものです。
魅せる芝居。。。
あやめ十八番初観劇。何処となく”古風で洒落た雰囲気”と”様式美”が新鮮に感じられた舞台でした。ジャンルで言うと歌謡劇?
生演奏など、舞台ならではの醍醐味を味わえるし、歌も上手い。
また出入口の多い劇場の特性を活かした演出も良かったと思う。
けれど物語としてどうだったかと言うと、正直判断しづらい。小ネタは面白いと思うけど。芝居というよりショウ(見世物)的な要素を楽しむべき作品なんだろうと感じた。
上演時間:120分
満足度★★★
思っていた期待していた
生演奏での音楽を期待しての観劇。
音楽が邪魔な瞬間を感じてしまったの残念。曲としては素晴らしいのかもしれないが芝居とのマッチングが前回同様いまいちでした。音楽の暴走と言うか、もっと色々なことに配慮した音楽の方が良かったのでは?
満足度★★★★
意地
基本的には、2つのストーリーが、含まれ、其々が、その時代を映した合わせ鏡のように、綯ったDNAの螺旋構造のように綯い交ぜにされた作品だ。音響に、生演奏が用いられているのも気に入った。使われている楽器はウッドベース、ヴァイオリン、クラリネット、キーボード、パーカッション等々。
満足度★★★
生演奏とか楽しめる要素はあったが・・・
今ひとつ見せ方がすっきりとはしなかったかなぁ・・と感じた約2時間
でアフターイベント(30分くらい)あって、
ちょっと本編に絡ませた話をスパイスにした楽曲3つの演奏でありました。