シナトラと猫(改訂版) 公演情報 シナトラと猫(改訂版)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-20件 / 23件中
  • 椎名。
    だったかな・・・・美佳さんがばぶーって言ったのって。だいぶ前なので記憶が曖昧。そう、ばぶーってさらりと言える美佳さんがすき。や、おぎゃーだったかな?
    他の二本も観るべきでした・・・・そしてやはし駅前は観にくいなあ。
    役者の上半身しか視界に入らないのが勿体ないですもん。

  • 満足度★★★

    『椎名』を拝見!
    初日だったので、これ大丈夫?!というシーンもあったが、それは初日の醍醐味なので一舞台ファンとしては良しとしたい。一度しか見に行けなかったが、十分に満足した。一挙上演するからには、3つの物語をどう絡ませるかが作家の一つの腕の見せ所だろうに、そこを評価できなかったのは残念…そこに乗っかりたかった。また、笑えて泣けてせっかく面白いのに、これまで見に行くことがなかったのは、チラシが目に留まらなかったからのような気がする。これは勿体無い!せめてタイトルと劇団名は読めてほしいな、と思いました。また見に行ってみよう、と思ったのに、次にまたスルーしてしまうと困るので…!

  • 満足度★★★★★

    一期三会
    まさか3バージョン観てしまうとは。初見の劇団については、「一期一会」とい
    うことを基本にしているので、今回も1バージョン観て、次回公演も観るかどう
    か決めようと思っていたのですが、想定の斜め上をいく笑いのマシンガンにすっかり惚れ込んで、俄然全バージョンを観る気に。土日のほとんどをMCRに捧げました。

    3話とも登場人物は同じながら主人公を変えて、一家の団欒やら、学校の風景やら、空き地に住み着いた猫の日常やらをテンポよく切り替えながら、別々の物語を描いていく本作。各役者にはゼッケン着けさせて、名前と属性(例、○○家父、母、長男など)を裏表に記し、観客に伝える趣向。一見手抜きのようでいて、これが効いてるんですね。同じ登場人物をいちいち説明しないですむのもあるけど、役者のキャラクターを前面に出して笑いを取る、ワル乗りギリギリの演技も許される空気になる。リアルであることを一旦バッサリと捨ててる。ここまでくると、徹底した悪ふざけに突き進んで、ノリで芝居をしそうですけど、MCRがすごいと思ったのは芝居時間の80パーセントで笑いを取りながら、きちんと20パーセントできちんとドラマを見せてることなんです。笑いの中にちゃんと伏線を張って、ラストシーンを成立させる。いかんせん笑いの要素が多く、ドラマ重視というわけではないので、幕切れの余韻に欠けるきらいはあるけど(「猫」のラストは好きです)、それでも3作とも同じ笑いの密度とドラマの積み上げ方に唸りました。笑いも、流行ネタとかテレビネタよりもツッコミの間や言い回しの妙で攻める好きなスタイル。ツッコミのアクロバティックさ(例:プロレス技)は、小劇場界一ではないでしょうか。作・演出・出演の櫻井さん、今後の作品も注目したいです。

  • 満足度★★★★★

    「椎名」
    櫻井節と黒岩三佳(あひるなんちゃら)の極上のマリアージュ!
    MCR LABO#2「無情」での櫻井×黒岩も相当に良かったのだけど、
    今回も負けず劣らずに素晴らしい!

    櫻井智也の書く台詞は言葉自体が物凄く強度があり、
    それを発する俳優には相当な存在感が要求されるので、
    一度観れば強力に記憶に刷り込まれる
    唯一無二な存在感を持つ黒岩三佳は最適任だったのだなと。

    上田楓子、高橋優子のバカ姉妹っぷりも良い。
    宮本拓也のバカ同級生っぷりも良い。

  • 満足度★★★★

    「虎雄」
    櫻井節の効いた笑えて切ない世界を堪能。
    惜しむらくは、根津茂尚(あひるなんちゃら)の虎雄より、
    弟役の中川智明と幼なじみ役の黒岩三佳(あひるなんちゃら)の
    2人の方が印象に残ってしまうのは、役者力の差かなと。

    櫻井智也演じる不条理で傍若無人な父親が、何とも良い。

  • 満足度★★★★

    「猫」
    関村俊介(あひるなんちゃら)のなげやりな猫っぷりに笑う。
    こんなにフテブテシイ表情の似合う俳優もいないよなと。
    他の俳優陣も可笑しく楽しい。

    個人的には俳優がフリーにやっている様な演出は好きではないので、
    いかがかなと思う箇所のだけど。
    ま、客席は沸いていましたが。

    吉田久代(ククルカン)の
    だらしなく、たくましい母親がすこぶる良い。

  • 満足度★★★★

    「猫」「虎雄」「椎名」の順で観劇。
    口語ではない、魅せる演劇の中でも役者一人一人のポテンシャルは高いMCR。それぞれの主役を演じる、あひるなんちゃらから客演の3名も持ち味全開の役どころで印象的でした。
    短編の連続とも言える構成もあり、決め・締めのひと言など、随所で光る台詞。ただ、場所の変わらない「猫」などで多少流れが単調に感じられる場面も。
    ドタバタシーンで、倒れた役者が見えにくいのは駅前劇場の苦しいところでしょうか。少しもったいない。

    ネタバレBOX

    伝記モノということもあってか、それぞれの死が描かれますが、3人ともそこに持っていかなくてもと思ったり。

    「猫」:猫野球のくだりをああいう風に持って来るところは、ズルさと巧さ。わかってても、ぐっと来ます。
    「虎雄」:兄弟の、言葉に出さない思いのやり取りが印象的。
    「椎名」:お子様ランチのやり取りの「だから今日食べるの」のひと言がなんだか個人的にヒット。
  • 満足度★★★★

    13日ソワレ(猫)、15日マチネ(虎雄)、16日ソワレ(椎名)
    (猫)
    櫻井家、椎名家、学校のあれやこれやを見つめる、猫の一生。
    (虎雄)
    こちらは櫻井家が中心のお話。実は拾い子の長男、父に似て暴力的な次男、天然(?)な母と父が織り成すアクションファンタジックコメディー?
    (椎名)
    ということでこちらは椎名家のお話。こっちも血のつながりとかそういうのが。あったりなかったり。

    ネタバレBOX

    (猫)
    いつものMCRっぽいバタバタした感じに最後ちょこっとしんみりスパイス。うまくかわすなぁ。いわゆる現代口語演劇みたいに、現実を見つめる客の視点みたいなのがあるのだと思うが、それを一歩広げて(?)、芝居を見ている猫を見ているというか。あと、椎名編、(櫻井)虎雄編を見る予定。3編がうまく繋がっているのだそう(でも、単編で見ても成立させるのが難しかったとか@アフタートーク)。楽しみ。
    (虎雄)
    基本形は体一本でやるドリフのコントみたいなのに、人情味が加わって。笑いの隣にちらちらと見える家族への思いみたいなのが切ない。「猫」を最初に見ていただけにわかるあの猫のラストシーン、いいなぁ。
    (椎名)
    猫の最後、もう少し切なくして欲しかったなぁ。ということで、自分的には猫中心に見た感じ。そういえば、以前ある方と夫婦別姓とかの話をしていて、その女性が「いいの、両親とは血が繋がっているから苗字なんて一緒じゃなくても。でも、配偶者とは何も繋がるものがないからせめて形だけでも一緒にしたい(だから、苗字を変えるのが男か女かはそれぞれ)。」と言ってたのを思い出した。でも、「血」も見えないんだよね・・・。切ないけど。
  • 満足度★★★★★

    初MCR
    椎名を見ました。
    うまくいえないのだけどやられました。
    次も必ず見たいと思いました。

  • 二度目MCR
    約5年ぶりに観劇。美術・照明・素のシーン◎

  • 満足度★★★★

    今回も見ました
    猫の話が一番好きです。

  • 満足度★★★

    なんだろ・・?(・・;)
    芝居と言うのはとかく、見せる方も観る方も感性の問題だとこれほどまでに深く気付いたのはこの舞台を観たお陰です。


    ストーリーは椎名編。
    椎名3歳、椎名5歳・・・と椎名30歳まで断片的に短編集を繋ぎ合わせた物語です。
    着眼点は悪くない。悪くないがだからって大爆笑するようなシーンってないよね?(・・)
    そんでもって楽しい内容でもない。
    感動物でもない。
    勿論、ファンタジーでもないのだ。
    そこに夢や希望や冒険がある訳でもないありきたりの日常を年ごとに輪切りにして見せた芝居。



    椎名の母親は我儘かつ奔放なニンゲンだから、椎名の父親が誰なのか分からない始末。
    夫との離婚を繰り返し、その度にまた別のオトコと結婚する。
    不思議なのは離婚の原因は常に妻の浮気にあるのに、離婚を言い渡された夫達は、それでも離婚しないで欲しいとしがみつく。

    椎名は子供心にその母親を好きになれず、自分は大きくなったらちゃんとした職業を持ってオトコに頼らずバリバリ働くオンナになりたいと夢見る。

    やがて椎名は大人になり30歳になったが就職もしないでふらふらして日々を過ごす。
    大人になってから気付いた事。
    それはあんなに嫌いだった母親に自分がそっくりなニンゲンになっていた。ということ。。
    何故か椎名の命は30歳で終わりを告げる設定で、椎名の夫はかつての同級生だった。
    好きだった別の同級生とは結婚できず、それ程好きでもない同級生と結婚した椎名。
    相変わらず淡々としたしゃべり口調で自分の死を見つめる。

    それに比べて母親は長生きしそうだ。
    椎名母は60を過ぎた今でも元気に離婚を繰り返し、また新しいオトコと結婚を企てる。
    むしろ・・・この椎名母を主役にした方がオモチロおかしいのではないだろうか?
    普通でないニンゲンをクローズUPした方が面白いのに決まってる!(^0^)

    空き地に居る猫が微妙な役割をしている。
    亀仙人ならぬ、猫仙人なのだ。
    このキャットのキャスト、関村がいい味を出してる。非常に自然なのだ。
    「前世は猫だったろ?今さっきまで陽だまりで寝てなかった?」みたいな雰囲気なのだ。
    人生とはなんぞや。みたいな哲学を持っていて、椎名と会話する。要は他のニンゲンには猫語が解らないのに椎名にだけは聞こえるのだ。
    そして・・・椎名母もこの猫語が聞こえていたらしく「空き地に行くと猫が話かけてくるのよね。」なんてのたまう。

    この部分でもやはり椎名は椎名母のDNAを受け継いでいる。



    で?結局薬局、何を訴え何を感動させ何が言いたかったのか?
    脚本の意図が理解出来ないのだ。

    「特に訴えるものなんて無いです。ただ生きていく過程のニンゲンを描きたかっただけ。」という答えなら、「ふ~~~ん。。そうなんだ~~。。」で終わるのだ。


    昨今の芝居には○○編とか、Aバージョン・Bバージョンとか、何通りも作って見せようとする芝居が多くなってきたが、ワタクシに言わせれば、そんな何通りも作る暇があったらもっと、内容の濃い作品を見せてよ。と言いたい。。


    バージョンを作るほど、バージョンアップしてる芝居には到底思えないのだ!




  • 満足度★★★

    思いっきり笑えました~♪
    MCRは作・演出の桜井智也さんのギャグが個人的にとってもツボ!MCRというと「笑える!」という期待を胸に劇場に伺います。そして今回もまたその期待を裏切られることはありませんでした。これでもか、これでもかと細かく笑いの種がまかれ、気持ちよく刈り取られていきます。豊作っ!

    今回は3本それぞれの主役が生まれて死ぬまでを描いているそうですが、私が拝見したのは奔放な母親を持った三姉妹の次女「椎名」(黒岩三佳)が主役。「虎雄」「猫」も椎名の人生に少なからず関わる人物(猫)として登場するので、彼らが主役のバージョンも観たくなります。

    特徴的な個性を持つ登場人物たちが、それぞれにちゃんと自己主張をして存在しているので、おのずと人と人との関係性が現れてくるんですよね。作品全体の印象としては一見コント風ですが、人間関係もしっかり描かれているから、物語の中までぐっと入り込んで楽しめるのだと思います。

    ネタバレBOX

    衣裳の上半身は白Tシャツで統一(一部例外あり)されており、胸には役名、背中には身分(続柄・職業)が大きな黒字で貼り付けられています。登場人物がどこの誰なのかが一目瞭然というわけです。“わかりやすさ”もここまで来るとただの説明ではなく、演出のひとつとして受け止められます。

    ただ、劇場空間全体の演出についてはもうちょっと工夫が欲しいなと思いました。例えば場面転換時の暗転や音楽の使い方は非常にスタンダードなやり方で、観客にとってはただ次のシーンが始まるのを待つだけの時間になっているのがもったいない気がしました。

    ポスト・パフォーマンス・トークで桜井さんご自身がおっしゃっていたのですが、美術は舞台美術のスタッフさんにまかせているので、小屋入りしてからしかその実体がわからないとか(笑)。長年一緒に仕事をされてきたスタッフさんだからこそ、そこまでの信頼をおかれているかもしれませんが、美術についても演出面での物足りなさを感じました。

    椎名は若くして不治の病に倒れますが、ずっと椎名を想ってきた幼なじみの江見(江見昭嘉)と結婚することになります。病室のシーンでは、できればもっと生々しい喜びや切なさを感じ取りたかったですね。私が拝見したのは初日でしたので、きっとその後はより深みのあるシーンになっていたことと思います。
  •    
    (相対評価を避けるため、どの公演にも★は付けていません)

  • 満足度★★★★

    3つとも◎
    本日、椎・虎・猫一気に観てきました。
    主役が変わることで語られる物語の中心も変わるのだが、脇役になったときのセリフが後から響いてきたりして二重においしかったです。平手打ちの不意の流血もおいしかったはず。

  • 満足度★★★★

    虎雄と猫を拝見
    いやー、面白かったです。
    虎雄はひとりの人間とそれを取り巻く人たちを、バカバカしい味付けをしつつもしっかりしたドラマで見せました。
    猫はネタのオンパレード。これはとにかく楽しい!
    ただ、虎雄の完成度と猫に差がありすぎ。猫は役者たちもネタをかけあって探りつつやってたので役者は楽しいだろうけど、同じシリーズの作品と考えると浮いてる印象。
    あと、一気に3つも上演する必要があったのかも疑問。そんなにみれるひとは少ないだろうし、実際作品もデキにバラつきがでてるし。

    虎雄が★4つ、猫が★3つ。総合で3.5と言いたいけど、四捨五入で4にしとこう。

    ネタバレBOX

    猫野球はネタとして大好きです!
    しかも最初の猫野球で猫が元気だったころを見せておいて、2回目は衰えた姿の猫を見せるあたり、ちょっとグッと来ました。
  • 満足度★★★

    短いけど楽しい時間
    力のある役者さんが揃って楽しい時間を提供してもらった感じでした。どこまで台本があってどこからアドリブなのか、とにかく小劇場というところで楽しいでいることがとても伝わる、そんな印象でした。

  • 満足度★★★★★

    「猫」爆笑コントと随所に魅かれるセリフがあり、すごく良かったです。
    「猫」の回を見てきました。基本お笑い路線でコントのような展開の中、爆笑させてもらいました。また、随所に人それぞれの考えが表現され、魅かれるセリフが散りばめられていて、すごく楽しく観させて頂きました。
    また、演劇を観るのが初めてという知人を連れて行ったのですが、笑ったし、たまに真面目に考えさせられることも必要やね。他の回も観たいと満足してました!

    ネタバレBOX

    白いヤツをそっちに持っていった!故に白かったの?とジェットストリームアタックは個人的にむちゃくちゃ笑いましたが、卑怯な・・・とも。他のお客さんは別として個人的には大爆笑でした。
  • 満足度★★★★

    積み重ねの見事さ
    ひとつずつのシーンはラフな感じもあるのですが
    終わってみれば主人公の人生の中間色が鮮やかに浮かび上がってきて・・・

    櫻井さんがしっかりと舞台に表される世界観を描いているから、観客も寄りかかって観ることができる・・・。

    感動がゆっくりやってくる、名作だと思います。

  • 満足度★★★★

    「椎名」観てきました
    単独でもしっかりお話として成立してますよね。すごいです。
    他2演目を観ると何倍にも面白さが膨れ上がるんでしょうねえ…いいなあ…観に行きたかったなあ…

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