満足度★★★★
コメディーとはいうものの・・・
確かに笑ってみていた。もう少し衣装ヒーローっぽく、派手にして欲しいなどと思いつつ・・・まぁ落ちこぼれというなら衣装がショボくても仕方ないかぁ・・・へんな納得・・・そして怖くなった。コメディとはいうものの、なんとなくまとまって終った感はあるものの・・・・・割り切れないと言うか、未来への恐怖と言うか、そんなものが残った舞台だった。
満足度★★★★★
面白い!
斬新な発想ですね。オープニングもかっこよかった。初めの笑いも、つかみはよかった。中盤の伏線のはりかたが、少しエンターテイメント性に欠けていたけど、だれることはなくテンポが良かったのでよかった。全体的にバランスもとれていて、思い返すと幸せな時間をすごさせていただきました。ありがとうございます。
満足度★★★
斬新な演出は良いですが・・・
配役紹介の方法も解り易かったですし、
テープの巻き戻しのように繰り返される演出は斬新であり、そこから話のラストをまとめていく流れはとても良かったです。
役者の皆さんはとても言葉がはっきりしてて聞き取り易かったです。
ただ、この芝居が、私的には面白い、感動した、すごかったなどの範疇に属さないが残念!
名演出法は繰り返すーロボットダンス加え
「戦隊もの」から外された、所属なきヒーロー達の密室劇である。
冒頭15分程のプロローグと、その後の展開の関係が判らなかったので、ずっと疑問を持ち続けていた。
プロローグがヒーロー達の「日常風景」だとすれば、その後の展開は「ドラマティック」に進む事件だろう。
こうした理解の下、ある程度は両者の関係性を理解したつもりだったが、疑問を持ち続けなければならない箇所も あった。
例えば、冒頭のプロローグでは「一日前に秘密基地を退出しなければならない」ヒーロー•オオバヤシショウがおり、データマンという同僚が「ルールを守れ」など非難していた。
一方、データマンは米国に出没した怪人を攻めるためのハッキ○グ工作を進行中だった。
また、秘密基地に残れるかを賭け闘う、ヒーロー同士のダーツを投げ合う場面さえ あった。
では、その後の展開において、プロローグの内容が絡んでいたのだろうか?
退出期限の切れたヒーローVSデータマンの関係性は、そこに現れたか?
全くと言っていいほど、そういったプロローグの内容は その後の展開に影響して おらず、私は 疑問を持ち続ける必要があったのだ。
氷山の雪解け水が川上へ落ちたのは、舞台上演後の挨拶によってだ。
メンバー9人が、それぞれ自分で脚本を書き上げ、プロローグを造ったというのである。
つまり、9通りのプロローグが存在することを意味する。
プロローグの目的は、あくまで秘密基地内の「日常風景」を見せることであって、その後の展開には絡ませる役割を負っていなかった。
9通りのプロローグが存在することを知らない観客にとってみれば、疑問を持ち続けてしまうのも無理はないのである。
物語は、中野サンプラザ近くの秘密基地へ「一般人」が忍び込んでいた事実を基に進む。
彼の口から出た基地の外、つまり 日本の状況を聞いた密室のヒーロー達が議論を繰り返す。
シベリア鉄道のように長く細い“謎”に囲われ、観客まで不安に浸る。
チラシには「シチュエーション•コメディ」なる舞台の紹介のされ方である。
だが、大どんでん返しはSFチックの集積体で、ロボット論へ通じる
重厚さが覗く。
科学コメディーדヒューマンドラマ”と表現してもよい。
ストロボを生かした、何度も何度も何度も繰り返す “再演”は身体性そのもの であった。
ロボット•ダンスに観客を裏切るメッセージが備わり、それが 私のいう大どんでん返し へ繋がる。
満足度★★★★★
名作ショートSFみているような楽しさ♪
こーゆーテイストは大好物なんだって(^^)
設定の甘さも無く、伏線もキタンなく回収され。
なおかつ説得力のあるヒーローにコメディタッチありと・・・。
面白かったですー!
見に行けて良かった100分でありました。
(全席指定です)
満足度★★★
設定が
とても面白かったです! 世界観やストーリーは手塚治虫の火の鳥のような。笑。 ただ、始めの方の軽さと段々明らかになっていく全体の重さがちょっとアンバランスに感じてしまったかな。。 あと、セリフとかのやりとりが所在なげなところがあり、もうちょっとテンポよく進行していってもいいかなと思いました。。スイマセン。。
満足度★★★★
等身大のヒーロー
初見でしたが、実力のある役者さん達ばかりで引き込まれました。舞台セットのエレベーターが開く所がかっこ良かったです。
コメディとありましたが、くすりと笑える所はいくつかありましたが、おもいっきり笑えるような話ではなかったです。
観終わった後、全員のプロローグが観たくなりました。
満足度★★★★★
無題790(13-219)
19:00の回(曇)。18:40会場着、受付(全席指定)、中へ。積木細工を組み合わせたような舞台、下手にテーブルと椅子。幾何学模様の創り。こちらは「天守物語(2011/6)」以来で2作目(加えて「15 Minutes Made(2010/12)」あり)。18:55前説(客席後方から)、19:01開演~20:41終演。
とても面白かった。ヒーローが9人というと「ゼロゼロナンバー」の9人のようでしたし、オープニングのヒーロー紹介もTV旧作のイメージに似ているような気がしました。今夜は加藤さんのプロローグで、ぬいぐるみの相棒がひとりで動いて芝居をしたのには笑いました。
SFマンガちっくなストーリーと弱そうなヒーローたち、そして怪しい男。ほとんど全員がずっと舞台上にいるわけですが、キャラクターの違いがよくできていて、ヒーローとしてのパワーのことや、やはり不思議な男などお話も好みでした。
そつのない舞台と訓練された役者たち
役がヒーローだと、ヒーローっぽい衣装とか物言いとかになっちゃうよね。役が小学生だと、小学生っぽい言い方とか態度になるのと同じようにね。
そういうの、つまらないと思うんだ。
じゃあヒーローだけど、ヒーローっぽくないのがいいのかというと、そういうわけでもないのかもしないけど。難しいですよね。
すごおく上手な感じで舞台はそつなく進行して行きました。でも、はみ出す部分がもっともっと欲しいなあと。贅沢ですかね?
満足度★★★★★
熱かった!!
この日、少年社中を観るためだけに、大阪からやってまいりました☆
MOMO初めてだったのですが・・・中入ってびっくり!
衝撃の舞台の近さ!
あの濃ゆい人たちの演技を、こんな至近距離で観られるなんて!
あまりの贅沢さに、くらくらしました。。。
わたしが観た回は、二回とも本編より前にプロローグがある回。
本編の内容はいささかも変わらないのに、プロローグによって本編で受ける印象、視点も影響を受け。
これは、全プロローグ通し推奨です!
わたしも行けるものなら・・・(涙)
等身大のヒーロー、これはまさしくほんとに等身大でした。
なんせ、各ヒーローを創り上げたのは、各役者さんご自身なので。
その個性、カラーがびっしびしにキャラに反映されていて。
ぴたっと合う、活き活きとした、とても魅力的なキャラクターたちでした☆
満足度★★★★
愛すべき落ちこぼれヒーロー!
どこかで見たことある?何となく似ててでもちょっと違うパチモン(失礼)みたいな9人のヒーローたち。
どんな特別な力があるのかと思えばちょっとショボくて残念で可愛い。
そんなに広くない舞台なのに10人がとても自然に存在していて狭さを感じることもなく、セットもちょっぴり近未来で子ども心をくすぐります。
あと音楽がすごくいいです!8bitの葬送行進曲のポップさと不気味さがとても作品とマッチしていました。
この規模で15年続く劇団てやっぱり違う!とても面白かったです。
日替わりプロローグはたまたまエピローグに持ってきた回だったんですが、本編の終わり方が良かっただけに、もうちょっと余韻に浸らせてちょうだい!って思いました。そこだけ残念。
でも、役者さんや劇団そのものが好きな方ならそういうサービスも嬉しいのかなと。
満足度★★★★★
ビックリした~☆そして最高だよ、ヒーローズ!
何と言っても、ストーリーが面白い!!
確かに、シチュエーションコメディーと知らされた通り、
笑った♪笑った♪
でも、こんなに魅力的な
迷宮への入り口が用意されていたなんて!!
どうなるの?!一体何が起きてるの?!
と、グイグイ引き込まれて行くうちに、
とうとう私たちまでも、
密室からの脱出を試みる状況に追い込まれてしまいました☆
まさに、少年社中さんの真骨頂☆☆☆
それから、なんて魅力的なヒーローズ!!
やっと会えた・・・
初めまして、
のはずのヒーロー達なのに、
なぜか、ずっと前から心に描いて、
ずっと探していたその人に会えた
まるで、一つの運命のような、
心に染み入る感動を覚えた、ヒーローズとの出会いでした☆
心憎いほど、
なんて人間的な、愛すべきヒーローズの群像でしょう!
弱くて、情けなくて、
でも、人一倍純粋な夢を持っていて、
キラキラの瞳はどこまでも深く・・・
苦しみもがきながらも、
笑い、笑い飛ばし、笑い飛ばされながら、
思いっきり、心の底から泣く!真実を叫ぶ!
今回は、それぞれのヒーローが
自分のエピソードをプロローグとして日替わり主演で上演☆
プロローグでクローズアップされた
一人のヒーローの想いが、
本編で華と開く!
その瞬間を目の当たりにできる
前代未聞の特典付き!
つまり本編は、ヒーローの数、9変化を魅せる!
まさに真夏の夜の打ち上げ花火のような華やかさ☆
観劇は、2回目からが面白い!!
9変化を目撃せねば!!