音楽劇「それからのブンとフン」 公演情報 音楽劇「それからのブンとフン」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.8
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★

    それからのブンとフン
    小説の登場人物が現実世界で大暴れして、悪魔まで出てくる荒唐無稽なお話…とチラシ等から前情報として頭には入っていました。でも幕開けから、舞台上に井上ひさしさんと彼の作品(文=ブン)たちが居るのだとわかり、私にはストーリーの飛躍が気にならないどころか、理路整然としているぐらいに思われました。そして、ブンやフンに起こっていることは今の日本で起こるだろう、いやすでに起こっているのだと感じ、これほどまでに予言的であることを恐ろしく思いました。

    ネタバレBOX

    紙と筆が奪われても、牢獄の壁に自分の指から出す血で文字を書き続けると言うフンは、まさに井上ひさしさんだと思いました。私は文筆家がそんなことをしなくていいように、言論の自由、表現の自由が制限されないように、声をあげ、行動していかなければならない。そう強く思いました。
  • 満足度★★★

    市村正親さん、新妻聖子さんと堂々競演!小池栄子さん好演
    小説から抜け出した、怪盗の活躍は如何に。
    市村正親さん、新妻聖子さんと共演して引けを取らない
    小池栄子さんの成長ぶり、など出演陣がにぎやか。
    歌は楽しく、しかし社会風刺との混在の仕方が
    井上ひさしさんの他の作品に比べて、多少強引と思う。

  • 満足度★★

    不完全燃焼!!
    市村さんは、イメージと違うな・・・
    大友憤は、デブで不潔なイメージを想像していたので、市村さんではスマートすぎます。

    でも、小学校とか行って演ったら、子供だったらケタケタ笑って喜んでくれると思います。

  • 満足度★★★

    フンに学べば良い
    オリジナルではやはり古いのかなあと思います。

    ネタバレBOX

    1975年の作品。ブンとフン自体は1969年のラジオ放送に続き、1970年に小説化されたということですから、その頃の世相や世界情勢が反映されているのでしょう。

    自首したブンたちを収容する刑務所の暮らし振りが快適なため、貧しい庶民の多くが事件を起こして刑務所に入ろうとするモラルハザードが起きてしまいました。ワーキングプアや少額の年金暮らしよりも生活保護の方が恵まれている現代にも通じるものがあります。

    ソ連と韓国は独裁国家で、翻訳するときに小説の内容を都合良く変えてしまうことから、多くのフンは一枚岩ではありませんでした。因みにソ連はブレジネフ、韓国は朴正熙の時代です。

    そして、ソ連や韓国のブンの攻撃からオリジナルブンを助けるために、フンが牢屋の壁に自らの血で新しいブンの小説を書き始めたところで終演となりました。

    新妻聖子さんの、仰向けになって顔をこちらに向けて、それでいて声量のある歌声には驚かされました。

    言葉遊び的な歌は面白くありませんでした。

    歴史的なものならいざ知らず、フンがオリジナルブンを生かすために新しい本を書き始めたように、井上ひさしさんの今を扱った戯曲を活かすにはオリジナルそのものではなく、新しい脚色が必要なのではないかと痛感しました。
  • 満足度★★★★

    井上作品の好き嫌いで
    この芝居の印象は、大きく変わると思う。
    こまつ座を観ていない人の方が、先入観なくみられるかも。
    井上さん、自身40代の“決意表明”も、今となっては“セルフオマージュ”に化けた。
    飯野めぐみさんのネコがキュート過ぎる。

  • 満足度★★★

    劇場の違和感
    銀河劇場ではなく紀伊國屋ホール辺りで見たかったかな。

    小説「ブンとフン」にその後に「それから」を加え舞台化してから早38年。
    子供の頃、読んだ文章から湧き上がる面白さは、現在では多少のダサさはあるが俳優陣の巧みさで安心して見ていられる。
    痛快な読後の小説から5年後の舞台、ほぼ小説の内容に沿った前半から70年代の世相を反映した終盤は、常識ソングの歌詞から聞かれる非常識や権威者のエゴなど、大友憤=井上ひさし、が透かして見えるような展開だった。井上さんの舞台はメッセージ色が強くなると、途端に重く苦しく暗くなる。
    個人的に若き日の井上ひさし作品は概ね好きなのだが、主張する事の良し悪しは置いといて、この作品については、この幕引きは合っていると思った。

    ネタバレBOX

    出てくる人達、みんな滑舌良く、歌がうまい。安心して聞いていられる。
    橋本じゅんさん演じる署長が悪魔とやり取りする場面は、一瞬野田さんの真似してんのか、と笑えた。山西さん、じゅんさん、吉田さん達が集合していると途端に小劇場ぽく見えるのはなぜなんだろうw?
    ブンの小池さんが動きもよく、華があってまた良い。
    新妻さんのかわいい悪魔イメージがなんかデスノートちっくだったが、歌声が綺麗で軽やか。歌と言えば、辰巳さんと角川さんの声量と歌声の綺麗な事!意外な発見(笑)。富岡さん、足がすらっとしていかにも女性的な綺麗さ。山西さんと久保さんが熟練技発揮、手堅く締めてる。
  • 満足度

    安っぽい思想がいっぱい。
    井上ひさしの代表的な戯曲。初のこまつ座なので、かなり期待して行ったのだが…途中で観るのが厭になった。

    役者は申し分無く、市村正親は魅力的で、小池栄子もなんともコケティッシュ。新妻聖子は楽しそうに悪魔を演じる。
    上手に置かれたピアノでは朴勝哲が美しい音を奏でる。
    出だしは良かった。こりゃ、いいぞ、とわくわくしてくる。

    しかし…

    ネタバレBOX

    途中から、安っぽい権力闘争の場となった。
    そういえば、これが書かれたのは1975だ。さもありなん。
    そして、周りを見渡せば、多いのはその頃青春を送ったであろう、団塊の世代。

    「人間が一番好きなものを盗むの。それは権威」「権威をまとった人間は人を意のままに操ろうとする」(正確ではないが)だの、
    「盗むのです。貧しい人からはその貧しさを、悲しむ人からはその悲しみを、権力者からはその権力を…そうすれば、人は本来の姿になる」

    本来の姿って何だよ、と突っ込みながら、うんざりしてしまった。
    ファンタジー的な要素の強い話に、こういう台詞を持って来られると、小学生におとぎ話をしながら説教をするオヤジの話を聞いているような気になってくる。
  • 満足度★★

    ナンセンスコメディというか
    スラップステックというか・・・、
    豪華な俳優陣と劇場+舞台使ってやって・・・。
    う~ん・・・なんだろう空虚なイメージが残ったさぁ・・・。

    小説から無敵の主人公が出現!って
    設定が厨二病的な感じでしたし、って新井素子「・・・・・絶句 」も同じか・・。
    なんというか、自分的にイマイチでしたという事です。

    2時間40分(15分休憩)

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