音楽劇「それからのブンとフン」 公演情報 こまつ座「音楽劇「それからのブンとフン」」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    それからのブンとフン
    小説の登場人物が現実世界で大暴れして、悪魔まで出てくる荒唐無稽なお話…とチラシ等から前情報として頭には入っていました。でも幕開けから、舞台上に井上ひさしさんと彼の作品(文=ブン)たちが居るのだとわかり、私にはストーリーの飛躍が気にならないどころか、理路整然としているぐらいに思われました。そして、ブンやフンに起こっていることは今の日本で起こるだろう、いやすでに起こっているのだと感じ、これほどまでに予言的であることを恐ろしく思いました。

    ネタバレBOX

    紙と筆が奪われても、牢獄の壁に自分の指から出す血で文字を書き続けると言うフンは、まさに井上ひさしさんだと思いました。私は文筆家がそんなことをしなくていいように、言論の自由、表現の自由が制限されないように、声をあげ、行動していかなければならない。そう強く思いました。

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    2014/01/06 21:02

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