【ご来場ありがとうございました!】退カヌコビヌカエリミヌヌ 公演情報 【ご来場ありがとうございました!】退カヌコビヌカエリミヌヌ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-14件 / 14件中
  • 満足度★★★★

    今更ですが
    圧倒されました。
    あの人数は迫力満点!

  • 満足度★★★★★

    無題961(13-400)
    13:00の回(曇)。12:15受付(整理券あり)、12:30開場。舞台をみるとかなり手前に「壁」...その前には上手から下手に下る坂道、「止マレ」と大きな文字、自転車が一台。13:08開演、壁は崩れ~14:44終演。

    「ファニー・ガール」がよかった満間さん、ポかリンの本公演はいつになるんだろう...中島さん、前月は保健体育だった川田さんと多彩な役者さんたち。いつものように走る...、人の、人生の悲しさを振り切るように走り続ける。

  • 満足度★★★★

    いいイジメ
    いや、いいイジメなんてものはないと思ってますが、劇中でのイジメの模様や陰口、人々の裏の顔がすごく良かったですね。
    イジメの現場を見ているはずなのに、自分の顔がにやけるんですよね。
    何故かしばらく前に書いた「観てきた」が反映されてなかったのは、まずい事でも書いたからでしょうか?

    ネタバレBOX

    狭い劇場をフルに使って、自転車で走り出すはダンボールは降ってきて僕の左足にあたるは、素晴らしかったですね。OPのダンボールがダンボールに見えないあたり、でもダンボールってのがまた雰囲気あっていいんですよね。
    吉田さんはどう考えてもゲイの彼の事が好きだったんだと思います。でもその彼は吉田さんを好きでもないのにキスしちゃう。キスされて「あたしは一体なんなんだ」となって泣いてしまう吉田さんが可愛い過ぎでした。
    ボブミの部屋を終演後たまたま見れたのですが、シンガーさんの生歌凄かったですねー。ああいうのどんどんやったほうがいいと思いました。
    柿崎さんが大好きです。完全な悪役ですが。憎めない悪役とかじゃなく悪な感じがいいですね。店長の小物真面目感も好きです。あの二人の対決シーンもっとやって欲しかったですね。
  • 満足度★★★★★

    感心と嫌悪
    満席の客席をも圧倒する舞台上の人数。
    あの箱にこの人数の出演者は贅沢ですね。
    オープニングで、その人数に圧倒されました。
    そのオープニングがエンディングでリフレインする演出が興味深かったです。
    作品のテーマは、さまざまな恋愛のかたち。
    そして生き様。
    その中で、職場のイジメには嫌悪感を抱きました。
    ましてや同性愛を嗤うことや、それをそのままにしている展開も嫌でした。
    舞台であるにも関わらず、それを演じる俳優さんに対しても嫌悪感を感じてしまいました。
    それはある意味、演出や演技が見事だったと言えるのかもしれませんが、決して後味は気持ちよくありませんね。
    中学時代のちょっとしたことをきっかけに人生を踏み外してやんちゃな道をあゆんでしまった(と考えている)女性の幸せの気配に、希望が見えました。
    ラストで好意を寄せてくれた男性と手を繋いで歩く姿に救われます。
    彼女の台詞「キレイごとにしていい?」を考え続けています。

  • 満足度★★★★

    日常の痛みを優しく魅せる
    初日に見に行ったんですが、ブログ更新が遅れて楽に書き込み。(>_<)
    ほんと悪い先輩や仲間、ダメな人々。普通にありそうな嫌な部分
    そんな観たくない窓を開放しているんですが、不思議なタマミちゃん
    ボブ美さん達3ババの笑いを挟んで、するりと見せられてしまう。
    最後は人により印象は違うかもしれませんが、個人的には優しく着地。
    優しい作品だと思いますよ、グサリとは来ないけれどじんわりとひと肌
    そんな感じです、そんな勘違いな感想はTBにて。ではやっとオマケのDVD見るぞ!

  • 満足度★★★

    初見
    内容的には最近よくあるテーマのようにも思うが、作家の、独特の視点が面白かった。3人のうるさいオバちゃんキャラが中和剤のようになっていて、全体のバランスを取っていた感じ。

  • うさぎのマスコットが「裏側」を象徴していた



    日本の集団心理を直接的表現で「えぐる」様は必見だ。

    スーパーマーケットの事務室は、店員同士のみならず、男と女だとかにも向き合う空間である。オムニバス形式を取っていないようだが、一種の「短編集」であり、一つの物語としての完結性は低い。

    それゆえ、「物足りなさ」を感じたことも事実だ。


    集団心理を紐解けば、属性を設けた上での、そのグループ内における排除行為=やりたい放題に尽きる…



    あるアメリカ政府高官は「日本の窓口 は 一体、どこなのか?」と分散型の権力構造を嘆いた。
    戦前の権力構造も、内閣(首相)が あったり、議会(衆議院 貴族院)が あったり、枢密院(枢密院議長)が あったり、陸軍省(陸軍相)、海軍省(海軍相)が あったり …権力構造が分散型だった。これは合議制とは違う。
    近代民主主義の基本である権力のチェックアンドバランスでもない。言うならば自民党内の派閥のような権力構造だ。

    結局、陸軍が大臣を推薦しなければ内閣を組閣できないシステムが定着し、そのことが陸軍による政府支配を可能にしたわけだが、一方8月15日ポツダム宣言受諾を決めた御前会議では無条件降伏へ反対の声を上げていた。
    霧のような権力構造だろう。


    日本企業の特徴として挙げられるのは、「系列」である。業種をまたぐ低相互資本関係の企業グループを指す。
    この日本企業の特徴を分析した論文「系列系企業は日本的経営を続けているか
    -近年における独立系企業と系列系企業の比較- 早稲田大学商学部 広田真一ゼミ
    大野道子・寺井政樹・藤重大武」から一部、紹介したい。

    「中略〜導き出される結論としては、企業集団の形成は「安定性の確保」 のためにあるということである。企業をつぶさないために、業績水準を下げるという保険 金を支払って、事業リスクをカバーしているのである。
    こうした企業集団に属する企業の行動は、銀行がいざというときに系列内企業を救済し たり、また、従業員を重視する経営に見られるように、安定性を重視し構成員を重視する 日本型の経営スタイルに基づいたものなのである」〔II.『企業集団の経済的意味と銀行の役割』 (1983 年中谷巌)の要旨〕より抜粋

    一つの大黒柱(本社)が多数の(支社•分社)を支える中央集権ではない。韓国のSAMSUNG財閥にはみられない特徴である。
    そして、重要なポイントは、こうした「持ちつ持たれつ」の企業風土が政治とも、すなわち戦前の霧のような権力構造とも近しい点だ。

    日本は1990年代以降、「中央集権」を否定し、地方行政へ分権化する方向を邁進した。しかし、私は、「地域主権」「地域分権」といったフレーズが絶対的正義だとは考えない。2013年1月公表の財務省主計局の試算によると、平成25年度地方財政収支見通しでは地方公務員の人件費総額は19.7兆円に のぼる。
    消費税8%級の予算が地方公務員へ充てられている事実…。
    彼らの多くは業界団体と蜜月なだけではなく、全日本自治団体労働組合(自治労)等の労組をとおし野党の政策にも決定力をもつ。
    「地域分権」を拡げると、自治労などの地方公務員の権限も相対的に拡大してしまう。これが疑問を抱く一つの理由だ。
    当然、国家公務員こそ日本低迷の当事者だが、「共済制度」などの一部特権的制度の擁護をかかげる地方公務員もメディアは叩く必要があるはず。しかし、メディアは霞ヶ関の官僚バッシングを辞めない姿勢は貫き、「教職員」や予算の支えがなければ成立しない「農家」「漁業者」「社会福祉士」「介護士」「医師」等は ここ10年間擁護し続けた。
    少子高齢化が進む中、消費税増税は東京新聞(中日新聞)以外の大手5紙(讀賣、朝日、日経、毎日、産経)が賛同。少なくとも、賛同した大手5紙は平均年齢66.1歳の農業従事者=農政分野の縮小、社会保障関連費の大幅圧縮を同時に訴えるべきだ。反対の東京新聞(中日新聞)も「消費税増税なき少子高齢化社会」の財政政策を語らなくてはならない。
    思えば、毎年の「社会保障費2000億円抑制」さえ、族議員や業界団体、メディアの総攻撃にあい、一時断念してしまった経緯がある。


    「消費税増税」より「歳出削減」の方が選挙に禁句だ。だが、1000兆円の負債を抱えた日本で、消費税を上げれば財政健全化するか。少子高齢化に見合った予算措置を進めないと、それこそ増税論者のいう「ギリシャ化」ではないか。
    何が「税と社会保障の一体改革」か。
    低所得層(資産評価額を加味)を除き、高齢者の窓口負担は さらに引き上げるべきだし、介護保険料ー介護サービス(40代以降ターゲット)への国税投入は最小限でなければならない。
    低所得層以外の高齢者については、「資産の現金化」「貯蓄の放出」(景気対策)を促す税制度を側面から形作るのだ。
    選挙を前にすると、誰もいえない。「世代間公平」を進めるのが「税と社会保障の一体改革」だとしたら、これを言わない政治家は消費税増税のレトリックとして利用しているに過ぎないだろう。
    10%程度=11兆円程度の段階的社会保障関連費圧縮政策の断行しか、「消費税増税なき少子高齢化社会」は到来しえない。

    これも「地域主権」「地域分権」が絶対的正義とは思わない話と同じだ。「消費税増税」で財政健全化は果たせないし、「社会保障」を聖域化する流れは間違っている。
    この国の あるべき姿は、責任を負う個人の存在である。本作のスーパーマーケットがそうだが、この国の社会は中央のハブ機関こそ確認できても、一国一城で全て現場に任せられている。「地域分権」を拡げれば汚職が蔓延してしまう。際限のない「地域分権」が首長を地域の支配者にし、業界団体を巻き込む汚職を生んだ例は諸外国に多い。
    本作の集団心理で巧みであったのは、ここ である。
    高校OB先輩がものを言う閉ざされた地域、一国一城の やりたい放題…。店長であっても、店員の風紀すら変えられない(夜勤部)、逆に反抗される霧のような権力構造…。
    おそらく本社という名の「中央」が乗り出せば解決するのだろう。
    しかし、この国は棲み分け というか、「ここからは あなたの城だから、私は構いません」に終始する。
    それを巧みに、肌寒さのなかで描いたことを絶賛したい。

















































  • 満足度★★★★

    「タイトル、拒絶」越えには至らず・・
    【THE ラブ人間】をフィーチャーした公演でしたが、個人的には むしろ「タイトル、ー」の方がロックテイストと構成力を感じられ、その作品世界の吸引力に引き込まれました。
    勿論、今後は「THE ラブ人間」と「HAPPY BIRTHDAY」をお気に入りアーティストに加えます(★ ̄∀ ̄★)

  • 満足度★★★

    人を想う・愛するということ
    勝手な受け手の感想をいうと、
    いろんな形の想い方やその表現の仕方があるんだなあ、と思った。
    それぞれ、差異がわかるように描かれているので、参考になる。

    ただ、結構、個人的には「距離を置きたい」世界でのお話で、想像でしかないが、それだけ「リアル」に表現されているのかもしれないのはすごい。
    だからこそ、嫌悪感やイライラ感も持ってしまい、気持が世界に入らない。と同時にこうなのかもしれないという納得感を頭で自分も感じながら。
    気持が入らず、頭で理解するので、すこしすっきりしない後味。
    しかも、ひっぱるような後味。なれると好きになれる気もする。

    役的には、小山田さんの存在感と中島さんのかっこよさとユキのかわいさとタマミのアナザーワールド感が印象的だった。

    95分

    ネタバレBOX

    いくつかの想いの形が描かれているが、もっとそれぞれのエピソードを深く観たかったように思う。個人的にはあっさり、腹3分目という感じで、小腹がすいた感じ。それがすっきりしない感の原因かもしれない。

    あと、堀田さんは別の芝居で3,4度観ていると思うが、脱いでいないのは初めて。役柄にぴったりのいい雰囲気だった。あれなら男も惚れるというのは納得。私も惚れそう。

    一番のもやもやは、ぬいぐるみの位置づけがちょっとわからなかったこと。

    あとは個人的なものだが、少し田舎の様子、という意味でリアリティがあるのかもしれないが、このシチュエーション(わけもわからずつるむ+意味のない先輩後輩+村意識のようなもの)が好きじゃないので引いて観てしまっていたので、感情が入らなかった+二度のたばこの匂いで集中力が切れてしまったのは残念。

    あと、冒頭のセリフ(カップラーメンとフランス料理の話)は相当期待したのだが、カップラーメンの麺じゃなくて面ばかり描かれていたのは残念。しかもそのカップラーメンを食べたあと底に残っている化学調味料みたいな話に感じたので、もう少し描く場所に広がりがあったらよかったのにと思った。

    その他:”おばちゃん”のうるささは笑えるのだが、なんか個人的に距離を感じてしまう。
  • 満足度★★★★

    最後少しホッとする
    バックヤードもの。舞台美術が巧妙で狭い空間を上手く使って役者を出し入れしている。少し重めのストーリーを個性的なキャラ群で描いていて結構息苦しくなるシーンあり。最後、菅原佳子の一言に少しだけホッとさせられた。

    ネタバレBOX

    劇中でも何度か問いかけられる「何が楽しくて生きているの?」とか「好き」っていう気持ちを伝える(或いは伝えない)事。ストーリーの中にそういった熱量のあるメッセージが埋め込まれている。観ているだけでも照れ臭いが嫌いではない。

    満間昂平、こういうのも出来るのかという印象。過去の犬と串ともこの前のシンクロ少女とも違う。引出し多い。川田智美も良かった。一途な感じが好印象。ちょっと重たいぐらいなのがストーリー展開にマッチしていてツボ。

    長野功と川原真衣のコンビもキッチリ不快な感じを観る者に与えてくれて良かった。川原真衣は、アフターイベントの『下北沢にて、』とのギャップ萌えも楽しめた。小野寺ずるの天真爛漫で空気読まないキャラも印象的。

    受付の方の対応が非常に好印象。で、恐らくアガリスクエンターテイメント『ナイゲン』の受付の方と同じかと。凄い人だ。受付の方を思い出すとは思わなかった。
  • 満足度★★★★★

    何のために生きてるんですか?
    今回は仕事の都合で見に行けないかも、、と思っていたのですが何とか都合をつけて駆け込み。タイトルにあるセリフに抉られました。少し落ち着いたらネタバレを追加させていただきます。今回も外れナシ!むしろ作風が優しくなった?そんな印象。

  • 満足度★★★★★

    見方によっては別の人も主人公
    うるせ〜オバチャンたちが迫力。

    ネタバレBOX

    告白するがフラれたり、ゲイであることをなじられたり、不倫をしたり…恋のフーガ状態で殆どが気持ちがすれ違ってしまう中、最後に中退女が恋を見つけたのがほほえましかった。

    説明だと中退女が主人公っぽいが、ネクラのゲイ青年を中心に見るのもありかなあ。
  • 満足度★★★★★

    コミカルとシリアスのバランスが絶妙!
     スーパーの控え室を舞台に、パートタイマーたちの悲喜こもごもが展開。
     初観覧のロ字ックでしたが、この悲と喜、シリアスとコミカルのバランスが絶妙でした。
     アダルトチルドレンのようなキャラクターづけがなされた、クールでひねた暗めの女子が主人公のシリアスベースのお話ながら、コミカルなシーンがいいタイミングで折々に放り込まれ、喜怒哀楽、色んな方向へ感情を揺すられながら最後まで飽かず前のめりで鑑賞!
     度肝を抜かれたのは小野寺ずるさん!!
     今作では昔の篠原ともえノリのド天然なバイト大学生を演じて主にコミカル方面を受け持っていた彼女、グレかけたマジメ女子高生を演じたこゆび侍『きれいなお空を眺めていたのに』出演時とはイメージがまるで違っていて、その芸域の広さにびっくり! 思わず「反則でしょ!!」とツッコみたくなってしまった。
     その小野寺さんはじめどの役者さんもスタッフさんも、さらには主宰の方までもがとても対応がよく、そのおもてなしの精神にも感動。
     お陰でいい気分のまま劇場を後にすることができまし
    た。

    ネタバレBOX

     主人公のひねた女子と、リストラされてスーパーバイトに転落した中年男。二人が小さな幸せの尊さに気づいて終わるラストシーンには思わずホロリ。。
     とりわけ、十代の頃は友達の彼氏と寝たりと乱脈な色恋生活を送ってきたというひねた女子の吉田さんが、技術者風の真面目な勤め人と付き合って普通のデートを普通に楽しんでいる姿には心打たれました。
  • 満足度★★★★★

    いらっしゃいませを言ったら怒られた思い出
    客演参加の横山将士さんにご案内いただけて良い劇団さんとの出会いができました。
    感謝感謝でございます…!!
    またひとつ面白い方々を知ることができて嬉しい限り!

    感想を語り合う相手がおらぬのでこちらに全てを吐き散らかしいたします。
    全てはネタバレBOXへ。

    ネタバレBOX

    およそ90分。
    スーパーのバックヤード(従業員休憩所)で働く人達の日常に
    ドロドロの現実風景のスープに辛味のある香辛料をブッ込み
    非常に濃厚な味付けに仕上がった人間模様。
    登場人物はどこを観ても色のくっきりした曲者揃いで、
    誰を観ても印象が付く作りこみ様。

    スーパーあるいは販売系のお仕事経験者ならば思わず頷く事が多々あるハズ。
    細部に至るまで漂う職場臭の強さに、僕も過去に働いたバイト先を思い出す始末で、諸所かつて働いた店のパートさんや先輩やらの顔を浮かべた次第。

    職場恋愛の話に留まるかと思いきや、
    唐突に流れ込むシュートな展開に戸惑いの渦に飲み込まれ、
    おいおいおいどうなんだコレという具合に息を飲み見守っている所に
    「おやまだ」vs夜勤隊メンバーの事件勃発!
    恋愛感情は舞台の上で悲しく駆け回る頃、切なさというのかなんなのか、
    ユキの気持ちが何度も零れ落ちるシーン、悲しさで涙がせり上がる…!

    以下だらーっと各役感想です。

    吉田:どこか諦めた感じといい、他人と接していても防衛線を引いてる感じといい、かつての傷を負ったまま今に至る雰囲気が滲み出ていて良かったです…!その為、たまに出る笑顔がどことなく淡い悲しみを帯びていてそこまた良いなと思ったり。後半のカップラーメンを食べるシーンにどことなくエロさを感じました!

    小山田:はじめユキとの絡みで優しい性格の人かーと思わせておいての自分を悪者のように演出する振る舞いを吉田にしときながら、中島に告白できなかったシーン!根っから良い人なんだなと再認識しました。カミングアウト後、吉田のクチビルを奪おうとする場面ではドキドキしましたが異性に興味は無いと一言置きセリフを残すあたり死に体に近い吉田の刺激になったのかなと思っています。

    大森・三村・外岡:まとめてしまうのは申し訳ないと思う部分と、このパートタイマー三連星のハマりっぷりの強さがあるという部分が共にあるのですが今作では3人一組な動きでしたのでまとめさせていただきます。
    話の流れで欠かす事の出来ない屈強オバサマパートタイマーなわけで、
    会場でもこの面々が出たらハズさない重要な拠点となっておりました。
    大森が激しいテンションでパスを出し、三村が巧みにセットを施し、豪快に外岡がボールをネットに叩き込む!この華麗な連係プレイは圧巻です。
    特に外岡役の孫さんの空気感というか存在感というか笑いを生む空気を作れるってこういう人のことなんだなと、非常に勉強になりました!

    松永:あーーー居る!!居るよこんな人!という印象が強く、別れ際の理由もまたありそうだわあるはこういうパターンというか、不倫のきっかけはどっちから始まったんだというところでこの方の見方も変わると思う今日この頃。終演後の普段モードの山田さんを観てはじめてこの役柄はホント芝居だったのだと実感しました。

    中島:全員中島みたいな性格の人間の集まりならばこのスーパーは平和だったに違いないと思わせつつの大胆な行動がありましたよ、っていう男らしさは逆に好感を持ちました。そんな綺麗どころだけの人間なんかいるかよ!っていう部分好きです。事件以降小山田に対して少なからず見る目は変わってしまったのではないかなーと思わざるを得ないですが…。

    柿崎:終演後、その堂に入ったベテラン店員独特の風貌といい、店長に対する揺さぶりや不敬な感じがすこぶる良かったので「こ、怖くて…良かったです」と小学生ばりの感想と握手を求めてしまった位に、手の焼かせっぷりハンパ無い腫れ物夜勤帯リーダーとして日夜店長をいびっている感じが良かったです!でも割と謝る時はスンナリするので、根っこまでは腐っていないのかと思うと更正して時期店長となる道もあるのかなと思ったり。

    サッコ:見事にオツム弱いガールを演じられており、小山田に絡む姿に不快感を与えるくらいにやりきる姿は素晴らしいの一言に尽きます!衣裳的に、なのか胸元がちょいと刺激強い瞬間があってうろたえるときも多々ありましたが役的なものかと思えば問題ないですよねきっと!サッコは環境にすごく左右される純なコなのかなと思うと気の毒でなりません!

    ユキ:好き故に小山田に執拗に絡み、実らぬ恋と分かりつつも諦めない尖った恋愛感情を惜しまない姿勢が可愛いくてたまりません…!後半で小山田と夜勤帯の争いに発展した後の好きの連呼、不憫すぎて嗚咽が出掛かりました…。多分あきらめないんだろうなぁ。

    イサオ:夜勤帯メンバーとして、話の上で彼らを憎まれ者に仕上げるのに不可欠の存在。彼が煽りに煽り、徹底的に小山田に執拗な嫌がらせを与える事が後半のキーになっていると思うとイサオの勢いでどれだけ観客に不快感を与えるかが重要なのかなと思いますし、実際イサオを軸に夜勤帯メンバーが小山田をいじめる姿には芝居とはいえ本気に腹が立つくらい迫真のチームワークだったと思います!悪役たれ!

    タマミ:すっごい元気な新人さん、というところでしたがインパクトが凄い。不思議ちゃんにしてはそれだけに留まらないし、愛されるタイプの変わった娘という立ち位置として強烈に存在していると感じました。やっぱり元気な娘さんっていいものですね!

    鈴木:渋味といい朽ちた感じといい、くたびれた雰囲気といい、ワケありな部分といい、缶詰誤発注しちゃうおっちょこちょいで使えない人扱いされそうなオーラといいなんて吸引力のある人なのかと板の上にいるシーンは視線が行ってしまう強味が凄い!もうなんというか、見てるだけで応援したくなる儚さを身に纏っている感じが素敵です!

    西本:誰か支えてあげて…と本気で心配してしまうナイーブ店長様。居る、居そう、居るだろうよこんな店長。本社と現場の板挟みに胃を痛め、先が不安な印象を与える悲しきマネージャー。実に居そうで、セリフの部分部分、ホントの店長も言うであろう文言と雰囲気が見事に融合されて、正に店長の姿であると思います…!

    好井:ラゲさん、とても良い位置に登場されているなーと思いつつ、ラスト前に客席後ろだったものでスグ前に来るかなーと思ったりすると、結構後ろにいらっしゃいましたねwこの人はどこぞの作業場の事務仕事で毎晩遅くまで残業してる人なのかなーと勝手に想像しておりました。


    この日初日という事で、初日乾杯という貴重な経験をさせていただきましたw
    ごちそうさまでございます!

    受付の皆様も好感持てる素敵な方ばかりでありました!
    後ほど今日いただいた限定配布DVDを拝見したいと思いますw


    また次回作も観に行きます!
    皆様初日お疲れ様でした!

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