ラフ・オア・ダイ 公演情報 ラフ・オア・ダイ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★

    ラストは...
    笑いが随所に散りばめられ、悲惨な状況もそれを感じさせない雰囲気!よかったです。 ただ、観客にここでこうすればいいのに!?とか、思わせてしまう展開は、一考の余地があるように思いました。 個人的な意見ですがラストは

    ネタバレBOX

    ハッピーエンドで終わって欲しかったです。
  • 満足度★★★★★

    殺人ジョーク
    帰って思わずググりました。
    めっちゃ面白かったです!
    気になる箇所も気にならなくなるくらい笑わせて泣かせてもらいました(*´д`*)

  • 満足度★★★★

    熱く笑えるお話
    旗揚げということの今回。面白かったです。異空間なセット、手の混んだ演出、下の話も多いが熱い芝居など。一郎、二郎のお二方が特に良かったです。以下

    ネタバレBOX

    ビッチや下ネタの類はあまり得意ではないものの、主宰の須加尾さんの巻き込まれキャラに始まり、様々な強烈で凶悪な面々が絡まって話が進んでいくのは面白かったです。兄一郎の顔が真っ赤でひたすら寝ているところや、家族を思って熱く語るシーン。そして二郎のギャグは見事だなぁと。観劇しててかなり笑わない方ですが、三ヶ月は笑った。そればかりでは締まりがなくなる分、悪い人の天野さんがガタイや雰囲気とアクション?で重い方向に持っていき、メリハリを付けて良かったです。
    全体として楽しく観れた分、ラストが哲学的というのか難解になり過ぎてしまったこと、笑い死ぬという演出が個人的に足りなく感じました。ノートを見てから笑い出す時間が何か不自然に感じた。実際のお笑い芸人さんたちの「間」というのが絶妙なのだなとよく思います。非常に難しく、やり甲斐のあるものだと思います。
  • 満足度★★★★

    とてもよかった!!
    ストーリーも面白いし、いい役者さんばかりでした。
    なかなか見ごたえがあった。宣伝不足なのか観客が少なかった。
    第1回公演とは思えないほど、みんな息があっていたような気がする。
    二天五郎さん?九条さん役の人の語りがわかりやすく、最後の挨拶もなんか遠慮がちに一生懸命でよかった。
    ほのか役の人は、第一印象はあまりタイプではなかったが、演技しているときはとても魅力的でかわいかった。

  • 満足度★★★★

    大きな話
    そんなことがあったのかと。

    ネタバレBOX

    世界平和の陰に多くの犠牲者がいたなんて。

    人を笑わせることによってセロトニンの分泌を促し、人類の暴力性を抑えて戦争を無くし、世界平和に貢献して何度もノーベル平和賞を受賞した五郎の、そうなった経緯を描いた物語。

    セロトニンが不足する病の五郎を助けるため、セロトニンが不足する度に分泌を促そうとギャグで弟を笑わせるきょうだいは大変でした。読むと笑い死にすると言われる殺人ジョークなる本を手に入れて、五郎にとっては特効薬となりましたが、それを読んでしまったきょうだいたちは笑いが止まらずセロトニン過多で死んでしまいました。

    なんともリアルな展開でした。

    みんなちょこっと見ただけで笑い死にしました。笑い死にを防ぐため、部分部分に分けて何人もの人によって翻訳したはずなのにとか思ったりもしましたが、じゃあ製本した人はどうなったのかとか色々あって、あまり考えてもせんなきことでした。すみません。

    研究員の解説から始まる手法はあまり好きではなく、途中からは良くなりましたが、ケバい子の出だしがちょっとぎこちなかったことも気になって、初っ端今一ノリ切れなかったというのが実感です。

    金貸しの人は雰囲気が出ていました。
  • 満足度★★★★

    清々しい舞台
     第一回公演でこの内容は見事。役者の力の入った演技、突っ込みどころはあっても、ぐいぐい引き込んで行く展開の良さと自然な感じを出すことのできる力量、間や運び方の上手さ。これからが期待できそうである。

    ネタバレBOX

     一見して片付けが苦手なことが分かる雑然とした地下の一室。腹違いの兄弟5人が同居しているのである。兄弟は、男4人に女1人。その他、2男の彼女がほぼ同居状態だ。
     ただ、この兄弟、全員、父が異なる異父兄弟である。紅一点の穂香は、母に似て大の男好き。ナンパされて、兄達が帰ってこないはずの住いに男を連れ込んだが、いざという時に兄達が帰宅。慌てて腹違いのもう一人の兄弟だとでっち上げた。二男は事情を正確に掴み乍らも妹達に合わせ、演技をしてくれるが、三男は、嘘を真と信じ込む。
     だが、このナンパには裏があった。穂香をナンパした九条は研究員で、1500万人に1人という奇病を患う五郎に近付く為に穂香をナンパしていたのである。九条の属する研究所では、五郎の病が脳内に分泌される物質の欠如が原因だと分かっており、彼の病因を突き止めて、この病を蔓延させ、世界を変革するという目的があったのである。幸か不幸か、九条は穂香に本気で惚れてしまったが。
     長男が、山下というヤクザの女を寝取ったことから話は、とんだ方向へ向かうことになる。一方で、二郎と三郎が、ある依頼者から頼まれて盗み出した殺人ジョークが、ヤクザに要求された慰謝料返済と絡んでこの作品の核心へとなだれ込む次第だ。上演中故、ネタばれと雖もここから先は明かさない。
  • 満足度★★★★★

    良い本で、良い役者で
    たくさん笑ってたくさん泣きました。(涙は流しませんでしたが)
    演者が皆さん生き生きとしていました。
    気持ちも良い芝居でした。

  • 満足度★★★★★

    楽しかった!
    ストーリー終盤に疑問点や失速がありましたが、設定と役者がとても面白くて、何度も笑いました。配役が素晴らしく、それぞれの長所を生かしまくっていました。

    ネタバレBOX

    ナレーションチックな説明のあと、クラブで知り合った男女が、彼女の実家にSEXしにやってきた、というインパクトある会話からスタートします。
    結構「処女」とか「濡れちゃう」とか、下ネタが多いのですが、あっけらかんとしていて、かなり笑いをとれてました。

    先の読めないストーリーと、キャスト(次郎さんの体を使ったギャグがドッカンドッカンウケます♪)のギャグが面白くて、笑えます。

    こんなに「笑い」がキーワードになるのも、それもこれも、五郎さんが「笑わないと死んでしまう病」という設定だからです。
    「家族は助け合うもの!」「家族は許し合うもの、家族のために自分はある」「だって、家族だから!」という一家の有り様は、かなり特殊でしたが、私は有りだと思う、むしろ応援したい気持ちで一杯になりました。
    実際、その極貧家族はすごく自然体で、お互いを大事にしてて、楽しそうでした。

    「そんな家族の形も良いじゃない、そんな集団の形で皆がハッピーになれる」というテーマだったら良いなぁと気分が高揚したからこそ、最後の最後で、起承転結を重視して、家族が死んでしまい、私はテーマも見失ってしまいました。

    ストーリーは、設定が特殊なのにキャラクターが生き生きしていて面白かったです。ただ、九条さんと弓倉さんという研究者たちのやり方が、目的や手段に筋がなくて、弱いと思いました。五郎さんをサンプルにすると言っているけど、サンプルって何するのか?というのが見えなかったです。

    血液提供や手術への「同意」を得たいのか、強制連行して実験体にしたいのか。おそらく前者のように見受けられたけど、「なぜ正直にサンプルになってと説明しないのか」秘密にする理由が謎だし、「お金を積んで心を動かす」「情に訴えて、研究所に来させる」などのチャンスは数多にあっただろうに、何故しないのか疑問に思いました。

    キャストでは、三郎(葉石充)がスタジャン似合っていてヤンキーっぽさがぴったりだったこと、次郎(我善導)がキャラクターもギャグも情の深さも素晴らしかったこと、穂香(森まどか)のビッチ表現がセクシーだったことが印象的です。

    全体的に、ベテランの貫禄がありコメディ要素が上手で、骨太なお芝居でした。


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