満足度★★★★
無題660(13-085)
14:00の回(晴)。いろいろ考えていてずいぶん遅くなりました。時々、こういうことがあります。今回、それまでの5作(2011/5〜毎作品)と印象が違いました。物語が進むに従って、周囲(それは、人々であり、その人々を巻き込む大きな流れでもあります)を取り込み、物語がカタチをみせてゆく…そんなイメージを持っているのですが、今回、解放的な舞台、役者さんは「外」を歩き、観客の視点(思考)も移動します。そこ(舞台上)に「壁(隔てるもの)」があるのではなく、こことは違う場所ということを暗示するのでした。終演後、大西さんは「今までと違うものを」と仰っていました。そうであれば、その開かれた部分を埋め尽くす「何か」が必要ではなかったのではないかと感じたのですが、それは私自身のことではないのか…と、最近、思うようになりました。どうもまとまりがないですが…
光藤さんは1月の「爾汝の杜(@笹塚)」でも役の幅を拡げていましたね。
2013/4/15追記:「やる気と元気がでるえんぴつポスター(金益見著)」という本があることを知りました。
2013/4/25追記:次回(8月)、相原さん出演されるのですね…また夏がくる。
満足度★★★★
21日に観劇
公演2日目ですが、10分前には、ほぼ満席で、20代から還暦前後の方迄と、幅広い客層に、支持される理由や魅力を、痛感した作品でした。
登場人物全てに、大きな変化があったわけではないが、国語や数学等の学問より大きなものを学び得たと思えた、素敵な作品でした。
満足度★★★★★
号泣しました
いつも素晴らしい舞台を観せてくれるTOKYOハンバーグ、今回も良かった~!役者さん一人一人の役所が活かされていて、重くなり過ぎず、でも観客に問いかけるべきポイントはしっかりと伝わってきた。ラストは涙押さえられませんでした。次回作も観たい!
満足度★★★★
この国の真実と官僚というヒトデナシ
舞台正面の黒板に、ハングル、漢字、日本語などで文字が書かれている。1988~9年頃、大田区糀谷の夜間中学が舞台である。息子に連れられて50過ぎの女性が、夜間中学の先生に面会にくるシーンから始まるが、彼女は挨拶時、腰を酷く深く折り曲げる。実際、自分がほぼ同時代東京の夜間中学の生徒さんとお会いした時の体験にも重なる。異様なほど腰が低いのだ。その様は、まるで自分が生きていること自体を恥じ入ってでもいるような、消えてしまいたいと願ってでもいるような幽けき姿であった。
満足度★★★★
もう1度観たい
公演時間は途中休憩なしの約2時間ではあるが、その長さを感じさせない程
舞台に集中した。それでいて観劇後の精神的な疲労感はない。それは作者の大西氏の作劇の上手さによるころが大だと思う。
日程の関係で今回は1度だけの観劇だけだが、是非再演を期待したい。
満足度★★★
素敵な役者さん発見
セリフがきちんと客席に届く。当たり前のことなのですがいかに大事かが改めて体感しました。
全体的に一つ一つが丁寧で、観ていて好感触でした。
満足度★★★★
しみじみです。
大西さんらしいしみじみしたいい本でした。いつも思いますが、役者さんの年齢に幅があって、リアルです。心にじわじわ染み入ってきます。