休んでいる暇もない 公演情報 休んでいる暇もない」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★★

    うまく…
    うまくまとまっていたとは思いますがもうひとひねり欲しかったです。

  • 満足度★★★★

    うまいっ!
    コンパクトにまとまって小気味よい短編集。お馴染みの役者さん達のチームワークも抜群。センスの良さに脱帽です。

  • 満足度★★★★

    面白かったですが、少し残念
    着眼点と言うか着想が、けだし慧眼で面白かったです。
    3篇とも素軽いストーリーで演技演出もそれに合っていて、とても観やすかったです。が、ちと盛り上がりに欠けるかなと。初速は恐ろしく速いのですが、加速力が無い車といった感じですかね。もう少し、歪でも良かったかなあと思いました。

    後、オチが弱いと感じましたね。着想が素晴らしいだけに着地はそこなんだと思ってしまいました。

    ただ、今度はがっつり長編を観たいなと思うぐらい楽しかった。

  • 満足度★★★★

    良いバランス
    共通テーマの短編集なので、プロローグとエピローグ的なものがあれば、すんなりはいっていけて、うまくまとめられて良いのではないかと思いました。内容は1話目が1番面白かったです。2話目の神様シリーズはそっちの方向へいってしまったのか!?と感じてしまいました。七福神が出てくるところはよかったので、個人的には普遍的なものの中に俗物的なスパイスがきいてるような話で続いてくれたら!と、3話目もよかったのですが、2話目もですが、もう少しコンパクトにまとまっていたら観やすいかなと....  前回感じた舞台の広さは今回はいい感じでした。逆に客席が少ないくらいだったようでした。

  • 満足度★★★★

    可笑しさに先がある
    しっかり作られていることが伝わってきつつ、、
    不用意な重さがないのがとてもよい。

    カジュアルに観にいけて、
    でも、更なるものが一緒についてくるみたいな
    作風に惹かれました

    ネタバレBOX

    三作とも大仰な前振りなどなく、
    物語が観る側に立ち上がっていく。
    観る側も、作り手のアイデアのコアの部分を
    すっと受け取る感じで。

    なんだろ、お芝居を観る負担が少なく、
    おもしろさが素足でこちらに歩んでくる感じ。

    でも薄っぺらいというのとはちょっと違って、
    その肌触りの裏側で、
    演劇的負荷がしっかりとかけられているのがわかる。
    それが証拠に、どの作品にも
    表層の面白さのワンアイデアにとどまらない、
    もう一歩奥に導きいれられるようなおもしろさが用意されていて。

    なにか、終演時には、
    物語の顛末を楽しんだ感がしっかりと残った。
    とても不思議なボリューム感を持った短編集でありました。
  • 満足度★★★★★

    無題603(13-028)
    19:30の回(星が見えないので曇りか)。18:50受付。19:00開場。白い箱が5つあるだけ。19:30前説(85分)、19:33ファンファーレ…おーっ、24時間戦えというのでしょうか!懐かしい歌です。久しぶりに笑って涙が出た。基本、二人の会話、「面接官と学生」「元天使のなりたて神様とマーケ部員」「女王と秘書」。どれもポンポンと会話が展開、紅林さん、大石さんの女性陣が秀逸。とてもあり得ない場面設定に笑わずにはいられず〜21:02終演。職に就くまで、とつぜんの異動、トップの孤独…終演後、台本を買ったのでした。あ〜〜、楽しかった!

    紅林さん、当パンをみると「スタインウェイサロン松尾ホール」で公演あり、日程があえば行ってみようと思う。

    2/14追記:こりっちに登録がないので、ここをお借りして…行ってきました。ピアノ、ヴァイオリン、チェロ。バリバリの演奏でした。数年前まではよくクラシックを聴きに行ってましたが、こんなに近いのは初めて。低音部、チェロの弦が震えているのがハッキリみえるのでした。「スタインウェイ」とあるように、展示ルームには何台も。黒だけではなく木目調(濃いもの、ほとんど白木)のものもあり、ハープも数台。紅林さんは全然印象が違いました。闘う女性からレディへ。やはりコンサートもいいな、としみじみ。

  • 満足度★★★★

    シュール?
    短編3本立てでした。それぞれ、設定に工夫があり、演技が現実的でリアル感がありました。

    ネタバレBOX

    1本目の「就職活動」は、就活生を女性、会社を男性2名が演じ、内々定をプロポーズリング、内定を結婚に例えていて、男と女の駆け引きが、ピッタリ当てはまっているのを楽しむ内容だした。

    「私の心を弄ばないでください」「弊社はキープなんですか」「将来をともにしたい」「定年が2人を分かつまで」「婚約指輪(内定)を思い切り蹴ったぁ!」など、とても上手でした。最後、散々焦らした就活生が、あっさり本命の大手(イケメン設定)に行ったのがちょっぴり世知辛いですね。


    2本目「紆余曲折」は女の神様と営業の2人芝居。営業が、神様をアイドルユニット「KMS 48(カミサマ48)」へひたすら勧誘します。妹ユニットで「TNS 48(テンシ48)」があるとか、センターは「神セブン」で七福神の芸名をつけるとかAKBとの適合性が面白み部分みたいです。

    神様は最初クールでずっと正論を返していたのですが、営業はしつこく押してきます。私だったらイライラしそうなのに、そこはさすが神様です。最終的に、「神様かわいいですもん」発言で、嬉しくなってしまい加盟し、やってみて乗り気になったところで、すぐ「卒業」を言い渡されションボリ。神様役の、この辺の哀れさが上手かったと思います。すぐに「切り換えて明日から働こ!」と言うのが、公演タイトルが一番思い出された台詞です。


    3本目「二者択一」は、小さな島の女王(仕事一筋で生きてきて、国を作り、今、恋をしたいと気付いた)の、小さな恋の話。
    国の王という立場とかを除けば、普通に、働くOLに当てはまる内容でした。面白みポイントは、日本を「ニッポソ国」アメリカを「アメソカ」というところと、女王の強肩部分で合ってるでしょうか。


    全体的に惜しかったのが、笑い時が分からなくて、演技がリアルに淡々と進むのに合わせて、観客もクールに黙って見つめていなければならなかったところです。設定の説明に終始してしまうと、長く感じてきます。
    設定の妙さや整合性でくすりと笑わせるなら、もっと盛りだくさんに畳み掛けてほしいし、そのままの脚本でいくなら、演技を大げさにして、ツッコミ代わりのリアクションや間を作ったらタイミング分かりやすいのになぁとそこは勿体無く感じました。

  • 満足度★★★★

    脚本自体が、まず面白い
    今回も面白く拝見いたしましたっ。

    ネタバレBOX

    特に「就職活動」は面接を受ける側と面接する側の視点が、いつの間にか入れ替わるという、ストーリーが巧みだなぁ~と。
    個人的にはKMS48に受けましたけど(笑)。神さまの「その気じゃない」→「その気」になる変化はとても面白かったです。役者さんも演出も良かったと思います。
  • 満足度★★★

    更に深みを
     パセリス作品の暫く前までの特徴は、社会に対して取った距離感をそのまま保ちながら距離感を持つに至った原因に対して直接反射角を設けるのではなく、わざとずらしたり、屈折させるという方法を用いて描かれていたように思う。その微妙なずれや屈折が頗る新鮮だったのだが、今回、“働く”をテーマに作られ、オムニバス形式で上演された三作品は、より直裁、世の中へのサービス精神に満ちた作品になっている。
     今後は、洋の東西を問わず古典や歴史も学びながら深みを増すと共に、自ら、真面目に向き合う自分を茶化すような方向性を併せ持つ広いと同時に深い、更に現代と歴史に棹差す劇団に育ってほしい。

  • 満足度★★★

    ちょっと甘かったかな
    掴みはOKでした。

    ネタバレBOX

    一作目は、面接官の質問に対して学生はみんな同じような回答をするという皮肉から、更に一歩踏み込んで面接官も同じような質問しかできないという無能さを暴き出し、とても面白いスタートでした。

    その後、二流会社は結局は滑り止めに過ぎないというありきたりな話になり、二作目、三作目もやっつけ仕事風に感じました。
  • 満足度★★★★★

    面白かったですっ。
    テンポがよくて、最後まで飽きがこなかったです。ストーリーも面白くて、素敵な劇でした!
    音響と役者さんの動きもピッタリだったと思います(^-^)☆
    舞台上の少ない道具で世界を表現していて、すごいなーと思いました!

    ネタバレBOX

    KMS48や新七福神など、面白いネタが満載で楽しかったです。よく考えているな~と思いました。
    個人的に二者択一の女王のキャラが大好きです。ああいう体当たりな女性って素敵ですね☆
    笑っちゃうストーリーの中にもメッセージがあって、良い劇だと思いました!

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