公演情報
「料理昇降機」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★
思ったよりは不条理ではなかったかな
と感じた全席自由 約80分の作品
状況説明的な演出や台詞を
もーちょい入れて欲しかったかしら
と感想
各座席のお座布団がドーナツ型なのが
珍しかったかしら
とても久しぶりのハコであり
とっても小劇場な雰囲気は好きです
実演鑑賞
満足度★★★★
不条理なので、やはり「?」でしたが、謎めいていて面白かったです。
そして、緊迫感と役者さんの演技に惹き込まれました。
不思議な世界を体感できる舞台でした!
実演鑑賞
「ダム・ウェイター」とも呼ばれるピンターの本作は二度目なのだが、以前はどこかの商店街の一角にある店を借りた上演で、不条理劇の「判らなさ」と建物の構造を利用した演出が作品にどう噛んだのかの「判らなさ」に放逐された。今回の観劇においてはほぼ参考にならず、真っさらな気持で観始めたのだが、「判らない」不条理劇である事には変わりなく、逆に戯曲への関心がもたげて来た。
実は風邪に見舞われた体で薬を飲んで観劇。軽微に思っていたが薬が効いたのか寝落ちも幾度かに亙ればこの劇では追うのはつらいものがある、ただ以前観た「温室」や「管理人」に通じる「ピンターの不条理劇」の片鱗はあった。別役実と違い、ピンターの説明されない事態は背後に何か明確な対象が想定されている感じがある。それを探り当てるのは難儀だが、それを前提に観るのが正しく、眼前の現象のその向こうにあるものを凝視して行く事で見えて来るものがある・・その予感からすると、寝落ちしながらの観劇では到底辿り着けようもない、という結論である。
喧騒の合間に、全く動かない静寂の時間がある。これを耐えさせる緊迫感は中々であった。二人芝居。
実演鑑賞
満足度★★★★★
不条理系なので見終わった後もやっとした場面があり、原作を調べてみて納得。
セリフや動作のところどころに意味があったのですね。
分かってから再度見ると面白いかも。
スタッフの方がとても丁寧な劇団なので、見る前から気分がいいです。(紅茶をいただきました)
実演鑑賞
満足度★★★★★
不条理劇といっても、『ゴドー』とは違い、ユーモラスで肩肘張らずに楽しめました。主演のおふたりは存在感も個性もたっぷり。濃厚な80分でした。ミニマムな舞台美術もストーリーに似つかわしく、劇場の周辺には不思議な店がたくさんあって、総合的な不条理体験ができたのも印象深いです。
実演鑑賞
満足度★★★★★
二度目の観劇。後期日程初日は強い雷雨に祟られたが、地下のスタジオに入り公演が始まると空気は一変! 劇空間という特別な時空間の圧倒的な力を実感する。開演と同時に地下の一室に響く雫の音。その音の不気味が身に染み入る。これほどのインパクトを一回目の観劇では感じなかったが。何れにせよ二度見の効果はしょっぱなから現れた。役者陣の観客への“どしゃぶりの中、来て下さって有難う御座います”という気持ちの籠った迫力のある演技、台詞回しからも力を頂いた。当に演劇は生き物だ。二度観、三度観・・・お勧め作品。追記1回目7.13 15:40。華5つ☆ 追記2回目7.14 02:57
実演鑑賞
満足度★★★★
「灰から灰へ」以来久しぶりに観たハロルド・ピンターはやはり期待を裏切らない
しかし始まってすぐ結末は予想出来たな(笑)
地下室の閉鎖空間に殺し屋の男がふたり
セットはふたりのベッドくらい
あの2階以上のレストランにある料理昇降機が中央
あらっぽいセットだが必要にして十分
昇降機の音、ドアの開閉の音、相変わらず音響が絶妙
ふたりだけの会話劇だが、見慣れた(笑)ふたりの表情がたまらない
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/06/22 (日) 18:30
2005年にノーベル文学賞を受賞したハロルド・ピンターの不条理劇。
舞台上には低いベッドが二つ、足の部分を角にしてほぼ直角に置かれている。
開演すると下手側のベッドには若い男(ガス)が腰かけ、上手側のベッドでは年長と思しき男(ベン)が寝転んでタブロイド紙を読んでいる。二人ともに黒シャツに黒い吊りズボンという姿で、それぞれ黒い上着とネクタイ、帽子はベッドの脇のコートハンガーに掛かっている。
(以下、ネタバレBOXにて…)
実演鑑賞
満足度★★★★
ミステリー風な描き方で、これから物語がどのように展開していくのか 興味を惹く巧さ。薄暗く 陰湿な雰囲気が漂っている地下室に、男が2人。
会話は、間のとり方が絶妙なのか分からないが、長い沈黙と訥々としたテンポに妙な苛立ちを感じる。それも 冒頭だけ。お互いを意識し、内心を探り合うような素振りが肝。タイトル「料理昇降機」は料理(情報)を提供するのではなく…。
(上演時間1時間30分 休憩なし)
実演鑑賞
満足度★★★★
間の取り方が素晴らしいですね。
入場時に渡されたしおりに二度見が勧められいましたが、そんな感じを思わさせる作品。
たった二人だけの会話劇で見応えあり有り。
実演鑑賞
満足度★★★★★
夢現舎最高!今回は2人芝居でしたが夢現舎らしさ満載でした。夢現舎の舞台は間のとり方が秀逸ですね。「間」という空間がちゃんと演じているというか… その意味では2人で演じていても他に誰かいる感じがします。あと、毎度思うのですが、夢現舎の舞台は花園神社とかあの界隈でやるのがベストなんじゃないかと。花園神社のあのアングラで前衛的な雰囲気が夢現舎には合っているかと。
実演鑑賞
満足度★★★★★
やはり役者同士の間合いが最高ですね。個人的にはピンターの地下室を最も再現していたと思います。不条理だけど、どこか滑稽な不思議な空間でした。