こい!ここぞというとき!(2012年サンモールスタジオ最優秀演出賞、受賞) 公演情報 こい!ここぞというとき!(2012年サンモールスタジオ最優秀演出賞、受賞)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-20件 / 51件中
  • 満足度★★★★★

    笑いと感動の絨毯爆撃
    素晴らしいの一言。PMC野郎の舞台を観るのは実は初めてだったが、あまりの面白さに友人を無理矢理巻き込んでもう一度観に行ってしまったほど。計算され尽くした、全く無駄のないシナリオ。実に小気味よいテンポ。そのうえでの、筆舌しがたいほど見事なラスト。全身で心地よい笑いと感動に満たされる作品だった。吹原幸太の才能に、ただただ脱帽。これからも必ず観に行く。

  • 満足度★★★★

    脚本と演出のうまさを感じた
    ただし、笑いのツボが違いすぎて笑えるところは少なかったけど。

    作・演の吹原幸太さんは、役者の身体・肉体が好きなんだろう。
    ・・・いや、そういう意味じゃなくて(笑)。

    ネタバレBOX

    作・演の吹原幸太さんさんは、役者の生の肉体と生の声が好きなのではないかと思う。
    もちろん、演出している人たちはそういうところがあるから演劇に携わっているのだろうと思うが、吹原幸太さんには特にそれを感じる。

    つまり、自分の劇団以外ではできないことを、やってみたいという欲求があるのではないだろうか。役者の肉体と声を強く押し出すということをだ。
    自分の劇団と信頼している劇団員だから、アクセルを思いっきり踏み込めるということではないか。

    突然奇声というか大声を張り上げたり、ボンテージや亀甲縛りで、身体を縛り上げ、醜い(失礼・笑)肉体を誇示させる。
    シモネタ系な言葉をわざと言わせてみたりと、Sっぽいように思えるが、実のところ小学生や幼稚園児たちがそうして面白がるように、屈託なくそれを行う。
    したがって、シモネタ系な台詞だったりしても下品にはならないところに踏みとどまっている。そういう塩梅はきちんと理解していて、台詞を書いたり演出をしているという姿が見えてくる。

    こんなこと書いてしまうと身も蓋もないのかもしれないけれど、そういう一線が守られているから、こんなにキャラクターを出し過ぎて、話を広げていっても、きちんと終わることができるのだと思う。
    濃いキャラが満載なのだが、それをフューチャーしたり脇にしたりする演出うまさと、それをわきまえていて、変に悪目立ちしない役者もいいということなのだ。

    これだけそつなくうまくまとめられるのであれば、今回のストーリーでは父と子の話で、子が父をどう許すのかというところが焦点だったと思うので、父のエピソードをもう少し膨らませるとか何かで、「やっぱり自分も父と同じだった(癖に関して)」というだけではない、説得力のあるラストを導き出せたのではないかと思う。そこがもの足りないと言えばもの足りない。

    ポップンマッシュルームチキン野郎は、やりたいことがハッキリとしてい、いつも着地点が情緒が伴い、その振り幅で楽しませてくれる。
    しかし、毎回、そのラストに到達するのが、ややジャンプ力が必要すぎるので、できればもう少し手前から、女装、じゃなくて助走シーンが欲しいと思うのだ。
    そうすれば最強になるのではないかと思う。

    個人的なことなのだが、笑いのポイントは違うようで、あんまり笑えなかった。
    笑ったのは、カレーのくだりぐらいかも。

    それにしても、吹原幸太さんのお父(母)さん役は見事だった。どこかにいそうなおかまのおじさんだった。
  • 満足度★★★★

    バカバカしいだけでなく
    いやー大の大人がバカバカしいことやってるわー(ほめてます)もう笑った笑った。
    ただ、バカバカしいを見せるだけでなく、バカバカしさの中にもホッコリさをさりげなく盛り込むにくい展開。面白かったー!!

  • 満足度★★★★★

    面白かった!
    こんなバカバカしくも、すごく楽しい劇を見られてスッキリした気分でした。最高。始まって10分くらいは劇団のノリについていけるか不安でしたが、逆にそれが良かったのか、オカマバーでのやり取りからはもう夢中で見てました。マトモな人が少なくドタバタな感じですが、それにハマったら終演までアッという間に感じました。他の演目も見てみたいと思いました。面白かったです。

  • 満足度★★★★

    笑ってホロリ
    初PMC。よく下北で掛かってましたが、その時は行けず。OPからどど~っと笑いの渦へ巻き込まれ。じゃがいもさんとにんじんさんが好きでした!中盤二人芝居のゆっくり状態。作の吹原さんは役者もされるんですね。大柄なママがよく似合ってました。映像やラジオの脚本もされているそうで、笑いとうるうるのバランスが上手いなあ~と思って観ていました。ただ、お母さんが、、、っていうのはどうかなあと。それでは息子がお父さんを許せなくなるんじゃないかなあと思ったり。基本、良い人ばかりが出るハナシ。それが全然嫌味じゃなかった。役者さん達も達者だし、次回公演も観に行きたいと思わせてくれました。

  • 満足度★★★★★

    観た。
    今まで観た中で最高の出来だった。
    ロードムービーとして完成度が高く、抜群のテンポとナンセンスな笑いや下ネタで心を掴む。
    そして最後はホロリとさせられ、感情が揺さぶられる。
    素晴らしかった。

  • 満足度★★★★★

    ハズレ無し!
    面白いシーンではしっかりと笑わせていただき、しんみりしたシーンはウルウルっとさせられました。
    話の内容もわかりやすく、役者陣のレベルも高いので安心して飽きずに観れます。次回作も期待しております!!

  • 満足度★★★★

    大笑い
    上演時間110分。ぶっ飛びで楽しく、人情あり。

  • 満足度★★★★★

    約1年ぶりに
    観に行ってきました。
    知り合いの方も出ているのと、あらすじで「これは観なければ!」と思い知り合いの方にチケットを抑えてもらいました。
    何箇所か演出でビックリした部分もあり、色々考えてるな~って思いました。
    舞台だから出来る数々のブラックジョークや下ネタ。久しぶりに舞台の醍醐味を思い出した気にもなりました。
    最後の方は不覚?にも感動している自分が居てとにかく楽しかったです。
    次回公演のタイトルが既にめちゃくちゃ興味をひかれるタイトルで、半年も先なのに今からわくわくしています。

    ネタバレBOX

    一番最初に車が舞台から飛び出してくるのには驚きました。
    後、クラッカーも(笑)
    かつ子役(オカマ)の役者さんがちゃんとわき毛を剃っているのに気付いた時は、役者魂を感じました。
    ストーリーで言えば幽霊の部分を個人的には表現してほしかったです。
    もちろん、「お客さんの中でお話を作ってください」も全然ありだと思いますけど、
    彼氏が幽霊の彼女に何て言ったかを「ポップンマッシュルームが描くとどうなったか」を観たかったかなと思いました。
    しかし、まぁ岡本物語さんは体を張りますね。今回自分が行ったときはたまたまでしたけど、
    「これ、演劇に必要かな?」というのは受けを狙ってるアドリブ?でもあり、本心でもないかと私は思っています。
    次回公演のタイトルも「剛力彩芽 VS メカ剛力彩芽」と、ワクワクしかしていません。
    もちろん次回も観に行くつもりです。
  • 満足度★★★★

    不覚にもホロリとさせられました。
    最後は負けた気がしました。勝負じゃないんだけどね
    色んな繰り返しや、飛び道具的な登場人物、力技ツッコミ
    馬鹿馬鹿しく勢いで突っ走るお笑なのか?
    序盤はそんな感じで少々、俯瞰気味になっておりましたが
    狙いなんでしょうねぇ、演技も性格もテキトーな感じのキャラと
    真面目に悩んでいる人物と、機転、結末の演技はとても真摯で
    「緊張と緩和」とは少し違うケドギャップも手伝ってか
    解っていても最後はホロリとさせられました。
    お客さんもいい人達ばかりでリアクションに私が驚きました。
    ゴングショー的な所もあり、少々息が抜けてしまう所もあり
    コメディ風の劇団さんと思っていましたが、
    自分としては「人情劇」が本質の劇団なんだと思いました。
    見に行けなかった死神君のDVD買ったので、それで
    最終的に私の印象が決まると思いますけどね。
    もう10分短くして欲しかった、削れる所あるしぃ
    とりあえずブログUP出来たぁ。リンクスがまだだけど・・・

  • 満足度★★★★★

    笑って笑って最後に心暖まる
    初見でした。友人に連れられて劇場へ。

    めっちゃ笑えました。些細な笑いが重なって、どつぼにハマってずっと笑ってしまうというスパイラル。
    でも笑えるだけではなく、いい話でした。
    伏線もうまいなーと関心しました。

    ここの感想にあるほど下ネタも観劇中は気にならず、終わってからたしかに多かったかも…?と思う程度でした。

    たいへん楽しめました。

  • 満足度★★★★

    楽しめました
    何でもありーのてんこ盛り珍道中、楽しませてもらいました。かなりエグいけど、なぜかホロリとさせられるんだよなー。

  • 満足度★★★★

    笑かしてくれた
    観ましたよ。吹原さんは脚本、演出のほうの人だと思っていたが、役者もやられるんですね。
    女王様が登場するなど、まあ、何でもありですね。楽しませてもらいました

  • 満足度★★★★

    初ポップン
    初観劇の劇団さんでした。(名前だけは何回も聴いていたのに、本公演は初めてでした。)

    前半は下ネタのオンパレードで、ここまで貫かれると
    「逆に(笑)」気持ちよく感じてくる。
    そんな感じでした。

    クライマックスに向けてシリアスになっていきますが、その展開が自然で
    とても良かったと思います。

    OP映像も素晴らしい出来でした。

  • 満足度★★★

    あまりにも下ネタ過ぎて・・・
    前回よりもグレードアップ(?)した下ネタやドタバタ、それになんでもありの設定にちょっと消化不良でした。

  • 満足度★★★★

    まずまずのポップンタイム
     オカマ、ゲイ、おなべ、変態、幽霊が出てくる芝居を、二丁目にほど近いサンモールスタジオで、しかも平日の昼間に観ているというのに満席。
     はじめは正直期待外れで(まぁ人生の袋小路に入っている俺にはお似合いなのかな…)と自虐的なM的快感に襲われたが、盛り上げ方が半端なく、どんどん面白くなって、最後もこの劇団らしい優しさがにじみ出る。
     極上ならずとも標準以上に笑わせてもらった。 

    ネタバレBOX

     改めてパンフの登場人物紹介をみると、
    「いくら『ネタバレにならない程度』っていったって『青年A』はおかしいだろ!少なくとも青年ではないよ」
    と気持ち悪く独り笑いすることだった。
  • 満足度★★★★★

    プロの舞台!
    とても面白いんだけど、きちんと一人一人の役者さんが、本当にその場にその役がいるように演じられてて、プロなんだなー!と思いました。
    カツ子さん本当にお綺麗ですね!
    ファンになってしまいました!
    こんなに笑ったのは久しぶりというくらい笑わせてもらいました!

  • 満足度★★★★★

    圧巻
    初めてこちらの劇団の芝居を観させて頂きました!
    とても有意義な時間を過ごさせて頂きました。
    面白い!見応えがある!

    高い技術をお持ちの役者さんが多く圧巻でした。
    笑いもハイセンスでたくさん笑わせて頂きました!

  • 満足度★★★★

    初ポップン!
    下ネタ多めのベタなコメディ。目新しさはないけれど、どこかレトロチックで日本人的な温かさを感じました。それはロードムービー的な物語の中で描かれる様々な人間模様による所以で、脚本家が人間に向ける視線の温かさを確実に感じるためで。最初から最後までずっと「愛」を感じながら楽しく観ていられました。全体的に面白かったのですが、すみません、下ネタは苦手です(^-^;) でも面白かったですよ☆

    ネタバレBOX

    よく知ってる役者さんの亀甲縛りを2時間見ているのはやっぱりキツい(笑)
    ほぼ目を反らして、心の目で演技を見てましたよ太田さんw

    加藤慎吾さんの演技が温かくて好きでした。
    佇まいや表情の刹那刹那に人生を感じました。
    あと、カツ子がすごーく可愛かったです☆

    一つ気になったのは、セットがちょっとチープ感があったかな・・・。
    それもレトロ感を感じさせる要素ではあったのですが。
  • 満足度★★★★★

    力強さ。素直に感動
    素晴らしかった。面白かったです。素直に感動しました。

    まず第一に、力強さが印象に残る芝居です。よくぞこれだけパワフルな役者さんを揃えたものだと感心。かなり”大きな”演技なのに、不自然さを感じさせないのが見事で、役者の技量というものを感じさせられました。
    ストーリーはややこしくないのに、それでも納得のいく展開で、よくできたプロットです。思わず受付で上演台本を購入してしまいました。

    再演ということですが、なるほどそれだけの価値のある作品です。
    かつての小劇場芝居の良いところがうまく出た、とも言えるかと思います。

    ネタバレBOX

    吹原氏が海援隊が好きということがよくわかりました。

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