満足度★★★★
楽しめました
SFの設定をとっていますが、これは切ないラブストーリー。過去の記憶に溺れてしまうのが悲しいですね。ビジュアルに凝ってましたが、最前列の席だと上とか横が見づらかったです。女優さん達皆キレイでした。
満足度★★★★
オトナ向けジュヴナイル的?
一言で表現すれば「オトナ向けジュヴナイル」?
記憶操作アプリというSF的ネタに恋愛も絡め、「思い出」「記憶」とは?と問い掛ける90分弱、終盤での映像と演者の「共演」を筆頭とした映像の使い方も含めてなかなかの出来。
「世にも奇妙な物語」や「笑ゥせぇるすまん」のようなダークな終わり方にもできそうだな、などとも思う。
満足度★★★
SFではなかった
思った以上に、センチメンタルな恋愛青春ドラマでした。
あいにく、そういうので泣けないたちで、脚本は私には合わなかったという感じです。
恵役の女優さんの笑顔が素敵でした。それで☆一つプラス。
仲間が集まった時の会話は、むずがゆかったです。
満足度★★★★★
号泣する準備はできていた。
人の感動ってその人の経験によって大きく違ってくると思うんですけど、こういった話は自分にはどうしようもなくドンピシャでした。
途中からもうすっかり号泣する準備ができていました。
満足度★★★
リアリティ
どうも、溺れているようである。メンタルなレベルに。自己憐憫やナルシシズムに毒されているように思うのだ。演出上、絶対にあってはいけないようなミスもあり、細部のリアリティーにも乏しい。原因は甘えか観察力の不足である。その結果、作家本人が自らに課す荷が軽い。だから哲学と言えるほどのものが無い。あるのは移ろう心情だけであるが、それを根拠づける体系が無ければ、ものは見えてこないだろう。
この舞台の原作は、記憶アプリを題材にした自主製作映画だということだが、恋愛物として仕立て上げる中で、マッチングが上手くいっていない。結果、焦点がぼけてしまった。これも、価値観の体系も持たず、物語を重層化することのできないレベルでITなどの技術を表面的に使った結果だろう。
満足度★★★★★
優れた文明批評
準備中にブレーカーが落ちて開場が少し遅れるというアクシデントがあったので、いつまた電気が止まっちゃうか心配しながら見ていたのですが、本番はつつがなく済みました(と思う)。プロジェクターを複数使用した演出は一見の価値あり。ピアノの名曲があれだけの音量で流れながら、セリフの邪魔にはなっていなかったのもグー。
人間がますます小さな電子機器に生活を支配されるようになってきている昨今なので、この作品は極めてタイムリー(都合の良い記憶を買えるという映画も話題ですね)。力作。