少女教育 公演情報 少女教育」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-20件 / 28件中
  • 満足度★★★★★

    好きだわー
    こういう感じの雰囲気の芝居が大好きです。
    それこそシンクロ加減や赤裸々感もあいまって
    劇団のこの独特なカラーはかなり好きになりました。
    とても集中して観れる作りだし、
    役者力と脚本演出のバランスがとても良い。
    ただ自分には前作の「未亡人の一年」の方が
    作品的には良かったと感じました。

    ネタバレBOX

    あと自分もチラシのセンスだけはあんまり好きじゃないです。
  • 20120721
    (^・ェ・^)はいけんしました

  • 満足度★★★★★

    誰もが身に覚えのある。そしてそのことに気づかされる舞台。
    脚本・役者共にレベルが高いと感じさせられる。というかそんな事にも気付かず集中することができた作品。名嘉友美氏、松本みゆき氏がとにかく素晴らしい。毎度チラシビジュアルがややキツめだが、誰にでも見て欲しい

  • 満足度★★★★★

    シンクロにティ
    3つの関係をシンクロさせながら進む展開。
    かなりスリリングな展開であったと思う。

    何故ならその関係に『性的』な要素が含まれていたからだ。

    それだけに作品は、映像的であり写実的であり面白い。
    構成力の勝利だと思う。

  • 満足度★★★

    よくできてるとは思ったものの
    2人のタオとそれを取り巻く人々を描き、シンクロするのはセリフだけでなく、異性間同性間の執着/拒絶がシンクロしつつ「本当に好きな人とは一緒になれない」という格言がいろいろな角度から照らされていく、というような作りで、部屋が並んだようなセットも必然性があるんだなーと感心しました。
    しかし、セリフのシンクロを実際やるのは演劇ならではの表現と思うものの、意外と生きてこないというか、2×2のダイアローグに力点が置かれるところが諸刃になってて演劇としてなにか物足りない感じがしました。ダンスとかあるものの。
    弟に執着する兄、恋人を束縛する弟、の人物像がおもしろかったので、恋愛妊娠とかじゃなくその線を追及したものも見てみたいです。

  • 満足度★★★★

    観た
    シンクロ少女らしく良く練られた脚本が良かった。
    ダンスが面白かった。
    ただ自分は「未亡人の一年」の方が好み。

  • 満足度★★★

    次に期待したい
    前回に観た「未亡人の1年」と同じような演出だったが、脚本としては前作よりも深みを感じた。


    しかし、パターンが先読みできてしまったための面白み半減というところでしょうか・・・

  • 満足度★★★★★

    教育されました。
    シンクロ少女初観劇でした。

    タイトルからきわどい内容を想像していましたが、
    想像に反しマイルドな感じでした。

    並行したお話、時系列の違うお話が入り乱れるのですが、
    わかりづらいことはなく、それぞれのお話が絡んでシンクロしていって、
    気づいたら身を乗り出して話に入り込んでいました。

    登場人物の言葉が自分の痛いところにざくざく刺さって、
    終わった後はなんだか放心してしまいました。

    ネタバレBOX

    確かにタイトル通り、少女「教育」だったと思います。
    教育されたのは少女だけじゃなかっですけど。
    しかし誰が誰を教育したのかなあと。
    というか見てる人も含めて、
    みんな誰かに少しずつ教育されてるのかもなあと思ったりもしました。
    出会った人に何かを教わってみんな生きているんだな、と。

    個人的には、作家志望の方のタオを演じられていた
    名嘉友美さんがとても印象に残りました。
    セメント系の女性から恋愛を知って、弱さを見せる女性
    への移り変わりがとても素敵でした。
  • 満足度★★★★

    名嘉作品の真骨頂+新境地
    特色である併行する複数の会話の一部がシンクロする手法も序盤から終盤に近付くにつれてシンクロ率が上がるように進化した上に、3つの流れのうちの2つが煮詰まった頃合いにその関係性を明かすなど、まさに名嘉作品の真骨頂。
    さらに男優陣のベタな…どころかクサくさえある(笑)ダンスを筆頭に笑える部分も多く、一皮も二皮も剥けた感じ?
    また、中田麦平の(σ(^-^)の知る範囲では)かつてない役どころにビックリ。

  • 満足度★★★★

    ポーズ
    ネタバレにて

    ネタバレBOX

    曲にあわせてポーズをとるとき、
    ダメ男が「プロレスLOVEポーズ」をとってたのが高得点。
  • 満足度★★★★

    楽日滑り込みセーフ。
    「未亡人の一年」が面白かったので、2作品目拝観。
    無理して観に行って良かった~、”ソノヤ”が一番まともに見えましたが、他の登場人物達も、多かれ少なかれ身近な回りにいる愛すべき人達そのもので、「なんとかなる」・・ってギリギリのところで体裁を保ち・戦い・一生懸命生きている・・って思わずシンクロ(知人の顔を浮かべ)しながら観てしましました。後半に、過去とのシンクロ、”タオ&タオ”の謎解きもあり、一応パッピーエンドの部類に入るエンディングで、(ドロドロ悲劇に至らず)一安心。”名嘉さん”の観察力・シンクロを含めた表現力に脱帽。(歌とダンスは、御愛嬌?)
    今回台本購入は、熟考の上一旦見送りました。次回作も気になりますが、舞台設営を含め同様に物語・台詞のシンクロパターンを踏襲されて行かれるのであれば、下名の様な飽きっぽい観客も居ますので、更なる”脚力”を期待致します。。

  • 満足度★★

    期待しすぎた、かな・・・
    評判いい劇団てことで初観劇も、正直イマイチ。

    「教育」や「愛」を軸にした作品構造は「これはっ!」と惹きこまれるところもあったんだけど、登場人物が妙に饒舌な割には出てくる言葉が抽象的なものばかりで、グッとくるようなディテールに乏しかったのがどうにも・・・。

    役者の佇まい演出も、脚本とはミスマッチだったような。
    もう少し演劇的な過剰さがある演技ならば、脚本が巧く立ち上がっていたのではないかと。
    「手」の動きが台詞にひきずられすぎてる、「古い」芝居をしてる役者が少なくなかったのもどうかと思う。

    あと、劇場をああいう使い方していたことも、よく意図が見えてこなかったような。

    ライター使った幕開けは好き。

  • 満足度★★★★

    最後まで
    話しの展開をうまく演出して、2時間という長い芝居であったが、飽きることなく見させてくれる。お見事。

  • 満足度★★★★

    佐藤佐吉演劇祭
    ちょっと変わった雰囲気が感じられたが、それが独特の作風になっている。

  • 満足度★★★★

    ぬくもり
    面白いけど、ちょっとしゃべり過ぎな印象。

    ネタバレBOX

    ヒモで無職のダメ男・イタル(泉雅宏)に孕まされた女子高生・ミツコ(あやか)から生まれた二卵性双生児のタオとタオ。一人(松本みゆき)はミツコが、一人(名嘉友美)はイタルと11年付き合ってたアヤ(木村キリコ)が育てることに。タオ・松本は交際のあった元担任・ハヤシ(林剛央)とズルズル会っている。交際経験なく作家を目指しているタオ・名嘉に自分と同じものを感じたフミオ(満間昴平)は、自分の兄(横手慎太郎)から逃げるようにタオ・名嘉の家に入り浸っている…。

    タイトルの通り、教育されるタオ。結局、タオ・松本の傍にはソノヤ(中田麦平)が、タオ・名嘉の傍にはフミオが残り、ハッピーエンドのように見える。タオ・松本を好きなソノヤのまっすぐな人間性に照らされ、また偽ソノヤのヨシダ(村上佳久)の鋭い指摘で、タオ・松本はなんとなくいい方向に伸びそうな予感をさせる。タオ・名嘉も兄の呪縛(というか相互依存?)から 抜けたフミオと明るい方角へ進めそうな気にさせる。

    タオに限らず人が人を育てるってもので、特に恋愛は一人じゃできない故人によってのみ形作られるってシンプルな話と受け取った。あと、好きってことが怖くも感じた。今回、突出して病的な人間はいないのだけど、それが逆にね。
  • 満足度★★★★

    名嘉友美さんの世界!
    「過去と現在をシンクロさせながら描く世界」に魅せられた!
    まさに、シンクロ少女/女といった世界であった。
    女性の視点で描く物語を優しい気持ちで観劇できた。
    上演時間120分。

    ネタバレBOX

    「一番好きな人とは、一緒にいられない」
    母親からそう教えられて育ったタオ。

    物語には、2人のタオが登場する。
    どちらのタオもそれぞれの母親から同じ教えを受けていた。

    物語は「2人のタオの別々の生活」、「ある男の2股」を主軸として描いたもの。
    過去と現在をシンクロさせながら、やがて一つの物語へと収束していく。

    物語は自然と登場人物たちの関係が明かされていくが、
    この描き方が鮮やかで秀逸であった!

    主軸の話とは、別に脇をかためる男たちの物語も楽しめる話であり、
    満足度が高まった(笑)。

    役者陣の芝居もそれぞれの持ち味が出ており楽しめた。

    スタッフの方々の対応もとても良かった。
    気持ちよく観劇でき、劇団の印象も更に良くなった。

    名嘉友美さんが描く素晴しい世界観にまた浸りたいので、
    次回公演も当然観劇したいと思った。
  • 満足度★★★★★

    名嘉友美さんに今回も脱帽!
    「少女」を「教育」というからには、監禁して教育するのか!? 
    と想像してたら違いました笑 

    育った環境のせいなのか、はたまた生来のものなのかわからないけど、

    そこからなぜか逃れられない、、なぜだろうと何度も悩みもがき苦しむ
    様からの展開が素晴らしい! 

    現代と過去とのシンクロも巧みで2時間あっという間でした。
    とても満足◎ 

    ネタバレBOX

    終盤、弟役犬と串の満間昂平さんが、兄役の横手慎太郎さんの頬に手を当てて、「にいさんはすごくあったかいよ」という一言に、兄への愛情、許し、自己認識、決意等々が折り重なって、感極まるホントにいいシーンでした。
  • 満足度★★★★★

    引き込まれた
    2時間がすごく短く感じるほど引き込まれました。
    机と椅子しかない舞台なのに、途中から他人の私生活を間近に覗き見てるような感覚に襲われる、そんな雰囲気が自分にはたまらなく良かったです。

  • 満足度★★★★

    なんだかずいぶんと洗練されてきたような・・
    嫌さとかそういうのはなくなっていて、
    すごくスマートにきちんと二者二様の生き方で、
    同じ言葉の呪縛から抜け出るさまが描かれていて
    (それは多くの女性に共通する呪縛かもしれないけれど)
    ここ何作かを通じての成長ぶりを感じ、
    目を見張ったりしてました(笑

    ・・・ちなみに、今回の演劇祭はみんな負けじと
    構成をブラッシュアップさせてのぞんできてるように感じました。

    登米氏あたりが提示した
    小さな画面の劇場ならではの目を見張るような構成の緻密さが
    王子のカラーとして定着しつつあるのを
    再認識してしまうような・・(気のせい?

    どれも力作ばかりだけど、
    こうしてみると、トップバッターの競泳水着は
    順番的にちょっと不利・・?(苦笑

    ネタバレBOX

    「いちばん好きな人とは一緒になれない」
    という、親
    (これも、生まれの母親と父親は全く同じだけれど、
    育ての母親と父親はそれぞれ異なる
    (片方だけ生まれの母親と育ての母親が一致する)
    の言葉を聞かされて育った双子の姉妹の、
    二者二様の、
    「素直に好きと言えるようになるまでの軌跡」
    を鮮やかに描いている。

    奔放な女の子の方が実は子供のままで、
    根暗な文学少女の方が実は母親的(一方の男が実は子供であることからそれが伺われる)である、
    という描写が、
    最初のシーンで二人無意識に着ていた
    全くそろいのシャツの印象的なシーンから始まって
    (最後の場面で双子であることが示されることを、最初の段階で暗示している)
    鮮やかに描きわけられ、対比されている。

    そして二人の育ての母親の、それぞれの対照的な生き方。

    また、それら4人の女性の周りの男性たちの特徴的な描き別れ方。

    それぞれが全く別々のものでありながら、
    最後には二人の女性の人生を軸に鮮やかに
    まとまっていく様子が美しい。

    ストーリーテリングというよりは、
    構成で饒舌に語っているという感じがして、
    視覚的にみても素晴らしい作品だったように思います。
  • 満足度★★★★★

    2時間飽きずに
    名嘉友美さんは才能のある方だと思う。以前観劇したシンクロ少女の作品でも感じたが,女性の感性で登場人物,特に女性の気持ちの動きが表現され,観劇後は素直に納得してしまう。今回の話もバラバラに進行汁ストーリーが繋がりをみせるに従い深くのめりこんでしまい,2時間も終わってみれば短く感じられた。タイトルから想像する怪しさは全くなく,誰もが違和感なく観れる作品だと思う。

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