少女教育 公演情報 少女教育」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-20件 / 28件中
  • 満足度★★★★★

    名嘉友美さんに今回も脱帽!
    「少女」を「教育」というからには、監禁して教育するのか!? 
    と想像してたら違いました笑 

    育った環境のせいなのか、はたまた生来のものなのかわからないけど、

    そこからなぜか逃れられない、、なぜだろうと何度も悩みもがき苦しむ
    様からの展開が素晴らしい! 

    現代と過去とのシンクロも巧みで2時間あっという間でした。
    とても満足◎ 

    ネタバレBOX

    終盤、弟役犬と串の満間昂平さんが、兄役の横手慎太郎さんの頬に手を当てて、「にいさんはすごくあったかいよ」という一言に、兄への愛情、許し、自己認識、決意等々が折り重なって、感極まるホントにいいシーンでした。
  • 満足度★★★★★

    好き!
    「おもしろい!」っていうより、「好き!」っていう感想のほうが近い気がします。どこがどうと説明ができないんだけど、なんか序盤から本当に「ああ、好きだ、これ」って感じながら観てました。

    ふだん、恋愛を描いた芝居はあまり好みでないはずなんだけど。
    これは気に入りました。

    余談ですが、お兄さん役の横手慎太郎さんをどこか別の芝居で観たことがある気がしてならないんですが、どうしても思い出せずモヤモヤしています。

  • 満足度★★★★★

    2時間飽きずに
    名嘉友美さんは才能のある方だと思う。以前観劇したシンクロ少女の作品でも感じたが,女性の感性で登場人物,特に女性の気持ちの動きが表現され,観劇後は素直に納得してしまう。今回の話もバラバラに進行汁ストーリーが繋がりをみせるに従い深くのめりこんでしまい,2時間も終わってみれば短く感じられた。タイトルから想像する怪しさは全くなく,誰もが違和感なく観れる作品だと思う。

  • 満足度★★★★★

    みた
    好き。

  • 満足度★★★★★

    糞切りついた
    人は、それぞれの環境、人間関係の影響を受けながら育っていくものですね。

    ネタバレBOX

    二人のタオ、一人は高校の先生、一人は小説家志望。同一人物だとすると、先生を辞めて自宅にこもるのが順番か、でも先生の方が年配のようにも見えるし…。

    クソ男に逃げられた女子高生アヤが双子を妊娠したことが分かったので、二人は別人、そして同い年ということが判明しました。

    人間は弱いもの…、その通りですが、それを堂々と宣言して浮気を正当化されても困っちゃいますね。

    トラウマがあるのか、強い立場の人間から束縛されていた男が、今度は恋人を束縛する立場に豹変するのも怖いと思いました。

    様々な人間関係が、下手、上手、奥の三ヶ所を中心に展開されました。舞台配置は前作と同じ、下手と上手で別々に行われる会話に同じ言葉が出てきたりして交互にしゃべる手法も前作と同じでした。いつも同じだったてことですかね。

    タオたちのシーンと女子高生たちのシーンが同時に登場することは無かったと思います。現在と過去が混同することが無かったので整理し易く助かりました。

    虚弱体質男も死ぬことがなく、ほっとしました。ソノヤの男気とフォロー良かったです。みんな糞切りがつけられたようで、ハッピーで良かったです。

    追伸:クソ男は今でもクソ男してるんだろうな。
  • 満足度★★★★★

    引き込まれた
    2時間がすごく短く感じるほど引き込まれました。
    机と椅子しかない舞台なのに、途中から他人の私生活を間近に覗き見てるような感覚に襲われる、そんな雰囲気が自分にはたまらなく良かったです。

  • 満足度★★★★★

    誰もが身に覚えのある。そしてそのことに気づかされる舞台。
    脚本・役者共にレベルが高いと感じさせられる。というかそんな事にも気付かず集中することができた作品。名嘉友美氏、松本みゆき氏がとにかく素晴らしい。毎度チラシビジュアルがややキツめだが、誰にでも見て欲しい

  • 満足度★★★★★

    シンクロにティ
    3つの関係をシンクロさせながら進む展開。
    かなりスリリングな展開であったと思う。

    何故ならその関係に『性的』な要素が含まれていたからだ。

    それだけに作品は、映像的であり写実的であり面白い。
    構成力の勝利だと思う。

  • 満足度★★★★★

    好きだわー
    こういう感じの雰囲気の芝居が大好きです。
    それこそシンクロ加減や赤裸々感もあいまって
    劇団のこの独特なカラーはかなり好きになりました。
    とても集中して観れる作りだし、
    役者力と脚本演出のバランスがとても良い。
    ただ自分には前作の「未亡人の一年」の方が
    作品的には良かったと感じました。

    ネタバレBOX

    あと自分もチラシのセンスだけはあんまり好きじゃないです。
  • 満足度★★★★★

    教育されました。
    シンクロ少女初観劇でした。

    タイトルからきわどい内容を想像していましたが、
    想像に反しマイルドな感じでした。

    並行したお話、時系列の違うお話が入り乱れるのですが、
    わかりづらいことはなく、それぞれのお話が絡んでシンクロしていって、
    気づいたら身を乗り出して話に入り込んでいました。

    登場人物の言葉が自分の痛いところにざくざく刺さって、
    終わった後はなんだか放心してしまいました。

    ネタバレBOX

    確かにタイトル通り、少女「教育」だったと思います。
    教育されたのは少女だけじゃなかっですけど。
    しかし誰が誰を教育したのかなあと。
    というか見てる人も含めて、
    みんな誰かに少しずつ教育されてるのかもなあと思ったりもしました。
    出会った人に何かを教わってみんな生きているんだな、と。

    個人的には、作家志望の方のタオを演じられていた
    名嘉友美さんがとても印象に残りました。
    セメント系の女性から恋愛を知って、弱さを見せる女性
    への移り変わりがとても素敵でした。
  • 満足度★★★★

    無題422(12-165)
    19:30の回(雨はひとまず上がっています)。19:00会場着、受付は始まっていて下へ降り整理券を受け取り....すぐ開場。本日は、奥が客席、入り口側が舞台、椅子席。こちらの劇団は初めて(劇団名はよくみました)。かもめマシーンで横手さんを(リーディング、稽古、本公演)と3回みていたので、劇団のものをみてみたいと思いやってきました。舞台は「島が3か所」、正面奥、他に比べやや高めの舞台に白いテーブルと椅子(2脚)、手前に島が2つ(左右に分かれ、たぶん同じ大きさ)。下手、木製の小さなテーブルと黒い座椅子、上手、白いソファ(破れ目あり、赤いラインが映えています)。追加席が何席かでました。弱めの空調で開演前、ちょっと蒸しました。19:24前説~空調が止まり19:34開演~あぁTrue Romance(H.Zimmer)「You're So Cool」じゃないですか!!21:25終演。出口に横手さんがいらしたのでご挨拶。

    ネタバレBOX

    確かに、冒頭、同じ横縞の衣裳だったけど、途中、現在と過去のふたりのことかと思ったり、「ふたりのベロニカ」みたいなお話かと思ったり、双子とわかるまで、いろいろ想像しました。左右の舞台、鏡に映ったようなふたり、始めてみる様式でした。ひとは受けたことのなかでしか伝えられないのか、良くも悪くも。次の世代へ自身の影絵を伝えるのが「生」の目的なのでしょうか。
  • 満足度★★★★

    佐藤佐吉演劇祭
    ちょっと変わった雰囲気が感じられたが、それが独特の作風になっている。

  • 満足度★★★★

    よく出来ています。
    そこはかとなく殿方をムラムラさせるタイトルではあるが、性描写はキツくないので、そういうのを期待している男子は鼻息を荒くしないように。また、そういうのが苦手な女子は心配しなくてよいでしょう。
    内容的には、各ストーリーが収束して繋がりが見え始めてから引き込まれたが、逆に言うと、、以下、ネタバレを含めた本音の感想は別枠で。

    ネタバレBOX

    2時間飽きずに観ることが出来ましたが、タオちゃんが「やっちゃう」前あたりまで、個人的には、集中力を保てるギリギリのラインでした。途中、「この感じが最後まで続いたらしんどいかも」と正直、思いました。共感できるところも沢山ありましたが、心が揺さぶられることはあまり無かったので、二人のタオという「からくり」の回収や、結末へ向けての動き出しがあと少し遅かったら、終盤前に飽きていたかもしれません。面白かったけど、食い入るようには観られませんでした。
    ところで、男と女が抱きしめ合う前の「チャラチャラチャッチャラ~~♪」「Ah~Yeah!」みたいなシーン。客席から失笑か冷笑に近い笑いが起きていましたが、あれは一体何なんだ?本当に必要なのか?その辺り、笑いのツボがよくわかりませんでした…。
  • 満足度★★★★

    なんだかずいぶんと洗練されてきたような・・
    嫌さとかそういうのはなくなっていて、
    すごくスマートにきちんと二者二様の生き方で、
    同じ言葉の呪縛から抜け出るさまが描かれていて
    (それは多くの女性に共通する呪縛かもしれないけれど)
    ここ何作かを通じての成長ぶりを感じ、
    目を見張ったりしてました(笑

    ・・・ちなみに、今回の演劇祭はみんな負けじと
    構成をブラッシュアップさせてのぞんできてるように感じました。

    登米氏あたりが提示した
    小さな画面の劇場ならではの目を見張るような構成の緻密さが
    王子のカラーとして定着しつつあるのを
    再認識してしまうような・・(気のせい?

    どれも力作ばかりだけど、
    こうしてみると、トップバッターの競泳水着は
    順番的にちょっと不利・・?(苦笑

    ネタバレBOX

    「いちばん好きな人とは一緒になれない」
    という、親
    (これも、生まれの母親と父親は全く同じだけれど、
    育ての母親と父親はそれぞれ異なる
    (片方だけ生まれの母親と育ての母親が一致する)
    の言葉を聞かされて育った双子の姉妹の、
    二者二様の、
    「素直に好きと言えるようになるまでの軌跡」
    を鮮やかに描いている。

    奔放な女の子の方が実は子供のままで、
    根暗な文学少女の方が実は母親的(一方の男が実は子供であることからそれが伺われる)である、
    という描写が、
    最初のシーンで二人無意識に着ていた
    全くそろいのシャツの印象的なシーンから始まって
    (最後の場面で双子であることが示されることを、最初の段階で暗示している)
    鮮やかに描きわけられ、対比されている。

    そして二人の育ての母親の、それぞれの対照的な生き方。

    また、それら4人の女性の周りの男性たちの特徴的な描き別れ方。

    それぞれが全く別々のものでありながら、
    最後には二人の女性の人生を軸に鮮やかに
    まとまっていく様子が美しい。

    ストーリーテリングというよりは、
    構成で饒舌に語っているという感じがして、
    視覚的にみても素晴らしい作品だったように思います。
  • 満足度★★★★

    最後まで
    話しの展開をうまく演出して、2時間という長い芝居であったが、飽きることなく見させてくれる。お見事。

  • 満足度★★★★

    ぬくもり
    面白いけど、ちょっとしゃべり過ぎな印象。

    ネタバレBOX

    ヒモで無職のダメ男・イタル(泉雅宏)に孕まされた女子高生・ミツコ(あやか)から生まれた二卵性双生児のタオとタオ。一人(松本みゆき)はミツコが、一人(名嘉友美)はイタルと11年付き合ってたアヤ(木村キリコ)が育てることに。タオ・松本は交際のあった元担任・ハヤシ(林剛央)とズルズル会っている。交際経験なく作家を目指しているタオ・名嘉に自分と同じものを感じたフミオ(満間昴平)は、自分の兄(横手慎太郎)から逃げるようにタオ・名嘉の家に入り浸っている…。

    タイトルの通り、教育されるタオ。結局、タオ・松本の傍にはソノヤ(中田麦平)が、タオ・名嘉の傍にはフミオが残り、ハッピーエンドのように見える。タオ・松本を好きなソノヤのまっすぐな人間性に照らされ、また偽ソノヤのヨシダ(村上佳久)の鋭い指摘で、タオ・松本はなんとなくいい方向に伸びそうな予感をさせる。タオ・名嘉も兄の呪縛(というか相互依存?)から 抜けたフミオと明るい方角へ進めそうな気にさせる。

    タオに限らず人が人を育てるってもので、特に恋愛は一人じゃできない故人によってのみ形作られるってシンプルな話と受け取った。あと、好きってことが怖くも感じた。今回、突出して病的な人間はいないのだけど、それが逆にね。
  • 満足度★★★★

    楽日滑り込みセーフ。
    「未亡人の一年」が面白かったので、2作品目拝観。
    無理して観に行って良かった~、”ソノヤ”が一番まともに見えましたが、他の登場人物達も、多かれ少なかれ身近な回りにいる愛すべき人達そのもので、「なんとかなる」・・ってギリギリのところで体裁を保ち・戦い・一生懸命生きている・・って思わずシンクロ(知人の顔を浮かべ)しながら観てしましました。後半に、過去とのシンクロ、”タオ&タオ”の謎解きもあり、一応パッピーエンドの部類に入るエンディングで、(ドロドロ悲劇に至らず)一安心。”名嘉さん”の観察力・シンクロを含めた表現力に脱帽。(歌とダンスは、御愛嬌?)
    今回台本購入は、熟考の上一旦見送りました。次回作も気になりますが、舞台設営を含め同様に物語・台詞のシンクロパターンを踏襲されて行かれるのであれば、下名の様な飽きっぽい観客も居ますので、更なる”脚力”を期待致します。。

  • 満足度★★★★

    名嘉作品の真骨頂+新境地
    特色である併行する複数の会話の一部がシンクロする手法も序盤から終盤に近付くにつれてシンクロ率が上がるように進化した上に、3つの流れのうちの2つが煮詰まった頃合いにその関係性を明かすなど、まさに名嘉作品の真骨頂。
    さらに男優陣のベタな…どころかクサくさえある(笑)ダンスを筆頭に笑える部分も多く、一皮も二皮も剥けた感じ?
    また、中田麦平の(σ(^-^)の知る範囲では)かつてない役どころにビックリ。

  • 満足度★★★★

    ポーズ
    ネタバレにて

    ネタバレBOX

    曲にあわせてポーズをとるとき、
    ダメ男が「プロレスLOVEポーズ」をとってたのが高得点。
  • 満足度★★★★

    観た
    シンクロ少女らしく良く練られた脚本が良かった。
    ダンスが面白かった。
    ただ自分は「未亡人の一年」の方が好み。

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