満足度★★★★★
6時の方向
ある紛争地域の日本人ばかりが集まっている外国人傭兵部隊。
“コンバットコメディ”と謳っているが女性メインのオアシス編は
「侠気(おとこぎ)あふれる戦場の女たち」が素晴らしく熱くて泣かせる。
はっきりしない日本に見切りをつけて伍長の元に集結したくなる舞台だった。
満足度★★★★★
サバンナ編観劇
さすが6番シードというべき疾走感あふれる,キレのある芝居でした。サバンナ編はまさに傭兵らしく,男臭く,最初から最後まで一気に突っ走った感じでした。2時間弱ですが,長さは感じません。コンバットコメディとありましたが,これはコメディでしょうか,最後は胸が熱くなりました。6番シードでは男女別バージョンというのは以前もあり,それは同じストーリーですが,かなり違った印象に感じました。となれば,今回もオアシス編,観たくなるじゃないですか。何とか調整しなくては。
満足度★★★★
リアルでした
オアシス編を観ました。女性が男性を演じるのではなく女性の傭兵というところが妙にリアル感がありました。軍事マニアでも戦争などに特別詳しいわけではありませんが、よく調べ上げて本をかかれていることに関心です。それとキャストそれぞれの役があてがきかと思うくらいマッチしていて、宇田川伍長カッチョイイ!中川ゴクツマ超迫力!!椎名ボンクラ泣かせるじゃねぇ~か~!!!他省略。男性キャストのサバンナ編も気になりますね。何とか都合をつけて観にいけたらな~と思います。
満足度★★★★★
オアシス編
残念ながらコメディでは、ない(あっ、いい意味です!)。これはドキュメンタリータッチの戦争ドラマ、そのもの。見ごたえがあったし、もちろん笑いもちょこっとあるし・・・。なんといってもあの劇場が、奥行きのある戦場に変化するサマは迫力があった。計算された演出と役者の努力が報われている舞台だ。
満足度★★★★★
何回でも観たい!
男性キャストのサバンナ編を観てきました。小劇場の舞台とは思えない迫力で転換が行われ、非常にテンポがいいので飽きさせません!
役者さんたちの個性も豊かで、適材適所・・・というのかな~。上手いんですよね。
サバンナ編はもう一度観る予定ですが、オアシス編も観たいし・・・出来ることならあと3回は観てみたくなる作品でした!!
満足度★★★★
アツい!!
舞台狭しと走り回り、まるで映画のようなオープニングから圧倒されました。
今回はフランス外人部隊に所属されていた方の実技指導もあったとあって、戦闘シーンでの緊迫感が半端じゃなかったです。
ストーリーとしてはたしかにベタなのですが、熱演のおかげでかなり感情移入できました.
当初予定は予算の都合で今回だけ行く予定だったのですが、見終わったあとは他のチームも見たくなりました!
満足度★★★★★
演出も秀逸
ジープに乗って登場する兵士たち。幕開けの演出で、観客の気持ちを高揚させる。まるで映画を見ているような風景はコンバットなのですが、コメディというよりも群像劇に近い物語でした。構成も申し分なく見応え充分。
満足度★★★★★
コメディかと思いきや
あらすじを見てコメディかと思っていましたが、途中は切なくなったり平和について考えさせられました。
男性がメインのサバンナ編を観たのですが、女性がメインのオアシス編になると、台詞や動きが変わるのか、それとも男性と同じようにやるのか、その辺も含めてオアシス編も観てみたくなりました。
どちらもダブルキャストということなので4パターン+サバンナとオアシスのキャストがシャッフルになる公演も2パターンあって全部で6パターンもあるので楽しめそう。
満足度★★★★★
サバンナ編初日
男性中心のサバンナ編と女性中心のオアシス編がある。Wキャストを考慮すると4パターンになる。全36公演の長丁場だ。今のところ、今週金曜の昼は、ゆったり観ることができるとの話だ。
一応、コメディと銘打ってはいるが、内容的にもしっかりしており、シリアスでやっても充分通用する。無論、外人部隊には、様々な経歴を持つ者達がいる。観たいコーナーでも書いたが、自分も外人部隊の現役メンバーと話す機会があったし、自分自身が応募しようかと考えていた時期もある。色々なタイプの人間が集まれば、悲喜交々なことが起きるのは当然だ。まして場所は戦場である。良いことも悪いことも総てが桁違いなレベルで起きる。紛争地を歩いた経験を持つ者なら誰しもが、初めて経験する異様な迄の緊張感・緊迫感や、銃撃される恐怖、地雷や空襲、砲弾、戦車の地響きなどに生きた心地も無かった経験を持っているだろう。生き抜けば、攻撃してくる兵器の種類や距離なども音でほぼ分かるようにはなるものの、良い気持ちのわけが無い。公演では、こう言った背景の緊張感を出すことに成功していた。きちんと取材をし、取材した戦地体験を内在化することに成功しているのである。戦争を知らないはずの世代が、ここまで緊迫した舞台を創ったことを素直に褒めたい。
また、実戦を経験していないからこそ持ちえた正義感や念が、実際の戦争に対する異議申し立てとして機能し作品を演劇たらしめた。ドラマツルギーがきちんと成立しているだけでなく、現代日本の若者の優しさを顕して貴重である。怖い経験をしたことが無い方にも女性にも緊迫感のある舞台として楽しめよう。