満足度★★★★
いい芝居でした
似た者同士の擬似親子体験。泣けましたね。ラストはちょっと唐突な気もするけど、この終わり方が一番いいんだろうな。予定がつかずに続編が観れなかったのが残念。
満足度★★★★★
続編も気になる
役者の皆さんの喜怒哀楽がイキイキして伝わってくるイイ劇でした。海へ行くシーンでは、みんなのワクワクさに見ているこちら側も楽しくなりました。初めから終わりまでアッという間に感じるほど中身の濃い内容でした。続編の方も気になりますので、ぜひ見たい。
満足度★★★★★
観てほしい
再演ですが初観です。まず蓮役の斉藤花菜ちゃんがいいです!初舞台ということですが大人達の中で見事な演技でした。町子とのやりとりの変化が心を揺さぶりました。2作品逆に観てもいいですがやはり口紅→夏の終わりと観た方がより入り込めると思います。まだの人は是非観てほしい素晴らしい舞台です。
満足度★★★★
スナック
場末のスナックという言葉は懐かしい響きですね.若い人にはわかるのだろうか・・・最近はスナック紹介番組もありますね。居心地のいいスナックならきっと家族的な憩いの場になるのでしょうね.
お話はとても面白かったです.役者さんがうまいのでお話にリアリティが持てました.まち子さんの気持ちもわかりやすく伝わってきました.
狭い空間なので,セルフが突き刺さる感じもありました。最初の頃のお客さんのおしゃべりは少し台詞が多すぎて聞き取りずらかったです.
満足度★★★★★
無題438(12-181)
19:30の回(やや曇り)、18:45会場着、受付(半券割引していただきました)、19:00開場、一日おいて2回目です。「夏の終わり」ももう一回みるので計4回。今夜は向日葵が胡蝶蘭に変わっています(もっと違うところがある…と相原さんから「お題」をいただくも回答できず…いまだ思案中)。
演劇だけではなく、コンサートでも、スポーツの試合でも「LIVE」に同じものはなく、そこが映画、DVD、CDとの違いだと思っていますが、演劇の場合、みることができる機会は限られていて、一方、お気に入りの曲(CD)であれば何十年も聴き続けられる…今回、合わせて4回が精一杯。お気に入りの本をふと手にするように、いつでもまたみてみたいな…と思うもののかなわぬこと。
ならばこの2時間弱を切り取り。宝箱に入れ、いつまでも大切にしましょう、開けることなくとも鮮やかに感じ取れるまで大切にしましょう、このようなお芝居をみせて下さった皆様に深く感謝し大切にしましょう。
19:36開演〜21:20終演。
8/11追記:長澤さんは両公演でただひとり同じ役、「7年前」と「7年後」を結び付けお話しの中心(スナック「響子」)を表象しているように思え、思うほどに全編通して…ということに驚きながらも、温かさ、細やかさが優しく舞台を満たしているように感じるのでした。「7年間」を引きつけるチカラ(引力のような、磁力のような)があったから成り立ったのかもしれません。
8/12追記:真知子の感情の揺れ、戸惑い、己の記憶、小さき子への慈しみ、吉村さんがみせてくれたのは、カラダを流れる冷たいものが暖められてゆく様子、かじかんだ手を大きく包んでくれるような、そっとそこによりかかりたくなるような…感情に観客として同期する…のでした。
始まりのシーン、真知子の衣装が喪服で、指輪を外すのはそういうことなのかは2回目で気がつきました。いかに鈍いかです。
満足度★★★★
身につまされた
忘れかけていた子供の頃の感覚を思い起こさせる作品であった。自分自身も早く大人になりたかった子供なので、主人公、レンの気持ちに重なる部分が多く、改めて様々なことを振り返ってしまった。
様々な成り行きで場末のスナックのママ、マチコは、レンとずっと敵対関係に近い関係にあるのだが、レンのむきになってアイデンティファイしようとする態度に、自らの少女時代を思い出したマチコは、ひょんなことで初めて笑いを漏らす。そのあとからレンは、自分の名前に拘るアイデンティティーの危機を脱する。中盤のハイライトシーンでこのように細かく気の利いた配慮ができる劇団はそう多くはない。いい劇団であることは間違いない。
満足度★★★★★
無題436(12-179)
こんばんは、先日の「夏の終わり」の後になってしまいましたが、本日みてきました。19:30の回(曇、暑)、18:55会場着、受付、19:00開場。舞台はほぼ同じ、違いは2つのハンガーとお皿くらいでしょうか。正面には夏を彩る向日葵。時は遡りもうひとつの物語。再演ですが、初見です。会場までの移動時、「口紅」→「夏の終わり」、その逆の場合、それぞれどのように思うのかな、と考え続けていました。どちらかひとつの選択しかないわけで、あとは余韻とともにいつまでも、このお芝居を思い出すたび、この今の気持ちが甦るのかもしれません。
観劇中、心の中で「夏の終わり」のシーンやセリフが重なってきます、それは時間を遡ることができる者だけが感じるものなのかも、氷を手でつかみ、指先でかき回す、少女は階段の踊り場で佇む(今と7年後)、テーブルと筆記洋具、ひとつのグラス、時を隔て繰り返されるものが沢山のことを語りかけてくるようです。
夏の夜、夜空に瞬く星、流れる雲、風がまといつき、全身にしみわたり巡る沢山の想い、膝を抱え、砂浜に腰をおろせば見えるのでしょう。
会場外、斉藤さんがいらしたので声をかけてしまいした「とてもよかったですよ」、その時の満面の笑み、またお芝居でお会いしたいですね。
今夜は光藤さんがスタッフとして会場にいらしていたのでちょっとお声がけさせていただきました。
続きものをひとつの公演でみるのは初めてです。
当パンは表がカラー刷りで稽古場風景あり。
桃太郎と浦島太郎..太郎つながりではなさそうだけど、どんどん脇道に入って…どこまで行くんだ…。
親が子へ、子が子へと、舞台の左と右、その間にはきっと沢山のものが詰まっている。
今夜も「鏡月」…満月なのかな、真夏の夜の夢...のような素敵なお芝居でした。
19:35開演~21:21終演。
満足度★★★★
いい芝居!見て損はない!
終演後の出口に子役の女の子が元気よく挨拶していたので、思わず「ありがとう!」と、逆に言ってしまった。(周りがうるさかったので聞こえなかったかも)この女の子の自然な演技はもちろん不可欠だが、その子を取り巻く大人たちも短い間にそれぞれの人物像がくっきりと描かれていて、素晴らしい脚本と演技。海に行くシーンでちょっと踊ったりしたのも、その楽しさが表れていてよかった。
満足度★★★★
夏休み
人は、いろんなものにつかまりながら立ち直っていくものなのだと感じさせる物語だった。
仕事や、仲間や、時には反発する相手にさえ、支えられている。
受け止める安定感ある大人たちを得て、達者な子役が圧倒的な存在感を見せる。この子はこれからどんな演技をするんだろう。
満足度★★★★★
やっぱり素敵な作品です
初演を見てるので、ストーリーは知っているのに、笑って泣いて、切ないけど温もりのある素敵な物語でした。
本も演出も、ちょっとだけ変わった部分は、あるけど、変わらぬ良さと、違う魅力が、輝いていて、観て良かったです。
初見の方も、初演見た方も、あまり芝居をご覧にならない方にも、お薦めです。
満足度★★★★★
すごい!の一言!
決してキレイ事だけじゃない芝居。観ていてしんどくなるタイミングがいっぱいあって、でも次には楽しいことが待っていて。何をするわけでもないけど実家に帰ってお父さんお母さんに会いたい。
満足度★★★★
秀逸な作品でした!
古い話ですが 1971年公開の「思い出の夏」 ゲーリー・グライムス&ジェニファー・オニールが主演でしたが たぶん2-3年落ちでやってきた名画座で見た記憶があります。
そして 1988年公開の「君がいた夏」 ジョディ・フォスター&マーク・ハーモン主演。
どちらも 思春期の男の子が 年上の女性に憧れて ひと夏の 甘く切ない ノスタルジックたっぷりの作品でしたが・・
papasan 『○ ○の夏・・』 的なものに滅法弱いという下地があるんですよぉ(*゚ー゚)ゞ
こちらは タイトルでもわかるように 一人の少女の夏休みの出来事と
自称 場末のBarのママ マチコ との
"女同志の確執" が過去の伏線、自分の小さい頃とオーバーラップさせながら 徐々にわかりあえていく というストーリーです。
ほんとは 細かくストーリーを書きたいんだけど、まだ公演も続くので あえて書きません。。
マチコ ママ役の吉村玉緒さん 不思議な感じの魅力ある役者さんでした!!
雰囲気を持っている って感じでした。
それと 小学校3年生の少女を演じた 斉藤花菜ちゃん。
子役さんですが めっちゃ良かったです
上演時間は 1時間45分 軸がしっかりしていて サイドストーリー的なものや 笑いなどの要素も バランスが良い感じだったし、 奥行き感のある作品だったと思います。
この作品は2010年の再演 とのことですが その7年後という設定の
『夏の終わりを告げた手紙』 という作品と 交互に上演されているんですよね。
ん~・・ もうひとつの 「夏」も見てみたいーー
後はネタバレBOXで