満足度★★★★
随所で懐かしさ炸裂
人の名前と顔が一致しにくくなってきた身(爆)としてドキリとする出だしだったが、状況の極端さに何やらフシギなナニカだと思い直す。
そうして展開するのは懐かしき「少年時代あるある」的な。随所で懐かしさ炸裂。
また、街なかや集合住宅戸口など様々な場に対応できる装置も◎。
満足度★★★★
鈴木の行方は?
現実と回想と白日夢?的なシーンが入り混じり、独特な不思議な空間が出来上がっていました。いくつかのコトは感じたのですが、どれを伝えたかったのか、それとも観た人がそれぞれに感じてくれれば!?っていうことなのでしょうか…
子供の頃の記憶の曖昧さ、そのときの想いのギャップ、色々考えてしまいました。
満足度★★★★
面白かったです
事前にここのクチコミを読んで、ある程度わかりにくい話なんだろうと心構えができていたので、面白く見ることができました。
私も実体験で、FBを通じて四半世紀ぶりにつながった友人たちと小学校時代の思い出話をしてあまりの記憶のあいまいさに驚くことがありました。
例えば、私は自分を富小(学校)出身だと知っているのですが、ある友人が「門小だったよね」と何度も言うので、一瞬、そうだっけ?とか思いました。その上、その友人と同じ小学校で遊んでる記憶まで浮かんだりして。
このお芝居の、曖昧さ奇妙さはそのまんま、ひとの記憶の不確かさを現わしているように思えました。
主人公の男が惑い過ぎているのは、四十という年齢以上に作家という性質にある気もします。
あと、犬、どう見ても犬じゃないけれど、かなり犬らしかったです。
満足度★★★★
人間の存在の拠り所は...
初めて見させて頂きました。不思議な世界で,どこまで行くのだろうか?どこに連れて行かれるのか?少しドキドキしながら追っていった感じです。人間,存在の拠り所は昔住んだ家とかだったりするのかも知れません。自分はたまたま家が残っていて地域もあまり変化ないわけですが,主宰が当日パンフレットに書いてたように,家がなく地域も全く変わっていたとしたら...自分の来た道は自分の記憶の中に,ということになるのでしょうか?その記憶さえも時間の波に洗われて,日々風化してくという事実に,何だか言い様のない寂寥みたいなものを感じました。人間,所詮そんなものなのか。
満足度★★
友情の確認再生作業
出演者一人一人にそれぞれ見せ場があり、それがちょっと全体的に長く感じてしまった。
舞台に客席との仕切りがなく、駅前劇場内の狭さを無駄に拡げてみせてた感じ。
あらすじとは別の内容を考えてたので、実際見たら不思議な話だった。
満足度★★★
なかなか
チケットプレゼントにて観劇。
「おもしろさ」としては、なかなか、楽しめました。
いろんな箇所に散りばめられた小道具を使って、捨てていったり。
カラダ張ってるなぁ、と。
でも結局、なにが言いたかったのか…???
役者が割とシッカリとしているのに、本にブレが感じられるような…??
内容自体の感想に触れるのは、なんだか難しいです。
勝手な感想、すみません。
満足度★★★★★
まるでおもちゃ箱
主人公の作家は自分の辿ってきた道のりを回想する。それは中学生、小学生へと戻る旅だ。その回想たる意識がはっきりしてくると作家は過去を思い出す。物語は作家が本の中に迷い込んだような態。その中身は、玩具箱のようにキラキラと輝いていた。
無題399(12-142)
19:30の回(曇)。19:05会場着、受付(指定席)。入る前に靴の汚れを落とすように…奥にも座席がありスタッフにお聞きすると「奥です(G〜I)」と。自動車教習所みたいなツクリ。車止め、横断歩道、信号。砂場、階段に坂道、人の背丈ほどのパイプフレーム、木。床は、ます目の黒、灰、緑。白い線と黄色い線。卓球のラケット、ペットボトル、虫かごなんかが置いてあります。奥3列、入口側4列のパイプ椅子席(座布団あり)。BGMは雑音だらけのラジオから聞こえてくるような曲。19:34開演、男がひとり、犬を連れて登場〜21:28終演。日常の風景や佇まいが気がつかないうちに変っている…眉村卓さんってそんな作風だったかなと思いながら観劇。白く見えていたモノが瞬きしたら黒になっていた、みたいな。でも、観劇中、それなりの違和感があったことも事実。
満足度★★★★
記憶の四つ角で惑う男
忘れていたことさえ忘れてしまう年齢が四十なのかもしれない。
子どもが大きくなるのに反比例するように小さくなっていく自分。
そんな四十男の存在の頼りなさが出ていた反面、
彼の記憶と事実とのギャップが、登場人物の言動に反映されないもどかしさが残った。
満足度★★★★★
不思議
不思議な感覚になるお芝居でした。
内容の理解度50%くらいでしたが、観劇後にパンフレットの主宰挨拶を読んで80%くらいまで持ち直しました。
でも、内容なんて消化不良くらいがちょうどいい。
いやー時間あったらもう一回見に行きたかった・・・。
満足度★★
何を描きたいの
よほど深刻な精神の病でも抱えていない限り、内容的に芝居にならない。もし、深刻な疾患を抱えているならば、せめてそれを匂わす演出が舞台上であっていい。鬩ぎ合いは表面的で訴えかけてこず、笑いにも工夫が感じられない。良く言えば、お茶漬けのようにさっぱりしているのかもしれないが、それは、脂っこい物を食べた上での話だ。茶漬けばかりでは、よほどの工夫がない限り高い評価は望めまい。
話がうわっ滑りなのは、頭だけで辻褄合わせをしているからではないか? 演劇をやっているならもっと身体性への思慮が必要である。
満足度★★
最初はよかったけど…
今までに何度か駅前劇場には行ってますが、こういう使い方をしているところは初めてで、新鮮でした。最初は笑えて面白かったけど、なんだか後半になるにつれて…『男、四十にして惑う』っていうのは、残念ながら私は見ていて感じられなかったです。あと、音響はなかなか良かったと思います。
満足度★★★★
中盤までは
結構笑えたけれど、それ以降はズルズルとメリハリがなくなっちゃった印象で、結末もさらっと終えてしまいちょっともったいない感じ。 個人的には、犬の鳴き声が妙にリアルで気にいって見ていたのに、終盤しゃべっちゃったのでガッカリ(笑)。
満足度★★★★
不思議な空間
舞台の使い方が、面白かった。
最後はどうまとめるのだろうかと楽しみにしていましたが、
直球できましたか。外人さんもちらほら来ていましたが、
わかったのかなぁ(^_^;)