満足度★★
何を描きたいの よほど深刻な精神の病でも抱えていない限り、内容的に芝居にならない。もし、深刻な疾患を抱えているならば、せめてそれを匂わす演出が舞台上であっていい。鬩ぎ合いは表面的で訴えかけてこず、笑いにも工夫が感じられない。良く言えば、お茶漬けのようにさっぱりしているのかもしれないが、それは、脂っこい物を食べた上での話だ。茶漬けばかりでは、よほどの工夫がない限り高い評価は望めまい。 話がうわっ滑りなのは、頭だけで辻褄合わせをしているからではないか? 演劇をやっているならもっと身体性への思慮が必要である。
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2012/06/07 00:41
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