PLAY PARK2012 公演情報 PLAY PARK2012 」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-12件 / 12件中
  • 満足度★★★★

    演劇フェスって楽しい!
    2012/04/28(土)15:00観劇

    二瓶拓也さんが所属してる花組芝居の公演があるから、生で見たいなーと軽い気持ちでチケットを取りました。

    普段見ないようなダンス作品を見る機会になってありがたかったですし、明らかに客席の雰囲気がアウェイの作品もツボにはまってしまってたっぷり楽しみました!
    初めての花組芝居がただただ衝撃で……観劇後に、これはハマってしまったーと頭を抱えていました。

    またこういう演劇フェスがあったらぜひ拝見したいです!

  • 満足度★★★★★

    MONOを観に・・・
    今年の2月にMONOの「少しはみ出て殴られた」を観に行って以来、MONOに釘付けになってしまった私。
    ちょっとでも観れないものかと思い、探し出したのが「PLAY PARK」。
    最終日に出演するということで、昼公演と夜公演がありましたが、夜公演は売り切れていたので、昼公演に行くことにしました。
    5組出演中、MONOは4番目。
    期待も最高潮に来たときに登場!でした。

    ネタバレBOX

    「意外な盲点」
    ある部屋に集まった4人の男。
    彼らは、ある計画を練っていたのだが、その計画が警察にもれたことから、誰が犯人なのかと探し始める。
    でも、実は、その計画がもれた理由は・・・・

    MONOらしい、会話が中心でその会話のズレによって生まれる笑いがとても面白かったです。
    個人的には、尾方さんがめちゃくちゃ可愛くて、水沼さんがカッコ良かったです(*´∀`*)

    余談ですが、MONOの後に登場したコンドルズ独立機動部隊「暁」さん達が、スーツ姿でピストルを持っている姿がめちゃかっこよかったのですが、その前のMONOもスーツ姿にピストルを持っていたので、全く違った趣があってそれはそれで良かったです。
    あと、動物電気さんは、辻修さん以外の方が、みんなズングリしていて笑えました。
  • 満足度★★★★

    29日夜
    久しぶりに、嶋村太一を見た、つまらない。
    コンドルズはさすが、客をのせる、体の動きも素晴らしい。

    ここで私は寝てしまった。ごめんなさい。

  • 満足度★★★★

    28日夜
    開場10分押し。またグダグダな舞台見せられるのかと思いきや、今回は面白かった。
    ホナガヨウコ企画、頑張ってたけど、つまらない。
    花組芝居、初めて見た。おもしろかった、というか物珍しかった。
    キノコ、良かった、大人っぽかった。
    鳥肌実、単純におもしろい。
    小野寺修二×森山開次、期待外れ。

  • 満足度★★★★

    ダンス&変わり種(28 日ソワレ)
    ダンス系のグループ3つに、ネオかぶきを称する男性のみの劇団と不謹慎系漫談という変わった組み合わせのプログラムで、3時間を越える長丁場でしたが、個性豊かで楽しめました。

    ホナガヨウコ企画×d.v.d『リアル感電!!/2012年版(また会いたいし、笑いたい)』
    ドラムの演奏によって映像をリアルタイムにコントロールするユニット、d.v.dとのコラボレーション作品で、ヴィジュアルも内容もとてもカラフルでキュートでした。ムーブメントの組み立て方やダンサーの技術は甘さを感じる箇所もありましたが全体的な雰囲気が良く、2010年初演のフルヴァージョンを観に行けなかったのが悔やまれました。
    ゲストのお笑い芸人(?)、マンボウやしろさんは周りに遅れを取った動きが目立っていて残念でした。

    花組芝居『海神別荘』
    海の神と、彼の元に嫁ぐことになった女性を描いた、いかにも泉鏡花らしい幻想的な物語でした。紋付袴姿の全員がほぼ出ずっぱりで、様々な役を演じるスタイルが興味深かったです。
    古めかしい台詞にタンゴやサルサ等のラテン音楽を合わせるのは面白かったのですが、多用し過ぎていてメリハリがなくて単調に感じました。

    珍しいキノコ舞踊団『キノコース』
    2月に上演した『ホントの時間』のダイジェスト版で、冒頭で再演だと分かった瞬間から既に以前の感動が蘇って、引き込まれっぱなしでした。
    初演時に客席を沸かせたラストのEW&Fの2曲を敢えて外したことによってショートヴァージョンとしての統一感が出ていたと思います。

    鳥肌実『玉砕演説』
    右翼的メッセージがプリントされた衣装を着た鳥肌さんが日の丸をバックに、政治家や左翼系団体、某宗教団体等をテレビやラジオでは放送出来ないようなネタでおちょくる内容で、途中までは次第に面白くなっていましたが、中盤からは失速気味に感じました。

    小野寺修二×森山開次『共犯』
    小野寺さんは出演せずに演出・振付に専念していて、森山さんと森川弘和さんのデュオでした。殺人事件の容疑者の取り調べを描いた作品で、最後の部分がよく分かりませんでしたが、小野寺さんならではの時間や空間が変容するような動きや、沢山の役の瞬時の入れ替わりが鮮やかでした。
    森山さん、森川さんとも動きにキレとバネがあり、素晴らしかったです。

  • 満足度★★★

    28日昼
    1時間弱遅刻、1回目?の休憩の後入場。
    動物電気の感じはつかめた、たぶん。
    珍しいキノコ舞踊団は、1曲目ではこれを単独公演で観るには僕にはキツイかもと感じたけど、最後の方はこれイケルかもとなってきました。
    今日はあさ早かったので花組芝居の時はかなり寝てました。

  • 満足度

    27日昼
    ひどかった。音響駄目。照明駄目。舞台監督駄目。
    どのグループも実力を出し切っていない。
    日替わりオムニバスなんてこんなものでしょう。
    見に行った私が悪い。

  • 満足度★★★★

    6日め 昼の部 観劇
    当日登場順
    裏ワザ「漏れて100年」
    吟舞道至心流『「祝賀の詞」「まつり」「風雲坂本竜馬」』
    罪と罰「罪と罰のフォーク的こころ」
    —————休憩—————
    劇団鹿殺し「暴れん坊銀河鉄道の夜〜前張り2012〜」
    入江雅人『「曲とかかわる」「メカカ」「予告編」』

    タイプの違いを如実に体験出来た公演を観たという感じ。日本の芸事ってホント幅広いわ。初見の裏ワザと吟舞道の独特の詠む、見せる、徹底した芸の表現法は迫力があった。が、幅広過ぎて見るエンジンをかけるのに時間かかりましたw。
    罪と罰、鹿殺し、入江さんメインで見てました。

    ネタバレBOX

    ・裏ワザ「漏れて100年」
    男性4名のパフォーマンス芝居、山の手事情社ぽい?と思っていたけど、やっぱり違う。
    狂言ぽい現代口語の台詞回しが聞いててクセになりそうだった。
    主人公となる「さち」を軸に、生生流転の百余年に渡る一瞬の出来事を「仙人」「ゆめ」「無限」「うた」という人物と関わり、最後は鬼がやってきて‥悲惨ではないけど壮大で孤独な話だった。
    だれか解説して下さいw。

    ・吟舞道至心流『「祝賀の詞」「まつり」「風雲坂本竜馬」』
    詩吟といったら天津木村と、漢詩に節を付けて詠むから詩吟という事しか思い浮かばないんですが‥それに舞いをつけた演目。生声で聞かせ朗々と歌うのかと思っていたら、結構きらびやかで激しい踊り方でたまげました。ウチの親はあそこまで動けんなぁ、と妙な所で感心。
    演目の中ではある意味独特のチョイスだけど、これも立派な舞台芸術の一種だと思う。
    祝賀の詞/歌詞の内容通り、白波や松、鶴といった振りを交えての演舞。
    まつり/北島三郎のあの歌です、途中アレンジしてたけど。演舞の方も多少サブちゃんに似ていたような‥(笑)
    坂本竜馬/謡曲にのせて、かの偉人の決意表明を演舞した模様。この方が一番の若手ぽかった。
    吟じている、というか、詠っている時、シブゲキ規模の広さならマイクなくても後ろまで届きそうな声量があったように思うが、やっぱ使った方が聞こえ方が違うのかな。

    ・罪と罰「罪と罰のフォーク的こころ」
    罪(しんぺーさん)と罰(まことさん)のフォークデュオが歌う全曲下ネタ入りのステージと、スナックのママさん(千葉さん)によるツッコミコントネタ。
    歌:マジカルバナナ、恋のスタジアム2012、ほか2曲
    暗転の中、まわり見えなくて出だしからガタガタと物音をさせてる罰さん。灯りついて一曲歌うが、その傍らで苦い顔して見ているママ。そんな歌ウチじゃ歌わせない!別の歌にして!灯りだって変わるのよ!とリクエストするがサウンドは爽やかでも内容は終始一貫下ネタ。
    罪さん:待ってる間YouTube見てたんで、ママが詩吟歌ってたらどうしようかと/ママの洋服の絵柄(おへそ部分にバラとチューリップがあしらったデザイン)について、長いと股間にあたるね!/ステージ後方全く使用する事ないので、後ろもったいないね!わーいと駆け回りそうになり、ママと追っかけっこしそうになるも踏んだらダメと言われるコードの存在を見つけ、すぐに止める。/
    主に罪さんとママが会話しているんだけどおずおずと喋る罰さん:キ○マサ○エさんをキムラハルコさんと言い間違えるがあまり気にしてない。憎たらしいと思ってるんでしょ?ママは心が東電OLだから。→渋谷の真ん中でそんな事言っちゃダメ!/冒頭にギターガタガタさせたけど、以前も暗転中サングラスかけてガタガタさせたらしい、伊藤つかさみたいでしょ?→ここの(客席)目の前は壁なの、微妙に分り辛いネタを話すな!/途中椅子に座って2人のやり取り眺めてたら、いきなりギターのストラップが外れギターが落っこちるハプニングがあるも大したチューニングせず、その後そのまま演奏する/
    ママ:餃子一人前24個!/小道具のマグカップ100均で購入、スケルトンで外側が水張ってんの、で中はそれよりも多く入れてマジック?(誤差)を楽しめるでしょ。〜ちょっと違うんじゃね?で初めて用途を理解→カップ凍らせて冷えを持続させるやつなんだけど、まじでそういうカップだと思っていた模様。/ちょっとそこのチェッカーズ!(二人の衣装が奇しくもチェック柄だった)→気が合うんだよね〜僕たち、で、益々苛つくママ/今何時よ!明るいうちからそんな歌歌っちゃダメ!夜にやって!伊勢正三とイルカのなごり雪みたいなやつ歌って!さだまさしみたいなやつ!/じゃ新曲をといいつつ、元歌が「恋のスタジアム‘95」を出てくる人名変えて「2012」にバージョンアップしフルコーラス歌いきる。「やっぱ下ネタじゃない!」で〆。
    歌詞の内容に興味がある人はCD聞いて下さいw
    千葉さんの突っ込みぷりが清々しかったw

    ・劇団鹿殺し「暴れん坊銀河鉄道の夜〜前張り2012〜」
    肩パット2枚併せて前張りにし、最後までその衣装で踊り演じきった男6人衆。内容は銀河鉄道の夜だけど、鹿殺し流にアレンジされた30分のほぼオリジナル舞台だった。最初に触れる「銀河鉄道の夜」がこんなんだったら小難しいと思わず、結構すんなりと頭に入る人も居るんではないかなw
    チョビさんのジョバンニ、丸一郎のカンパネルラ、他、
    電飾を身体に巻き付けて天の川の仕組みを教える先生、全員がマーシー、ガガ風ダンス、血まみれ兄妹、サトラレ車掌、K-POPグループ、東北新幹線と東海道新幹線をモチーフした銀河鉄道から見える景色、そして別れ。
    最後は総勢11人で「Power to the 前張り」のパフォーマンスで〆。
    エロとPOPでインパクトはあるけど、なぜか終わりはホロリときそうになるのは今回も健在でした。完全verあったら見たい!
    本公演作に劣らず面白かった。

    ・入江雅人『「曲とかかわる」「メカカ」「予告編」』
    過去のベスト作品2本と次回作の一部を加えた、セットなし、衣装なし、映像なしのアコースティックver。
    曲とかかわる/浅井健一の「宇宙の果て」の曲と対話するネタ。
    メカカ/ヤブ蚊に刺されて退治するまでを壮大な過程で描いた大作w。
    予告編/SF超大作「世界征服への道」Coming soon!、時の6本指(サスペンス?)
    予告編の時、話の歩調と音が上手く合わず、プレリハ状態に。それが演出だったのか、ホントにかみ合ってなかったのか、やり取りが自然過ぎてやや混乱、それも面白かったので良しとする。

    鹿殺しの時、マイクトラブルあったのが残念。それ以外は今回も楽しめました。
  • 満足度★★★★

    25日昼の部観劇
    色々な劇団(団体・個人)の芸が見られて、かなりお得感いっぱいでした。
    特に劇団鹿殺しの「暴れん坊銀河鉄道の夜~前張り2012~」は最高でした。
    これ見るだけでも、チケット代の価値はあったと思います。

    このイベントは、毎日違うのでネタバレ関係ない気もしますが、長くなるので個々の感想はネタバレの欄で。

    5組。15時スタートで全部終わったのは18時でした。休憩は10分が一度。

    ネタバレBOX

    裏ワザ「漏れて100年」

    予告というかチラシには入っていなかった劇団でした。
    4人の若者が出てきたのですが、全員イケメン。ちょっと得した気分(笑)
    中の一人に見覚えがあったのですが、伊藤えん魔さんの『蒲田行進曲』で、橘(狂乱バージョンでは小夏)をやっていた田渕法明さんでした。
    100年を一気に駆け抜ける話。不思議なお話でした。


    吟舞道至心流

    出演者が平均年齢70才?みたいなおじいちゃんとおばあちゃんたちで、その前の演目との差が激しくて、つい笑ってしまいました。
    私の友達がタップダンスやフラメンコを習っていて、たまにその発表会に行くのですが、その発表会で見たことあるよな日本舞踊。
    おじいちゃんが吟じて(というか歌ってたカラオケ風)、おばあちゃんたちが踊ります。
    あっ、おじいちゃんがひとりで踊った「祭」も良かった。笑っちゃったんだけれど、おめでたい感じもしたし。長生きしてね。


    罪と罰「罪と罰のフォーク的こころ」

    下ネタでした。最初から最後まで下ネタでした(笑)
    正直、下ネタは好きじゃないのですが、千葉雅子さんのつっこみが私の気持ちを代弁していてくれたので、楽しく観ました。
    千葉さんがいなかったら、今日のワースト1だったな。うん。


    劇団鹿殺し「暴れん坊銀河鉄道の夜~前張り2012~」

    すごかったです。
    前張り2012。鹿殺しの前張りは初見でしたので、かなり衝撃でした。
    席が2列目だったので、かなりきわどいところも見えてしまいました。(見ちゃいけないと思うと、つい見ちゃうんですよねー)
    しかしながら、話はちゃんと「銀河鉄道の夜」になっていて、菜月チョビさんのジョバンニに泣かされました。
    チョビさんの少年ぽい声とかたたずまい大好きなんです。
    ちなみにチョビさん以外は全員前張りなんですけれどね。でも、感動する芝居になっていましたよ。
    そのギャップがすごいんです。この芝居は、本当に観ることができて良かった。

    前張り、肩パットで作っているとは知らなかったー。



    入江雅人さん「曲と関わる」「メカカ」「予告編」

    一人芝居、さすがの面白さでした。
    「曲と関わる」は大笑い。
    「メカカ」は、何人出てくるんだ!みたいな。
    しかし、次回の予告編というのがグダグダでした(笑)
    それも、また観たいと思わせる手なのか。
  • 満足度★★★★

    イエーイ、イエーイ!
    コラアゲンはいごうまん、ピチチ5、ラブレターズ、エレキコミック、東京03の回。

    恐らくエレキコミックが予定より長くなったんだと思いますが、10分の休憩を入れて約2時間50分。それぞれが30分前後だから実力が出て見応えありました。

    ラブレターズはお薦め!!

    ネタバレBOX

    【コラアゲンはいごうまん】 雨上がり蛍原の元相方、芸歴二十余年。宗教団体への営業をさせられたことがあったというのがワハハ本舗所属だけにシュール。

    【ピチチ5】 すげー、もてない自分たちが死ぬことがみんなの幸せとは。渋谷で飛び込もう、死体の山を築こうとは何てシュール。

    【ラブレターズ】 イエーイ、イエーイ、西岡中学校校歌を始め中学校生活を題材にしたいくつかのコント。面白い!!これからもどんどん売れていくと思います。

    【エレキコミック】 ゆるーい。そしてウンコの話ばっかり、幼稚園児かって。エレ片を含めた過去の映像を使った手抜きの手法でしたが、面白かったから許します。

    【東京03】 同僚と上司の悪口を言っている時に上司が来たら普通やめるのに、一瞬逡巡してからまた続ける、ふーむ独特の感性ですね。コントから不条理劇に発展させてほしいと思いました。
  • 満足度★★★

    様々な身体表現(23日ソワレ)
    演劇2組とダンス3組が出演するプログラムで、ダンスは当然のことながら、演劇も身体表現が特徴的でした。

    柿喰う客
    永島敬三さんによる一人芝居で、スタンドマイクを前にして、恋する女子高生の奇妙な物語がリズミカルで緩急の対比が鮮やかな口調で語られ、コンテンポラリー落語といった趣きでした。音響や照明の演出を用いずに、一人の声と動きだけで20分間を持続させていて素晴らしかったです。

    アマヤドリ
    ひょっとこ乱舞から劇団名を変えてからの初の公演で、人の出会いの不思議さを爽やかに描いていました。6人の役者で台詞を回して1人のモノローグを語るような文体や、ダンスでも日常動作でもない動きが印象的したが、本公演の時のクオリティーに比べると物足りなさがありました。

    きたまり
    セーラー服を来た客席から観客を掻き分けて登場し、リズムに合わせて激しく踊ったり、無音の中で静かに踊ったり、途中で台詞もあったりとユーモラスな作品でした。昼に柿喰う客の『絶頂マクベス』に出演して夜はこの公演というバイタリティーが凄いです。

    Baobab
    4人の女性モデルを男性カメラマンが撮影しているというシチュエーションから始まり、ビートの効いた音楽に乗せて踊る作品で、アフリカ系のダンスを思わせる腰の落とし方とステップが印象的でした。荒削りな感じはありましたが、独特のセンスが魅力的でした。

    ISOPPと愉快な仲間たち
    自らヒューマンビートボックスをしながら踊って始まり、一発ギャグ的なコント、物真似芸とバラエティ豊かなパフォーマンスでした。しっかりとしたダンスやヒューマンビートボックスのスキルがあるのに、方向性がはっきりせず、器用貧乏な印象があり勿体なく思いました。

    フェスティバルと銘打うっている割には雰囲気が地味で、盛り上がりに欠けるように思いました。

  • 満足度★★★★

    2日め 夜の部 観劇
    当日登場順
    男肉 du Soleil「男肉フェスティバル~no more war~」
    小林顕作の、明大前フォーク集会。
    篠井英介「和の音ともに。」
    —————休憩—————
    伊藤ヨタロウ(メトロファルス)
    押忍!!ふんどし部!「押忍!!ふんどし部!」

    裸演目で始まり裸演目で閉めた公演だった。なんかもうフリーダム!!
    普段だったら接しないような公演内容でも、このようなイベントで舞台を目の当たりにすると意外と興味が湧いてくる、どれも楽しかった。
    休憩を含めて2時間以上の長丁場、転換時とかはもうちょっと工夫してほしい。

    ネタバレBOX

    もともと篠井さんとヨタロウさん目当てでした。
    ・男肉 du Soleil「男肉フェスティバル~no more war~」
    大阪から夜行バスに乗って当日上京されたそうで、団長はジャージ姿、他団員は上半身裸+ジーンズ+裸足、他女性はTシャツ+スカート(だったかな?)、一人なんか着てたな。
    渋谷で一人ほっぽり出されてもどうしていいのかわからない、「PLAYPARK」値段高いんじゃ、宇宙でレコードまわしてみろや、等々disり捲るが、すぐに土下座謝罪。
    団長が指示する通りにやれば安心設定の、初級者には優しいMCラッパーぷり。
    未だモテ期に遭遇していないアニメやマンガ好きな男子君達の魅せる微妙に切れの鈍い半裸ダンス、無駄に筋肉ついている人とそうでない人達、落ち武者のような赤ベルトの人が妙に気になった、好きになったりはしないが。全身汗だく、紅潮した背中をパーンと叩きたい衝動にかられた。そしてTMレボレボとTRFのダンスBGMについ一緒に口ずさんだ事は内緒にしておきたい。初っ端から観客巻き込む、無制限一本勝負のような演目だった。

    ・小林顕作の、明大前フォーク集会。
    ギター1本でいつもの集会パターン。男肉からの「宇宙で〜」に返答する形で「俺もまわしてみたいよ!」と軽くいなしていた。
    男肉団長は過去小林氏のワークショップに参加した事あったらしい。
    以下、こんなMC
    基本歌っているだけだから、みんなもオリジナルの良さを知って好きになろう。自分はサウナー!(サウナ好き)が、行きつけだった渋谷ニューグランドが閉店していた!その衝撃の瞬間は膝から崩れおち気づいたら街を彷徨い別のサウナを探していた。またお腹ピンチになりトイレ探して渋谷を彷徨った、20〜30代はまだ絞まりがあるが40代になるとそうはいかないという歌を作った。雑貨店の商品POPで「木目調」iPhoneケースが気に入り購入したが取り付けたら銭湯の下足板みたい、というトホホな話。時間が押してたようで最後はユーミンとエグザイルどっち聴きたい?と問うが「どっちも」という事で2曲歌う。もともとエグザイルの舞台をフォローした関係から付き合いが始まり聴くようになった、選曲した歌は彼らの曲の中で一番気に入っているそう。
    ガラスのジェネレーション(元春)→キミかわいいね(RC)→渋谷でウ◯コ漏らした歌(オリジナル)→やさしさにつつまれたなら(ユーミン)→HERO(EXILE)計5曲

    ・篠井英介「和の音ともに。」
    舞台の役柄は女形だけど、日舞は芯の通った男形でした。
    鼓と和太鼓のお囃子の響きが気持ちよい。
    日本の芸事の大切や優美さを、凛とした佇まいで挑んでいる英介さん達はカッコ良く、ただただ美しい所作と舞いと場内に響き渡る幽玄な世界。小道具の名称がわからないけど、貝のように2枚重ねた扇子(上部分は獅子舞の鬣のような物と襟足布?と鈴が付属)を使い慶祝ぽい踊りだった。10分程の短い時間だったけど素敵な演目。
    ただ、黒い床がむき出しのステージに足袋で踊る姿に、スタッフもうちょっと考えてあげたら良いのに。
    —————休憩—————
    篠井さん終了直後から次のメトロファルスのセッティング、ギリギリまでずーとやってた。
    ・伊藤ヨタロウ(メトロファルス)
    サウンドチェックしながらメンバー紹介。
    裸出演者が多いので「俺も裸で出れば良かったのか/さっきcube社長に会った、ギャラが安い、俺らは若手(パンク?)バンドか/配券がぴあだったので、半蔵門の時と今の渋谷にある違いぷり」等々ヨタロウさんも負けずにdisってた。
    音楽担当した舞台の曲メイン。聴いているうちにその場面が思い出す、タイトル失念した事もあり、その当時のプログラム買っとくんだったなーと苦笑い。バンドVo.の天智さんが陸前高田出身、次のライブはそこでやれるメドがついたそう。彼女が歌う声は澄んでいるけど力強く、綺麗な歌声。歌っている顔立ちも菩薩顔に見えてくる。
    ヨタロウさんの口から(当たり前だけど)井上ひさし氏や松尾さんの名前が自然に出て、妙に嬉しかった。聴いて高揚、観て高揚するライブだった。立って騒ぎたかった〜!「宇宙〜」の時、篠井さんの事に触れていたが、残念ながら出ては来なかったw。
    贔屓目だけど、良いライブ!また出演させてほしい、今度は単独で!!!
    また演劇+音楽好きで良かった、と思った。楽しかった。アンコールしたかった〜。
    タイトル失念や不明の為「?」表記
    ?/メトロファルス→金剛般若波羅密田ソング(道元の冒険)→?/海に出るシーンの挿入歌(同)→コメの歌(NHKみんなのうた)→キレイ(キレイ)→宇宙は見えるとこまでしかない(同)→?/メトロファルス 計7曲

    ・押忍!!ふんどし部!「押忍!!ふんどし部!」
    チラシ等はいつも目にしていたけど、イケメン需要舞台は今まで食指動かず初見。多くの若い女子はこの方達目当てだったんだろうなー。
    作が男子はだまってないさいよ!の細川氏、演出がマッチャーだし、何となくイメージはついていたけど、ここまでの馬鹿歌を歌って踊って芝居して吹っ切れているとは予想外だった。だからといって、また見たいかと言われれば「NO」なんだけど。ファンサービスが徹底してて感心。ファンじゃなければ心底楽しめないリスクのありそな内容だった。

    最後、出演順に駆け足でカーテンコール、全員Tシャツ姿の男肉メンバー。私服姿の篠井さん、佐藤さん、川俣さんそろってニッコリ。メトロファルス全員ちょっと一礼がグダグダぽかったけどw。ふんどし部、制服着てPLAY PARK来てくれてありがとー、と元気に挨拶して幕。
    あれ、小林氏は?もしかして一足早くサウナに行ったんだろうか。

    出演者も触れていた値段高過ぎじゃね?の話、概ね同意。でも、篠井さんとメトロファルスに支払ったと思えば安かったです、はい。
    来年以降も開催してほしいのでアンケにもしっかり記入。
    日替わりMCでも入れて場を持たせるとか、その辺キューブ内に出来そうな役者や舞台スタッフ抱えてると思うんだけど‥、盛り上がれば時間が押すのは当たり前だし、その都度出演者から「押してる・巻きで」なんて発言聞かされると、一瞬で現実に戻ってしまう。来年はその辺り考えてくれたらと思う。
    賑やかでお祭り騒ぎの楽しい企画であるという事に違いはない。楽しかった、もう一日見に行くのでそっちも期待。

このページのQRコードです。

拡大