dogma/黒髪と魚の足とプレシオサウルス 公演情報 dogma/黒髪と魚の足とプレシオサウルス」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-20件 / 31件中
  • 満足度★★★★★

    青の章観てきました観てきました!
    なにか、日本の戦時中、日露戦争や東京裁判のときの逼迫した状況を思い浮かべてしまいました。あの頃の価値観と今の価値観、それぞれを常識として備えて真っ二つに分断したような、そんな話でした。よかったです。途中泣きそうになったのですが、後押しするように、さらに涙を流さなくてはならないような展開に、いてもたってもいられなくなり、叫びたくなるような思いでした。とにかく語り尽くせない程に、ふさわしい言葉がみあたりません。終始絶句していました。

  • 満足度★★★★★

    【青の章】『dogma』
    凛!そして凛!

    ネタバレBOX

    青の章の「ほんの遊び心」は崖の上の究極の選択、これが本編の「dogma」にうまく繋がっていて、校長の教典の中に書かれている逸話だったので、何も「ほんの遊び心」と銘打つ必要もなく、全体で「dogma」でいいのではないかと思いました。

    川添美和さん、凛!朝日望さん、凛!

    前回校長に付いていた変な女性がいなかったのも良かったです。

    どんなに勉強ができても社会に出ると挫折を味わう、最高にうぬぼれているところで人生を終わらせてあげたいとする先生の気持ち、凄いけど一理ありみたいな。

    今回川添さんの生写真増えていましたね、購入!
  • 満足度★★★★★

    すごかった・・・と思う
    黒髪と魚の足とプレシオサウルス。
    すごくおもしろかった!っと思う!やはり川添さんの演技がすばらしかったと思う。

    しかし

    ほんの遊び心のせいでどこがどう面白かったのか思い出せない!いや!いい意味で(ドンナ意味じゃ^^;)

    これから見に行く人には黒の章は休憩中に黒髪と魚の足とプレシオサウルスの感想をまとめてしまう事をオススメします!

    ネタバレBOX

    ほんの遊び心。
    アレはいったいなんだったのでしょうか?
    一見本当に遊んでいる様だった、が、不思議とセルフを聞くと深いように聞こえてくる。
    学のない僕は○○ね!っと言われても分からなかったが・・・あれが分かる人が見るとまた違った見え方になりそうな気がする。

    とりあえず僕は笑ったwおもしろかったw
  • 満足度★★★★★

    黒の章、予想外!
    表題の「黒髪と…」、登場人物たちが突飛でありながら、世界観に引き込まれる展開と、せつないラストに大満足でした!
    川添美和さんが受賞した作品という事で、やはりクオリティは確かなものだと思いました。フィッシュ役の橋本さんのギャップ、そして熱量も眼が離せない、
    素晴らしい作品でした!

    ほんのあそび心は…
    一転して終止笑いっぱなしでした。大仰なセリフまわしと裏腹に、まったく中身の無い(失礼!)物語。海賊ハイジャックさんらしいといえばらしい作品であり、けれどdogmaや黒髪とは全くテイストが違っているのに驚きです。

    面白かったです!
    リピーター割引で週末にもう一回行ってみようかな…

  • 満足度★★★★★

    長編圧巻でした!
    前回見逃したので、今回は両方観たいと思います。
    今日、青バージョンを拝見しまして、やはり圧巻でした。
    今回のチラシも黒田さんなんですね、
    ダークな雰囲気が素敵です。
    それと座布団のサービスも嬉しいです。

    明日の黒バージョンも楽しみです。

    ネタバレBOX

    長篇化というだけあって、さすがに濃い内容でした。
    逆読み?ですか、あれはゴダイ先生が考えた内容なのか、それとも本当にあった出来事なのか気になります。本当だとしたらゴダイ先生は校長の娘なんでしょうか?

    すっきりした解決を観たい気もしますが、そこを曖昧というか全く想像に任せるスタイルが海賊ハイジャックさんらしいとも思います。

    ラストで他の人々が自分の行く先を決めたように見えるのに対してモリクニ先生と生徒のイガが行き場をなくして立ちすくむ姿が印象的。
    観ている立場だとどうしてもその2人が嫌いになりそうですが、
    あのBGM(曲名は分かりませんが)とやわらかな照明で、彼らすらも許している、というか許容している風景なんだと感じました。

    そしてクスノキ役の方の「迷うなら迷い通せ」という言葉が思い出されてすごく心に残ります。

    ハッピーエンドとは違いますが、なんだか自分も、という気分になります。

    素敵でした!
  • 満足度★★★★★

    青の章「dogma」、海賊ハイジャック最高傑作。
    青の章「dogma」を拝見。役者さんの演技力が格段に伸び、戯曲に息づく登場人物の生が鮮やかに浮かび上がる見事な再演でした。川添美和さんの生命力溢れる演技もさることながら、役者さん一人残らずその過去、思想、そして未来までをも想像させる作り込みの深さ。素晴らしいクオリティ。

    相変わらず目の前の光景は果てしなく美しく、そして残酷。息苦しく、腐臭さえするのに、観ているうちに這いつくばってでも生きようと思える。海賊ハイジャックの美学、ここに極まれり。その生命力を前に「生きよう」と思わない人はいないはず。元気いただきました。世知辛いですが頑張って生きます。

    ネタバレBOX

    ビジュアル的に男性も女性もみな美しく、特に袴姿の方達はフェティッシュで素敵でした。なんで日本刀ってあんなにソソるのでしょう(笑)場面のどこを切り取っても絵画のように美しい。役者さんの目線が合う席に座ってたので、なんだかとてもドキドキしてしまいました。

    そして、皆さん、声が良い。目をつぶって台詞を聴きたいとも思いました(観ないと勿体無いのでちゃんと観ましたが)。特にナワ役の方は声の表現力に長けていたので、早々と消えてしまって残念。もっと声聞きたかったです(^-^;)

    また、どの登場人物もこれからの生き様が気になりますが、恋人を一人で死に至らしめた伊賀がどのようにこの先罪の意識を背負って生きていくのかが一番興味ありました。赤松を羨ましいと言ったけれど、きっとあれは本心ではなく、死への恐怖から逃れるための自己防衛の言葉だったのではないかなと想像。

    あとすみません、「ひょい」さんがいなかったのが残念。あの飄々とした空気は安心感に繋がるので貴重な存在だなー、と。

    ※「魁!男塾」のアフタートーク、全然分からなかったけど面白かったですw
  • 満足度★★★★★

    感動!!
    「dogma」を観劇しました。受付や中の会場整理の方々の丁寧な対応(特に開演時間が遅れたことに対するお詫びがきちんとなされていて、好印象でした!)、それに客席に座布団が置かれているという配慮が嬉しかったです。

    作品も突拍子もない設定でありながら、どんどんと世界観に引き込まれていきました。それぞれの人物がそれぞれの立場で吐露する熱い台詞には、思わず涙しました。

    次回作も、そしてもう一つの作品も是非是非観たいと思います。素敵なお芝居をありがとうございました。

  • 満足度★★★★★

    Ver.青
    前回観た中でも、『dogma』が一番好きでした。時があまり経っていないけど観たいと思い、正解でした。脚本・演出、配役等、若干変わり、より重厚感と深さが増し、見応えありました。客席の配置も、余裕で見やすく、座布団も嬉しい。『ほんの遊び心』は、青・黒バージョン、違う内容と、全てにおいて、バージョンアップで、Ver.黒も、見逃せない!!!

    ゲストIKKANさんとのアフタートークも、作品とは無関係な話でしたが、とても面白く、宇野さん、川添さん、五ノ井さんの、<素>の姿も、垣間見れて良かったです。
    心霊写真?????って、一瞬凍りつきそうになったが、、、私は爆笑でした。五ノ井さん、美味し過ぎ~!!!!!
    アフタートークでは、作品に関する話を聞きたい私ですが、残って大正解でした。

    ネタバレBOX

    『ほんの遊び心』
    崩壊する崖上での、究極の選択の物語。
    最初、『dogma』が、始まったと思っていたので、ワンシーンで引っ張るなぁ~と思ったが、『dogma』の教典の一節を、深く深く掘り下げた物語でした。
    さすが!宇野さん、表面に見えることだけでなく、その神髄、心情、真情は、崩壊する崖上だけでなく、人生、生きる事なのだと思いました。

    勝手ながら、私的に思った事です、、、、
    選びたくない(選びようがない)けど、究極の選択を迫られた時、葛藤の末、自らの選択さえできず、出てしまった結果を受け入れなくては、いけない現実。
    自ら選択していなくとも、葛藤している自分も、自分の選択の一つである事に、気付かされた。その結果も、自分の責任と納得するのか、他人や状況の責任とすることで、救われるのか?逃げるのか?立ち向かうのか?
    人の脆さ・強かさ、故の執着心や愛があるから、人は生きていけるのかもしれない。

    その方法論が、少しだけ個性が強いと、偏執・・・?視点が変われば、至極まともで、至って純粋な気もする。
    そんな気がするから、私はハイジャックさんに魅力を感じるのかも。


    『dogma』
    美術も、紗幕(?字がわからない)に描かれたの木々の絵も良く、壁の花の絵も(前回、無かったような?)良かった。照明により深い陰影が浮かび上がる世界観が、素敵でした。

    狂気の学校、前回よりも、魂の叫びとしての響きが、深くなっていました。
    全役者さん、ますます良くなっていました。

    ゴダイ先生(川添さん)やっぱり可愛いのに、凄みが増しつつ、生徒達への愛も深くなっていて、やはり秀逸です。
    モリクニ先生(五ノ井宇さん・人体連盟)激しすぎず、秘めた凄みや冷酷さの、見せ加減が、とても良かったです。
    ホウジョウ先生(水沼小百合さん)の自害する時の瞳、無念さを愛にかえた凛とした覚悟、納得しているのに、過る恐怖と未練なのか、細かな心情表現、すばらしかったです。
  • 満足度★★★★★

    dogma見た
    極端を通り越した超過激な学校に度肝を抜かれました。こんな学校いやだ。あれと似たような状態の学校がそう遠くない過去に本当にあったことを考えると、背筋が凍ります。

    ネタバレBOX

    終演後のトークで、『魁男塾』の影響を受けた部分も多々あると知りビックリ。
  • 満足度★★★★

    黒バージョン観劇
    個人的には、とても楽しめた!
    海賊ハイジャックが変わりつつあるのか。
    新たな魅力が加わってきており、私は支持したい!
    上演時間2時間(休憩10分含む)。

    ネタバレBOX

    海賊ハイジャックの公演は、川添美和さんを中心に、その鬼気迫る作風が
    魅力的である。

    その作風はそのままの本編とは別に「遊び心」という別編があった。
    これが面白い!
    「本編」の鬼気迫る作風と「別編」の笑える作風の落差が激しく、
    1回の公演で2度楽しめ、満足度が高くなる仕掛けだ

    特に、川添さん以外のハイジャック出演者の魅力を再認識できる
    美味しい作品であった。
    我儘が許されるなら、私は今後も続けて欲しいと思う。
  • 満足度★★★★

    「dogma」
    「dogma」を観てきました。
    役者さん方の凛とした立ち姿とスリリングなストーリーに引き込まれました。
    もうちょっと短くまとめても良かったと思います。

  • 満足度★★★★

    「黒の章」観劇
    この劇団の世界観が好きだ。今回の作品「黒髪と魚の足とプレシオサウルス」も吐き気を催すほどの狂気にあふれ,ゾクゾクする。役者さんの演技も申しぶんない。ただ,これは前公演の作品の中の1作品のリニューアルとのことであるが,この作品だけを単独で,しかも,あの終わり方だけでは何か途中で切り上げられたみたいで,この後が見たいのにという気持ちが強く残ってしまう。短編であれば3~4作品を見せて,狂気の蓄積を演出したほうが良かったように思う。今回の芝居ではないが,物販が非常に充実していたのは嬉しい限り。特に前々回公演のDVD,2作品とも劇場では上演されなかった先の大戦,正解,真のラストなどとても気になるところも収録されており,それが劇場特別価格であり,飛びついてしまった。うまいやり方と感心するとともに,以前の作品をさらに楽しめ,ファンにはとてもたまらない。

  • 満足度★★★★

    青黒
    自分にとって、難しい選択を迫られてるような作品たちです。

    特に、『生きる』ことをどう考え、どう行動していくのか?って問われているようにいつも感じます。
    周りで大切な人が死んでいったので、尚更自分は生きていていいのか、生きる意味があるのかを感じます。

    それから…

    リバイバル+αの公演ということで、個人的には同時期に公演した『テッドとリチャード』や『ジャック・ザ・リッパーたるために』もリバイバル化して欲しいと密かに願っております…

  • 満足度★★★★


    異様な舞台にやや面食らったとこもあるけど、終盤はパワーを感じた。

    ネタバレBOX

    校長をトップに、教典?なるものが絶対の規律である「学校」が舞台。卒業試験で満点とれないと残虐に処刑されるところ。ゴダイ(川添美和)のクラスからは5人の合格者が出るも、ゴダイの意向で誰も教典の中身を教わっていない。そんな中、教典をもとに出題される卒業演習が始まる…。
    教典に違反すれば処刑され、試験に合格しなければ処刑され、卒業しても死ぬことになる異常な学校。そもそも教典には、死を恐れてはいけないと記してあるらしく、他のクラスのエリートコンビ・ニッタ(朝日望)とアカマツ(鴻森久仁男)は、演習を前に覚悟が出来上がっている。ゴダイの教え子のパニックぶりとの対比が面白くもある。こんな世界観に惹き込む手腕が素晴らしい。

    教典を教えなかったゴダイの心と、教典を作った校長(秋山輝雄)の生涯が紐解かれる箇所が見せ場か。死を恐れる心、生にしがみつく醜さを愛したゴダイが確かに美しい。生のエネルギーに満ちていた。

    ただ、現実世界の醜さから離れるため、絶頂の時に死ぬために作られた「学校」に、ちょっと納得してしまったとこもある。
  • 満足度★★★★

    【黒の章】『黒髪と魚の足とプレシオサウルス』
    プリンプリン!そしてプリンプリン!

    ネタバレBOX

    前回は『黒髪と魚の足とプレシオサウルス』が含まれていた黒の方が、『dogma』が含まれていた赤よりも面白かったと思いましたが、今回は逆でした。

    肝心の『黒髪と魚の足とプレシオサウルス』が70分程度で、上手く膨らますことができず長編化できなかったようです。本当に切る種明かしが早過ぎるような気がします。

    女性陣のお尻プリンプリンは魅力的でしたが、川添さんの腰振りクリックリッは前回の方がクリックリッだったような気がしました。で、その妖艶シーンも最初だけで、もう一回くらい見たかったです。

    10分休憩後の『ほんの遊び心』は刑事ドラマ風、人気刑事を演じた俳優名を叫ぶシーンの渡辺徹の微妙さが良かったですが、究極の選択と本編を上手く結びつけた青の章の構成には敵いませんでした。
  • 満足度★★★★

    青の章
    昨今のゆとり教育とは真逆に突き詰めたような設定に考えさせられた。
    サディスティックな作風は健在でメッセージ性もあって堪能した。
    少々長く感じたが、生きる事への希望が持てて良かった。

  • 満足度★★★★

    両バージョン観ました
    青の章と黒の章両バージョン観ました。

    ネタバレBOX

    dogma、長編化したからか、現実の世界観との違いをボヤカシ、違う次元世界の話を感じさせ、また世界観をより丁寧に描けてる感がして、前回よりわかりやすくなってたかも。よかったです。ただちょっと長いかなとは感じましたが。

    黒髪と魚の足とプレシオサウルス、大幅な長編化はしていないものの、よい意味で上演時間以上の時間経過を感じた。
    面白かった。
    で、その後にあった遊び心は黒髪の余韻を吹っ飛ばす内容でしたが、面白かったのでOKです(笑)
  • 満足度★★★★

    Ver、黒
    「黒髪と…」、やはり脚本・演出、配役等、変わり、「ほんのあそび心」は、前回と全然変わってました。よりエロティックに、過激に、陶酔していく人々が、見事でした。青とは、テイスト・魅力が全然違うので、やっぱり見て良かったです。

    ネタバレBOX

    ランジェリー姿?のような、艶やかな姿の3女優の魅力に酔わされ、饗(狂?)宴の開幕に相応しく、良かった。

    やっぱり、川添さんが見事!時に、何も知らない少女の純真さ健気さ、大人の女の憂いと、多彩な姿が魅力でした。


    『ほんの遊び心』
    前回同様、刑事ドラマ風であるが、全然内容が変わっていて、かなりシュールに感じた。『Recover』の時は、かなり爆笑したのだが、今回は、思わずニヤニヤや苦笑いの方が多かったが、、、意外に、深読みもでき、『Ver、青』とテイストも違い、楽しめました。
  • 満足度★★★★

    小劇場に似合わず深い内容
    青の章「dogma」を見ました。
    最初、会場に入ったとき、小劇場っぽい内容なのかな、と思いましたが、見てみるとどうしてどうして、とてもよく出来た内容で、大きな劇場でやっても遜色の無い内容でした。
    2時間すっと息飲む展開で、ちょっと疲れたけど、でも見応えのある劇でした。
    もうちょっと笑いがあっても良かったかな、とは思ったけど。

    やはり川添さんはいいですね。彼女を見るだけでも価値があります。五ノ井宇さんも味があって良かったですけど。
    この劇団は6月にも公演が決まったとのこと、また観に行きたいです!

  • 満足度★★★★

    黒の章。
    うーん。良かったのですけど。良かったのですけど、再演=パワーアップ、でないと満足できない身体になっている模様。初演とあまり印象が変わらない・・・というより、兄がひょいのさんから宇野さんに変わったことで、ひょいのさんの飄々感が好きな私は「うーん」と思ってしまったのでした。しかしワイルドセクシーな宇野さんの兄は、妹への思いが妙にエロティック。そういった表現はないものの、「兄と妹と恋人」の精神的な三角関係を浮かび上がらせ、なんとも言えない背徳感を醸し出していました。これはこれで好きです。

    ネタバレBOX

    ・「ほんの遊び心」も含め、海賊ハイジャックリピーターには楽しくて仕方ない黒の章。タカダ刑事は毎公演登場してほしいです(笑)

    ・ジョン・ウェインは今ひとつ存在感に欠ける気がしました。気がつくと服を着替えてたりするのですが、もしかしたら女性向けのサービスシーンだったのかな?何かもう少し醸し出すものがあれば、メンズの生着替えに「おおっ」となってたのかななんて思ったり。

    ・「ほんの遊び心」での朝日さんの衣装がとても素敵でした。

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