ひとよ 公演情報 ひとよ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-20件 / 34件中
  • 満足度★★★★★

    モグタンのお姉さんです
    のたうち回りました(心の中で)。
    不器用で面白い人がたくさん出てきます。
    やっぱり岡まゆみさん素敵でした。
    どんどん好きになりますこの劇団。

  • 満足度★★★★★

    観ました!
    東京公演は3回、観ました。

  • 満足度★★★★

    よいものを見た
    つらいことも楽しいことも悲しいことも可笑しなことも同時に存在するのが人生なんだよね。まさにそんな舞台。

  • 満足度★★★

    暖かい気持ちになれる作品
    あ~、やっぱりKAKUTAのお芝居は優しい手触りがするよ。
    登場人物ひとりひとりがみんな愛おしくなっちゃうし。
    『めぐるめく』と同様に“おかあさん”という存在に強い思い入れを感じました。
    そして、吉永さんが最高に面白かった♪彼の正体が知りたいわぁ(笑)

  • 満足度★★★★

    大満足。
    成清正紀さん演じるヨシナガさん。ざしきわらしか、心の精か。

  • 満足度★★★★★

    傑作!!
    実は桑原裕子ちゃんはブラジルやMCRなどでよく観てるんですが、KAKUTAとしては初見だったのです・・・

    いゃあ~ めちゃめちゃすばらしい作品でした☆

    北海道のとある場所の家族でやっているような小さなタクシー会社のお話。

    今回のメインとも言える 岡まゆみさん ドラマや子供向けの番組で懐かしかったですが、物凄いオーラです。

    演技力、発声力、さすがでした。家族を守る思い、愛する力 を見事に表現されてました!!

    まいど豊くん 昨年の「Root BEER」で桑原くんとは絡んでいますが あの時は、人間性が変わってしまったヤクザ役だったけど、やはり旨いですねぇ!!

    成清正紀くんも 得意なキャラでしたが、めっちゃ楽しかった役でした☆

    登場するキャラがどの役も絶妙になんとも楽しくて、見せ場が用意されていて、笑いと涙が これまた絶妙のタイミングで迫ってきます。

    予測してない展開が次々と起こり 上演時間 1時間55分 全く飽きることなく舞台に釘付けでした

    シアタートラムの高さを活かした たっぱのあるステージも 立体感があってgood

    他の小劇場では見れない作り方になっています。

    最後に 舞台美術もそうなんですが、めちゃめちゃ 細かい所にこだわった感が随所に感じられました。

    雪、水道の蛇口、食事、などなど。
    *papasan*的には 2011年の観劇の中で一、二を争う傑作でした☆   

  • 満足度★★★★

    21世紀の人間喜劇
    基本的にはユーモラスでありながら悲哀や苦悩、優しさや「黒いもの」まで練り込んださまは21世紀の人間喜劇、あるいは苦味や辛さまで入った「塩最中」か?
    それにしても親2人の気持ちを噴出させることで観る者がそれまで抑えていたものを一気に崩壊させて終わるとは容赦ないなぁ(笑)

  • 満足度★★★★★

    一晩のみの話かなー・・・。
    って思っていたら違ってました。
    それにつけても面白い舞台でした。
    個々のキャラクターの生活観・存在感が素晴らしく、
    心に響く作品でありました。
    重くも出来る話を軽く上手に心に渡す技法に拍手(^^)
    笑いの要素の入れ方がGood!

  • 満足度★★★★★

    大満足な一作
    素晴らしいの一言。
    文句なしの一作。

    岡さん初め、どのキャストも良かったです。

    タクシーが上にある、という舞台セットの組み方が面白かったですね。

    拍手!

  • 満足度★★★★

    見ました
    芯が強く苦難を吹き飛ばすかのような生き方の母親、色々巻き添えを食らっているのにぎりぎりの所で踏ん張りつつそこまで堕ちていない兄妹、何処かで実際に居そうな職場と家庭。個々の役柄からも容易に人と也が想像出来、様々な人生模様が透かして見える。深刻に見えるけど家族愛に溢れた後味のいい作品。もたついて見えた箇所もあったけどいい舞台を見た。
    最後の吉永さんのアナウンスまで聞き逃せない。

  • 満足度★★★★

    15年
    重い出来事から始まるが、愛にあふれる物語でした。

    ネタバレBOX

    DVの父親から子供を守る為、過失致死と言う形で、殺してしまう母親と子供達の15年後。
    15年前とは言え、過去と言い切るには重く、何かが引っ掛かっているようで、確実に月日は流れてきた。母が帰ってきたことや、新人ドライバーの一件で、新しい一歩が踏み出せるような、素敵な作品でした。

    美術が、素晴らしかったです。タクシー会社の事務所の裏が駐車場(見えないけど、設定上)で、横が自宅と庭で、その上にタクシーと街灯と、全てのシーンが鮮やかに描かれました。

    達者な役者さんばかりなので、見応えありました。
    カタコトの吉永さん(成清正紀さん)と長男の嫁(原扶貴子さん)が、面白いだけでなく、この人だったら、いかにも言いそう、やりそうな感が、とても良かったです。

    3兄弟(若狭勝也さん・桑原裕子さん・寺田剛史さん)の心情も行動も、納得です。

    新人ドライバーの(まいど豊さん)の前半の控えめな感じから、過去の仕事の陰がみえてくる感。息子への愛と希望が、失望に変わる姿は、上手かったです。

    母のアッケラ感とした姿が、とても上手いのだが、アッケラ感とし過ぎの様に感じてしまいました。15年間を背負ってきた感が無いのが、残念に感じたのだが、あれくらいアッケラ感としてくれないと、子供達に重荷だから、しかたないのかな~?
  • 満足度★★★★★

    人よ一夜に愛おしい
    黒い話ではあるんですが、単純に暗い話としては進んでいかないのが素晴らしかったです。やはり、皆さん言われているとおり牛飼いがアクセントとして効いているんですよね。本当に脚本とその構成力がお見事でした。
    また、それに応えている役者さんも皆さん流石でした。

    ネタバレBOX

    ド真ん中でモグタン世代の自分にとっては、岡まゆみさんの御尊顔を拝しただけで恐悦至極で、確かに、他人には何んでもない夜かもしれませんが自分には大切な夜でしたね。
  • 満足度★★★★★

    良い感じの混ぜご飯
    多岐にわたるテーマ、メッセージをうまく人物の背景に描きこみ、
    アクセントの強弱をつけ時間配分もバランス良く、
    ビターさが少しある、ホントに良い作品に仕上がっていると感じました。

    この劇団、ほかの作品も良いのですが、
    本作は秀逸ですね。

  • 満足度★★★★★

    刹那を受け入れる、時間の肌触り
    物語の設定自体に日常的でない部分もあったにもかかわらず、
    個人的には、何本か観たこの劇団の長編のなかで、
    一番ダイレクトに人物たちの想いを感じることができる作品でした。

    しかも、単に刹那の感覚を現わすにとどまらず、
    そこから豊かに広がっていくものがあって。

    なんだろ、
    人情劇的な甘さとかビターさとは少し異なるテイスト。
    見つめ受け入れる時間や気づきの質感の
    どこか淡々とした、でも生きることの奥行きを
    しなやかに観る側に伝える語り口に深く心惹かれました。

    ネタバレBOX

    母親が「過失致死」を狙ってDVの父親を惹き殺したことを
    淡々と子供たちに話す
    冒頭の物語の展開には
    若干驚かされてしまうのですが、
    そこがくっきりと作りこまれていることで
    物語全体がぶれることなく観る側に伝わってきます。
    舞台となるタクシー会社の日常の描きこみや
    家族たちの焦ることのない着実なキャラクターの組み上げが、
    その唐突さをひとつのニュアンスに変える。

    刑期を終え、約束した15年後に返ってきた母。
    3人の子供や妹とその息子、
    さらには従業員たちも含めて
    それぞれの時間が少しずつ浮かび上がってきます。

    家族の絆や従業員たちが抱くもの、
    それらの解けかたは
    作り手の作劇の力にしっかりと支えられていて、
    15年の質感や、血のつながり、
    愛憎などが舞台の肌触りに織り込まれ伝わってくる。
    ウィットを織りんで紡ぎだされるエピソードが
    観る側をしなやかに舞台の世界に導いてくれる・・・。
    なんだろ、積み上がっていく観心地のようさのようなものがあって、
    観る側が知らないうちに舞台の世界に胸襟を開いている感じ。

    そして、この作品で一番惹かれるのが、
    その空気感の満ち方を経て
    終盤の物語から浮かび上がってくる部分。
    表層の母親を迎える姿から
    さらに踏み込んだところにあるそれぞれの
    感情の一つに染まりきらない生々しさに息を呑む。
    母親が父親から救ってくれたことと、
    一方で母親の犯罪が生み出した波紋の狭間での
    彼らたちの心情。
    母親にしたって
    息子のエロ本を意地になって読み続ける姿もおかしいのですが、
    一方で、そんな母親が自らの頑なさに気がつく刹那の
    淡々とした感じに
    人が生きることの潮目のようなものがすっと浮かび上がって。

    家族という意味では飛行船のエピソードにもやられた。
    なんどか伏線が張られた後、終盤にやってくるそのシーンでは
    かつての父親の暴力で指がまっすぐにならなくなった兄が指差すものを
    妹がどこを指しているか分からないと笑う。
    積み重ねがなければ無神経にすら思える
    その、笑いのあけすけさから、
    兄や妹が時をかけて
    受け入れてきたもの、
    いわば、家族が過ごしてきた時間への俯瞰が生まれて。
    さりげない一シーンなのですが、
    家族たちがそれぞれに抱いたものの
    もつれがすっと解けるような変化に
    心がひとりでに震えて落涙してしまう。

    母子たちにとどまらず
    ドライバーを裏の仕事の隠れ蓑にした男
    愚直にまで息子を思う気持ちや、
    母親の妹の義理の母への感情、
    女性ドライバーの想いを寄せる人への感情・・・。
    髪を切ることでふっと訪れた男の転機・・・。
    それぞれが積み重ねた時間が
    解き放たれる感触には
    大仰さもなく、時にコミカルですらあり、
    ドラマティックさや目がくらむほどに際立った色もないのですが、
    でも、出来事のひとつずつが
    それぞれに積み上がった時間として、
    包み込むように観る側を揺らしてくれる。

    役者たちの演技には
    凝縮して作られる密度ではなく、
    広がったり解けたりする中で
    細部を描き出していくに十分すぎる解像度や精度があって、
    キャラクターが抱いた時間の編み上げの精緻さや、
    想いの色のうつろいが
    ひと筆で描くようなラフさに似せた
    精緻な細線の重なりで描き上げられていく。
    そこから生まれる感触があるから
    作り手の描き出すキャラクターひとつずつの想いが
    トラムの大きな舞台であっても
    ぼけたり大味になったりせずに
    細密な肌触りとして観る側に伝わってくる。

    シリアス一辺倒というわけではなく
    息づまるように時間が流れるわけでもない。
    描かれる世界のすべてが解け切るわけでもなく、
    キャラクターたちの想いだって
    (良い意味での)中途半端な変化だったりする。
    でも、だからこそ、絶妙に編み込まれたウィットのなかに
    時の繋がりや人が生きることの質感のうつろいが、
    作り手の語り口とともにしなやかに沁み入ってきて・・・。
    普段着を纏ったような余韻が
    しっかりと残り、
    作り手の描く深度のセンスというか感性に
    浸潤されてしまったことでした。
  • 満足度★★★★★

    みんなよい役だ
    過剰なかんじがないでもないが、そこをうまく抑制していというか、バランスというか、うまいなぁ。

  • 満足度★★★

    分厚いが
    本編のストーリーには関係ないような部分を含め、全ての登場人物に細かな背景が設定されているんだろうなと思わせる分厚い演劇。
    この作品からのスピンアウト作品がいくつも作れそうな感じがした。
    ただ、想像させる背景のストーリーの方が濃い感じがしたり、本編のストーリー展開が何かネバネバした感じで、テンポがあまり感じられなかった。正直消化不良でした。

  • 満足度★★★★★

    素晴らしい!!
    観て良かった。
    これぞ演劇という作品。
    文句のつけようが無い。
    開演から終始引き込まれて、このまま終わらないでほしいとすら思えた。
    心から楽しんだ2時間だった。

  • 満足度★★★★★

    衝撃的な事実を抱えて生きていくこと
    いいものを観させていただきました。ストーリーとセリフが良く考えられていると感じました。
    岡さんは遠くから拝見しても素敵な方ですね。

    ネタバレBOX

    いきなり父をひき殺したと言う母。家族に対する暴力に我慢に我慢を重ねて待ちに待って実行したという。事故だと自首をして、早く釈放されてもほとぼりがさめる15年後に帰ってくるという。

    15年後に帰ってきた母と、暗い過去に引きずられ生きてきた3人の子供たちとの微妙な関係や、誰が何を言い出してもおかしくない状況にはらはらしながら観劇しました。皆の様々な思いが交錯する中、話すべきか話さぬべきか、聞くべきか聞かぬべきか、良かったのか悪かったのかはっきりせぬまま話が進んでいきます。若いひなこの、人を気にせぬ無礼な言葉が時として突き刺さるのでした。
    終始笑顔でふるまう母も重荷を背負って生きてきたのでした。

    あやしい外国人吉永さん、セリフも演技もリアルな外国人に近かったですね。重さの中に笑いを加えて、このストーリーには無くてはならない存在だったと思います。

    長男夫婦、次男と女性運転手、受付係の女性と介護の母や男性運転手、新人運転手と息子や危ない仕事で繋がる男女。様々な人間関係や彼ら人生の一コマが表現され、ストーリーが幾重にも厚みが増していた感じです。

    後方で激しく降る雪や、前方で舞い落ちる桜の花びらは良いアクセントでした。事務所の中、事務所の外、自宅の庭、タクシーの中が一目できるセットはよく考えられた配置で、スムーズな話の展開を実現していたと思います。

    次回作も楽しみにしています。
  • 満足度★★★★

    スキの無い芝居
    演劇として、よくできています。
    脚本もしかり、役者さんの演技もしかり。舞台装置の細かい所に至るまで。
    これ以上、何を望むことがあろうかというぐらい、スキの無い芝居でした。

    物語は、少し重たいものを含んでいるため、笑えるところで素直に笑えない部分はありましたが、なんというか”大人の芝居”という感じがして安心して観ていられます。
    今回初見でしたが、このクオリティを常に保っているとしたら驚きです。

  • 満足度★★★★★

    さすが~
    今回は最初から最後まで泣きっぱなし・笑いっぱなし。ささいな会話も全く無駄がない。
    今までの作品どれも大好きですが、「ひとよ」は今後のKAKUTAにとって記念すべき作品になるのではないかと思います。
    役者さん・スタッフさんのクオリティの高さ、安定感、どれも本当に素晴らしいと思います。

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